CASIO FX-702P & FA-2
今日は再び古い計算機紹介に戻ります。本日紹介するのはCASIOのFX-702Pです。これはCASIO初のBASICでプログラム可能なポケコンであり、SHARPのPC-1210/1211に対抗して、その型番からもわかる通りFX-601P/602Pの上位機種として発売されました。以前紹介したFX-801PはこのFX-702Pに感熱プリンタとマイクロカセットレコーダを一体化した機種になりますが、それ以外のスペックはほぼ同等です。FX-702P/801Pはハードウェア的にもFX-601P/602Pと共通性が高く、同じチップセット(HD43190+HD43191)を中心に構成されています。また、FX-702PとFX-601P/602Pは同じ規格の外部コネクタを備えており、共通のオプションを接続することができました。FX-702Pの後継機種はPB-100やFX-700Pなどかと思われますが、周辺機器やBASICの仕様などはかなり変わってしまうことになります。
FX-702PはFX-801Pとは異なりABC順のキー配列となっています。また、FX-801Pと同様、"PERSONAL COMPUTER"ではなく"PROGRAMMABLE CALCULATOR"と書かれています。

カセットインターフェースのFA-2を接続したところ。

FA-2はこの通りFX-601Pを接続することもできます。

FX-702PはSHARPのPC-1210/1211とは異なり、液晶漏れしている機体はほとんどありません。価格も手ごろで出ていますし、草創期のポケコンを完動品で手にしてみたいという方は、ぜひ手にしてみてはいかがでしょうか。
FX-702PはFX-801Pとは異なりABC順のキー配列となっています。また、FX-801Pと同様、"PERSONAL COMPUTER"ではなく"PROGRAMMABLE CALCULATOR"と書かれています。

カセットインターフェースのFA-2を接続したところ。

FA-2はこの通りFX-601Pを接続することもできます。

FX-702PはSHARPのPC-1210/1211とは異なり、液晶漏れしている機体はほとんどありません。価格も手ごろで出ていますし、草創期のポケコンを完動品で手にしてみたいという方は、ぜひ手にしてみてはいかがでしょうか。
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