iOS用DLNAクライアントを試す(4)

iOSDLNAクライアントのレビューですが、今日は大本命の8playerを紹介します。このアプリは、これまで紹介したものの中で最もグラフィカルで美しいUIを持っていると思います。最初に起動するとまずメディアの種類を選択する画面になります。実際にはここで選択した以外の種類でも再生できるようなので、あまり深く考える必要はなさそうです。
トップメニュー

次にDLNAサーバー一覧画面になります。ここでは各サーバーのアイコンが(そのサーバーが持っておれば)表示されます。
DLNAサーバー選択画面

WMAファイルのトラック一覧です。ソート順は「AUTO」にしておいてもたいていきちんとトラック順に並んでくれますし、プレイリストの順番が狂うこともありません。ちなみにソート順は、ファイル名順やトラック番号順に明示的に変更することもできるようです。
トラック一覧

再生画面です。WMAのアルバムアートも表示されますし、再生リストの一覧に切り替えることもできます。また、ループ再生、ランダム再生の機能もあるようです。
WMA再生画面

このアプリもDMCとしての機能を備えており、DMRを選択することができます。
DMR選択画面

MP4ファイル(720x480p, H.264)の再生も全く問題ありません。
MP4再生画面

WMAの再生が可能でアルバムアートも表示可能なこと、曲順などが狂うこともなくきちんと再生できること、動画・音楽とも再生がスムーズなこと、UIが美しいこと、DMCとして使用できること、動作が安定していること、などから、これまでのどのアプリよりも完成度が高いと思うので、今はこればかり使用しています。実は、最初にダウンロードしたのもこれでした。無料の体験版があったためそれを試して気に入って購入したのですが、その当時の製品版にはバグがあり、音楽を再生しようとするとアプリが落ちてしまって使い物になりませんでした。仕方なく他のアプリもいろいろ試してみましたが、気に入ったものが見つからなず、あきらめきれなかったのでこのアプリがバージョンアップしたときに再度試しました。すると今回のレビューのとおりまったく問題なくなっており、一番のお気に入りになったわけです。最初からこの完成度ならほかのアプリを買う必要もなかったんですけどね…。
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iOS用DLNAクライアントを試す(3)

最近更新さぼりがちなKyoroです…(汗). iOSDLNAクライアントシリーズ第三弾は、SmartStor Fusion Streamです。これは無料ソフトだったので、気軽に試してみるつもりでダウンロードしました。

今までのアプリと違って、UIはちょっとかっこいいですね。
Fusion Stream

再生のやり方としては、どうやらプレイリストに追加していって再生する、という方式のようです。WMAは認識できているように見えますが…。
WMA参照画面

残念ながら再生はできません。まあ、説明を読んでもサポートされているのがAACとMP3と明記されているので、これは仕方がないですね。
WMA再生不可

DMC(Digital Media Congtroller)の機能も備えており、DMR(Digital Media Renderer)を利用して再生することもできるようです。
DMR選択画面

MP4(720x480p, H.264)もスムーズに再生できます。
MP4再生画面

安定性のほうはいまひとつで、操作している最中に強制終了してしまうことがたびたびありました。WMAがサポートされていないこともあり、うちではメインで使用するのはやはり厳しそうです。




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iOS用DLNAクライアントを試す(2)

今日は、前回に引き続き、iOSDLNAクライアントのレビューです。今日のお題は、AirPlayerです。こちらは一昨日のGoodPlayerと違い、WMAのトラックNoをきちんと読んでくれているうえ、プレイリストの順番も狂ったりすることはありませんでした。
音楽再生画面

再生画面はやはりシンプルで、アルバムアートは表示されません。
音楽再生画面

動作上大きな問題はないのですが、曲が変わるたびにバッファリングを行うため、少し間があきます。
バッファ中…

MP4(720x480p, H.264)も再生できますが、時々音が途切れます。Wi-Fiの帯域的には問題ないと思うのですが…。上のバッファリングの様子と併せると、バッファの扱いが今一つなのでしょうかねえ…。
MP4再生画面

総合して考えると、機能的には大きな問題はないのですが、価格の割には今一つ…という感じがしました。

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iOS用DLNAクライアントを試す(1)

ポケコンネタも一巡したところで(まだ改造など残っていますが…)、今日からしばらくiOS用のDLNAクライアントをいくつかレビューしてみたいと思います。

私がiPod touchを買ったのは、職場でPDFビューア、スケジュール管理としての使用を主体に考えてPDA的なものを探していたときでした。いろいろなAndroidデバイスなども候補に挙げていたのですが、この価格でここまでコンパクトで高解像度・高性能なものが見当たらなかった(特にLCDの解像度の点で)ためiPodを選びました。ほかにDAPはいくつか所有しているうえ、そもそもがそういう理由で選んだため、音楽プレーヤとしてはほとんど使用していません。以前も書いたように、自宅のNAS上の音楽ライブラリはすべてWMAフォーマットであることもその理由の一つです。しかし、iPodにはいろいろなスピーカーやコンポなど、対応機器が多数あります。iPodDLNAクライアントをインストールすれば、そのような対応機器と組み合わせることで家中どこででもNAS上の音楽を聴くことができるのではないかと考えたわけです。

そこで、AppStoreでいろいろ探してみたわけですが、なかなかこれが難しい…。WMAが再生できてある程度使い勝手の良いものとなると、かなり限られてきます。実際の使用感などはレビューをみてもよくわからないことが多いため、結局は購入して試すことになってしまいます。Androidと違って返品が効かないため、結局4種のアプリを購入することになってしまいました…(汗)。そんな中から順に紹介していくわけですが、本日はその第一弾、GoodPlayerです。

操作は一般的なDLNAクライアントと同様、サーバーを選択してから、フォルダ・メディアの種類・タグなどでメディアを検索していくというものです。ただ、(少なくともWMAの)タグのトラック番号はきちんと読んでくれないようで、アルバムやフォルダ内の曲順はタグのトラック名の順になってしまいます。
曲順リスト

プレイリストは認識してくれますが、私の場合はなぜかプレイリストの中身がトラック名順に並ぶようになってしまっていました。「並び替え」メニューから「初期設定」を選ぶと正しい順番に並びます。
プレイリスト

しかし、なぜか「フォルダ内をすべて再生」を選ぶと、むちゃくちゃな順序になってしまいます。ちなみに再生画面はシンプルで、アルバムアートなどは表示されません。
再生メニュー音楽再生画面

ついでにMP4の動画ファイル(H.264 720x480p)も試してみました。特に問題はありません。
MP4再生画面

何とか再生はできるものの、連続再生時に正しい曲順で再生できないのは痛いです。ちょっと常用はつらいですね。


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金環日食

今朝は金環日食がありましたね。あいにくの天気のため、該当地域でも見られなかった方も多いようですが、何とか雲の切れ目から観察することができました。せっかくなので、E-PL3に150mmの望遠ズームをセットし、太陽撮影用のNDフィルタを装着して撮影してみました。AFではフォーカスが合わず、マニュアルモード4032x3024ピクセルで撮影したものをトリミングして640x480に切り出しました(ピクセル等倍になっています)。何とか見えたとはいえ薄く雲がかかっているせいか、はたまた撮影技術が悪いせいかはわかりませんが、すこしもやがかかったような写真になってしまいましたが…。

完全に金環食になる前、部分食の状態です。(ISO 200, f/5.6, 1/20s)
部分食

ほぼ月が中央に来ている状態です。(ISO 200, f/5.6, 1/30s)
金環食

撮影している周囲でも通学・通勤途中の人たちがみな日食メガネで見ていました。近くの中学校では朝早くから学生がみなグランドに集まって観察していました。次回の金環日食は2030年に北海道であるようなので、今回部分食しか見られなかった北海道の方はチャンスですね。この後、6月6日には金星日面通過(太陽の前を金星が横切る)があるようなので、今回使った日食メガネは捨てないほうがいいようです。私もまた撮影にトライしてみようとは思いますが、ズームの倍率がさほど高くないので、どの程度判別できるかが問題ですね。それまでに太陽撮影の技術を向上させておかないと…。

テーマ : 今日の出来事
ジャンル : 日記

tag : OLYMPUS E-PL3 金環日食 NDフィルタ

SHARP PC-1470U

今日は、ポケコン紹介シリーズの、とりあえずは最終日です。今日紹介するのは、昨日のPC-1460と同じくSHARPの関数電卓ポケコンPC-14xxシリーズのPC-1470Uです。これはシリーズ最終モデルとなるPC-1475の学生向けバージョンで、LCDの右上に大学生協のマークが入っています。PC-1475とは、RAMカードをさせる枚数(1475は2枚、1470Uは1枚)などが異なります。
PC-1470U

PC-1460の後継機種となるためかなり似ていますが、こちらはPC-126xと同様LCDが2行になっています。
行列演算

PC-1460と並べてみました。大きさはほぼ同じで、デザインも似ていますね。
PC-1460とPC-1470U

これまで紹介したポケコンです。こんなに集めてどうすんの?という感じですね…(汗)
ポケコンたち

とりあえず新たに入手しない限り(PC-E550, PC-G850を物色中です…汗)はこれで終わりですが、今後は改造・ソフトウェア紹介など、活用方法について随時書いていきたいと思います。

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tag : SHARP CASIO ポケットコンピュータ プログラム関数電卓 PC-1470U PC-1460

SHARP PC-1460

今日は再びポケコンに戻りますが、本日のお題は、SHARPPC-1460です。SHARPのポケコンのうち、PC-14xxという型番のものは、関数電卓として使用できるモードを持っているのが特徴です。ほかのポケコンでもRUNモード(SHARP)やCALモード(CASIO)にすれば電卓的に使用することができますが、このPC-14xxシリーズの場合は、まったく普通の関数電卓になってしまうことが特徴であり、まさに「BASICが使える高級プログラム関数電卓」という感じです。また、関数キーもついており、電卓モードではもちろんのこと、BASICモードでも関数を短縮入力するのに使用できます。関数キーはその後PC-EシリーズやPC-Gシリーズにも受け継がれていますが、ルーツはこのPC-14xxシリーズだと思います。PC-14xxシリーズはPC-1401に始まり、PC-1475まで(PC-1480U/1490UPC-E500の教育向けバージョンなのでここでは除きます)多数の機種が発売されますが、このPC-1460はそのなかでも比較的後期の機種であり、PC-1360などと同様のRAMカードが使用できるようになっています。また、CPUはPC-12xx/13xxと共通のESR-H(SC61860)を搭載しています。サイズ的にはPC-12xxに比べると少し大きくなってしまいますが、何とかポケットに入る大きさだと思います。なぜか名称は"POCKET COMPUTER"ではなく"PORTABLE COMPUTER"になっていますが…。
PC-1460

LCDはさほど大きくはないのですが、24桁の表示が可能です。
LCDは24桁表示

CALモードでは行列演算も可能なようです。
行列演算

これにはマニュアルが付いていませんでしたが、英語版のマニュアルなら、ヨーロッパのSHARPのサイトこちらからダウンロードできますので、同じように中古で手に入れられた方はダウンロードしてみてはいかがでしょうか。

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SHARP PC-1260

本日紹介するSHARPPC-1260は、以前紹介したPC-1262の弟分に当たります。違いはRAM容量の違いだけであり、PC-1260/1261/1262でそれぞれ4KB/10KB/10KBとなっています。手持ちのPC-1262はキートップが一部剥げたりしており、それに比べてこのPC-1260は状態がよさそうだったので、価格が安いこともあり、落札してしまいました。
PC-1260

今回のは、プリンタ・カセットI/FのCE-126Pがセットになっていました。これを入手するならカセットI/Fを自作する必要はありませんでしたね…(汗)。
CE-126P

PC-1260, PC-1262ともメモリ基板がCPU基板と独立しており、簡単に取り外しができるようになっています。PC-1260(左)は、6116x2, PC-1262(右)は、6116+6264が(いずれも相当品)が載っているようです。WEBで検索したところ、PC-1261は2KBのRAMが5枚載っている、という情報もありましたので、メモリ基板にはいくつかリビジョンがありそうです。実際、この2枚もICの配置やパターンは全く異なっています。
PC-1260/1262 RAM基板

PC-1260のほうは、パターン的には6264も載るようになっており、6116を外して62256(6264が入手できないので)に交換することで容易にPC-1261/1262相当にできそうです。62256は32KBの容量なので、1/4しか使用しないのはもったいない気もしますが、5個300円の安いRAMを使用する予定なので、仕方がないでしょう。本当はせめて16KBまで使用できるといいのですが、回路図もないためちょっと難しそうです。また改造が成功したら記事にしようと思います。

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CASIO Z-1GR

今日紹介するのは、CASIOが最後に発売したポケコンであるFX-890Pの教育向けバージョン、Z-1GRです。このシリーズは何と16bitのCPUを搭載する唯一のポケコンとされています。CPUにはi8086互換のi80188相当品が使用されており、i80188のアセンブラも内蔵しています。
Z-1GR

このポケコンはかなり高性能なのですが、唯一の欠点はLCDのコントラストが低いことです。FX-890Pやこの後に発売されたZ-1GRAではこの問題は解消されているようですが…。ちなみにVX-4/FX-870Pと異なり、draw命令を使用することでBASICからもグラフィックが使用できます。
draw命令

Z-1GRは標準状態で32KB(FX-890Pは64KB)のRAMを搭載していますが、比較的簡単に256KBまで増設できるようです。Z-1/FX-890PにはMS-DOSのサブセットともいえるフリーのOS, FX-DOSというものがあり、フォントやIMEを組み込むことで日本語も使用できるようになりますが、そのためにはメモリが多く必要とのことです。Z-1GRを入手した理由の一つにFX-DOSを試してみたいということもあったので、また暇をみて256KBへの増設を試みたいと思います。

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再びポケコンです…(汗) CASIO PB-100

今日からまた少し残りのポケコンを紹介していきますね。そろそろ飽きてきたかもしれませんが…(汗)。今日紹介するのは、CASIOPB-100です。これはCASIOがSHARPのPC-1245に対抗して投入した低価格ポケコンで、14,800円という価格でその当時は大ヒットしました。
PB-100

これもオークションで入手したものです。決して高性能ではなく機械語も使用できないですが、BASICがそこそこ高速だという評判なので、使い勝手の良いプログラム関数電卓の代わりに使用できるかなと思って手に入れました。
PB-100

この機種にはPB-100F, PB-110, PB-120など、少しずつ違う兄弟機が何種類かあります。PBシリーズはその後高機能化の道をたどり、PB-700, PB-1000などへつながっていきます。また、CASIOはいっぽうで関数機能を強化したFXシリーズも併売しており、例えばPB-100とほぼ同等なのがFX-700Pでした。PB-100を改造して"F"キーを取り付けてFX-700P相当品にする、というのも流行っていたようですね。FXシリーズも最終のFX-890Pに至るまで徐々に進化を遂げ、教育向けの派生機種であるAX, VXシリーズやZ-1を生み出すことになります。明日は、その最終機種の一つ、Z-1GRを紹介します。

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N-08Bでリモートデスクトップ(Lui)を試してみました

docomo PRO series N-08Bには、「Luiリモートスクリーン」という機能が内蔵されています。これは、言ってみればNECオリジナルのリモートデスクトップクライアントソフトで、パソコン側に専用のサーバーソフトをインストールして使用します。では、簡単に手順を説明します。(対応OSはWindows 7のみです)

1. Windowsで常用するユーザーアカウントには必ずパスワードを設定する必要がありますので、設定していない場合はコントロールパネルで設定しておきます。

2. NECのサイトから、Luiケータイサーバをダウンロードしてインストールします。

3. N-08Bを操作し、「MENU」-「便利ツール」-「Lui機能」-「Lui設定」-「サーバ接続設定」を選択し、[Enter]キーを押します。N-08Bにつける名前を入力する画面になるので、必要であれば編集し[F2]で確定します。

4. PC側で「Luiケータイサーバ初期設定」を起動し、画面の指示に従い必要な情報を入力していきます。

5. Luiを使用するにはDDNSを使うか、メールを使ってIPアドレスの情報をやり取りする必要があります。DDNSを使用しない場合は、Luiケータイサーバ初期設定内でメールの送受信設定も行ってください。

6. すべての設定が終了したら、PC側で「完了」をクリックする前に、N-08B側でサーバー名が表示されていることを確認します。[ENTER]を押してサーバーの設定内容をN-08B側に取り込みます。すべて終了したらPC側で[完了]をクリックし、N-08Bの設定画面も終了します。

7. Wi-Fiで使用する場合にはこのままでOKです。3Gで使用する場合には、mopera Uの設定をする必要があります(要契約)。デフォルトの接続先は"mopera U sp_flat"になっていますが、これを使用するとHSDPAで通信できる代わりにPC接続通信の最大まで(パケホフラットで8190円/月)通信料金がかかります。お金をかけたくない場合は新たに"mopera-U 128k"という設定を作り、「接続先番号」を"mpr.ex-pkt.net"に設定します。ただし、この方法だと3Gの通信速度は128kbps以下となります(料金はmopera Uライトの場合315円/月)。いずれの設定も、ユーザーID、パスワードは空欄のままでOKです。(接続先の設定は、「Lui設定」-「機能設定」-「個別設定」-「接続先設定」で行います)

8. N-08Bで「リモートスクリーン」を選び、パスワードを入力すると接続されます。3Gで128k通信の場合は、「回線レベル」を1に、「画質」を1(動き優先)」にしないと辛いと思います。Wi-Fiの場合は回線レベル・画質とも上げてもよいと思います。

実際に接続したところです。一見UMPCのように見えますね。大きな黒い矢印はニューロポインタのカーソルですが、それと一緒にPCのマウスカーソルも小さく表示されます。
Lui使用中

回線レベルを下げているのでかなり画質は悪いです。特に使用していない部分(デスクトップなど)は文字がつぶれて読めません。また、マウスカーソル(ニューロポインタで操作します)の追従が悪いので、どこにフォーカスがあるかを確認しながら操作しないと、すぐに誤操作してしまいます。
Lui使用中

Wordを起動してみました。快適とは言い難いですが、何とか入力はできます。
Word使用中

感想としては、常用は厳しいですが何とか使えなくはないという感じです。たとえば、出先でOfficeのファイルを編集してDropboxなどに保存する、という使用方法をとることで、他のモバイル機器に編集済みのファイルを送ることができます。モバイル機器向けのOffice互換ソフトはあるとはいえ、やはり純正Officeは安心感が違いますからね。
出先でこのような使用方法をとるには、サーバーPCを常時起動しておくか、Wake-ON-LAN(WOL)の設定をしておく必要があります。このためには、PC本体だけでなくルーター側もWOLに対応している必要がありますので、ちょっとハードルが高いかもしれませんね。

古い機種ですが、白ROM端末はまだ入手できます

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CASIO 占い電卓 FT-21

手持ちの電卓紹介シリーズ、今日のお題はCASIOの占い電卓、FT-21です。この頃CASIOは占い電卓以外にもゲーム電卓なども出していましたが、ゲーム電卓の中でも「デジタルインベーダー」はかなり流行りました。私は自分では買いませんでしたが、友人のを借りてよく遊んでいました。ゲーム電卓もたまにオークションで見かけますが、占い電卓はめったに見かけませんね。

FT-21はその名の通り占い機能を内蔵していますので、日付を処理できないといけないということで時計機能とカレンダー機能がついています。写真は時計表示の状態です。本体はカードサイズで非常にコンパクトです。
FT-21

日付表示画面です。年・月・日から自動的に曜日は設定されます。ちなみに年の表示は下二桁となっていますが、内部的には1900年代と2000年代は区別されているようで、曜日は正しく設定されています。
日付表示

本日の運勢表示です。このほかに相性占いなどもできます。
占い表示

この電卓はカレンダー内蔵であるため、日付の計算もできるようになっています。たとえば、1995年1月2日の5000日後は?という計算は、以下のように操作します。
 1995 [DATE] 1 [DATE] 2 [DATE] + 5000 =
すると答えは2008年9月10日(表示は "08-09-10")と表示されますが、試しにEXCELで同じ計算をしてみましたが、正解でした。このように日付の入力を行うことで試してみたら、年は1900年~2099年まで入力可能で、それ以外の数値は受け付けられませんでした。こんな古い機種でもきちんと2000年問題をクリアしていたのは意外でしたね。さすがに2100年以降、動作するこの機種が地球上に残っているかどうかは疑問ですし、現実的には十分だと思います。

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CASIO FX-601P

本日紹介するのは、昨日のFX-603Pに続き同じCASIOプログラム関数電卓FX-601Pです。発売は1981年のようですが、この頃のCASIOプログラム関数電卓といえば、このFX-601P(プログラム128ステップ)とその上位機種FX-602P(512ステップ)の他に、アルファベット表示のできないFX-501P/502P(プログラムがそれぞれ128/256ステップ)がありました。
FX-601P

本当は602Pが欲しかったのですが、当時高校生だった私にはなかなか手の届かない存在で、601Pが6000円ぐらいで売られているのをみつけて購入しました。それ以前はやはり同じCASIOの普通の(プログラムはできない)関数電卓fx-140というのを使用していましたが、こちらがグリーンの蛍光表示管式で少し大きめだったのに対し、この601Pはポケットに入るサイズだったこともあり、高校生→大学生→就職後とかなりの期間肌身離さず持ち歩いて、よく使用する計算式などをプログラムして使用していました。計算機持込み可な大学の試験でも役に立ってくれました。さすがにそれだけ酷使したためかアルミ製のパネルを貼りあわせてあった接着がダメになり、現在ではこのように3枚におろされたような姿になってしまっています…。これでも電池を入れるとちゃんと動くところがすごいですね。
はがれています

そんなわけでこのFX-601Pは、後釜としてFX-603Pを購入するまでの15年近くのあいだ、ほとんど毎日のように持ち歩いていた、とても愛着のある機種です。これと相前後して買ったPC-1500や、後釜のFX-603Pと比べてもダントツに活用していたと思うので、上のようなぶざまな姿になってしまっても捨てられないですね。ボンドか何かで接着すればもとの姿には戻りそうなこともあり、現在は予備機として保存してあります。

これの上位機種、FX-602Pはファンが多いのか、AndroidiOS用にエミュレータアプリが出ています。いずれも有料ではありますが、興味のある方は試してみてはいかがでしょうか。
iOS用:FX-602P Sim
Android用:FX-602P Calculator

最後にFX-601P/602P/603P関連情報のサイトへのリンクもいくつか紹介しておきます。
FX-602P Page:プログラミングのテクニックなどの紹介。
Marcus' FX602P Page:ゲームプログラム(なんと手書きリスト!)などがあります。
CASIO FX-602P:測量計算プログラムや、FX-603PのカセットI/F製作記事があります。
マニュアルダウンロードサイト:603P用はこちらから、602P用はこちらから、英文のマニュアルをダウンロードが可能です。

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CASIO FX-603P

昨日、HP-15Cを紹介したついでに、手持ちガジェット紹介シリーズ、電卓編を始めようと思います。本日紹介するのはCASIOのプログラム関数電卓、FX-603Pです。これは、ベストセラーとなったFX-601P/602Pの後継機種として1990年頃に発売されたものですが、LCDが2行表示となり、プログラムステップ数も6144ステップと大幅に増え(601P/602Pはそれぞれ128/512ステップでした)、しかも601P/602Pとプログラムの互換性があります。私はこれを買う前、FX-601Pを長い間使用していましたが、さすがにガタがきたためこれを購入しました。
FX-603P

2行あるLCDは、プログラム実行時には上段にアルファベットなどを使用したメッセージを、下段には計算中(あるいは入力中)の数値を表示するようになっています。
RUNモード

プログラム入力中は2行いっぱいに表示されます。
WRTモード

FX-601P~603Pのプログラムの仕様は、他の多くのプログラム関数電卓と同じく計算手順をそのままキー入力して記憶させるというものです。これに、分岐、サブルーチン、ループなどの制御構造が加わっていますが、LBL, GOTO, GSB や条件判断などの使い方はかなりHP-15C/41Cなどのものと似ているように思います。もちろん、HPのほうが発売は先なので、おそらくCASIOがこれを開発するにあたってHPの電卓を参考にしたのでしょうね。逆にこちらのオリジナルな仕様としては、CASIOの伝統と言ってよいプログラムエリアでしょう。P0~P9(機種によってはP0~P19)までのエリアに独立したプログラムを入れることができる仕様はFX-702PからFX-890Pに至るポケコンのみならず、デスクトップパソコン(FP-1100)にも受け継がれることになります。
FX-603PにはFA-6Sというインターフェースユニットがオプションで用意されていました。これはカセット、RS-232C、セントロニクスパラレルインターフェースを備えていましたが、FX-870P(VX-3, VX-4なども)とも共通で使用できるものでした。FX-603Pにはこれを接続するための30ピンコネクタがついていましたが、このコネクタ自体、FX-870P/890Pなどのものと互換性がある(こちらは仕様が公開されています)ということでしょう。うまく工夫すればPCと接続できるインターフェースを自作できる可能性もあるので、今後の研究課題としたいと思っています。ちなみにFX-603PでRS-232Cの通信パラメータを設定・参照するには、POKE, PEEK 命令を使用します。CALL命令はないので機械語が使用できるわけでなないようですが、海外ではプログラムの中間コードやメモリマップなどの解析をしている人もいるようです。
FX-603Pは2000年代中盤までは販売されていたようで、かなりのロングセラーと言えるでしょう。現在ではその後継機種としての役割はFX-5800Pなどが担っており残念ながら603Pは生産完了となってしまっています。私のFX-603Pはちょうど電卓の使用頻度が減ってきたときに購入したため、幸い傷みもなく比較的きれいです。これからも末永く愛用していきたいと思います。

※各種電卓の紹介のため、UP-Cさんのサイトへリンクさせていただきました。

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ついにHP 15C Limited Editionを買ってしまいました

先日も書いた "PlayStation Vita 初音ミク Limited Edition" の予約が本日Amazon他の多くの通販サイトで始まったようですが、特に3G/Wi-Fi版は数が少ないのか瞬殺だったようですね。私は何とかヨドバシでWi-Fi版を予約できましたが、「本当は3Gがほしかったのに~!!」などと思ったのは贅沢だったようで、Wi-Fi版を予約できただけでもラッキーだと思うべきだったようです。今となってはWi-Fi版も含め現在購入可能なのはぼったくり価格のところのみとなってしまいましたが、いくら需要と供給で価格が決まる市場経済とはいえ、こういうのは行政指導の対象にはならないのでしょうか…。ちなみに、"Project DIVA 2nd いっぱいパック" のときは、キャンセルが多数出たのか発売日以降Amazonで普通に買える期間がかなり長く(週~月単位だったかな…?)ありました。このVitaも同じとは限りませんが、ぼったくり価格で買うのが許せない人はこちらにかけてみるのも手かもしれませんね。

さて、ここからが本題ですが、以前から欲しいと思っていたHPプログラム関数電卓、"HP 15C Limited Edition" をついに買ってしまいました。こちらは同じ "Limited Edition" とは思えないぐらい売れ行きはゆっくなようですが…。
HP-15C

サイズはPC-1262に近いですが、厚さはこちらのほうが厚いです。
HP-15C & PC-1262

これはHPから1980年代に発売されていた関数電卓HP-15Cの復刻版で、今なお現行機種である金融電卓HP-12Cの兄弟機にあたります。最近の関数電卓は安っぽいプラスチック製でいまいち萌えないのですが(笑)、これは一部アルミが使われていたりしてちょっと高級感がありかっこいいです。国産の電卓も1980~1990年代のものは高級感があったのですけれどもね…。HPの電卓ということで、操作体系は以前紹介したHP-41Cと同じRPNで、スタックが4段であるところも含めほとんど同じような操作方法で使えます。HP-41Cと違ってアルファベットは使えませんが、その代わりに複素数演算、行列演算、数値積分、求根計算などができるようになっています。ちなみにこれはオリジナルのHP-15Cとは中身は全く別物であり、ARMプロセッサを使用してオリジナルをエミュレートすることで同様の操作を実現しているようです。このため、PSE 命令などはオリジナルよりかなり停止時間が短くなってしまっているようです。

プログラミングも可能ですが、HP-41Cと異なりアルファベット表示ができないため、プログラム編集画面ではキーの位置を示す数値が表示されます。たとえばこれは[SIN]キーを押した場合で、上から2段目、左から3列目のキーであることを示しています。
プログラム編集画面

HP-15Cには分厚い日本語のマニュアルがついてきます。これを読めば大体操作できると思いますが、ポイントを(HP-41Cとの相違点を中心に)書いておきます。
※求根計算、数値積分は関数X=f(X)を定義するプログラムを作成してから計算する
※プログラムモード・実行モードを切り替えるには[g][P/R]を押す
※プログラムラベルが"A"~"E"であれば[f][A~E]キーで実行、数値であれば[GSB][0~9]で実行
※USERモードにすると、[f]キーを押さなくても[A]~[E]キーのみでプログラムが実行できる
※プログラムの最後は END 命令でななく、 RTN 命令で統一されている
※サブルーチン呼び出しは XEQ 命令ではなく、GSB 命令を使用する
※GTO, GSB からの呼び出しに使えるラベルは"A"~"E", "0"~"9", ".0"~".9"
※ループ制御や間接参照には、専用のIレジスタを使用する
※乱数発生機能 RAN# がある
日本語マニュアル

行列・複素数は少し複雑なので省きます。あとの細かいところはマニュアルを見ていただいたほうがよいと思いますが、上記のポイントを押さえておれば、HP-41Cなどど同じような感覚で使用できると思います。RPNに慣れていないと使いにくいかもしれませんが、一味違う電卓を使ってみたい方にはおすすめの製品だと思います。

残念ながら人気のHP-16Cは販売されていません…

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ポケコンのBASIC仕様比較表

今日は再びポケコンネタです(汗)。私は最近ポケコンに興味を持ち、オークションなどで入手したりしていますが、中古で手に入るポケコンのほとんどは取扱説明書が付属していません。たまに付属するものもありますが、そのようなものはかなり落札価格が上がる傾向にあります。私もPC-1262を入手したもののBASICの素性が分からずちょっと苦労していたので、いろいろ検索してみたところ、下の図のようなBASIC仕様比較表を見つけました。
BASIC Comparison Sheet

この表にはSHARPおよびCASIOの代表的なポケコンについて、変数やメモリの扱い、基本的な記述の仕方、関数や命令の一覧などがかなり詳細に記してあります。また、巻末にはCASIOのポケコンの隠し機能であるMODE命令についても記載があります。まだすべてに目を通したわけではないのでどの程度役立つかはわかりませんが、ポケコンのBASIC仕様が分からず困っている人は一度見てみてはいかがでしょうか。Marcus von Cube System softwareのサイト(英語/ドイツ語のサイトです)の、"DOCUMENTS"→"BASIC-COMPARE.HTML" からOpenDocument形式のスプレッドシート(Excelで開けます)が、またこちらからPDF版がダウンロードできます(どうやらサイト間のリンクが間違っているようで、トップページからPDFのダウンロードページへたどりつけないため、ページへの直接リンクを貼らせていただきました)。とくに初期のポケコンのBASICは変数の使用などにかなり制限があるものが多く、こういうサイトがあると大変助かります。ここにはほかにもCASIOのポケコンのカセットI/Fで保存したWAVEファイルとBASICのテキストを相互変換するツールなどもアップされており、CASIOポケコンをお使いの方にはお勧めのサイトと思います。

ポケコンが増えてくると電池も安く買いたいですね。

テーマ : プログラミング
ジャンル : コンピュータ

tag : ポケットコンピュータ SHARP CASIO BASIC 仕様

PlayStation Vita 初音ミク Limited Edition 発売決定!

今日、アクセスカウントが1000を超えました。こんな中身のないブログでも読んでくださる方がいらっしゃるなんて、とてもありがたいことです。本当に、いつもありがとうございますm(__)m

このところポケコン三昧な日々を送っていましたが、今日はちょっと脱線…というのも、SCEからPS Vitaの新色「クリスタル・ホワイト」が発表になりましたが、これをベースにしたモデル "PlayStation Vita 初音ミク Limited Edition"の発売も発表されたためです。
VIta_mikuLE.png

これはProject DIVA 2ndのときの「いっぱいパック」と同様、初音ミクコラボのPS Vita本体とゲームソフト "NEXT HATSUNE MIKU Project DIVA(仮称)"、メモリカードなどがセットになっており、これを買うだけですぐにゲームが楽しめるというものです。公式サイトのスペック一覧の付属品に "オリジナルデザインARカード" というのが書いてあるのが気になりますね。

まだVitaを持っていなくてこれから購入を検討していたようなミクファンの方々にはぴったりな製品だと思いますが、「いっぱいパック」の時と同じようになかなか予約が取れない可能性があります。実際、Wi-Fi版はついさっきまでヨドバシで予約可能でしたが、現在は予約受付終了になっています。まだ受付していない通販サイトも多数ありますので、興味のある方はこまめにチェックしたほうがよさそうですね。



テーマ : PlayStation Vita
ジャンル : ゲーム

tag : SONY SCE PlayStation Vita 初音ミク Project DIVA Limited Edition

VX-MENU

昨日、CASIOのポケコンVX-4にRAMを増設する記事を書きました。VX-3/VX-4に搭載されているCPU, HD61700は64KBのアドレス空間を4バンク、計256KBのメモリにアクセスすることができます。通常はバンク0がシステムROM, バンク1の一部がRAM, バンク2の一部がシステムROM, バンク3がI/Oとして使われています。改造によってRAMを増設する場合、バンク1のすべてと、バンク2の未使用部分にRAMが割り当てられることになります(正確には昨日の改造で128KB化したVX-4は、スイッチを128K側に切り替えるとバンク2もすべてRAMが割り当てられ、本来バンク2に割り当てられているROMの内容はバンク2のRAMにコピーして使用することになります)。しかし、システムが認識できるのはバンク1のRAMの一部分だけであるため、その他のメモリエリアを活かすには機械語のソフトが必要です。今日は、VX-3/VX-4でPB-1000に似たメニューを使用可能にするVX-MENUを紹介しますが、このソフトを用いると、バンク2のRAMにデータや機械語のプログラム(プログラム側の対応が必要です)を保存することが可能となります。

VX-MENUHD61700 SPIRITSでダウンロードできます。ここではそのほかにもWindows上で動作するHD61700のクロスアセンブラなども公開されています。バンク2のRAMを活かすためには、"VX-MENU(BANK2) System"のほうをダウンロードします。これは、VX-MENU本体がバンク2に常駐し、バンク1(=BASICなどのフリーエリア)は起動用のBASICプログラム(たったの60B!)のみが使用する構造になっています。このため、インストールには少し面倒な手順が必要ですが、いったんインストールしてしまえばあとは快適です。以下にその手順を示します(詳しくは、添付のReadme.txtを参照してください)。なお、インストールにはVXのシリアルポートでPCと通信できる環境が必要となります。

1. まず必要なファイルやデータがあればあらかじめPCにバックアップしてください。その後ALL RESETを行いメモリを初期化し、CLEAR 512,1280を実行します。

2. F.COMを用いて、アーカイブ内の Pbf2Bin.q をVXに転送し、実行します(RUN)。

3. "CONNECT:"と表示されたら環境に応じたファイルをPCから転送します。ちなみにPBFというのはバイナリをテキストに変換してシリアルポートで送受信するためのファイル形式です。
 VX-3 : vmnVX3_128k.pbf
 VX-4(96KB) : vmn96k.pbf
 VX-4(128KB) : vmn128k.pbf

4. 転送が終了すると、実行用MODEコマンドが表示されるので、そこにカーソルを合わせて[EXE]キーを押します。これで初期設定が行われます。

5. F.COMを用いて、起動用BASICプログラム(VX-3:bootVx3.b, VX-4:boot.b)をP7に転送します。以後、RUNモードで[SHIFT][P7]でVX-MENUが起動するようになります。

VX-MENUを使用すると、バンク1の空きメモリをRAMファイルとして利用できるため、機械語のプログラムや10個以上のBASICプログラムを保存して直接実行できます。また、バンク2のメモリには機械語のプログラムや拡張ライブラリ、データなどを置くことができます。このように多機能なVX-MENUはメモリを増設したVXを活用するには必須のソフトなのではないかと思います。通信機能も内蔵しているため、いったんF.COMで通信設定を行ってしまったら、あとはVX-MENUで直接PCとデータのやり取りが可能です。

VX-MENUを実行中のVX-3とVX-4です。
VX-3とVX-4

※本サイトで紹介する内容は、すべて個人的研究の範囲内で行っていることです。ここに書かれた内容を実行したことによる、データ(クラウド上を含む)・ソフトウェア・ハードウェアの障害および金銭的損害について、私が責任を負うことはできません。重要なデータはあらかじめバックアップを行い、内容を十分に理解したうえで、ご自身の責任の下で行ってください。

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tag : CASIO ポケットコンピュータ VX-4 VX-3 VX-MENU

VX-4のRAMを128KBに増設する

今日は、CASIOのポケコン、VX-4のRAMを128KBに増設してみました。今回もPB-1000 FOREVER!の記事を参考にしましたが、使用するスライドスイッチを6Pのところを間違って3Pのものを買ってしまったので、手持ちの抵抗器を用いてプルアップすることで代用しました。その回路図は下記のとおりです。
VX4_128KB.png

今回は、福岡のカホパーツセンターで購入したワイヤリングペンを使用することにしました。
ワイヤリングペン

その他のパーツたちです。右側の大きくて平たいICがRAMチップ(628128相当品)です。
使用する部品

RAMチップは1,2,22,31,32番ピンは基板に接続しないので、ピンを伸ばしておきます。ほかのピンについては、基板に取り付けやすくするため、少し内側に曲げておくとよいでしょう。
メモリチップ

VX-4のケースを開ける方法はPB-1000 FOREVER!の記事を参考にしてください。まず、裏側の3本のビスをゆるめて裏蓋を外します。その後、電池をすべて外し、ケースを固定しているネジをすべて外します。その後、ケースの下側の真ん中の線にマイナスドライバーか爪を差し込んで押しながら外します。(キーボードのパネルがひっかけてある爪の位置に、ケースを固定する爪があるので、そのあたりを押さえます。)
内部

上下の基板を接続しているフレキシブルケーブルを外します。その後下側のCPU基板の上のカバーを外します(固定しているネジを外します)。すると、CPU基板が露出します。
CPU基板

基板を固定しているネジを1つ外し、電源ケーブルと圧電スピーカのリードを切らないように注意しながらゆっくりCPU基板を裏返します。これで目的のメモリチップが見えました。
CPU基板裏側

もともと付いているRAMチップ(6264相当品、私のVX-4には4464という型番のものがついていました)のピン1本ずつはんだを外します。私は先の細いピンセットをひっかけながらはんだごてを当てるという方法で外しました。外し終わったら、新しいRAMチップをはんだ付けします。22番ピンははんだ付けせずにおいてください。
メモリチップ取り付け済み

回路図通りに注意深く配線していきます。RAMモジュールスロットにロジックICとスライドスイッチを両面テープで固定すると配線しやすいと思います。今回使用したのは0.26mmのUEW(ポリウレタン線)ですが、この細さであればケースを加工しなくてもRAMモジュールスロットに配線を引き出せます。UEWはしばらくはんだごてを当てておけば被覆が外れるので、細かい配線をするには便利かと思います。非常に細かいはんだ付け作業が多いので、1本1本丁寧にやりましょう。配線が終わったらテスターなどで導通確認をしておくと確実です。すべて終わったら、ショートされているPAD1をオープンにし、PAD2をショートしておいてください。
完成図

作業が終了したら元通りに組み立てて電池を入れます。スライドスイッチは必ず96K側にしておいてください。ALL RESETを押して"RAM 32KB+32KB"と表示されればOKです。その後 SYSTEM*[EXE] と操作してテストモードに入ります。4.RAMを選択して実行し、PACK 32KBと表示され、エラーメッセージが表示されなければOKです。終了後は再度ALL RESETしてください。これでFX-870Pに32KBのRAMモジュールをセットしたのと同じ状態になり、BASICのフリーエリアは増えているはずです。
RAM容量

このままでも使用可能ですが、バンク2のフリーエリアをさらに約10KB増やすには、PB-1000 FOREVER!のサイトからsys.bをダウンロードしてF.COMを用いてVX-4に転送します(私は先日作成したUSBシリアルアダプタを使用しました)。sys.bを実行し、"OK"と表示されたらスライドスイッチを128K側に切り替え、数字の"0"キーを押します。"OK"と表示されてプロンプトに戻れば成功です。

VX-3/VX-4ともに改造することによって(VX-3は改造方法が異なりますので注意してください!)、バンク1/2の空きエリアをすべてRAMで埋めることができますが、バンク2のRAMはシステムからは見えません。このエリアを活用するためにはVX-MENUなどのソフトを使用する必要があります。VX-MENUのインストール方法についてはまた明日にでも説明します。

※本サイトで紹介する内容は、すべて個人的研究の範囲内で行っていることです。ここに書かれた内容を実行したことによる、データ(クラウド上を含む)・ソフトウェア・ハードウェアの障害および金銭的損害について、私が責任を負うことはできません。重要なデータはあらかじめバックアップを行い、内容を十分に理解したうえで、ご自身の責任の下で行ってください。

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ジャンル : コンピュータ

tag : CASIO ポケットコンピュータ VX-4 改造

金環食に備えて…

5月21日にいよいよ金環食があります。国立天文台のHPによると、国内の多くの地域で午前7:30前後に観察できるようです。
map-japan-m.jpg

せっかくデジカメを持っているからには、ぜひ撮影して残したいものです。しかし、カメラで太陽をそのまま撮影するのは不可能です。明るすぎて何を撮っているのかわからなくなるだけでなく、カメラのイメージセンサーにダメージを与えかねません。そこで使用するのがNDフィルターです。NDフィルターというのは、一般的には被写体が明るすぎる場合に減光するのに使用するフィルターで、減光の度合いによりいろいろ種類があります。その中で、太陽を撮影するのに適したものもあります。たとえば、マルミのDHG ND-100000などがそうですが、これは光の透過を1/100000にまで減少させるフィルターです。
DHG ND-100000

最近ではこのようなNDフィルター金環食撮影ガイドとともに家電量販店やカメラ店で売っています。金環食だけでなく、6月には金星の太陽面通過もありますので、この機会に揃えてみてはいかがでしょうか。

↓私はこれを買いました。日食メガネも一緒にいかがでしょうか

テーマ : ★カメラ&レンズ・機材
ジャンル : 写真

tag : 金環食 NDフィルター ND-100000

ブロガー向けのブラウザは?

ブログを書くようになって2ヵ月と少しが立ちますが、Windowsの標準ブラウザであるInternet Explorer(IE)にはたびたびイライラさせられていました。漢字変換をキャンセルするのに[ESC]キーを押すことがあるかと思いますが、IEでは[ESC]キーを押しすぎるとそれまで入力した文章がきれいさっぱり消えてしまいます。また、文章入力ウィンドウからフォーカスが外れてしまった状態でうっかり[BS]キーを押してしまうと、前のページに戻ってしまい、これまた入力した文章が消えてしまいます。最初は我慢して使っていましたが、ついに今日は「ウキーッ!!」となってしまいました。IEの設定を見てもそのあたりの動作を変える設定は見つからず、レジストリを覗いてもそれらしい項目は見当たりません。ネットで検索しても有益な情報はなく、サイト側でスクリプトを用いて対処してもらうほかないようです。仕方がないので、今回はブラウザを変えるという手段をとることにしました。選んだのは、アドインも利用できカスタマイズが容易なFirefoxです。

Firefoxでも初期状態では[BS]キーが「戻る」に割り当てられています。これを変更するには、アドレスバーに"about:config"と入力します。設定画面で、"browser.backspace_action"の値を1に変更します。
設定画面

これで[BS]キーが無効になりました。なお、この設定を行っても[ALT]+[←]で戻ることができますので、まったく不自由はありません。しかし、なんで[BS]に「戻る」を割り当てる必要があったのでしょうか…全く理解に苦しみます。今、Firefoxでこの文章を書いていますが、[ESC]や[BS]の誤操作で文章が消えてしまうこともなく、非常に快適です。しばらくこれを使ってみようと思います。
ブログ編集画面

テーマ : ソフトウェア
ジャンル : コンピュータ

tag : Webブラウザ Firefox Mozilla Internet Explorer

N-08B用おすすめiアプリ - 計算編

今日は久しぶりにN-08Bに対応したiアプリを2種類紹介します。今日紹介するのは、表計算アプリに関数電卓アプリと、いずれも計算に使用できるものです。

1. いつセル
iアプリにも表計算アプリは数多くありますが、この「いつセル」はN-08Bの横長画面に対応しているので特におすすめです。関数もいくつか使用可能となっています。小数点の入力の仕方など最初は戸惑う部分もありますが、簡単なヘルプを内蔵しているので、使い慣れれば大丈夫かと思います。データの保存については、単体で使用する場合は専用のスクラッチパッドに保存するか、GIF形式に偽装して保存する方法が利用できます。また、CSV形式のテキストと相互変換する機能もついており、N-08Bであればテキストエディタとの間でコピー&ペーストを行うことで、本体やmicroSDに保存することができます。
いつセル

2. SciCalc
簡単な関数電卓アプリです。もともとキーの少ない携帯電話用に作られているため、メニューの階層が深くなっている部分がありますが、これも慣れれば大丈夫かと思います。
SciCalc

これでN-08Bにも実用的なiアプリがそろってきました。また、Gmail, Googleカレンダー, Evernoteも制限はあるもののある程度利用可能です。これで通話がしやすければ時にはSH-03Cの代わりに持ち歩いてもいいのですが…やはりBluetoothヘッドセットを買うしかない!?

テーマ : 携帯アプリ
ジャンル : 携帯電話・PHS

tag : docomo N-08B iアプリ いつセル SciCalc

PC-1262用カセットIFの製作

昨日、SHARPのポケコン用プリンタ・データレコーダCE-125Sのメンテナンスの記事で書いたように、PC-1262のプログラムをマイクロカセットに保存することは一応可能となりました。しかし、長期的な信頼性については不安が残るため、PC-1262用のカセットインターフェースを製作することにしました。
PC-12xxの側面にある11ピンコネクタには、カセット入出力用の信号線がそのままきているため、インターフェース自体は容易に自作することができます。ネットを検索してみるとそのあたりの情報がヒットしますが、今回はその中からhonhiroさんのサイト掲示板の記事に載っていた回路図をもとに作ってみました。

今回使用した回路図です。今回は1,2,6,7番ピンのみ使用します。
回路図

参考までに、PC-12xxの11ピンコネクタのピン接続を示します。
 01:LS1(ブザーへ)
 02:GND(+6V)
 03:VGG(0V)
 04:FO1(BUSY)
 05:FO2(Dout)
 06:Xin(カセット入力)
 07:Xout(カセット出力)
 08:IB8(Din)
 09:IB7(ACK)
 10:IB6(SEL2)
 11:IB5(SEL1)

小型のユニバーサル基板(今回は手持ちのサンハヤトICB-88をプラスチックカッターで切断しました)に、回路図どおりに部品をはんだ付けします。
カセットI/F基盤

そのままで使用可能ですが、いちおうケースに入れることにします。手持ちで適当なものがなかったので、マイクロカセットのケースを加工して入れてみました。見てくれは悪いですが、実用上は問題ありません。
MCケースに入れたところ

PC-1262に接続したところ。PCのサウンドカードに接続してCLOAD/CSAVEしてみましたが、問題なく終了しました。ちなみに、PC側の入力は必ずライン入力ではなくマイク入力を使用するようにしてください。入力信号のレベルが全く異なりますので…。
PC-1262に接続中

これでPC-1262のプログラムも、WAVE形式ではありますがPCに保存することができるようになりました。あとは、BASICのプログラム(テキスト)や機械語(バイナリ)のプログラムをWAVEに変換することができれば一番良いのですが、ネットで検索したところではBASICのほうは難しそうです。PC-1500用にはツールがあるようですが…。PC-1500用のツールを改造すればできるようになるかもしれないので、今後の検討課題としたいと思います。

※記事中の回路図の作成には、水魚堂さんの回路図エディタを利用させていただきました。

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テーマ : 自作・改造
ジャンル : コンピュータ

tag : SHARP ポケットコンピュータ PC-1262 カセットインターフェース 自作

CE-125Sのメンテナンス

先日PC-1262と一緒に入手した、一体型プリンタ・データレコーダCE-125Sのバッテリとゴムベルト交換をしてみましたので、記録として残しておきます。

NiCd電池は最初電池ボックスに入れるつもりで普通の単3型を買ってしまいました。これが失敗で、CE-125Sの本体内に電池ボックスを入れるのが難しい(少し大きすぎる)ことが判明したため、仕方なくこのNiCd電池に直接リードをはんだ付けしました。こういう電池はだいたいはんだがつきにくいものが多く、これも例外ではありませんでした。普通にはんだ付けしただけではちょっと動かしただけですぐに取れてしまい、とうてい使い物にはなりませんでした。そこで、電池の(+)極と(-)極をやすりがけしてザラザラにしてやると、はんだの乗りが改善されました。
NiCd電池の電極

しかしこれでも弱いことには変わりがないので、これから作業される方はおとなしくタブ付きを買ったほうがよいでしょう。今回使った電池は1100mAhと、オリジナルのバッテリ(500mAh)の倍以上の容量があります。充電もオリジナルの倍程度かかると思ったほうがよいのでしょうね。(ネットで入手した英語版説明書によると、15時間の充電が必要とのこと。これから計算すると、なんと33時間!の充電が必要ということになります。)
NiCd電池
本体に収納した様子

次にデータレコーダの補修です。マイクロカセットを購入してセットしてみると、やはり記録・再生がうまくいきません。一見大丈夫そうに見えたゴムベルトですが、やはり伸びているようです。千石電商で購入した0.95Tのベルトを使用し、カウンター駆動用(横に長いベルト)にφ50mm、ほかの2つはφ35mmのベルトに交換しました。
データレコーダ

これで記録・再生ができるようになりました。ある程度長いプログラムをロード・セーブしてみましたがエラーなく終了しました。しかし、スピーカーから聞こえる音を聴いていると、ジッタがかなりあるように思います。油をさしたりしたら改善するのかもしれませんが、自信がないので今回は見送りとしました。
ロード中

これでPC-1261も無事にプログラムの印刷、保存ができるようになりました。しかし、データレコーダには少し不安が残るので、PCのサウンドカードに接続できるようにカセットIFも自作する予定です。

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tag : SHARP ポケコン PC-1262 CE-125S 修理

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