SHARP EL-5020
本日は久しぶりに電卓、SHARPのEL-5020を紹介します。EL-5020は簡易的なプログラム機能を備えた関数電卓ですが、標準的な関数計算・統計計算機能に加え、順列・組み合わせ、2/8/16進計算、論理演算、分数計算、数値積分などの機能を備えています。CASIOでいうとfx-3800Pあたりが近い印象でしょうか。

基本は7セグメント表示ですが、左端に3桁だけドットマトリクスの領域があり、関数名などが表示されます。この電卓は数式通り入力なので、たとえば sin 30°を計算するには [sin] [3] [0] [=] と操作しますが、[sin]キーを押した時点で左端に"sin"と表示されるようになっています。

プログラム機能はいわゆる"AER"といわれているものです。プログラム領域は2つあり、合計40ステップまで使用可能です。A~F, Mの6つの変数を使用して計算式を入力しておくと、実行時に"A?"などと変数の入力を求めてきます。

計算結果は"ANS"として表示されます。

条件分岐命令も一応ありますが、GOTO命令などはなく、条件を満たせばプログラムの最初に戻る、つまりループを作るような格好でしか使用できません。数値積分はAERモードで入力した関数式に対し、数値積分モードで区間と分割数を入力することによって近似計算されるようになっています。プログラム機能だけをとると、HP-15CやFX-603Pなどとは比べ物にならないぐらい貧弱ですが、コンパクトなボディに様々な計算機能を搭載しているので、なかなか道具としては便利に使えそうですね。(英文マニュアルはこちらからダウンロード可能です)
関数電卓は機能だけをみると最近の機種のほうがはるかに安くて高性能だと思います。しかし、最近のモデルはあの曲線を多用したデザインが今一つ好きになれません。手になじみやすいように考えられているのでしょうが…。なので、古い電卓のほうが魅力的に見えてしまうんですよね。SHARPの現行機種だとこれの後継機はEL-5060シリーズなのでしょうか。EL-5060J-xならデザイン的に嫌いではないんですけど…。
現行機種、EL-5060J-xです。

基本は7セグメント表示ですが、左端に3桁だけドットマトリクスの領域があり、関数名などが表示されます。この電卓は数式通り入力なので、たとえば sin 30°を計算するには [sin] [3] [0] [=] と操作しますが、[sin]キーを押した時点で左端に"sin"と表示されるようになっています。

プログラム機能はいわゆる"AER"といわれているものです。プログラム領域は2つあり、合計40ステップまで使用可能です。A~F, Mの6つの変数を使用して計算式を入力しておくと、実行時に"A?"などと変数の入力を求めてきます。

計算結果は"ANS"として表示されます。

条件分岐命令も一応ありますが、GOTO命令などはなく、条件を満たせばプログラムの最初に戻る、つまりループを作るような格好でしか使用できません。数値積分はAERモードで入力した関数式に対し、数値積分モードで区間と分割数を入力することによって近似計算されるようになっています。プログラム機能だけをとると、HP-15CやFX-603Pなどとは比べ物にならないぐらい貧弱ですが、コンパクトなボディに様々な計算機能を搭載しているので、なかなか道具としては便利に使えそうですね。(英文マニュアルはこちらからダウンロード可能です)
関数電卓は機能だけをみると最近の機種のほうがはるかに安くて高性能だと思います。しかし、最近のモデルはあの曲線を多用したデザインが今一つ好きになれません。手になじみやすいように考えられているのでしょうが…。なので、古い電卓のほうが魅力的に見えてしまうんですよね。SHARPの現行機種だとこれの後継機はEL-5060シリーズなのでしょうか。EL-5060J-xならデザイン的に嫌いではないんですけど…。
現行機種、EL-5060J-xです。
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