金環食に備えて…

5月21日にいよいよ金環食があります。国立天文台のHPによると、国内の多くの地域で午前7:30前後に観察できるようです。
map-japan-m.jpg

せっかくデジカメを持っているからには、ぜひ撮影して残したいものです。しかし、カメラで太陽をそのまま撮影するのは不可能です。明るすぎて何を撮っているのかわからなくなるだけでなく、カメラのイメージセンサーにダメージを与えかねません。そこで使用するのがNDフィルターです。NDフィルターというのは、一般的には被写体が明るすぎる場合に減光するのに使用するフィルターで、減光の度合いによりいろいろ種類があります。その中で、太陽を撮影するのに適したものもあります。たとえば、マルミのDHG ND-100000などがそうですが、これは光の透過を1/100000にまで減少させるフィルターです。
DHG ND-100000

最近ではこのようなNDフィルター金環食撮影ガイドとともに家電量販店やカメラ店で売っています。金環食だけでなく、6月には金星の太陽面通過もありますので、この機会に揃えてみてはいかがでしょうか。

↓私はこれを買いました。日食メガネも一緒にいかがでしょうか

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Canon iVIS HF M52 のWi-Fi機能を試す

Canonのビデオカメラ、iVIS HF M52は、無線LAN(802.11b/g/n)に対応しています。今日はこの無線LAN機能のうち、DLNAサーバー機能を試してみました。

再生モードに切り替え、"HOME"ボタンを押します。"Wi-Fi"を選べばネットワークの設定が可能となります。
Wi-Fi設定画面

次に、各種のDLNAクライアントを試して再生を試してみました。ソースはすべてMXPモードで撮影したAVCHD動画です。
DLNAサーバー

トランスコード(SDのMPEG2への変換)のON/OFFも試してみました。 結果は以下の記号の通りですが、ネットワークの状態や動画の内容(ビットレートの変動など)によっては○印でも時にコマ落ちがみられることがありました。
 ×:再生可能なファイルとして認識されない
 △:認識されるがコマ落ちがひどい
 ○:問題なく再生できる
ちなみに、無線ルーターはNECのAterm WR8700Nを使用しており、※1~※3までの各機器の接続を下に示します。
 ※1:Planex GW-EC300NAG5P (5GHz帯使用) 経由で接続
 ※2:NEC WL300NE-AG (5GHz帯使用、TVモード) 経由で接続 
 ※3:ルーターに有線で直結
クライアントの機種/ソフトウェアトランスコード結果接続
DiXiM Digital TV plus (PC, DigiOnクライアントソフト)ON※1
DiXiM Digital TV plus (PC, DigiOnクライアントソフト)OFF※1
Windows Media Player 12 (PC)ON※1
Windows Media Player 12 (PC)OFF※1
SP-HR200H (HUMAX スカパーHDチューナー)ON×※2
SP-HR200H (HUMAX スカパーHDチューナー)OFF×※2
KDL-20J3000 (SONY TV)ON※2
KDL-20J3000 (SONY TV)OFF×※2
AV-LS700 (IO DATA ネットワークプレーヤ)ON※3
AV-LS700 (IO DATA ネットワークプレーヤ)OFF※3


このように、ネットワーク接続の仕方や機器の種類によってはHD画質のまま再生することもできましたが、それを可能にするにはかなり環境を選びそうです。また、トランスコードを使用することで、MPEG-2にしか対応していない機器(KDL-20J3000)でも再生可能となりました。ただし、いずれの場合でも再生開始操作をしてからバッファリングでしばらく待たされるため、快適さでという点ではTVに直結した場合に比べると勝負にならない印象です。

あとひとつ気になった点として、この実験中に、M52のDLNAサーバーを終了させようとしたときに一度M52がフリーズしてしまい、バッテリを外さなければならなくなったことがありました。こういうこともあるので、Wi-Fiを使用する際にはこまめにデータのバックアップをしておいたほうがよいと思いました。

※本サイトで紹介する内容は、すべて個人的研究の範囲内で行っていることです。ここに書かれた内容を実行したことによる、データ(クラウド上を含む)・ソフトウェア・ハードウェアの障害および金銭的損害について、私が責任を負うことはできません。重要なデータはあらかじめバックアップを行い、内容を十分に理解したうえで、ご自身の責任の下で行ってください。


使用した機材です。

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FUJIFILM チェキプリンター NP-1

本日は、カメラりシーズの最後、FUJIFILMチェキプリンター、NP-1です。これは厳密にはカメラではなく、写真を印刷するプリンターです。それも、カメラ付き携帯電話から赤外線で写真を送って印刷するというものです。
チェキプリンター

携帯と一緒に持ち歩いて出先でプリントするという用途を考えているようですが、けっこう大きいので気軽には持ち歩けなさそうです。印刷可能な解像度は1664x1248ピクセル、容量は650KBまでとなっていますが、プリンタの解像度自体はVGA(640x480, 30万画素相当)です。なので、高解像度で撮った写真はいったん縮小して送信するほうが早くプリントできると思います。

古い機種なのでメーカーサイトに記載されている対応機種は限られています。そこで、今手元にある各種の携帯端末を使用して印刷できるかどうか試してみました。すべてVGA解像度の画像で試しています。
機種結果備考
SH-02D 
SH-03C 
N-08B 
N-04B 
M702iG×認識するが通信に失敗する
WS-011SH×認識するが通信に失敗する

次に、デジカメの写真を印刷できるかどうかも試してみました。一旦携帯端末を経由しなければいけないので、携帯で使用していたmicroSDカードをカードアダプタに差してデジカメに挿入し、初期化せずにそのまま撮影、その後microSDを抜き出して携帯端末に挿入してプリントしてみました。IXYの場合は携帯端末側で、E-PL3の場合はカメラ側で解像度をVGA相当に変換しています。
機種結果備考
E-PL3N-04B高解像度の画像はN-04Bで認識しない
IXY 30SN-04B 
E-PL3N-08B高解像度の画像はN-08Bで認識しない
IXY 30SN-08B 

これらの結果は、携帯のファームウェアやカメラ設定、記録メディアによって変わる可能性があり、対応を保証するものではありませんが、チェキプリンターをお持ちの方はまだ活用できる場面もあるかと思います。

※本サイトで紹介する内容は、すべて個人的研究の範囲内で行っていることです。ここに書かれた内容を実行したことによる、データ(クラウド上を含む)・ソフトウェア・ハードウェアの障害および金銭的損害について、私が責任を負うことはできません。重要なデータはあらかじめバックアップを行い、内容を十分に理解したうえで、ご自身の責任の下で行ってください。

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FUJIFILM チェキ instax mini 10

我が家で唯一デジタルでないカメラ、FUJIFILM チェキ instax mini 10を紹介します。1998年に発売され、当時大流行したインスタントカメラです。いまどきのデジカメに比べ、けっこう大型で重量もあります。
チェキ

最近では携帯でどこでも気軽に撮影ができるようになってしまい、このようなお手軽インスタントカメラはほとんど利用されなくなってきているようですが、2009年発売の機種もあり細々と売られているようです。ポラロイドなど他のメーカーが撤退してしまったので、まだ少しは需要があるのでしょうか。

そういえば、FUJIFILMは以前FinePix PR21"プリンカム"というチェキとデジカメのハイブリッドになったようなデジカメを出していましたね。これはFinePixシリーズのデジカメに、チェキのフィルムに印刷するプリンターを内蔵したものだったと思います。かなり高価(定価99,800円)だったためあまり売れなかったのか、後継機種は出なかったようですが…。このプリンター部分だけを別商品にした、チェキプリンターというものもありました。これは実は家にあるので、明日にでもまた紹介したいと思います。

これが現行機種のようです。Hello Kittyバージョンもあります。

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SONY Cyber-shot DSC-U50

本日から、手持ちカメラ紹介シリーズの後半に入ります。紹介するのは、SONYのCyber-shot U DSC-U50です。これは7~8年前のヨドバシカメラの新春福袋(夢のお年玉箱)に入っていたものです。他に入っていたのはLED懐中電灯、BROWNの電動歯ブラシ、ソーラー腕時計(メーカー不詳)などでしたが、懐中電灯と電動歯ブラシは現在でも使用しています。この機種もDSC-F88と同様、CCDセンサーのリコール対象で、やはり一度写らなくなり無償修理を受けています。この機種の特長は非常にコンパクト(大人の手のひらに乗ります)なことと、回転レンズを備えているところでしょうか。
DSC-U50

撮影時はこのようにレンズを90度回転させます。
撮影時

F88と同様、レンズを手前に向けると自分撮りも可能です。
自分撮り

画素数は200万画素程度でさほど高性能ではないのですが、コンパクトで持ち歩きやすいので一時はよく使用していました。現在は職場に置いてメモ代わりに使っていましたが、最近めっきり使用頻度が減って気づいたら電池が切れていました。(単4の乾電池またはニッケル水素バッテリを使用します) そんなわけで今回は撮影サンプルはありません。まだまだ傷もほとんどなくきれいなので、また持ち歩いて活用したほうがいいかもしれませんね。

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