Eye-Fi Pro X2を買ってみました
以前、Wi-Fi機能付きのSDカードである東芝のFlashAirを試しましたが、今度はE-PL3用に多機能なEye-Fi Pro X2を購入してみました。で、これが届いたパッケージです。外から見える一見Eye-Fiカード本体のように見えるものは実はニセモノです。

パッケージを開けると本物のEye-Fiカードは付属のUSBカードリーダに挿入されているのでそのままPCに接続します。そして、\START HERE\Windows にあるsetup.exeを実行してEye-Fi Centerアプリケーションをインストールします。インストールの際には常にネットから最新のバージョンが自動的にダウンロードされるようになっています。

Eye-Fi Centerを起動すると、ウイザード形式で初期設定が始まります。まず最初に画像の転送先をモバイル端末(AndroidまたはiOS)にするか、PCにするかを選択します。「ダイレクトモード」を用いてEye-Fiカードからモバイルデバイスに画像を送信したい場合はモバイル端末を、モバイルデバイスを利用せずパソコンに転送したい場合は「マイ コンピュータ」を選びます。今回は、「マイ コンピュータ」を選んでみました。ちなみにこの設定は後からでも切り替えられます。

家庭内の無線LANのアクセスポイントを設定します。これにより、カメラが無線LANの圏内に入ると、自動的に画像を転送してくれるようになります。

Eye-Fi Centerを起動し、設定画面を開きます。ダイレクトモードも利用したい場合は、「ネットワーク」タブ → 「ダイレクトモード」タブでダイレクトモードを有効にしておきます。また、ダイレクトモードを積極的に利用したい場合は、公衆無線LANの電波を拾ってしまうとダイレクトモードが動作しなくなるので、「ネットワーク」タブ → 「公衆無線LAN」タブで公衆無線LANは無効のままにしておきます。逆に、ダイレクトモードを利用しない場合は、公衆無線LANを有効にすることにより、公衆無線LAN経由でも画像を転送してくれるようになります。

次にEye-Fi Viewの設定をしておくと便利です。これはクラウドストレージで、無料プランでも7日間画像を保存でき(容量は無制限)、有料プランにすると保存日数の制限もなくなるというものです。無料プランであっても週に一度PCを起動してダウンロードしておけば問題ないので、通常は無料プランで充分でしょう。
「写真」タブ → 「パソコン」タブでPCへのアップロードを有効にし、「Eye-Fi View」タブでEye-Fi Viewを有効にしておくと、新たに撮った写真はカメラが無線LAN圏内に入った時に自動的に(PCを介さずに直接インターネットにアクセスして)Eye-Fi Viewにアップロードされ、Eye-Fi CenterをインストールしたPCを起動すると自動的にEye-Fi Viewから画像がダウンロードされるようになります。

設定が終わったらカードリーダからカードを取り出します。

E-PL3はEye-Fiに正式対応しているので、試してみることにしました。

E-PL3のEye-Fi設定はすこしわかりにくいところにあります。設定の「その他」を開きます。

「Eye-Fi設定」でON/OFFを切り替えられます。

ところが、実際に使おうとするとE-PL3の動作がおかしくなってしまいました。なぜかAFのフォーカスロック音が鳴らず、緑色の枠も表示されなくなってしまいました。よくよくOLYMPUSのサイトを見てみると、ファームウェアのバージョンアップで解決するようです。私のE-PL3はもっとも初期のVer 1.0でした。

早速Ver 1.4のファームウェアをダウンロード(こちらで可能です)し、バージョンアップしてみました。

これでAFの動作も問題なくなりました。実際に写真を撮影していくと、無線LAN圏内でカメラの電源がONになったときに自動的にEye-Fi Viewに接続しアップロードを始めます。左上に緑色のアイコンが表示されますが、接続→ログインまではアイコンが点滅し、アップロード中はアニメーションに変化します。

Eye-Fi Viewに未ダウンロードの画像があるときにPCを起動すると(あるいは、PC起動中に新しい画像がアップロードされると)、このように右下にサムネイルが表示され自動的にダウンロードされます。

ダウンロードされた画像は自動的に指定フォルダに保存され、Eye-Fi Centerでも閲覧できるようになります。

実際にE-PL3で何枚か撮影してみて気づいたことを挙げておきます。
1. アップロード中に撮影などの操作したりすると中断され、操作をやめてしばらくすると再開されます。
2. 画面がスリープ状態となっても転送は続行されているようです。
3. 無線LANアンテナの感度はかなり悪い。
この 3. ですが、他のWi-Fiデバイスは2階でも接続が安定していますが(私の自宅では無線ルーターは1階にあります)、E-PL3+Eye-Fiではルーターの近くでないと接続が安定しませんでした。接続が安定しているとそれなりの速度でアップロードしてくれるので、アップロードしたいときはルーターの近くに置いておくのがよいようです。E-PL3はおそらく構造的に感度が悪いのでしょうが、そのあたりがFlashAirが対応機種と認定しなかった理由なのかもしれませんね。

これで、SDカードを取り出さなくても画像の保存ができるようになったのでかなり便利になりました。次回はダイレクトモードも試してみたいと思います。

パッケージを開けると本物のEye-Fiカードは付属のUSBカードリーダに挿入されているのでそのままPCに接続します。そして、\START HERE\Windows にあるsetup.exeを実行してEye-Fi Centerアプリケーションをインストールします。インストールの際には常にネットから最新のバージョンが自動的にダウンロードされるようになっています。

Eye-Fi Centerを起動すると、ウイザード形式で初期設定が始まります。まず最初に画像の転送先をモバイル端末(AndroidまたはiOS)にするか、PCにするかを選択します。「ダイレクトモード」を用いてEye-Fiカードからモバイルデバイスに画像を送信したい場合はモバイル端末を、モバイルデバイスを利用せずパソコンに転送したい場合は「マイ コンピュータ」を選びます。今回は、「マイ コンピュータ」を選んでみました。ちなみにこの設定は後からでも切り替えられます。

家庭内の無線LANのアクセスポイントを設定します。これにより、カメラが無線LANの圏内に入ると、自動的に画像を転送してくれるようになります。

Eye-Fi Centerを起動し、設定画面を開きます。ダイレクトモードも利用したい場合は、「ネットワーク」タブ → 「ダイレクトモード」タブでダイレクトモードを有効にしておきます。また、ダイレクトモードを積極的に利用したい場合は、公衆無線LANの電波を拾ってしまうとダイレクトモードが動作しなくなるので、「ネットワーク」タブ → 「公衆無線LAN」タブで公衆無線LANは無効のままにしておきます。逆に、ダイレクトモードを利用しない場合は、公衆無線LANを有効にすることにより、公衆無線LAN経由でも画像を転送してくれるようになります。

次にEye-Fi Viewの設定をしておくと便利です。これはクラウドストレージで、無料プランでも7日間画像を保存でき(容量は無制限)、有料プランにすると保存日数の制限もなくなるというものです。無料プランであっても週に一度PCを起動してダウンロードしておけば問題ないので、通常は無料プランで充分でしょう。
「写真」タブ → 「パソコン」タブでPCへのアップロードを有効にし、「Eye-Fi View」タブでEye-Fi Viewを有効にしておくと、新たに撮った写真はカメラが無線LAN圏内に入った時に自動的に(PCを介さずに直接インターネットにアクセスして)Eye-Fi Viewにアップロードされ、Eye-Fi CenterをインストールしたPCを起動すると自動的にEye-Fi Viewから画像がダウンロードされるようになります。

設定が終わったらカードリーダからカードを取り出します。

E-PL3はEye-Fiに正式対応しているので、試してみることにしました。

E-PL3のEye-Fi設定はすこしわかりにくいところにあります。設定の「その他」を開きます。

「Eye-Fi設定」でON/OFFを切り替えられます。

ところが、実際に使おうとするとE-PL3の動作がおかしくなってしまいました。なぜかAFのフォーカスロック音が鳴らず、緑色の枠も表示されなくなってしまいました。よくよくOLYMPUSのサイトを見てみると、ファームウェアのバージョンアップで解決するようです。私のE-PL3はもっとも初期のVer 1.0でした。

早速Ver 1.4のファームウェアをダウンロード(こちらで可能です)し、バージョンアップしてみました。

これでAFの動作も問題なくなりました。実際に写真を撮影していくと、無線LAN圏内でカメラの電源がONになったときに自動的にEye-Fi Viewに接続しアップロードを始めます。左上に緑色のアイコンが表示されますが、接続→ログインまではアイコンが点滅し、アップロード中はアニメーションに変化します。

Eye-Fi Viewに未ダウンロードの画像があるときにPCを起動すると(あるいは、PC起動中に新しい画像がアップロードされると)、このように右下にサムネイルが表示され自動的にダウンロードされます。

ダウンロードされた画像は自動的に指定フォルダに保存され、Eye-Fi Centerでも閲覧できるようになります。

実際にE-PL3で何枚か撮影してみて気づいたことを挙げておきます。
1. アップロード中に撮影などの操作したりすると中断され、操作をやめてしばらくすると再開されます。
2. 画面がスリープ状態となっても転送は続行されているようです。
3. 無線LANアンテナの感度はかなり悪い。
この 3. ですが、他のWi-Fiデバイスは2階でも接続が安定していますが(私の自宅では無線ルーターは1階にあります)、E-PL3+Eye-Fiではルーターの近くでないと接続が安定しませんでした。接続が安定しているとそれなりの速度でアップロードしてくれるので、アップロードしたいときはルーターの近くに置いておくのがよいようです。E-PL3はおそらく構造的に感度が悪いのでしょうが、そのあたりがFlashAirが対応機種と認定しなかった理由なのかもしれませんね。

これで、SDカードを取り出さなくても画像の保存ができるようになったのでかなり便利になりました。次回はダイレクトモードも試してみたいと思います。
※本サイトで紹介する内容は、すべて個人的研究の範囲内で行っていることです。ここに書かれた内容を実行したことによる、データ(クラウド上を含む)・ソフトウェア・ハードウェアの障害および金銭的損害について、私が責任を負うことはできません。重要なデータはあらかじめバックアップを行い、内容を十分に理解したうえで、ご自身の責任の下で行ってください。 |
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東芝のFlashAirを買ってみました
ここ最近ブログ記事用の写真をLumia 820で撮ることが多くなってきました。というのもLumia 820などのWindows Phoneでは、既定の設定で写真を撮影するとすぐにSkyDriveにアップロードされるようになっているので、写真をPCに取り込むのが楽だというのが最大の理由です。対照的に出番が減ってきているのが、コンデジのCanon IXY 30Sです。ちょっとした写真ならLumiaで充分きれいにとれますし、もう少しきれいな写真が撮りたければE-PL3を使ってしまうため、使用頻度がぐっと減ってしまいました。世間一般でも同様の傾向となっているようで、スマホのカメラの性能向上(皮肉なことにデジカメにも力を入れているSONYのイメージセンサのおかげだったりするのですが…)やSNSとの連携のしやすさという観点から、コンデジの売り上げは低迷しつつあり、デジカメメーカー各社もミラーレス一眼などに軸足を移しつつあります。また、デジカメにWi-Fiを内蔵したりAndroidを搭載したりしてSNSとの連携をやりやすくするような努力も行われています。
話がちょっとそれてしまいましたが、我が家のIXYも、光学ズームやキセノンフラッシュなど一般的なスマホには備わっていない機能・性能を備えているので、遠くの景色がとりたいときや暗い場所で撮りたいときにはまだまだLumiaより役に立ちます。そこで、ネットワークに接続できないというIXYの弱点を補うために、最近各社から発売されている、Wi-Fi機能内蔵のSDカードを試してみることにしました。今回購入してみたのは、東芝から発売されているFlashAirです。FlashAirには8GB/Class6のモデルと、16GB/Class10のモデルがありますが、今回はお試しということで安価な8GBモデルを選択しました。

試しにPCのSDカードリーダに挿入して中身を確認してみました。ルートフォルダには画像格納用のDCIMフォルダと、カードの設定を行うユーティリティであるFlashAirToolのインストーラが保存されています。

DCIMフォルダにはさらに"100__TSB"というフォルダがあり、ここには画像ファイルが1枚保存されています。この画像は、対応機種において手動でWi-FiをON/OFFする際に用いられます(詳しくは後出)。このファイルはSDカードを初期化すると当然消えてしまいますが、FlashAirToolを用いて初期化することで元に戻すことが可能です。

FlashAirToolは、SDカード内のものを用いてもいいのですができれば東芝のサポートサイトから最新のインストーラをダウンロードして使用するほうがよいと思います。

FlashAirToolをPCにインストールして最初に起動するとネットワーク設定画面になります。ここでSSIDとパスワードを設定します。スマホやタブレットを用いて設定することもできますが、ここでは省略します(マニュアルに書いてあります)。多機能なEye-Fiなどと異なり、FlashAirの動作はアクセスポイントモードでの動作のみとなります。スマホ、ダブレット、PCなどからFlashAirのアクセスポイントにHTTPで接続し、画像の閲覧やダウンロードを行うというシンプルな方式です(FlashAir内部にwebサーバーを持っているというイメージです)。家庭内の無線LANに接続して同一LAN内のPCから画像を閲覧したりすることはできませんので注意が必要です。

Wi-Fiの起動方法を設定することも可能です。「自動起動」にしておくとデジカメの電源を入れると自動的にWi-FiがONになります。この場合、設定時間内に外部機器からの接続がないと自動的にOFFになります。「手動起動」にしておくと、対応機種では手動でON/OFFを切り替えることができるようになります。

さっそくIXY 30Sで試してみることにしました。このデジカメは東芝のサイトでも正式に対応機種として記載があります。

サムネイル表示画面。左上にある画像が手動起動時にWi-FiのON/OFFを切り替えるのに使用されるものです。

手動起動に設定すると、対応している機種ではこの画像の保護のON/OFFでWi-FiのOFF/ON(保護OFFで無線ON)を切り替えることが可能となります。ただし、手動起動の場合はカメラの電源ONで自動起動はされないので、この画像の保護を一旦ONにしてから再度OFFにしなければいけません。また、非対応の機種ではこの機能は利用できず、手動起動ではWi-Fiが一切利用できなくなるため注意が必要です。

iOSやAndroidでは専用のアプリが用意されていますが、ここはあえて対応アプリのないLumia 820で試してみることにしました。Wi-Fi設定を開き、FlashAirに設定したSSIDを探して接続します。

IEを開き、アドレスバーに "http://flashair/" と入力します。

このようにFlashAirのルートフォルダの内容が表示されます。

画像が格納されているフォルダをタップして開くと、サムネイル一覧が表示されます。

サムネイルをタップすると拡大表示されます。この状態で画像を長押しするとダウンロードなどが可能となります。機能としてはシンプルですが、動作も軽く使いやすいと思いました。ちなみにLumiaではこうやってダウンロードされたファイルも自動的にSkyDriveにアップロードされます。

FlashAirのWi-Fiのセキュリティ設定は、カタログスペック上はWEP, WPA, WPA2対応となっているので、PSP(WPA2に非対応)からでも接続可能かどうか試してみましたが、「非対応」と表示されて接続できませんした。私が調べた範囲では、どうやらハードウェア的にはWEP, WPAに対応しているものの、現状ではWPA2から切り替える方法がないようです。

参考までに他のカメラでも試してみました。
OLYMPUS PEN Lite E-PL3:手動起動は動作せず、自動起動はOK。
やや電波強度が弱い印象あり。東芝のサイトでは非対応機種とされています。
iVIS HF M52:手動起動は動作せず、自動起動はOK
もともとWi-Fi内蔵なのであまり意味はなさそうな…。
次回は、Android用のアプリを試してみたいと思います。
話がちょっとそれてしまいましたが、我が家のIXYも、光学ズームやキセノンフラッシュなど一般的なスマホには備わっていない機能・性能を備えているので、遠くの景色がとりたいときや暗い場所で撮りたいときにはまだまだLumiaより役に立ちます。そこで、ネットワークに接続できないというIXYの弱点を補うために、最近各社から発売されている、Wi-Fi機能内蔵のSDカードを試してみることにしました。今回購入してみたのは、東芝から発売されているFlashAirです。FlashAirには8GB/Class6のモデルと、16GB/Class10のモデルがありますが、今回はお試しということで安価な8GBモデルを選択しました。

試しにPCのSDカードリーダに挿入して中身を確認してみました。ルートフォルダには画像格納用のDCIMフォルダと、カードの設定を行うユーティリティであるFlashAirToolのインストーラが保存されています。

DCIMフォルダにはさらに"100__TSB"というフォルダがあり、ここには画像ファイルが1枚保存されています。この画像は、対応機種において手動でWi-FiをON/OFFする際に用いられます(詳しくは後出)。このファイルはSDカードを初期化すると当然消えてしまいますが、FlashAirToolを用いて初期化することで元に戻すことが可能です。

FlashAirToolは、SDカード内のものを用いてもいいのですができれば東芝のサポートサイトから最新のインストーラをダウンロードして使用するほうがよいと思います。

FlashAirToolをPCにインストールして最初に起動するとネットワーク設定画面になります。ここでSSIDとパスワードを設定します。スマホやタブレットを用いて設定することもできますが、ここでは省略します(マニュアルに書いてあります)。多機能なEye-Fiなどと異なり、FlashAirの動作はアクセスポイントモードでの動作のみとなります。スマホ、ダブレット、PCなどからFlashAirのアクセスポイントにHTTPで接続し、画像の閲覧やダウンロードを行うというシンプルな方式です(FlashAir内部にwebサーバーを持っているというイメージです)。家庭内の無線LANに接続して同一LAN内のPCから画像を閲覧したりすることはできませんので注意が必要です。

Wi-Fiの起動方法を設定することも可能です。「自動起動」にしておくとデジカメの電源を入れると自動的にWi-FiがONになります。この場合、設定時間内に外部機器からの接続がないと自動的にOFFになります。「手動起動」にしておくと、対応機種では手動でON/OFFを切り替えることができるようになります。

さっそくIXY 30Sで試してみることにしました。このデジカメは東芝のサイトでも正式に対応機種として記載があります。

サムネイル表示画面。左上にある画像が手動起動時にWi-FiのON/OFFを切り替えるのに使用されるものです。

手動起動に設定すると、対応している機種ではこの画像の保護のON/OFFでWi-FiのOFF/ON(保護OFFで無線ON)を切り替えることが可能となります。ただし、手動起動の場合はカメラの電源ONで自動起動はされないので、この画像の保護を一旦ONにしてから再度OFFにしなければいけません。また、非対応の機種ではこの機能は利用できず、手動起動ではWi-Fiが一切利用できなくなるため注意が必要です。

iOSやAndroidでは専用のアプリが用意されていますが、ここはあえて対応アプリのないLumia 820で試してみることにしました。Wi-Fi設定を開き、FlashAirに設定したSSIDを探して接続します。

IEを開き、アドレスバーに "http://flashair/" と入力します。

このようにFlashAirのルートフォルダの内容が表示されます。

画像が格納されているフォルダをタップして開くと、サムネイル一覧が表示されます。

サムネイルをタップすると拡大表示されます。この状態で画像を長押しするとダウンロードなどが可能となります。機能としてはシンプルですが、動作も軽く使いやすいと思いました。ちなみにLumiaではこうやってダウンロードされたファイルも自動的にSkyDriveにアップロードされます。

FlashAirのWi-Fiのセキュリティ設定は、カタログスペック上はWEP, WPA, WPA2対応となっているので、PSP(WPA2に非対応)からでも接続可能かどうか試してみましたが、「非対応」と表示されて接続できませんした。私が調べた範囲では、どうやらハードウェア的にはWEP, WPAに対応しているものの、現状ではWPA2から切り替える方法がないようです。

参考までに他のカメラでも試してみました。
OLYMPUS PEN Lite E-PL3:手動起動は動作せず、自動起動はOK。
やや電波強度が弱い印象あり。東芝のサイトでは非対応機種とされています。
iVIS HF M52:手動起動は動作せず、自動起動はOK
もともとWi-Fi内蔵なのであまり意味はなさそうな…。
次回は、Android用のアプリを試してみたいと思います。
テーマ : ★カメラ&レンズ・機材
ジャンル : 写真
UN 落下防止紐付レンズキャップ UNX-9501
最近では旅行に行くときにもOLYMPUS PEN Lite E-PL3を持っていくことが多いのですが、標準ズームレンズのレンズキャップが外れやすくて困っていました。一度東京ディズニーランドで落とし、その時はすぐに見つかったので気をつけるようにしていたのですが、こないだ東京ディズニーシーで再び落としてしまいました。純正のレンズキャップは"OLYMPUS"のロゴも誇らしげでカッコいいのですが、着脱ボタンがキャップのふちについており、少し何かに当たっただけですぐに落ちてしまうという意見が多いようです。さすがにキャップがないと不安なのでいいものがないかと物色していたところ、UNというメーカーのUNX-9501というのが評判よさげだったので買ってみました。

パッケージを開けるとキャップ本体と落下防止ひもが入っています。

落下防止ひもはキャップの端にある穴に通します。

カメラにつけてみました。これでキャップをなくすことはなくなりそうです。標準ズームとパンケーキレンズは径が37mmで同じなので、この2つには問題なく使えそうです。しばらく使ってみて着脱のしやすさ、逆に勝手に外れることがないかどうか、などチェックしていきたいと思います。

↓左から、この製品、純正品、類似の製品2種

パッケージを開けるとキャップ本体と落下防止ひもが入っています。

落下防止ひもはキャップの端にある穴に通します。

カメラにつけてみました。これでキャップをなくすことはなくなりそうです。標準ズームとパンケーキレンズは径が37mmで同じなので、この2つには問題なく使えそうです。しばらく使ってみて着脱のしやすさ、逆に勝手に外れることがないかどうか、などチェックしていきたいと思います。

↓左から、この製品、純正品、類似の製品2種
テーマ : ★カメラ&レンズ・機材
ジャンル : 写真
金星太陽面通過!
今日は、金環日食に続き、金星の太陽面通過という天体ショーがありました。台風が近づいておりあいにくの天気でしたが、何とか前回と同じくE-PL3+NDフィルターの組み合わせで撮影することができました!
金環日食のときと同じく、640x480にトリミングしてあります。(ISO 200, f/8.0, 1/500s)
少し絞りすぎたか、暗めの写真になってしまいました。

左のほうの大きめの点が金星です。その他の淡い点はおそらく黒点でしょう。今日も全体的に薄い雲がかかっており、この写真を撮影した10分後には見えなくなってしまいました。その後も時々空をチェックしていましたが、太陽が雲の切れ目から顔を出すことはなかったようです。金星太陽面通過がみられるのは8年ぶりとのことですが、次回はなんと105年後とのことです。何とか見れてよかった~!!
金環日食のときと同じく、640x480にトリミングしてあります。(ISO 200, f/8.0, 1/500s)
少し絞りすぎたか、暗めの写真になってしまいました。

左のほうの大きめの点が金星です。その他の淡い点はおそらく黒点でしょう。今日も全体的に薄い雲がかかっており、この写真を撮影した10分後には見えなくなってしまいました。その後も時々空をチェックしていましたが、太陽が雲の切れ目から顔を出すことはなかったようです。金星太陽面通過がみられるのは8年ぶりとのことですが、次回はなんと105年後とのことです。何とか見れてよかった~!!
金環日食
今朝は金環日食がありましたね。あいにくの天気のため、該当地域でも見られなかった方も多いようですが、何とか雲の切れ目から観察することができました。せっかくなので、E-PL3に150mmの望遠ズームをセットし、太陽撮影用のNDフィルタを装着して撮影してみました。AFではフォーカスが合わず、マニュアルモード4032x3024ピクセルで撮影したものをトリミングして640x480に切り出しました(ピクセル等倍になっています)。何とか見えたとはいえ薄く雲がかかっているせいか、はたまた撮影技術が悪いせいかはわかりませんが、すこしもやがかかったような写真になってしまいましたが…。
完全に金環食になる前、部分食の状態です。(ISO 200, f/5.6, 1/20s)

ほぼ月が中央に来ている状態です。(ISO 200, f/5.6, 1/30s)

撮影している周囲でも通学・通勤途中の人たちがみな日食メガネで見ていました。近くの中学校では朝早くから学生がみなグランドに集まって観察していました。次回の金環日食は2030年に北海道であるようなので、今回部分食しか見られなかった北海道の方はチャンスですね。この後、6月6日には金星日面通過(太陽の前を金星が横切る)があるようなので、今回使った日食メガネは捨てないほうがいいようです。私もまた撮影にトライしてみようとは思いますが、ズームの倍率がさほど高くないので、どの程度判別できるかが問題ですね。それまでに太陽撮影の技術を向上させておかないと…。
完全に金環食になる前、部分食の状態です。(ISO 200, f/5.6, 1/20s)

ほぼ月が中央に来ている状態です。(ISO 200, f/5.6, 1/30s)

撮影している周囲でも通学・通勤途中の人たちがみな日食メガネで見ていました。近くの中学校では朝早くから学生がみなグランドに集まって観察していました。次回の金環日食は2030年に北海道であるようなので、今回部分食しか見られなかった北海道の方はチャンスですね。この後、6月6日には金星日面通過(太陽の前を金星が横切る)があるようなので、今回使った日食メガネは捨てないほうがいいようです。私もまた撮影にトライしてみようとは思いますが、ズームの倍率がさほど高くないので、どの程度判別できるかが問題ですね。それまでに太陽撮影の技術を向上させておかないと…。