ちょっと実験…

PC-G850シリーズの11pinシリアルポートも、VX-3/4/FX-870Pの30pinコネクタも、RS-232CのTxDとカセットのXout, RS-232CのRxDとカセットのXinをそれぞれ共用しています。そこで、前回製作した30pin-11pinアダプタと、PC-1262用に製作したカセットインターフェースを接続してVX-3用のカセットインターフェースとして利用できないか、試してみました。写真は接続したところ。なお、この実験の前提として、30pin-11pinアダプタ内のVccラインの配線が接続されている必要があります(PC-12xxではVccがGNDとして扱われているため)。
カセットインターフェースと接続

VX-3からのSAVEは一見うまくいったように見えました。しかし、SAVEしたWAVEファイルをVX-3にLOADしようとすると、PO ErrorやFR Errorが出てしまってうまくいきません。下図が自作のカセットインターフェースの回路図ですが、圧電スピーカーでモニターするための回路に入っているC1のせいでレベルが落ちている(30pin-11pinアダプタは1番pinがGNDに接続されているため、C1が6番pinに入る信号を減衰させる可能性がある)と考えたため、C1を外してみました。
回路図

C1を外すとPO Errorは出にくくなりましたが、FR Errorは相変わらず出ます。よくよく見ていると必ず特定の位置で出るので、そのあたりの波形を確認してみました。
波形

何やら波形が乱れています。CRの値などが不適切なのか、GNDの極性が逆なのが悪いのか、理由はよくわかりませんが…。というわけで、この実験は残念ながら失敗に終わりました。カセットインターフェースを作るなら、FA-6の回路図を参考にしたほうがよさそうですね。

※本サイトで紹介する内容は、すべて個人的研究の範囲内で行っていることです。ここに書かれた内容を実行したことによる、データ(クラウド上を含む)・ソフトウェア・ハードウェアの障害および金銭的損害について、私が責任を負うことはできません。重要なデータはあらかじめバックアップを行い、内容を十分に理解したうえで、ご自身の責任の下で行ってください。
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北九州に行ってきました。

この3連休、仕事で北九州に行ってきました。連休ということもあり、新幹線は行きも帰りもほぼ満席でした。そんな中、私は3人がけの席のいちばん窓側だったのですが、乗り込んだらいきなりおじさんが肘掛を全部上げて横になって爆睡していて参りました…。声をかけても起きてくれないし、車掌さんが来るまで待とうと思っていたら、そのうちトイレに立ったのでその隙になんとか席を確保しました(笑)。しかし、こんなに混んでいるときにそんなことするなんて、常識がないと思ってしまうのは私だけでしょうか…。

以前、福岡に行ったとき山陽新幹線の通信事情の悪さについて書きましたが、そのときよりは少し状況が改善していました。大阪から広島県東部ぐらいまでの間は、全てとは言わないまでもかなりのトンネル内でFOMA(HSDPA)での通信が可能となっていました。山口県内や関門トンネルなどは無理でしたが…。ちなみに東海道区間についてはdocomoのWi-Fiサービスを利用して快適にネットを利用することができました。N700系なら窓際の座席にすべてコンセントがついているのも便利ですよね。

初日、23日は仕事はなかったので、小倉に着いてから門司港へ行ってみました。このあたりは門司港駅をはじめとして古い建物が残されていて、「門司港レトロ地区」と呼ばれています。

門司港駅の駅舎。
門司港駅

関門橋。対岸は山口県です。
関門橋

きれいな橋がありました。
門司港

2日目の24日は一日中仕事で缶詰だったので、観光はできませんでした。3日目の今日、25日は少し空き時間ができたので小倉周辺を散策してみました。

小倉城の天守閣。これは戦後に再建されたものです。内部は博物館になっています。
天守閣

小倉城のお堀。
小倉城のお堀

お堀の横には「リバーウォーク」というショッピングモールがあります。9年前にできたようです。ファッション関係の店が主体ですが、家具屋さんなどもありました。また、クリスピークリームドーナッツがありましたが、長蛇の列でした。
リバーウォーク

帰りは夕方の新幹線に乗ったのですが、駅弁がほとんど売り切れ間近で焦りました…。週末の夕方に新幹線に乗るときは、改札を通る前に夕食を確保したほうがよさそうですね。
駅弁

今回の写真は全てXperia SX SO-05Dで撮影し、記事は新幹線車内で書きましたが、XperiaとPCをつなぐmicro USBケーブルを持っていなかったので、撮影した画像をImageShrinkで縮小しDropboxにアップロードすることによって作成しました。

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tag : 旅行 北九州 小倉 門司 リバーウォーク 新幹線

30ピンコネクタ経由でVX-3をパソコンに接続

Let'sNote with Puppy Linuxのネタが一段落したので、またポケコンネタに戻ります(汗)。少し前に、USBシリアルコンバータCASIOポケコンの30pinコネクタに接続するアダプタを作りましたが、実際にCASIO VX-3に接続して通信を試してみました。
USBシリアルコンバータをVX-3に接続

ポケコン側の設定は、下記のようにしました。
BPS=4800, Parity=E, Data=8, Stop=1, CTS=OFF, DSR=OFF, CD=OFF, Busy=ON, SI/SO=OFF, End=ON
VX-3 通信設定

まずこの設定で、PB-1000 Data Communicator(CASIO PB-1000 FOREVER!のSoftware Libraryからダウンロードできます)で送受信を試しました。PC→VX3、VX3→PCともエラーなく終了しましたが、VX3→PCの通信は、なぜかPB-1000 Data Communicator側の[Stop]ボタンで止めなければ終了できませんでした。ソフトの仕様なのか、USBシリアルコンバータの動作の問題か、VX-3の通信設定が悪いのかは不明ですが…。しかし、以前製作した3pinシリアルコネクタ用のコンバータより高速に通信できますので、役には立つと思います。
PB-1000 Data Communicator

次に、Tera Termも試してみました。端末設定はPC-1360Kなどと同様でOKです。
端末設定

シリアル設定は、必ずフロー制御をXon/Xoffにし、送信遅延を50ms/行程度に設定してください。そうしないとPC→VX3への送信時にエラーになります。(VX-3のCTSをONにし、ハードウェアフロー制御を使用するようにしてもエラーになります)
Tera Termシリアル設定

これらの設定で送受信ともうまくいきました。今後はCASIOの30pinコネクタを備えた他の機種(VX-4, Z-1GR, FX-603Pなど)で順次試していきたいと思います。

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Panasonic Let'sNote CF-R1 復活計画 (4)

前回までの記事で、Let'sNote CF-R1のHDDから無事にPuppy Linuxが起動するようになりました。今回は、日ごろ活用しやすいようにいくつか追加の設定を行うことにします。設定ファイルを手動で書き換えるところがありますが、Puppy Linuxでは常にrootアカウントでログインされるため、sudo などの操作を行わなくてもテキストエディタで編集できます。

1. PCのふた(LCD)を閉じたときのサスペンドを無効にする(サスペンドから復帰に失敗するため)
Linuxの電源管理はACPIデーモンが行っているようですが、その設定ファイルが /etc/acpi/ にあります。ふたを閉じたときの動作は /etc/acpi/events/lid.conf に定義されていますので、まずはこれを書き換えます。
 /etc/acpi/events/lid.conf
 5行目の action=etc/acpi/actions/suspend.sh をコメントアウト
 6行目に action=etc/acpi/actions/acpi_poweroff.sh を追加
つまり、電源ボタンでシャットダウンさせるときに実行されるスクリプト、/etc/acpi/actions/acpi_poweroff.sh を実行するように変更するわけですが、このスクリプトはシャットダウン開始までの待ち時間が30秒と長めに設定されています。私はこれを5秒に設定しなおしました。
 /etc/acpi/actions/acpi_poweroff.sh
 9行目の TIMELIMIT=30 → TIMELIMIT=5 に変更
これで、ふたを閉じたときも、電源ボタンを操作した時も、5秒後にシャットダウンが開始されるようになりました。

2. Grubのブートメニューの整理
インストールしたままだとGrubには無駄にたくさんの項目がありますので、これを整理しました。また、起動を早くするために、メニュー選択のタイムアウトを10秒から5秒に短縮しました。
 /menu.lst
 3行目の timeout 10 → timeout 5 に変更
 Windows, Wary Puppy 511 (sda1:PBS), Find Grub2 のセクションをコメントアウト
一番上の Wary Puppy 511 (sda1/boot), と下の3つ Grub4Dos commandline, Reboot computer, Halt computer のセクションのみ残しました。

3. CUPS印刷設定
我が家にはPA-W11G2経由でLAN接続されているEPSON PM-A920がありますが、これはCUPSのプリンタ追加画面で自動認識されました。ドライバは内蔵のPM-A820用を選択すれば問題なく使用できますが、前面カセットからの給紙および両面印刷はできません。これについてはAVASYS製のLinux用PM-A920ドライバでも同様なようなので、仕方がないのかもしれません。

4. Perlのフルセットのインストール
Puppy Wary 5にはPerl 5.10がプリインストールされていますが、いくつかのモジュールが省略されているため一部のPerlスクリプトが実行できません。私は下に出てくるF-Protのインストーラ(Perlで書かれています)を実行しようとしてこの問題に気づいたため、ActivePerl 5.16のフルセットをインストールしました。公式サイトからダウンロードしたファイルを適当なフォルダに解凍し、解凍したフォルダで端末を開きます(右クリックメニューで「ウィンドウ」-「ここでXtermを起動」、下の画像参照)。端末で sh install.sh を実行することでインストールされます。このままだと起動しにくいので、 /usr/bin にある perl のシンボリックリンクを新しくインストールした perl5.16.1 へのリンクに置き換えます。
Xtermを開く

5. ウイルススキャナF-Protのインストール
Puppy Sary 5にはXFProtというウイルススキャナがプリインストールされていますが、これはコマンドラインアプリケーションであるF-Protのフロントエンドとして動作します。このため、初回起動時にF-Protをダウンロードしようとするのですが、実際にはダウンロードできずにエラー終了してしまうので、手動でF-Protをインストールしてみることにしました。ダウンロードサイトからLinux Workstation版をダウンロード後、適当なフォルダに解凍し、解凍したフォルダで端末を開きます。端末で perl install-f-prot.pl を実行するとインストールされますが、オプションはすべてデフォルトのままでよいと思います。これでコマンドラインからのスキャンは fpscan -a で問題なく実行できるようになりました(テストウイルスが見つかりますが、これは正常です)。しかし、XFProtはこのバージョンのF-protに対応していないようで、起動すると「バージョンの取得に失敗」というエラーメッセージが表示されてしまいます。残念ながら現状XFProtを利用するのは断念し、コマンドラインでのスキャンを行うよりほかないようです。

6. ファイアウォールの設定
メニューの「セットアップ」-「ファイアウォールウィザード」でファイアウォールの設定が可能です。私は"automatic"で設定しました。
ファイアウォールウィザード

7. Flashプラグインのインストール
デフォルトのブラウザであるSeaMonkeyにはFlashプラグインが入っていません。インストールするには、Adobeのサイトから、Linux(32bit用)の install_flash_player_10_linux.tar.gz をダウンロードし、その中から libflashplayer.so というファイルのみを抽出し、/usr/lib/mozilla/plugins/ フォルダにコピーします。これでFlashが表示できるようになります。
Adobe Flashファイル

これで日常の使用にはほぼ問題がなさそうですので、しばらくこのままで利用してみようと思ます。Puppy LinuxのおかげでこのLet'sNoteもまだまだ使えそうです。今後はまた何か工夫すべき点があればおいおい記事にしていこうと思います。

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Panasonic Let'sNote CF-R1 復活計画 (3)

前回Let'sNote CF-R1Puppy LinuxのライブCDが起動するところまで書きました。本日は、HDDにインストールを行うことにします。あらかじめ断っておきますが、私はLinuxについては全くの初心者なので、上級者の方々からみると変なことをしているかもしれませんが、そのあたりはご容赦ください(コメント欄にて指摘していただけると幸いです)。この作業に入る前に、いったんWindows XPを起動し、リカバリエリアを不可視に戻しておいてください(C:\util\oxp\tools\hideRHDD.js をダブルクリックして実行する)。Puppy Wary 5のライブCDを起動すると、個人設定のウィザードが起動していろいろ設定を聞いてきますが、ライブCDで今後も使用を続けるわけではないので基本的にはすべて×をクリックして閉じます。
Puppy Linux

今回はLinuxの古典的なインストール方法である"Full install"でやってみます。まず、左下に内蔵HDD"sda1"のアイコンがあると思いますが、マウントされているとパーティションの設定などができません。念のため"sda1"アイコンを右クリックしてアンマウントしておきます。
sda1のアイコン

「インストール」アイコンをクリック(ダブルクリックではなくシングルクリックでOKです)してインストーラを起動します。"Click button to run the Universal installer"の右のボタンをクリックして"Universal installer"を起動します。インストール先を聞いてくるので、"Internal hard drive"を選んで[OK].その後、インストールするパーティションを選んで[OK].
"Filsystem in partition"と書かれた枠の中の右上のボタンをクリックすると紫色の警告メッセージが表示されるので[OK]で閉じてください。パーティションエディタ"GParted"が起動します。
もともとWindows XPがインストールされている一番上のNTFSパーティションを選んで[Delete]をクリックします。次に"Unallocated"選んで"New"をクリックします。作成するパーティションの設定画面が表示されるので、サイズは"15000"、"Create as: Primary partition"、"File system:ext3"を選んで[Add]をクリックします。このパーティションにPuppy Linuxをインストールすることになします。次にスワップパーティションを作成します。再び"Unallocated"を選んで[New]をクリックし、今度はサイズはそのまま、"Create as: Primary partition"、"File system:linux-swap"を選んで[Add]クリックします。ここでこれまでの変更を適用するため、[Apply]をクリックします。確認ダイアログで再度[Apply]をクリックします。最後に作成したext3パーティションを起動可能にするため、右クリックして"Manage Flags"を選択し、"boot"にチェックを入れて[Close]をクリックして閉じます。これでパーティション作成は終了ですので[Close]をクリックして閉じます。
GParted

その後再度HDD選択画面が出ますが(なぜか2つ同じ物が表示されることがある)そのまま[OK]をクリックします。次に"Install Puppy to sda1"の右の犬のボタンをクリックし、確認ダイアログで[OK]をクリック、インストール元指定で[CD]をクリック、確認ダイアログで[OK]をクリックします。最後にインストール種別を確認されるので[FULL]をクリックするとファイルのコピーが始まります。インストール経過を示すダイアログが消えても、テキストエディタが開いてCD-ROMがイジェクトされるまでは操作せずに待ってください(かなり時間がかかります)。私はここでシャットダウンしてしまい、不完全なインストールに悩まされました。テキストエディタはそのまま閉じてもOKです。この時点ではまだブートローダが入っていないため起動できません。メニュー「セットアップ」-「Grub4Dosブートローダの設定」を起動し、オプションは変更せず[OK]をクリックしてください。ブートメニュー設定の画面が表示されるので変更せず[OK]、確認ダイアログで[OK]、すべて完了したら[OK]で閉じます。
Grub4dos設定

これでインストール自体は終了なのですが、このまま再起動するとXの初期化が失敗して画面がブラックアウトするのでXの設定変更が必要です。ライブCDを起動したときにウィザード形式で設定した内容が /etc/X11のxorg.conf に保存されている(ただし、実体はRAMディスク上にあるので電源を切ると消えてしまいます)ので、このファイルを /mnt/sda1/etc/x11/ に上書きコピーしてください。これで問題なくXが起動するようになります。その後メニューからコンピュータを再起動しますが、シャットダウンの途中でライブCDで行った個人設定ファイルを保存するかどうか尋ねてくるので[DO NOT SAVE]を選択してください。再起動後、個人設定のウィザードが開きますので、必要に応じて設定を行って完了です。
Webブラウズ中

内蔵のタッチパッドやサウンド、NICも問題なく動作しています。また、いままで使用していたNECの無線LANカード、Aterm WL54SCも内蔵のドライバで認識され、802.11gでのインターネット接続も問題なく行えました。逆にうまく動作しないのは、SDカードスロットとサスペンドからの復帰です。USBメモリは使用できますし、SDカードは動作しなくても何とかなりますが、問題はサスペンドですね。PCのふたを閉じるとサスペンドになるのですが、復帰したときに画面がブラックアウトしたまま戻りません。この時点で電源スイッチを操作するとシャットダウンはされるので、画面だけの問題でOSごと落ちているわけではないようですが…。とりあえずはサスペンドを無効にして対応してみましたが、そのあたりのことはまた次回にでも…。

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Panasonic Let'sNote CF-R1 復活計画 (2)

ようやくLet'sNote CF-R1用のPanasonic純正のDVDスーパーマルチドライブ、LF-P867Cを入手しました。というわけで、これからちょくちょくいろいろなOSのインストールを試みたいと思います。
LF-P867C

今回は、省メモリLinuxのなかから、Puppy Linuxを選んでみました。公式サイトから今回はWary 5.11をダウンロードしてDVD-R(CD-Rでも可)に焼きました。LF-P867Cにセットして起動すると、grubのメニューが表示されます。一番上の"Wary Puppy…"を選ぶとディスプレイの設定に失敗して画面がブラックアウトするので、2番目の"Puppy safe mode"を選びます。
grub

Safe modeではウィザード形式で起動が進められます。キーボードは"jp106"、Xの設定は"Xorgwizrd"を選択します。Puppy Video Wizardが起動するので、Xサーバは"Xorg"を選択します。
Video Wizard 1

ビデオドライバの設定は"Probe"を選択します。あるいは、"Choose"を選択して"Intel"を選びます。(845GMチップセット搭載のCF-R1MCAXRの場合。モデルによっては異なる場合があります。)
Video Wizard 2

LCDの情報の取得に失敗したというメッセージが出るので、LCDの解像度として1024x768, 24bitを選択します。その後確認のダイアログが出るので"FINISHED"を選択します。
Video Wizard 3

これでPuppy LinuxライブCDが起動できました。タッチパッド、サウンドも動作しているようです。
Puppy Linux

次はPuppy LinuxのHDDへのインストールを試みたいと思います。


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ジャンル : コンピュータ

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CASIO FX-700P

Let'sNote用のDVDドライブがもう少しで手に入りそうです。手に入り次第Panasonic Let'sNote CF-R1 復活計画の続編をやりたいと思いますが、それまでの間もう少しポケコンネタを続けます。今日はまた最近入手したポケコンであるCASIOFX-700Pです。この機種は、CASIOの最初のポケコンであるFX-702P, 801Pの後に、2世代目のポケコンとしてPB-100とほぼ同時期に発売されました。
FX-700P

機能的にはPB-100とほぼ同等であり、外観も似ています。機能的な違いは、メモリ容量(PB-100が544ステップ、FX-700Pが1568ステップ)と、関数入力用の"F"キーの有無ぐらいです。
PB-100と比較

FX-700Pのキーボード。"F"キーで入力できる関数が表示してあります。ちなみに、PB-100も本体内部には"F"キーが隠れており、"F"キーの位置に穴をあけてゴムを切ったものをはめて使用可能にするという改造も一部では流行っていたようです。
キーボード

右上のロゴの比較。PB-100は"PERSONAL COMPUTER", FX-700Pは"PROGRAMMABLE CALCULATOR"と書かれています。やはりFX-700Pは関数入力をしやすくすることで、プログラム関数電卓としての一面を強調していたのでしょうか。当時のCASIOはPBシリーズでは一貫して"PERSONAL COMPUTER"表記を使用していましたが、初期のFXシリーズ(FX-702P, 801P, 700P)では"PROGRAMMABLE CALCULATOR"と表記していました。その後、FX-720P以降では"PERSONAL COMPUTER"に統一されています。私の手元にある他のFXシリーズのポケコンでも、FX-801Pは"PROGRAMMABLE CALCULATOR", FX-890Pは"PERSONAL COMPUTER"になっていました。
PB-100と比較

PB-100は持っていましたが、さすがに544ステップのメモリではほとんど何もできず、少しメモリ容量の大きいFX-700Pを入手してみました。PD-200の開発機としても使用できるかもしれませんので、またいろいろ試していこうと思います。

テーマ : コンピュータ
ジャンル : コンピュータ

tag : CASIO ポケットコンピュータ プログラム関数電卓 FX-700P PB-100

CASIO 30ピンコネクタ用シリアルアダプタの製作

以前からポケコンをパソコンのUSBポートに接続する試みをいつくかやってきました。PC-G850シリーズの11pinコネクタPC-13xx/14xx/E500シリーズの15pinコネクタへの接続は成功しましたが、今度はCASIOの30pinコネクタへの接続を試みることにしました。

今回も、以前製作したUSBシリアルコンバータに接続するアダプタ形式としました。回路図は以下のとおりです。FA-6の回路図を見る限り、CASIOの30pinコネクタのシリアルポートはすべて標準的なRS-232C準拠の信号が来ているようですので、今回は最も標準的と思われるクロスケーブルと互換の接続(互いの TxD⇔RxD, CTS⇔RTS, DTR⇔DSR+CD を接続する)にしました。Vccラインについてはまだ今後の扱いが固まっていないためショートプラグで接続/非接続を選べるようにしましたが、基本的には配線しなくても動作します。また、今回は74HC86による論理反転を無効にするため、11pin側のINV端子(1番pin)をGNDに落とす必要があります。右端の30pinコネクタは、VX-3/4, FX-870P/890P, Z-1では図の上側が実機の向かって左、下側が向かって右、図の右側がコネクタの上段、左側が下段になります。つまり、この図を反時計回りに90度回転させると、実機と同じ配列になるように描いてあります。
回路図

Z-1GRの30pinコネクタです。ハーフピッチ(1.27mm間隔)になっています。
Z-1GR 30ピンコネクタ

ハーフピッチの2列のピンヘッダは少し手に入りにくいかもしれませんが、秋月電子、マルツパーツなどでは扱いがあります。同じハーフピッチでも列同士の間が2.54mmのものは使用できませんので注意して下さい。
コネクタ取付1

SHARPの15pinコネクタ用アダプタを製作した時と同様、サンハヤトのピッチ変換基板SSP-123をプラスチックカッターを用いて半分にカットし、その上にピンヘッダをはんだ付けします。
コネクタ取付2

あとは回路図どおりに結線します。上段の列のピンヘッダへのはんだ付けが難しいと思いますが、あらかじめ電線とピンヘッダ両方に薄くはんだを塗っておき、はんだごてで熱して固定するとうまくいくと思います。写真は完成したところ。
完成図

USBシリアルコンバータと接続し、Z-1GRに接続したところです。
Z-1GRと接続

複数の機種で簡単な送受信の動作は確認しましたが、通信条件などは機種ごとに最適化が必要そうですので、また順に試していこうと思います。個人的には3pinシリアルポートのないFX-603Pで動作すると最も嬉しいのですが…。

※最後に注意をひとつ。この30pin-11pinアダプタの動作はオリジナル設計のUSBシリアルコンバータ側の74HC86による論理反転制御回路に依存しています。SHARP純正のCE-T800などに接続しても動作しません(故障の原因にもなりかねません)ので絶対に接続しないでください。

※本サイトで紹介する内容は、すべて個人的研究の範囲内で行っていることです。ここに書かれた内容を実行したことによる、データ(クラウド上を含む)・ソフトウェア・ハードウェアの障害および金銭的損害について、私が責任を負うことはできません。重要なデータはあらかじめバックアップを行い、内容を十分に理解したうえで、ご自身の責任の下で行ってください。


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CASIO グラフ関数電卓 fx-7200G

ポケコンの紹介が続きましたが、今日は久しぶりに手持ちの電卓を紹介します。CASIOグラフ関数電卓fx-7200Gです。これはCASIO初の(というより、世界初とされています)グラフ関数電卓であるfx-7000Gの後継機です。例によってマニュアルはないのですが、英語版のfx-7000Gのマニュアルで代用できます(こちらでダウンロード可能です)。
fx-7200G

LCD解像度は96×64ピクセルです。
LCD

グラフ機能と、422ステップのプログラム機能を備えていますが、カセットインターフェースなどは備えておらず、プログラムを保存する方法はありません。このfx-7000Gシリーズにはfx-8000Gという上位機種があり、こちらはカセットインターフェース(FA-80)が接続可能なようです。fx-8000Gで検索しても日本語のサイトが全くヒットしないので、国内では発売されなかったのかもしれません。ちなみにこのfx-8000Gはカセットインターフェースの制御プログラムにバグがあり、そこを突くと全メモリへのアクセスが可能となり、機械語のプログラムまで実行可能になってしまうようです(その方法については、Vintage programmable calculatorsに記載があり、プログラミングツールなども置いてあります)。残念ながらfx-7000Gではその方法は使用できませんが内部的には同じCPU(μPD-1007)を採用し、ハードウェア的な共通点は多そうです。
グラフ関数電卓としての操作はHP-48GXなどよりはシンプルです。組み込み関数であれば、[Graph]ボタンを押して関数ボタンを押します。
計算式を入力

[EXE]キーを押すと描画されます。
グラフ描画

計算式を入力して使用したいときは、[Range]で描画するグラフの範囲を設定し、[Graph]を押してから計算式を入力します。この場合、Y=f(X)の形で入力します。たとえば、y=x2+4x+3のグラフなら、下記のように操作します。

[Graph][Alpha] X [x2] [+] 4 [Alpha] X [+] 3 [EXE]

プログラム言語は、Goto, Lbl, Isz, Dszなど、FX-603Pと共通の命令もありますが、基本的には全く異なると思ったほうがよさそうです。たとえば、条件分岐命令やメモリへの代入・参照などは全く違います。プログラム言語の詳細についてはまた時間があればまとめてみたいと思います。

テーマ : 電化製品
ジャンル : ライフ

tag : CASIO プログラム関数電卓 グラフ関数電卓 fx-7200G fx-7000G fx-8000G

SHARP PC-G850S

Let'sNote復活計画が頓挫中のため、本日はまたポケコンの紹介です。本日紹介するのは、SHARPの学校教育向けポケコン、PC-G850Sです。これは、PC-G850シリーズの2機種目に当たります(PC-G850→PC-G850SPC-G850V→PC-G850VS(現行機種))。850V以降との違いは、PICコンパイラを搭載していないこと、LCDのコントラストが低めなことと、CPU(Z80)のクロックが少し速い(850Sは9MHz, 850V以降は8MHz)ことです。デザインはPC-G850Vとさほど変わりませんが、850Vが紺色をしているのに対し、850Sはグレー系の色調です。
PC-G850S

PC-G850Vを入手したのはよかったのですが、マニュアルが付いていなかったため、いざ活用しようとするとわからないことが多くて困っていました。そこで、同じPC-G850シリーズで比較的状態がよくマニュアルが付属しているものを狙っていたのですが、850V以降の機種は状態の良いものはすぐに高騰してしまう状態でした。その点、この850Sは比較的安価に落札できました。
PC-G850S 付属品一式

マニュアルには、当然のことながらBASICの仕様の詳細やテキストモードの使い方など、これまで知らなかったことがいろいろ書かれており重宝します。さらには、左側の11ピンポートを汎用I/Oとして利用するのに必要なBASIC命令なども載っており、ポケコンで何かを制御したり、ポケコン用周辺機器を自作する際にも役立ちそうです。

↓解説書なども一応は出ているようですが…


テーマ : ハードウェア
ジャンル : コンピュータ

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Panasonic Let'sNote CF-R1 復活計画 (1)

我が家にはノートPCが3台あります。最も古いものは以前紹介した、1994年購入のOlivetti ECHOS 20cですが、その次に古いのが、本日のお題のPanasonic Let'sNote CF-R1MCAXRです。
CF-R1

これは2004年に中古で入手し、メモリを384MBに増設して大切に使ってきたものですが、最近動作が重くなり使用に耐えなくなってきました。リカバリしてWindows Updateをかけてアンチウイルスソフト(ウイルスバスター)を入れただけでもかなり重いので、最近は使用をあきらめつつありました。ところが、最近家族のほうから「持ち運んで気軽にネット出来るPCが欲しい」という要求が出てきたため、何とかこれを復活する手立てはないかと考えたわけです(キーボードのないスマホやタブレットは嫌とのことです…汗)
古いPCを復活させるにあたっての定番はやはりLinuxだと思いますので、これから試行錯誤しながらインストールに挑戦したいと思います。その前に準備として、まずはリカバリ領域のバックアップをしてみたいと思います。以下の手順は、Panasonic Let'snote テンプレ Wikiを参考にしました。

1. Acronis TrueImage Homeをインストールする(体験版可、2012バージョンを使用しました)。
2. エクスプローラの「ツール」-「フォルダ オプション」-「表示」で「すべてのファイルとフォルダを表示する」に」チェック。
3. C:\util\oxp\tools\showRHDD.js をダブルクリックして実行。再起動を促すメッセージに従って再起動。リカバリ用パーティションがドライブとして割り当てられる。
4. Acronis TrueImage Homeを起動。USB(左側のポート)にDVD-Rドライブを接続しておく。
5. 「バックアップとリカバリ」で「ディスクとパーティションのバックアップ」を選択。
6. ソースに「HDRECOVERY」、保存先にDVDドライブを選択し、「このメディアをブータブルにする」にチェックを入れて実行する。
7. 再起動してBIOSセットアップ USB CDドライブ の起動順位をHDDより上げて再起動。

…とここで問題発生。DVDドライブとしてI-O DATAのBRD-U8DMを使用したのですが、このPCとは相性が悪いのかDVD-Rからブートしてくれませんでした。
BRD-U8DM

本来ならばここでDVD-Rから起動したAcronis TrueImageを用いてバックアップデータのベリファイをしておきたいところなのですが…。仕方がないので実績のあるDVDドライブを入手してから再度試してみることにします。この後実行する予定の操作は…。

8. バックアップDVD-Rの起動を確認し、可能であればベリファイを行う。
9. Windowsを起動し、C:\util\oxp\tools\hideRHDD.js をダブルクリックしてリカバリ用パーティションを隠す。
10. 適当なLinuxをインストールする。

とういうわけで、続きはまた後ほど…。

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現在使用中のBD/DVD/CDドライブです。

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CASIO 実行専用ポケコン PD-200

本日は、再び最近入手したポケコンの紹介です。CASIO実行専用ポケコン、PD-200です。SHARPの実行専用ポケコン(当ブログで紹介したものでは、PC-1285, PC-V220)はWebで検索するとけっこう情報があり、有効活用されている方も多いかと思います。それに対してCASIO実行専用機は、PD-200, PD-700, PD-1000, PD-2000などがあるようですが、ほとんど情報がなくその実態は謎に包まれています(笑)。そんな状態のためこれまでは入手するのをためらっていましたが、PD-200が1個100円からという安値でヤフオクに出ていたので、勢い余って2個落札してしまいました(汗)。送料込みで700円…。
PD-200 2台

今回入手したものはトラックの運賃計算機として販売されていたもののようですが、デットストック品なのか新品にしか見えないきれいなものでした。残念ながらバックアップバッテリは消耗しプログラムは消えていましたが、電卓(PB-100のRUNモードと似た感じです)としては問題なく使用できました。
PD-200

どうやらこのPD-200は、PB-110(PB-100の後継機)を縦型にしたPB-220をベースにした実行専用機のようです。本体上側にはPB-100と同じ12ピンのオプションポートのコネクタが付いていました。
オプションコネクタ

おそらく下の写真のようなクロスケーブルを用いてPB-100系の開発機からプログラムを転送していたと思われます(この写真はヤフオクからお借りしました)。このケーブルがヤフオクに出品されていたので入手しようと思ったのですが、思いのほか高騰しそうなので二の足を踏んでいます。似たようなケーブルを製作された方もおられるようなので、自作するのも一つの手ですね。
クロスケーブル

裏蓋を外すと、拡張RAM(おそらく8KBのRP-8)用のスロットがあります。本体のRAMは8KBなので、合計16KBまで増設可能ということになります。時間があったらもう少し分解してCPUなど確認してみたいですね。
RAMスロット

シフトキーの左にある小さい穴を押すことでデータやプログラムのロード、セーブができるようです。押すたびに、LRAM → SRAM → LOADALL → LOAD# → LRAM と、コマンドが順に表示されます。LOAD# の"#"を消すことで、LOAD コマンドも利用できそうです。LOAD# コマンドを備えているということは、内部的にはデータバンク機能を備えているということですね。
LRAMコマンド

しばらくは電卓として利用するしかなさそうですが、クロスケーブルやカセットI/Fのエミュレータ(カセットI/Fの動作をエミュレートし、PCのシリアルポート経由でプログラムやデータをやり取りできる機器を自作された方がおられるようです)の製作を行うことで活用範囲が増えそうです。カセットI/Fのエミュレータを製作するにはAVRマイコンを利用しなければいけないようなので、まずはAVRの勉強と開発ツール集めから始めなければいけませんが、AVRはハードルも低そうなので時間のある時に少しずつやってみようと思います。

AVRの解説書です。

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tag : ポケットコンピュータ CASIO 実行専用 PD-200 PB-100

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