VAIO Tap 20もSSD換装&Windows 10アップグレード
最近、使用中のPCを順次Windows 10にアップグレードするとともにHDDをSSDに換装する作業を進めています。今回は、2012年12月に購入したSONYのVAIO Tap 20です。私が購入したものはCore i5-3317U搭載のSVJ20218CJWをソニーストアでカスタマイズしたもので、今月中旬にメーカーサイトでアップグレード情報が掲載されています。Windows 10へのアップグレードはその手順通りに行えば問題ありませんが、今回はSSD交換を伴うため、プリインストールソフトウェアを最新の状態にアップデート→リカバリメディアの作成→起動ドライブの交換→リカバリメディアからのリカバリ→Windows 10へのアップグレード、の順で行いました。
まずはWindows UpdateでWindows 8を最新の状態に更新してから、VAIO Careを起動してソフトウェアを最新にアップデート、その後リカバリメディアを作成します。今回はUSBメモリを利用しました。

ここまでできたらいったん電源を切り、ドライブを交換します。今回用意したのはSanDiskの240GBのモデル。もともとは500GBのHDDを搭載していましたが、1/4程度しか使用していなかったためこれで十分と判断しました。

VAIO Tap 20の裏側。はめ込み式の裏蓋があります。

蓋を外すとHDDスロット、メモリスロット、バッテリが見えます。

HDDスロットを開けたところ。普通の2.5インチHDDが使用されています。

固定しているねじを外してブラケットごと持ち上げ、コネクタを外します。

使用されていたHDDは日立製でした。ブラケットをSSDに付け替えます。このあとは元通りに組み立てて終了です。

組み立てが終了したらリカバリメディアを使用してPCを起動、リカバリの作業を行います。VAIO Tap 20のリカバリメディアはかなり優秀で、まっさらなドライブに自動的にパーティションを作成しリカバリ領域のデータまで書き込んでくれるので、作業は簡単でした。そのあとはSONYのサポートサイトに書いてある手順に沿ってWindows 10へのアップグレードを行えば完了です。

アップグレードすると一部の機能が利用できなくなるようですが、個人的には特に困っていることはありません。SSDに換装したこともありかなり快適です。しばらくこれ利用してみようと思います。
まずはWindows UpdateでWindows 8を最新の状態に更新してから、VAIO Careを起動してソフトウェアを最新にアップデート、その後リカバリメディアを作成します。今回はUSBメモリを利用しました。

ここまでできたらいったん電源を切り、ドライブを交換します。今回用意したのはSanDiskの240GBのモデル。もともとは500GBのHDDを搭載していましたが、1/4程度しか使用していなかったためこれで十分と判断しました。

VAIO Tap 20の裏側。はめ込み式の裏蓋があります。

蓋を外すとHDDスロット、メモリスロット、バッテリが見えます。

HDDスロットを開けたところ。普通の2.5インチHDDが使用されています。

固定しているねじを外してブラケットごと持ち上げ、コネクタを外します。

使用されていたHDDは日立製でした。ブラケットをSSDに付け替えます。このあとは元通りに組み立てて終了です。

組み立てが終了したらリカバリメディアを使用してPCを起動、リカバリの作業を行います。VAIO Tap 20のリカバリメディアはかなり優秀で、まっさらなドライブに自動的にパーティションを作成しリカバリ領域のデータまで書き込んでくれるので、作業は簡単でした。そのあとはSONYのサポートサイトに書いてある手順に沿ってWindows 10へのアップグレードを行えば完了です。

アップグレードすると一部の機能が利用できなくなるようですが、個人的には特に困っていることはありません。SSDに換装したこともありかなり快適です。しばらくこれ利用してみようと思います。
※本サイトで紹介する内容は、すべて個人的研究の範囲内で行っていることです。ここに書かれた内容を実行したことによる、データ(クラウド上を含む)・ソフトウェア・ハードウェアの障害および金銭的損害について、私が責任を負うことはできません。重要なデータはあらかじめバックアップを行い、内容を十分に理解したうえで、ご自身の責任の下で行ってください。 |
メインPCの更新とWindows 10インストール
これまで自宅で使用してきたメインPC、CPUはSandy Bridge世代のCore i5で性能的には不満はないのですが、何を考えたのかP67チップセット搭載搭載マザーを買ってしまったためQSVによる動画エンコードができないのだけが残念でした。先日アキバに行ったときに、Skylake新発売の陰でHaswell関連製品が安くなっていたので衝動買いしてしまったことは以前書いたと思いますが、本日は実際に行ったアップグレード作業について書きたいと思います。このメインPC、Windows 8.1にWindows 10の無償アップグレードを適用済みだったのですが、このままハードウェア構成を大幅に変更してしまうとライセンス認証ができなくなる危険性があったため、今回はかなり面倒くさい手順を踏むこととなってしまいました。

ついでに起動ドライブをSSDに交換することにしました。

大まかな手順は下記のとおりです。
Windows 10をアンインストールしてWindows 8.1に戻す
↓
SSDを接続してWindows 8.1に起動イメージをコピー
↓
マザーとCPUを新しいものに交換し、SSDを起動ドライブとして接続
↓
Windows 8.1のライセンス認証を行う
↓
Windows 10に無償アップグレード
↓
Windows 10をクリーンインストール
かなり工程数が多いので、一日仕事になってしまいました。こちらの画像はWindows 10アンインストール後、SSDを旧マザーに仮接続したところ。クーラーのファンが埃だらけで汚いですね(汗)

「ディスクの管理」を用いてSSDを初期化します。

初期化が完了したところ。

次に起動ドライブのイメージをコピーします。今回は1回限りの利用ということもあり、無料の“EaseUS Todo Backup Free”を使用することにしました。

現在の起動ドライブをコピー元に設定。

新しく接続したSSDをコピー先に設定。

コピー先のSSDにはリカバリ用パーティションが自動的に作成されますが、大きすぎるので適当に縮小します。

変更後。どのみちあとでクリーンインストールを行うので、パーティションのサイズは適当でもOKです。

コピー開始。

コピー中。かなり時間がかかります。残り時間表示は増えたり減ったりで全然アテになりませんでした。

コピーが終了したらPCを組みなおします。新しいCPU, Core i 4460です。

Skylakeと異なり純正クーラー付属です。

CPUの顔つきはSandy Bridgeと何も変わりませんね。

マザーはASUSのH97 PROです。ゲームはしませんし、QSVが使用できればよいのでH97で十分です。メモリはこれまで使用していたDDR3 8GBを流用します。

FDD(オウルテックFA404MX)をまだ使用しているので、今回はオウルテックのUSB-FDD変換基板を使用し、FA404MXU相当にしてみました。

データ用に使用していたHDD×2と、今回使用するSSDを接続。

EaseUSでは起動に必要なファイルが一部コピーされないようで、起動しようとするとこのようにエラーが表示されてしまいます。

スタートアップ修復を行うため、起動ドライブを変更してWindows 8.1のDVD-ROMで起動します。

起動画面が表示されたら、左下の「コンピュータを修復する」をクリックします。

「トラブルシューティング」をクリックします。

「詳細オプション」をクリックします。

「スタートアップ修復」をクリックします。あとは画面に従って再起動すると、Windows 8.1が起動するようになります。

ハードウェア構成が大幅に変わりましたが、セーフモードなど使用しなくてもちゃんと起動してくれました。おまけにライセンス認証もされていました。おそらくこのPCはハードウェア構成を1年以上変更していなかったので、再認証が必要となるまでの変更回数のカウントがリセットされたのでしょう。電話窓口での再認証を覚悟していたので、うれしい誤算でした。

ここまでくれば、あとは無償アップグレード適用、クリーンインストールを通常通り行えば問題なくWindows 10が利用できるようになりました。Windows 10ではUSB接続FDDが認識されなくなるということでしたが、私の環境ではドライバが自動的にインストールされていました。

Windows 10ではDOSのシステムディスクを作成する方法がないようです。FDD右クリックの「フォーマット」、sysコマンド、format /sコマンドいずれも使用できませんでした。BIOSのアップデートなどもUSBメモリ経由でできるようになり、もはやDOSは不要と判断されているということでしょうか。私の場合は、MS-DOS6.2/V, PC-DOS 2000, Windows 95などが手元にあるので、いざとなればDOS起動ディスクを作ることはできるのですが…。

Windows 10の最新のプレビュービルドでは、Windows 7/8/8.1のプロダクトキーでライセンス認証ができるようになっているそうですので、今後はこんな面倒くさいことをしなくてもいいようになる可能性が高いです。それまでの間にPCのハードウェア更新を行いたい方々の参考となれば幸いです。
今回の記事に関連するパーツたち。

ついでに起動ドライブをSSDに交換することにしました。

大まかな手順は下記のとおりです。
Windows 10をアンインストールしてWindows 8.1に戻す
↓
SSDを接続してWindows 8.1に起動イメージをコピー
↓
マザーとCPUを新しいものに交換し、SSDを起動ドライブとして接続
↓
Windows 8.1のライセンス認証を行う
↓
Windows 10に無償アップグレード
↓
Windows 10をクリーンインストール
かなり工程数が多いので、一日仕事になってしまいました。こちらの画像はWindows 10アンインストール後、SSDを旧マザーに仮接続したところ。クーラーのファンが埃だらけで汚いですね(汗)

「ディスクの管理」を用いてSSDを初期化します。

初期化が完了したところ。

次に起動ドライブのイメージをコピーします。今回は1回限りの利用ということもあり、無料の“EaseUS Todo Backup Free”を使用することにしました。

現在の起動ドライブをコピー元に設定。

新しく接続したSSDをコピー先に設定。

コピー先のSSDにはリカバリ用パーティションが自動的に作成されますが、大きすぎるので適当に縮小します。

変更後。どのみちあとでクリーンインストールを行うので、パーティションのサイズは適当でもOKです。

コピー開始。

コピー中。かなり時間がかかります。残り時間表示は増えたり減ったりで全然アテになりませんでした。

コピーが終了したらPCを組みなおします。新しいCPU, Core i 4460です。

Skylakeと異なり純正クーラー付属です。

CPUの顔つきはSandy Bridgeと何も変わりませんね。

マザーはASUSのH97 PROです。ゲームはしませんし、QSVが使用できればよいのでH97で十分です。メモリはこれまで使用していたDDR3 8GBを流用します。

FDD(オウルテックFA404MX)をまだ使用しているので、今回はオウルテックのUSB-FDD変換基板を使用し、FA404MXU相当にしてみました。

データ用に使用していたHDD×2と、今回使用するSSDを接続。

EaseUSでは起動に必要なファイルが一部コピーされないようで、起動しようとするとこのようにエラーが表示されてしまいます。

スタートアップ修復を行うため、起動ドライブを変更してWindows 8.1のDVD-ROMで起動します。

起動画面が表示されたら、左下の「コンピュータを修復する」をクリックします。

「トラブルシューティング」をクリックします。

「詳細オプション」をクリックします。

「スタートアップ修復」をクリックします。あとは画面に従って再起動すると、Windows 8.1が起動するようになります。

ハードウェア構成が大幅に変わりましたが、セーフモードなど使用しなくてもちゃんと起動してくれました。おまけにライセンス認証もされていました。おそらくこのPCはハードウェア構成を1年以上変更していなかったので、再認証が必要となるまでの変更回数のカウントがリセットされたのでしょう。電話窓口での再認証を覚悟していたので、うれしい誤算でした。

ここまでくれば、あとは無償アップグレード適用、クリーンインストールを通常通り行えば問題なくWindows 10が利用できるようになりました。Windows 10ではUSB接続FDDが認識されなくなるということでしたが、私の環境ではドライバが自動的にインストールされていました。

Windows 10ではDOSのシステムディスクを作成する方法がないようです。FDD右クリックの「フォーマット」、sysコマンド、format /sコマンドいずれも使用できませんでした。BIOSのアップデートなどもUSBメモリ経由でできるようになり、もはやDOSは不要と判断されているということでしょうか。私の場合は、MS-DOS6.2/V, PC-DOS 2000, Windows 95などが手元にあるので、いざとなればDOS起動ディスクを作ることはできるのですが…。

Windows 10の最新のプレビュービルドでは、Windows 7/8/8.1のプロダクトキーでライセンス認証ができるようになっているそうですので、今後はこんな面倒くさいことをしなくてもいいようになる可能性が高いです。それまでの間にPCのハードウェア更新を行いたい方々の参考となれば幸いです。
※本サイトで紹介する内容は、すべて個人的研究の範囲内で行っていることです。ここに書かれた内容を実行したことによる、データ(クラウド上を含む)・ソフトウェア・ハードウェアの障害および金銭的損害について、私が責任を負うことはできません。重要なデータはあらかじめバックアップを行い、内容を十分に理解したうえで、ご自身の責任の下で行ってください。 |
今回の記事に関連するパーツたち。
デスクトップPCでBluetoothを使用してみました
Xperia feat. HASTUNE MIKU SO-04Eの付属品のBluetoothヘッドセットSBH20、使用せずにしまいこんでありましたが、もったいないので活用してみることにしました。とはいっても外出中はもっぱらPlantronicsを使用しているので、デスクトップPCで使用してみることに。このPCは自作で前面にヘッドフォン端子などがついているのですが、マザーボードの制限からかここにヘッドフォンを差してもスピーカーの音が切れません。そこで、Bluetoothヘッドフォンを使用してみたらどうだろう? と思ったわけです。

とはいえ自作機なのでBluetoothなど搭載しているわけでもなく、用意したのがこちら、BuffaloのBSBT4D09BKというものです。最新のBluetooth 4.0に対応した小型のアダプタです。

接続すると、ドライバは自動的にインストールされました。

SBH20を充電します。充電はmicro USBケーブルで行います。

次に、ペアリングです。画像はWindows 8.1です。SBH20をペアリングモードにして(再生/停止ボタンを長押し)、タスクトレイのBluetoothアイコンを右クリックして「Bluetoothデバイスの追加」を選択します。

設定画面が開くのでSBH20を選択してペアリングを行います。

ペアリング成功。

サウンドデバイスとして認識されました。「既定のデバイス」にしておくと、SBH20の電源をONにするとヘッドセットから、OFFにするとスピーカーから音が出るようになりました。

音量ミキサーも使用できます。

保証外の使い方かもしれませんが(出力端子のインピーダンスが公開されていないので)、付属のイヤホン以外のヘッドフォンを接続していますが特に問題はなさそうです。日常的に使用していますが、ワイヤレスなので少し席を離れても大丈夫なので、けっこう便利ですね。余っているBluetoothヘッドセットがある方は試してみてはいかがでしょうか。

とはいえ自作機なのでBluetoothなど搭載しているわけでもなく、用意したのがこちら、BuffaloのBSBT4D09BKというものです。最新のBluetooth 4.0に対応した小型のアダプタです。

接続すると、ドライバは自動的にインストールされました。

SBH20を充電します。充電はmicro USBケーブルで行います。

次に、ペアリングです。画像はWindows 8.1です。SBH20をペアリングモードにして(再生/停止ボタンを長押し)、タスクトレイのBluetoothアイコンを右クリックして「Bluetoothデバイスの追加」を選択します。

設定画面が開くのでSBH20を選択してペアリングを行います。

ペアリング成功。

サウンドデバイスとして認識されました。「既定のデバイス」にしておくと、SBH20の電源をONにするとヘッドセットから、OFFにするとスピーカーから音が出るようになりました。

音量ミキサーも使用できます。

保証外の使い方かもしれませんが(出力端子のインピーダンスが公開されていないので)、付属のイヤホン以外のヘッドフォンを接続していますが特に問題はなさそうです。日常的に使用していますが、ワイヤレスなので少し席を離れても大丈夫なので、けっこう便利ですね。余っているBluetoothヘッドセットがある方は試してみてはいかがでしょうか。
少し古いPCをWindows 10にアップグレード&SSD換装 (1)
職場で使用している私物の自作PCにもWindows 10無償アップグレードの通知がきたのでやってみました。スペックは下記のとおり、ちょっと古めの構成です。それまでPentium 4マシンを利用していましたが、あまりにも熱風を吐き出してくれるのに嫌気がさした反動でTDP 35Wの省電力CPUを選んだという経緯があります。おかげで涼しくなり音も静かなのでけっこう気に入って使用しています。
CPU:Core i3-2100T (SandyBridge)
M/B:ASUS P8H67-M EVO
メモリ:DDR3 4GB
HDD:500GB
アップグレードを開始しようとするとまずこのような警告が…。Windows 8.1に無償のMedia Center Packを適用していたのですが、Windows 10ではメディアセンターはサポートされなくなるためアンインストールされるということです。

アップグレード自体は特に問題なく終了ました。ライセンス認証も自動的に行われるので特に操作は不要でした。しかし、なぜかEdge以外のブラウザでインターネットに接続できなくなるというトラブルが発生してしまいました。Edgeおよびブラウザ以外(Facebok、Twitter、Windowsストアなど)のアプリからは問題なく接続が可能なのですが、FirefoxやChromeでは全く接続できません。設定をいろいろ確認したのですがわからずEdgeを利用しようかとも考えましたが、こちらはあまりにも機能が少なく、まだ常用するのはちょっと難しいと感じました。仕方がないので今度はクリーンインストールを試みることにし、ついでにHDDをSSDに換装してみることにしました。使用したのはこちら、トランセンドSSD370Sの512GBモデルです。

3.5インチベイ用のマウンタが付属しているので別途用意する必要はありません。実際に取り付けたところ。

横から見るとこんな感じです。

クリーンインストールを行うにはインストールメディアを用意する必要があります。MicrosftのサイトからISOイメージをダウンロードして、DVDあるいはUSBフラッシュメモリのインストールメディアを作成します。
ちなみに私は最初DVD用のISOイメージをダウンロードしてしまったのですが、気が変わってUSBフラッシュメモリからインストールすることにしました。その場合、Rufusというソフトを利用するとUSBフラッシュメモリ用のイメージを再ダウンロードする手間が省けます。
UEFI BIOSの設定を変更してUSBフラッシュメモリから起動します。

64bit/32bit両用のメディアを作っておくとインストールするOSの種類を選択できます。

新規インストール用の製品版と同じメディアなのでインストール中にプロダクトキーを要求されてしまいますが、無償アップグレードだとそんなものは存在しないのでスキップしてインストールを進めることになります。プロダクトキーは合計2回要求されました。

インストール終了したら認証状態がどうなっているのか気になりましたが、なんと自動的に認証されていました(もちろんインターネットには接続しています)。ハードウェアの構成とプロダクトキー(に相当するもの)を認証サーバー側で紐づけているということなのでしょうか。今回はドライブの換装のみだったので問題なく終了しましたが、ハードウェア構成が大幅に変わった場合にどうなるのかは全くもって不明です。最後に、Windows 8のときと同様に、IDEコントローラ(Marvel 88SE6111)のドライバをインストールします(こちらの記事を参考に)。これでIDE接続のDVDドライブも問題なく動作しました。

インストール終了直後はデスクトップアイコンの間隔が広くてなんだか締まりがない感じだったので、これを変更することにしました。レジストリエディタを起動します。
HKEY_CURRENT_USER\Control Panel\Desktop\Windows Metrics の2つのキーを書き換えます。
IconSpacing : 横方向の間隔
IconVerticalSpacing : 縦方向の間隔
今回は試しに両方とも72に設定してみました。

設定を反映するには一度再起動するか、ログアウト/ログインを行う必要があります。画像は設定後の画面ですが、このように間隔が狭くなりました。しばらくこれで使用してみようと思います。

古いPCではありますが、OSが変わったことと、SSDになって動作が早くなったことで、まるで新品のPCを手にしたような錯覚に陥ります。2万円程度のパーツでここまで変わるとは…と思いました。古いPCをこれからもしばらく活用していこうという方にお勧めです。
ちなみにこの記事、旅先で書いたのでXperia Z4 Tabletを使って書きました。Dropboxに入っている画像を使用したのですが、縮小したり編集したりしてアップするのにものすごく苦労しました。ファイル名にハイフン入ってたらダメとかあり得んし…。やっぱこういう作業するならWindowsのほうが圧倒的に使いやすいと思いました。Androidでは完全に代わりを勤めさせるのは荷が重いようですね。
CPU:Core i3-2100T (SandyBridge)
M/B:ASUS P8H67-M EVO
メモリ:DDR3 4GB
HDD:500GB
アップグレードを開始しようとするとまずこのような警告が…。Windows 8.1に無償のMedia Center Packを適用していたのですが、Windows 10ではメディアセンターはサポートされなくなるためアンインストールされるということです。

アップグレード自体は特に問題なく終了ました。ライセンス認証も自動的に行われるので特に操作は不要でした。しかし、なぜかEdge以外のブラウザでインターネットに接続できなくなるというトラブルが発生してしまいました。Edgeおよびブラウザ以外(Facebok、Twitter、Windowsストアなど)のアプリからは問題なく接続が可能なのですが、FirefoxやChromeでは全く接続できません。設定をいろいろ確認したのですがわからずEdgeを利用しようかとも考えましたが、こちらはあまりにも機能が少なく、まだ常用するのはちょっと難しいと感じました。仕方がないので今度はクリーンインストールを試みることにし、ついでにHDDをSSDに換装してみることにしました。使用したのはこちら、トランセンドSSD370Sの512GBモデルです。

3.5インチベイ用のマウンタが付属しているので別途用意する必要はありません。実際に取り付けたところ。

横から見るとこんな感じです。

クリーンインストールを行うにはインストールメディアを用意する必要があります。MicrosftのサイトからISOイメージをダウンロードして、DVDあるいはUSBフラッシュメモリのインストールメディアを作成します。
ちなみに私は最初DVD用のISOイメージをダウンロードしてしまったのですが、気が変わってUSBフラッシュメモリからインストールすることにしました。その場合、Rufusというソフトを利用するとUSBフラッシュメモリ用のイメージを再ダウンロードする手間が省けます。
UEFI BIOSの設定を変更してUSBフラッシュメモリから起動します。

64bit/32bit両用のメディアを作っておくとインストールするOSの種類を選択できます。

新規インストール用の製品版と同じメディアなのでインストール中にプロダクトキーを要求されてしまいますが、無償アップグレードだとそんなものは存在しないのでスキップしてインストールを進めることになります。プロダクトキーは合計2回要求されました。

インストール終了したら認証状態がどうなっているのか気になりましたが、なんと自動的に認証されていました(もちろんインターネットには接続しています)。ハードウェアの構成とプロダクトキー(に相当するもの)を認証サーバー側で紐づけているということなのでしょうか。今回はドライブの換装のみだったので問題なく終了しましたが、ハードウェア構成が大幅に変わった場合にどうなるのかは全くもって不明です。最後に、Windows 8のときと同様に、IDEコントローラ(Marvel 88SE6111)のドライバをインストールします(こちらの記事を参考に)。これでIDE接続のDVDドライブも問題なく動作しました。

インストール終了直後はデスクトップアイコンの間隔が広くてなんだか締まりがない感じだったので、これを変更することにしました。レジストリエディタを起動します。
HKEY_CURRENT_USER\Control Panel\Desktop\Windows Metrics の2つのキーを書き換えます。
IconSpacing : 横方向の間隔
IconVerticalSpacing : 縦方向の間隔
今回は試しに両方とも72に設定してみました。

設定を反映するには一度再起動するか、ログアウト/ログインを行う必要があります。画像は設定後の画面ですが、このように間隔が狭くなりました。しばらくこれで使用してみようと思います。

古いPCではありますが、OSが変わったことと、SSDになって動作が早くなったことで、まるで新品のPCを手にしたような錯覚に陥ります。2万円程度のパーツでここまで変わるとは…と思いました。古いPCをこれからもしばらく活用していこうという方にお勧めです。
ちなみにこの記事、旅先で書いたのでXperia Z4 Tabletを使って書きました。Dropboxに入っている画像を使用したのですが、縮小したり編集したりしてアップするのにものすごく苦労しました。ファイル名にハイフン入ってたらダメとかあり得んし…。やっぱこういう作業するならWindowsのほうが圧倒的に使いやすいと思いました。Androidでは完全に代わりを勤めさせるのは荷が重いようですね。
小型ファイルサーバの製作 (1)
自宅でこれまで使用していたBuffaloのNAS、LS-WX4.0TL/R1が故障しました。RAID1の2TBで使用していたのですが、片方のHDDが故障してしまったようで交換を促されました。これだけならよいのですが、さらに悪いことにLANのインターフェース部分も調子が悪いようで、しばらく連続使用しているとネットにつながらなくなってしまいます。実はこの機械、購入数カ月で一旦HDDが故障して無償交換してもらったこともあり、これで故障は2回目です…。まだ使用し始めて2年程度なのですが…。とりあえず最低限使用するデータを他のNAS(後出のHD-H120LAN)に移し、バックアップ用のUSB-HDDにすべてのデータをバックアップしました。
このNASは実は3代目で、初代はHD-H120LAN、2代目はHS-DH1.0TGL/R5とこれまでもBuffaloの製品を使用してきました。HD-H120LANは、これと連携して使用できる(MediaWizのプロトコルを使用します)ネットワークメディアプレーヤーPC-MP2000/DVDとセット販売されていたものを購入しました。一度内蔵HDDが故障し、500GBのものに換装して現在は主にメディアファイルを格納して使用しています。電源ファンがへたってきて異音がするようになってきており、そろそろ引退かファン交換かの選択を迫られているところです…。

HD-H120LANが故障したときは、USB-HDDに定期的(週に一度)にバックアップを取ってあったため、ほとんどのデータは無事でしたが、最新のデータの一部は失われてしまいました。そこで、次に導入したのがRAID 5対応のHS-DH1.0TGL/R5でした。こちらはMediaWizに加えDLNAサーバー(DTCP-IPは非対応)の機能も備えていましたが、メディアサーバーとして使用することは結局ありませんでした。このNASも2年ほど前にHDDのうち1台が故障してしまったのですが、故障したHDDを交換してRAIDアレイを再構成することでデータの損失はありませんでした。しかし、いろいろ調べているうちにRAID5はHDD以外の部分が故障するとデータの復旧がかなり困難であるということがわかり、より容量の大きいLS-WX4.0TL/R1で置き換える形で一旦引退させました。HDD以外の部分は今のところ元気なので、HDDをより大きい容量のものと置き換えてRAID 1で復活させるのも一つの手ですが、現在のところクローゼットの奥で眠っている状態です。

とこんな経緯ですが、やはり既製品はブラックボックス化されているため、トラブル発生時に対処しにくいという問題点は常々感じていました。また、LS-WX4.0TL/R1がトラブル続きのためBuffalo製品に対する信頼度もぐっと下がってしまっています。このため、他のメーカー(I-O DATAなど)のNASやTurbo NASなどのNASキットの購入も考えましたが、今回はWindows PCのアーキテクチャでファイルサーバー自作にトライしてみることにしました。OSとしてはLinuxも検討しましたが、急いでいたこともあり使い慣れているWindowsを利用する方針としました。クライアント向けWindowsであっても、Windows 7ならエディションを問わず最大20クライアントまで接続可能とのことであり、自宅の小規模サーバーなら全く問題なさそうです。リテール版Windows 7で使用していた自作PCを1台処分しており、ライセンスが1つ分余っているのでこれを利用することにしました。

スペックですが、やはり常時稼働するもののため、消費電力重視でAtom D510搭載のminiITXマザー、Supermicro X7SPA-Hを選びました。この製品はやや高価ですが、もともとサーバー向けの設計ですので、ICH-9Rを搭載しており6Gbps対応S-ATAポートを6ポート搭載しています。

メインのデータ保存用のHDDには、WESTERN DIGITALのNAS向けHDD, WD REDの3TBモデルを2台使用し、RAID 1で使用することにしました。また、NASの故障と前後してメディア(DLNA)サーバー兼録画サーバー(PT2搭載)として使用していたAtomマシンも故障してしまったので、今回はこれの役割も統合してみることにしました。録画用には、TSデータの取りこぼしを避けるために独立したHDDを搭載することにし、パフォーマンス重視でWESTERN DIGITALのWD BLUEの1TBモデルを選びました。DLNAサーバーとしてはWindows Media Playerのメディアストリーミング機能をそのまま利用する方針とします。

チューナーとしては今回はPCI-E対応のPT3を使用しました。今回使用したケースはロープロファイルのみの対応なので、ブラケットを交換する必要があります。

起動用のドライブには今回は東芝製の64GB SSD、THNSNS060GBSPを使用してみました。

ケースにはコンパクトなサーバー向けケース、CHENBRO SR30169を購入しました。

MiniITX対応のケースですが、拡張スロットを1スロット、2.5インチベイを2つ、外部からアクセス可能な3.5インチHDDベイを4つ備えています。側面のパネルが外れる構造となっており、メンテナンスもしやすそうです。

側面パネル開放を検知するマイクロスイッチもついています。

このケースには電源が付属していませんので、別途購入する必要があります。あまり大きな容量はいらないと思いますので、SILVERSTONEの400Wのものを選択しました。

メモリはノート用と同じSO-DIMM, DDR2-PC5300のものを2枚使用します。今回は比較的安価であったI-O DATAの (2GB)を2枚購入しました。このマザーはメモリの相性があるというレビューを見かけましたが、メーカー推奨のメモリなど入手できるわけでもないので、ある程度大手メーカー製のものが安心でしょうか…。

実際に組み上げているところ。PT3のブラケットが入りにくくて少し苦労しました。ペンチなどで微妙に角度を調整してやる必要があるようです。

HDDは専用のトレイにセットし、ケース前面から挿入するようになっています。

すべてのHDDをセットしたところ。今回は旧メディアサーバのHDD(左端、HGSTの1TB)も組み込むことにしました。

完成したところ。とりあえずBIOSが起動することは確認できました。次回は設定やWindowsのインストールを行いたいと思います。

使用パーツの一部です。
このNASは実は3代目で、初代はHD-H120LAN、2代目はHS-DH1.0TGL/R5とこれまでもBuffaloの製品を使用してきました。HD-H120LANは、これと連携して使用できる(MediaWizのプロトコルを使用します)ネットワークメディアプレーヤーPC-MP2000/DVDとセット販売されていたものを購入しました。一度内蔵HDDが故障し、500GBのものに換装して現在は主にメディアファイルを格納して使用しています。電源ファンがへたってきて異音がするようになってきており、そろそろ引退かファン交換かの選択を迫られているところです…。

HD-H120LANが故障したときは、USB-HDDに定期的(週に一度)にバックアップを取ってあったため、ほとんどのデータは無事でしたが、最新のデータの一部は失われてしまいました。そこで、次に導入したのがRAID 5対応のHS-DH1.0TGL/R5でした。こちらはMediaWizに加えDLNAサーバー(DTCP-IPは非対応)の機能も備えていましたが、メディアサーバーとして使用することは結局ありませんでした。このNASも2年ほど前にHDDのうち1台が故障してしまったのですが、故障したHDDを交換してRAIDアレイを再構成することでデータの損失はありませんでした。しかし、いろいろ調べているうちにRAID5はHDD以外の部分が故障するとデータの復旧がかなり困難であるということがわかり、より容量の大きいLS-WX4.0TL/R1で置き換える形で一旦引退させました。HDD以外の部分は今のところ元気なので、HDDをより大きい容量のものと置き換えてRAID 1で復活させるのも一つの手ですが、現在のところクローゼットの奥で眠っている状態です。

とこんな経緯ですが、やはり既製品はブラックボックス化されているため、トラブル発生時に対処しにくいという問題点は常々感じていました。また、LS-WX4.0TL/R1がトラブル続きのためBuffalo製品に対する信頼度もぐっと下がってしまっています。このため、他のメーカー(I-O DATAなど)のNASやTurbo NASなどのNASキットの購入も考えましたが、今回はWindows PCのアーキテクチャでファイルサーバー自作にトライしてみることにしました。OSとしてはLinuxも検討しましたが、急いでいたこともあり使い慣れているWindowsを利用する方針としました。クライアント向けWindowsであっても、Windows 7ならエディションを問わず最大20クライアントまで接続可能とのことであり、自宅の小規模サーバーなら全く問題なさそうです。リテール版Windows 7で使用していた自作PCを1台処分しており、ライセンスが1つ分余っているのでこれを利用することにしました。

スペックですが、やはり常時稼働するもののため、消費電力重視でAtom D510搭載のminiITXマザー、Supermicro X7SPA-Hを選びました。この製品はやや高価ですが、もともとサーバー向けの設計ですので、ICH-9Rを搭載しており6Gbps対応S-ATAポートを6ポート搭載しています。

メインのデータ保存用のHDDには、WESTERN DIGITALのNAS向けHDD, WD REDの3TBモデルを2台使用し、RAID 1で使用することにしました。また、NASの故障と前後してメディア(DLNA)サーバー兼録画サーバー(PT2搭載)として使用していたAtomマシンも故障してしまったので、今回はこれの役割も統合してみることにしました。録画用には、TSデータの取りこぼしを避けるために独立したHDDを搭載することにし、パフォーマンス重視でWESTERN DIGITALのWD BLUEの1TBモデルを選びました。DLNAサーバーとしてはWindows Media Playerのメディアストリーミング機能をそのまま利用する方針とします。

チューナーとしては今回はPCI-E対応のPT3を使用しました。今回使用したケースはロープロファイルのみの対応なので、ブラケットを交換する必要があります。

起動用のドライブには今回は東芝製の64GB SSD、THNSNS060GBSPを使用してみました。

ケースにはコンパクトなサーバー向けケース、CHENBRO SR30169を購入しました。

MiniITX対応のケースですが、拡張スロットを1スロット、2.5インチベイを2つ、外部からアクセス可能な3.5インチHDDベイを4つ備えています。側面のパネルが外れる構造となっており、メンテナンスもしやすそうです。

側面パネル開放を検知するマイクロスイッチもついています。

このケースには電源が付属していませんので、別途購入する必要があります。あまり大きな容量はいらないと思いますので、SILVERSTONEの400Wのものを選択しました。

メモリはノート用と同じSO-DIMM, DDR2-PC5300のものを2枚使用します。今回は比較的安価であったI-O DATAの (2GB)を2枚購入しました。このマザーはメモリの相性があるというレビューを見かけましたが、メーカー推奨のメモリなど入手できるわけでもないので、ある程度大手メーカー製のものが安心でしょうか…。

実際に組み上げているところ。PT3のブラケットが入りにくくて少し苦労しました。ペンチなどで微妙に角度を調整してやる必要があるようです。

HDDは専用のトレイにセットし、ケース前面から挿入するようになっています。

すべてのHDDをセットしたところ。今回は旧メディアサーバのHDD(左端、HGSTの1TB)も組み込むことにしました。

完成したところ。とりあえずBIOSが起動することは確認できました。次回は設定やWindowsのインストールを行いたいと思います。

使用パーツの一部です。