Gmail経由でSPモードメールを利用する
ようやくドコモメールが始まりましたね。私の場合はミクぺリアではすでに利用可能なのですが、Lumia 820を利用する機会が多いため、まだSPモードメールのまま利用しています。そのSPモードメールですが、少し前にPOPアクセスで受信する方法についての記事を書きました。残念ながらLumiaにその設定をしても受信できなかったので、Gmailに外部POPメールのアクセスを設定して利用してみることにしました。
まずはGmailにログインし、メール設定を開きます。「POP3を使用して他のアカウントの…」のところから、POP3アカウントを追加します。(以下の画面は既に追加済みのアカウントの編集画面なので、実際とは少し異なるかもしれません。)

以前の記事を参考にしていただき、POP3の設定を行います。ユーザー名は@より前の部分になります。

送信設定を行うには「名前」のところから行います。「エイリアスとして扱う」にはチェックを入れておきます。

その上でSMTPサーバーの設定を行うと、Gmailを使用してSPモードの送信サーバー経由でメールを送信することができるようになります。具体的には、WebやGmailアプリから送信するときに、送信元のアドレスをGmailとSPモードメールから選択できるようになります。

以上の設定で、Gmailから無事にSPモードメールを扱えるようになりました。ただ、POP3のアクセスは不定期なので、プッシュ受信というわけにはいかないのが難点ですが…。次に、Lumiaの設定を行います。Lumiaの標準メールアプリでIMAPまたはExchange ActiveSyncでGmailを設定していると、送信元アドレスをSPモードに設定することができません。かといって、Gmailの純正アプリは存在しません。そこで、サードパーティー製のアプリを探してみることにしました。今回試したのは、その名もズバリ"Gmail"です。無料の試用版と有料版がありますが、違いは広告の有無、プッシュ通知の可否のみです。画像は実際に受信してみたところですが「メッセージR」「メッセージS」なども受信されていますね。

メール作成画面では、このように送信元アドレスを選択できます。ただし、このアプリは日本語キーボードと相性が悪いのか、宛先をアドレス帳から選択する機能が利用できませんでした。("+"をタップすると一瞬メニューが表示されるが、すぐに消えてしまう)

有料版ではこのようにプッシュ通知の設定が可能となります。試しに利用してみましたが、実際にほぼリアルタイムに通知されました。

ライブタイルに新着メール数が表示されます。ライブタイルの更新頻度の問題か、既読にしても消えるのに少し時間がかかるようです。

設定すればロックスクリーンにも未読メール数を表示できます。

これでかなり使い勝手がよくなりました。あとはGmailアプリの不具合(アドレス帳が使えない)と、GmailのPOP受信の頻度を上げることができれば快適なんですけどね。モバセクを利用する方法よりは操作しやすいですし、リアルタイム性はLINEなどにまかせるとして、ドコモメールのIMAP対応まであと少しの間の辛抱だと思って利用することにします。
まずはGmailにログインし、メール設定を開きます。「POP3を使用して他のアカウントの…」のところから、POP3アカウントを追加します。(以下の画面は既に追加済みのアカウントの編集画面なので、実際とは少し異なるかもしれません。)

以前の記事を参考にしていただき、POP3の設定を行います。ユーザー名は@より前の部分になります。

送信設定を行うには「名前」のところから行います。「エイリアスとして扱う」にはチェックを入れておきます。

その上でSMTPサーバーの設定を行うと、Gmailを使用してSPモードの送信サーバー経由でメールを送信することができるようになります。具体的には、WebやGmailアプリから送信するときに、送信元のアドレスをGmailとSPモードメールから選択できるようになります。

以上の設定で、Gmailから無事にSPモードメールを扱えるようになりました。ただ、POP3のアクセスは不定期なので、プッシュ受信というわけにはいかないのが難点ですが…。次に、Lumiaの設定を行います。Lumiaの標準メールアプリでIMAPまたはExchange ActiveSyncでGmailを設定していると、送信元アドレスをSPモードに設定することができません。かといって、Gmailの純正アプリは存在しません。そこで、サードパーティー製のアプリを探してみることにしました。今回試したのは、その名もズバリ"Gmail"です。無料の試用版と有料版がありますが、違いは広告の有無、プッシュ通知の可否のみです。画像は実際に受信してみたところですが「メッセージR」「メッセージS」なども受信されていますね。

メール作成画面では、このように送信元アドレスを選択できます。ただし、このアプリは日本語キーボードと相性が悪いのか、宛先をアドレス帳から選択する機能が利用できませんでした。("+"をタップすると一瞬メニューが表示されるが、すぐに消えてしまう)

有料版ではこのようにプッシュ通知の設定が可能となります。試しに利用してみましたが、実際にほぼリアルタイムに通知されました。

ライブタイルに新着メール数が表示されます。ライブタイルの更新頻度の問題か、既読にしても消えるのに少し時間がかかるようです。

設定すればロックスクリーンにも未読メール数を表示できます。

これでかなり使い勝手がよくなりました。あとはGmailアプリの不具合(アドレス帳が使えない)と、GmailのPOP受信の頻度を上げることができれば快適なんですけどね。モバセクを利用する方法よりは操作しやすいですし、リアルタイム性はLINEなどにまかせるとして、ドコモメールのIMAP対応まであと少しの間の辛抱だと思って利用することにします。
※本サイトで紹介する内容は、すべて個人的研究の範囲内で行っていることです。ここに書かれた内容を実行したことによる、データ(クラウド上を含む)・ソフトウェア・ハードウェアの障害および金銭的損害について、私が責任を負うことはできません。重要なデータはあらかじめバックアップを行い、内容を十分に理解したうえで、ご自身の責任の下で行ってください。 ※また、Lumia 820には技適マークがついていません。このブログの目的はあくまでも研究であり、技適マークのない端末の利用をお勧めするものではありません。 |
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FC2のカウンタ画像を変えてみましたが…
しばらくブログを続けてご覧になっていただいている方はお気づきかと思いますが、最近カウンタの画像が気に入らなくなってころころ変えていました。そうこうするうちに、オリジナルの画像を利用したカウンタを作成しようと思い、SHARPのポケコン風のフォントで作成してみました。

しかし、これをいざアップロードして使用しようとするといろいろとトラブルに見舞われました。まず、普通に0~9までの画像をアップロードし、数字の左側、数字の右側の画像をなしにしました。すると、なぜかカウンタ画像の左側に「FC2無料カウンター」という余計な文字が入ってしまい、フォントが大きいこともあって右側が大幅にはみ出してしまいました。
次に、ダミーでもよいから何か左側に画像を入れたらどうなるかを試してみました。2×40ピクセルの細長い透過色のみの画像を入れてみましたが、今度はカウンタが全く表示されなくなってしまいました。
オンラインマニュアルを読んでみても説明が全く書いてありませんし、うまく表示されているカウンターも多いのに、これはいったいどういうことなのでしょうか…。バグなのかとも思ってしまいます。
とりあえず今回はカウンタの桁数を1つ減らして、左端にダミーの"0"を入れることで一見普通に見えるカウンターにしてみましたが、10万カウントに達するまでには根本的な解決方法を見つけたいところです。また、フォントが大きめであるのは確かなので、小さいものをデザインしなおすべきかとも思います。
FC2カウンターの「おもしろ」カテゴリに登録してあるので、興味のある方は利用していただいて結構ですが、左端に必ずダミーの"0"が入ってしまう点だけ注意していただければと思います。
最後に、数字のGIFファイル(30x40ピクセル、背景は透過色)を個別に置いておきます。もともとデザインしたのは自分ではないのにこんなことを言うのも厚かましいですが、素材として自由に利用していただければと思います。











しかし、これをいざアップロードして使用しようとするといろいろとトラブルに見舞われました。まず、普通に0~9までの画像をアップロードし、数字の左側、数字の右側の画像をなしにしました。すると、なぜかカウンタ画像の左側に「FC2無料カウンター」という余計な文字が入ってしまい、フォントが大きいこともあって右側が大幅にはみ出してしまいました。
次に、ダミーでもよいから何か左側に画像を入れたらどうなるかを試してみました。2×40ピクセルの細長い透過色のみの画像を入れてみましたが、今度はカウンタが全く表示されなくなってしまいました。
オンラインマニュアルを読んでみても説明が全く書いてありませんし、うまく表示されているカウンターも多いのに、これはいったいどういうことなのでしょうか…。バグなのかとも思ってしまいます。
とりあえず今回はカウンタの桁数を1つ減らして、左端にダミーの"0"を入れることで一見普通に見えるカウンターにしてみましたが、10万カウントに達するまでには根本的な解決方法を見つけたいところです。また、フォントが大きめであるのは確かなので、小さいものをデザインしなおすべきかとも思います。
FC2カウンターの「おもしろ」カテゴリに登録してあるので、興味のある方は利用していただいて結構ですが、左端に必ずダミーの"0"が入ってしまう点だけ注意していただければと思います。
最後に、数字のGIFファイル(30x40ピクセル、背景は透過色)を個別に置いておきます。もともとデザインしたのは自分ではないのにこんなことを言うのも厚かましいですが、素材として自由に利用していただければと思います。










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CE-159/161でのライトプロテクト機能の使用方法 (3)
前回に引き続き、プログラムモジュールの活用方法です。今回は、CE-159の一部のみを書きこみ禁止に設定し、変数データをCE-159内部に保持する(=バッテリバックアップが効く)方法について書きたいと思います。(今回の内容のみ、CE-161では使用できません)
メモリマップを参照していただければわかるとおり、PC-1500シリーズでは配列変数および2文字得変数はRAMの後方から確保されていきます。これを逆手にとって、本体内RAM(PC-1500で2KB, PC-1501で6KB)を埋め尽くすような大きなダミーの変数を確保し、使用する変数を強制的にCE-159内に収めてしまう、というのが動作原理です。マニュアルに従うなら、具体的にはZY$()という配列変数を本体RAM容量分確保(PC-1500なら16バイト×128, PC-1501なら16バイト×384)し、変数ポインタ(STATUS 3に相当)をCE-159内に保存するためにZZ$(0)という変数を確保するという方法です。この状態でのメモリマップを示します。

実際には次のような配列宣言を最初に行います。これによりZZ$(0)のデータは3FF7H~3FF8Hに格納されます。そして、RAM領域の先頭(3000Hまたは3800H)から3FEFHまでが実際に利用できる変数領域となります。
PC-1500: DIM ZY$(127), ZZ$(0)*2
PC-1501: DIM ZY$(127, 2), ZZ$(0)*2
(※配列の添え字は255までしか使用できないので2次元にします)
そして、ワークエリアの変数ポインタ(7899H~789AH)の内容を、ZZ$(0)にコピーすることにより、データを回復できるようにします。
POKE &3FF7, PEEK &7899, PEEK &789A または POKE 16375, PEEK 30783, PEEK 30784
逆に、CE-159内のデータを回復するためにはZZ$(0)の内容を変数ポインタに書き戻します。
POKE &7899, PEEK &3FF7, PEEK &3FF8 または POKE 30783, PEEK 16375, PEEK 16376
実際には最初に変数ポインタを初期化(PC-1500なら4800H, PC-1501なら5800H)してから上記の操作を行うため、マニュアルでは下記のようなプログラムが示されています。先頭のSTOPステートメントは誤実行を防止するためのようですが、プログラム中に挿入する位置によっては不要かと思います。
PC-1500:
10 STOP
20 "A":POKE 30783, PEEK 16375, PEEK 16376
30 END
40 "B":POKE 30783, 72, 0
50 DIM ZY$(127), ZZ$(0)*2
60 END
70 "C":POKE 16375, PEEK 30783, PEEK 30784
80 END
90 ~ メインプログラム
PC-1501:
10 STOP
20 "A":POKE 30783, PEEK 16375, PEEK 16376
30 END
40 "B":POKE 30783, 88, 0
50 DIM ZY$(127,2), ZZ$(0)*2
60 END
70 "C":POKE 16375, PEEK 30783, PEEK 30784
80 END
90 ~ メインプログラム
上記のプログラムを含めたBASICプログラムを入力し、前回の記事に書いてある手順で書き込み禁止にします。その後[DEF][B]を実行して初期設定を行います。これにより2文字変数と配列変数はすべてクリアされ、ダミーの変数ZY$()とポインタ保存用の変数ZZ$(0)が確保された状態となります。このZY$()はプログラム内で通常の文字列変数として利用することは可能です。
上記の準備が終われば通常通りプログラムを実行できます。メインプログラムを実行して必要な変数を確保したのち、CE-159を取り外す前に[DEF][C]で変数ポインタを保存、CE-159を再装着したときに NEW0 に引き続いて[DEF][A]で変数ポインタを復帰させることで、プログラム内の2文字変数と配列変数はすべてCE-159内で保存可能となります。ただし、プログラムの実行にRUNコマンドを利用してしまうと変数が消去されてしまうため、注意が必要です。
いろいろと制限はありますし、本体内のRAMが無駄になるという欠点はありますが、この方法を利用すればバッテリバックアップ可能なデータベースプログラムなどを作成することもできそうですね。興味をもたれた方は試してみられてはいかがでしょうか。
メモリマップを参照していただければわかるとおり、PC-1500シリーズでは配列変数および2文字得変数はRAMの後方から確保されていきます。これを逆手にとって、本体内RAM(PC-1500で2KB, PC-1501で6KB)を埋め尽くすような大きなダミーの変数を確保し、使用する変数を強制的にCE-159内に収めてしまう、というのが動作原理です。マニュアルに従うなら、具体的にはZY$()という配列変数を本体RAM容量分確保(PC-1500なら16バイト×128, PC-1501なら16バイト×384)し、変数ポインタ(STATUS 3に相当)をCE-159内に保存するためにZZ$(0)という変数を確保するという方法です。この状態でのメモリマップを示します。

実際には次のような配列宣言を最初に行います。これによりZZ$(0)のデータは3FF7H~3FF8Hに格納されます。そして、RAM領域の先頭(3000Hまたは3800H)から3FEFHまでが実際に利用できる変数領域となります。
PC-1500: DIM ZY$(127), ZZ$(0)*2
PC-1501: DIM ZY$(127, 2), ZZ$(0)*2
(※配列の添え字は255までしか使用できないので2次元にします)
そして、ワークエリアの変数ポインタ(7899H~789AH)の内容を、ZZ$(0)にコピーすることにより、データを回復できるようにします。
POKE &3FF7, PEEK &7899, PEEK &789A または POKE 16375, PEEK 30783, PEEK 30784
逆に、CE-159内のデータを回復するためにはZZ$(0)の内容を変数ポインタに書き戻します。
POKE &7899, PEEK &3FF7, PEEK &3FF8 または POKE 30783, PEEK 16375, PEEK 16376
実際には最初に変数ポインタを初期化(PC-1500なら4800H, PC-1501なら5800H)してから上記の操作を行うため、マニュアルでは下記のようなプログラムが示されています。先頭のSTOPステートメントは誤実行を防止するためのようですが、プログラム中に挿入する位置によっては不要かと思います。
PC-1500:
10 STOP
20 "A":POKE 30783, PEEK 16375, PEEK 16376
30 END
40 "B":POKE 30783, 72, 0
50 DIM ZY$(127), ZZ$(0)*2
60 END
70 "C":POKE 16375, PEEK 30783, PEEK 30784
80 END
90 ~ メインプログラム
PC-1501:
10 STOP
20 "A":POKE 30783, PEEK 16375, PEEK 16376
30 END
40 "B":POKE 30783, 88, 0
50 DIM ZY$(127,2), ZZ$(0)*2
60 END
70 "C":POKE 16375, PEEK 30783, PEEK 30784
80 END
90 ~ メインプログラム
上記のプログラムを含めたBASICプログラムを入力し、前回の記事に書いてある手順で書き込み禁止にします。その後[DEF][B]を実行して初期設定を行います。これにより2文字変数と配列変数はすべてクリアされ、ダミーの変数ZY$()とポインタ保存用の変数ZZ$(0)が確保された状態となります。このZY$()はプログラム内で通常の文字列変数として利用することは可能です。
上記の準備が終われば通常通りプログラムを実行できます。メインプログラムを実行して必要な変数を確保したのち、CE-159を取り外す前に[DEF][C]で変数ポインタを保存、CE-159を再装着したときに NEW0 に引き続いて[DEF][A]で変数ポインタを復帰させることで、プログラム内の2文字変数と配列変数はすべてCE-159内で保存可能となります。ただし、プログラムの実行にRUNコマンドを利用してしまうと変数が消去されてしまうため、注意が必要です。
いろいろと制限はありますし、本体内のRAMが無駄になるという欠点はありますが、この方法を利用すればバッテリバックアップ可能なデータベースプログラムなどを作成することもできそうですね。興味をもたれた方は試してみられてはいかがでしょうか。
※本サイトで紹介する内容は、すべて個人的研究の範囲内で行っていることです。ここに書かれた内容を実行したことによる、データ(クラウド上を含む)・ソフトウェア・ハードウェアの障害および金銭的損害について、私が責任を負うことはできません。重要なデータはあらかじめバックアップを行い、内容を十分に理解したうえで、ご自身の責任の下で行ってください。 |
CE-159/161でのライトプロテクト機能の使用方法 (2)
本日はCE-159/161で実際にライトプロテクト機能を利用する方法について書きたいと思います。(CE-159の英文マニュアルならこちらからダウンロードできますので、目を通しておいていただいた方がよいと思います。) 前回の記事ではメモリマップや簡単な動作原理について書きましたが、今回は実践編ということで、以下に具体的な手順を示します。
1. CE-159/161のライトプロテクトスイッチを書き込み可能(無印のほう)に切り替え(CE-159であれば容量切り替えスイッチも設定します)、PC本体の電源を切った状態で挿入します。PCの電源を投入後、NEW0 を実行します。
2. 機械語のプログラム(CE-153/CE-156なども含め)を使用するのであれば領域を確保(以下、ここではBASICエリアの先頭アドレスを XXYYH と仮定します)するため、NEW &XXYY を実行します。その後、機械語プログラムをロードまたは入力します(内部にワークエリアを持つ機械語プログラムは利用できません)。
3. 必要であればソフトウェアキーに内容を登録します。ライトプロテクトをONにするとリザーブエリアも書き込み禁止となるため、事前に登録しておく必要があります。
4. プログラムモジュールに保存するBASICプログラムをロードまたは入力します。STATUS 2 の値をチェックし、書きこみ禁止領域(ROM領域)の最終アドレス-6よりも小さいことを確認しておきます。次に、一旦プログラムを実行てから STATUS 3 の値をチェックし、ROM領域の最終アドレスより大きいことも確認しておけば確実です(配列および2文字変数がRAM領域に収まることを確認するため)。
5. 以下のプログラムを入力・実行します(実行は[DEF][=]です)。これはプログラムモジュールの空きエリアをFFHで埋め、最後に"65279 END"という行を追加します。実行時に"MEMORY OVER!"というエラーメッセージが表示される場合は、プログラムの容量がROM領域に収まりきらないということなので、プログラムを小さくする(あるいはCE-159の場合はROM領域の容量を増やす)必要があります。このプログラムは本体PC-1500/1501とも共通です。
CE-159のROM領域8KB または CE-161の場合(16377=3FF9H):
65273:"=":IF STATUS 2>16377 THEN 65278
65274:FOR A=STATUS 2 TO 16377
65275:POKE A,255:NEXT A
65276:POKE 16377,254,255,3,241,142,13,255
65277:END
65278:PRINT "MEMORY OVER!":END
CE-159のROM領域6KBの場合(14329=37F9H):
65273:"=":IF STATUS 2>14329 THEN 65278
65274:FOR A=STATUS 2 TO 14329
65275:POKE A,255:NEXT A
65276:POKE 14329,254,255,3,241,142,13,255
65277:END
65278:PRINT "MEMORY OVER!":END
CE-159のROM領域4KBの場合(12281=2FF9H):
65273:"=":IF STATUS 2>12281 THEN 65278
65274:FOR A=STATUS 2 TO 12281
65275:POKE A,255:NEXT A
65276:POKE 12281,254,255,3,241,142,13,255
65277:END
65278:PRINT "MEMORY OVER!":END
6. 最後に以下を実行します。これはROM状態情報領域(RAMの先頭8バイト)に適切なデータを書きこんでシステムから認識されるようにするために必要です。ROM容量を示す5バイト目のデータはなぜか0でいいようです。
CE-159の場合:
POKE &2000, &55, &20, (&XX-&20), &YY, 0, 0, 0, &FF
CE-161の場合:
POKE &0000, &55, &00, &XX, &YY, 0, 0, 0, &FF
7. PC本体の電源を切り、ライトプロテクトスイッチを書き込み禁止([.]側)に切り替えます。これで作業は終了です。
では、実際にやってみることにします。PC-1501+CE-159(ライトプロテクトエリア8KB)にて、カナテープ(CE-156)およびゲーム2種(ここでは、PC-1500 resource pageにある、”Donkey Kong"と"Invader"をロードしてみることにします。
NEW &2790 を実行後、CLOADM &2000 としてカナテープをロード。RESERVEモードで"!"キーの定義を消去(または CALL &20C5@ に変更)しておいたほうがよいと思います。(カナONのためのCALL命令のアドレスはいつものPEEK関数(RAMの先頭アドレスを参照している)を使用したものだと誤ったアドレスをコールすることになり、誤動作の原因となります。これはCE-153でも同様です。)

CLOAD でDonkey Kongをロード。

1行目を、1:ARUN :CALL &20C5:END に変更します(カナを自動的にONにするため)。ゲーム自体は[DEF][D]で実行可能です。

MERGE でInvaderをロード。[DEF][S]で実行可能です。

上記5.のプログラム(CE-159, 8KB用)を入力し、[DEF][=]で実行します。

上記6.のPOKE命令を下記のように実行します。
POKE &2000, 85, 32, 7, 144, 0, 0, 0, 255
その後PC本体の電源を切り、ライトプロテクトスイッチをONにして完了です。この状態でCE-159内のプログラムは見えません(ROM状態情報領域の最後の1バイトが0であるかFFHであるかにかかわらず見えない)が、実行することは可能です。

さらに本体RAM内に"TANK"もロードしてみました。実行可能とするためにプログラムの先頭にラベル"F"を加えます。ちゃんと3つともプログラムを起動して遊ぶことができました。また、プログラムモジュールを着脱したり、本体で NEW0 を実行したりしてもCE-159内のプログラムはカナ機能も含めて消えることはありませんでした。

最後に他のPC-1500にセットしてみました。PCの電源OFFの状態でCE-159をセットし、NEW0 を実行すれば使用可能となります。なぜかカナ機能がうまく動作しませんでしたが(カナキーは有効になるが、カナのフォントが表示されない)、BASICのプログラム自体は問題なく動作しました。カナテープはおそらく初回ロード時に本体内のワークエリアの初期設定を行っているのでしょう。なので、ワークエリアに適切な値が設定されていないと誤動作するのではないかと思います。

CE-159ではROM領域とRAM領域を混在させることが可能であることを利用して、一部の変数をプログラムモジュール内に置くことが可能ですので、次回はこの方法についても簡単に触れておきたいと思います。
1. CE-159/161のライトプロテクトスイッチを書き込み可能(無印のほう)に切り替え(CE-159であれば容量切り替えスイッチも設定します)、PC本体の電源を切った状態で挿入します。PCの電源を投入後、NEW0 を実行します。
2. 機械語のプログラム(CE-153/CE-156なども含め)を使用するのであれば領域を確保(以下、ここではBASICエリアの先頭アドレスを XXYYH と仮定します)するため、NEW &XXYY を実行します。その後、機械語プログラムをロードまたは入力します(内部にワークエリアを持つ機械語プログラムは利用できません)。
3. 必要であればソフトウェアキーに内容を登録します。ライトプロテクトをONにするとリザーブエリアも書き込み禁止となるため、事前に登録しておく必要があります。
4. プログラムモジュールに保存するBASICプログラムをロードまたは入力します。STATUS 2 の値をチェックし、書きこみ禁止領域(ROM領域)の最終アドレス-6よりも小さいことを確認しておきます。次に、一旦プログラムを実行てから STATUS 3 の値をチェックし、ROM領域の最終アドレスより大きいことも確認しておけば確実です(配列および2文字変数がRAM領域に収まることを確認するため)。
5. 以下のプログラムを入力・実行します(実行は[DEF][=]です)。これはプログラムモジュールの空きエリアをFFHで埋め、最後に"65279 END"という行を追加します。実行時に"MEMORY OVER!"というエラーメッセージが表示される場合は、プログラムの容量がROM領域に収まりきらないということなので、プログラムを小さくする(あるいはCE-159の場合はROM領域の容量を増やす)必要があります。このプログラムは本体PC-1500/1501とも共通です。
CE-159のROM領域8KB または CE-161の場合(16377=3FF9H):
65273:"=":IF STATUS 2>16377 THEN 65278
65274:FOR A=STATUS 2 TO 16377
65275:POKE A,255:NEXT A
65276:POKE 16377,254,255,3,241,142,13,255
65277:END
65278:PRINT "MEMORY OVER!":END
CE-159のROM領域6KBの場合(14329=37F9H):
65273:"=":IF STATUS 2>14329 THEN 65278
65274:FOR A=STATUS 2 TO 14329
65275:POKE A,255:NEXT A
65276:POKE 14329,254,255,3,241,142,13,255
65277:END
65278:PRINT "MEMORY OVER!":END
CE-159のROM領域4KBの場合(12281=2FF9H):
65273:"=":IF STATUS 2>12281 THEN 65278
65274:FOR A=STATUS 2 TO 12281
65275:POKE A,255:NEXT A
65276:POKE 12281,254,255,3,241,142,13,255
65277:END
65278:PRINT "MEMORY OVER!":END
6. 最後に以下を実行します。これはROM状態情報領域(RAMの先頭8バイト)に適切なデータを書きこんでシステムから認識されるようにするために必要です。ROM容量を示す5バイト目のデータはなぜか0でいいようです。
CE-159の場合:
POKE &2000, &55, &20, (&XX-&20), &YY, 0, 0, 0, &FF
CE-161の場合:
POKE &0000, &55, &00, &XX, &YY, 0, 0, 0, &FF
7. PC本体の電源を切り、ライトプロテクトスイッチを書き込み禁止([.]側)に切り替えます。これで作業は終了です。
では、実際にやってみることにします。PC-1501+CE-159(ライトプロテクトエリア8KB)にて、カナテープ(CE-156)およびゲーム2種(ここでは、PC-1500 resource pageにある、”Donkey Kong"と"Invader"をロードしてみることにします。
NEW &2790 を実行後、CLOADM &2000 としてカナテープをロード。RESERVEモードで"!"キーの定義を消去(または CALL &20C5@ に変更)しておいたほうがよいと思います。(カナONのためのCALL命令のアドレスはいつものPEEK関数(RAMの先頭アドレスを参照している)を使用したものだと誤ったアドレスをコールすることになり、誤動作の原因となります。これはCE-153でも同様です。)

CLOAD でDonkey Kongをロード。

1行目を、1:ARUN :CALL &20C5:END に変更します(カナを自動的にONにするため)。ゲーム自体は[DEF][D]で実行可能です。

MERGE でInvaderをロード。[DEF][S]で実行可能です。

上記5.のプログラム(CE-159, 8KB用)を入力し、[DEF][=]で実行します。

上記6.のPOKE命令を下記のように実行します。
POKE &2000, 85, 32, 7, 144, 0, 0, 0, 255
その後PC本体の電源を切り、ライトプロテクトスイッチをONにして完了です。この状態でCE-159内のプログラムは見えません(ROM状態情報領域の最後の1バイトが0であるかFFHであるかにかかわらず見えない)が、実行することは可能です。

さらに本体RAM内に"TANK"もロードしてみました。実行可能とするためにプログラムの先頭にラベル"F"を加えます。ちゃんと3つともプログラムを起動して遊ぶことができました。また、プログラムモジュールを着脱したり、本体で NEW0 を実行したりしてもCE-159内のプログラムはカナ機能も含めて消えることはありませんでした。

最後に他のPC-1500にセットしてみました。PCの電源OFFの状態でCE-159をセットし、NEW0 を実行すれば使用可能となります。なぜかカナ機能がうまく動作しませんでしたが(カナキーは有効になるが、カナのフォントが表示されない)、BASICのプログラム自体は問題なく動作しました。カナテープはおそらく初回ロード時に本体内のワークエリアの初期設定を行っているのでしょう。なので、ワークエリアに適切な値が設定されていないと誤動作するのではないかと思います。

CE-159ではROM領域とRAM領域を混在させることが可能であることを利用して、一部の変数をプログラムモジュール内に置くことが可能ですので、次回はこの方法についても簡単に触れておきたいと思います。
※本サイトで紹介する内容は、すべて個人的研究の範囲内で行っていることです。ここに書かれた内容を実行したことによる、データ(クラウド上を含む)・ソフトウェア・ハードウェアの障害および金銭的損害について、私が責任を負うことはできません。重要なデータはあらかじめバックアップを行い、内容を十分に理解したうえで、ご自身の責任の下で行ってください。 |
CE-159/161でのライトプロテクト機能の使用方法 (1)
SHARPのポケコン用RAMモジュールである、CE-159(8KB)/CE-161(16KB)にはライトプロテクト機能がついており、擬似的にROMモジュールとして使用することができるようになっています。書き込み禁止にする領域(以下、ROM領域と呼びます)に機械語のプログラム(内部にワークエリアを持たないものに限ります)を保存するだけなら何も特殊なことをする必要はないのですが、BASICのプログラムを保存する場合には工夫が必要です。この辺りの手順についてはマニュアル(CE-159の英文マニュアルならこちらからダウンロードできます)に記載がありますが、今回から2回にわたってこの手順および動作原理についてまとめておこうと思います。


CE-159はROM領域の容量を切り替える(4KB/6KB/8KB)ことができますが、CE-161は全体を書きこみ禁止とすることしかできません。まずはCE-159/161をPC-1500/1501に装着した場合のメモリマップを載せておきます。当然のことながら、BASICプログラムはROM領域に、変数はRAM領域に置く必要があります。

次に、プログラムモジュールを装着した状態で、BASICプログラムや変数ががどのように格納されるかを示します。(STATUS 2 はフリーエリアの先頭アドレス、STATUS 3 は変数領域の先頭アドレス)

先頭に「ROM状態情報」という8バイトの領域がありますが、これは下記のような意味があります。おそらくメモリスロットにカスタムのBASICプログラムを書き込んだROMをセットして使用することを想定したものと思われますが、プログラムモジュールのライトプロテクト機能においてもこれを使用することになります。(英語版の「機械語の手引き」を直訳しているので、用語がおかしいかもしれません。)
PC-1500/1501にはカシオのようなプログラムエリアの概念はありませんが、実は行番号が重なるようなプログラムを複数RAM上に置くことができます。最もわかりやすい例はMERGE命令でしょう。一般的な8bit時代のPCのBASICの場合は、RAM上に存在するプログラムと同じ行番号を持つプログラムをMERGE命令で読み込むと、後から読み込んだプログラムによって完全に上書きされてしまいます。もちろん行番号が重なっていなければ、2つのプログラムは完全に混ざり合って一つのプログラムになるわけですね。それに対してPC-1500/1501のMERGE命令は、RAM上に存在するプログラムの直後からそのまま新しいプログラムを読み込み、その2つは完全に独立してメモリ上に読み込まれた状態になります。もちろんその場合でもそれぞれのプログラムは問題なく実行できます(予めラベルをつけておかないと呼び出すのが困難になりますが…)。言葉で書いてもわかりにくいかもしれませんので、下に簡単なイメージを載せておきます。

ROM領域にBASICプログラムを保存する場合もこれとよく似た状態になります。実際にメモリ内での格納のされ方は、ROM領域のBASICプログラム→FFHで埋められた領域→"65279 END"→FFH→RAM領域のプログラム という感じになります。ROM領域のBASICプログラムの下位アドレスには機械語のプログラム(CE-153のドライバやCE-156も)を置くことももちろん可能です。次回の記事では、操作方法の実際と、実機でやってみた様子を書きたいと思います。また、CE-159ではROM領域とRAM領域の混在が可能なため、変数を一部CE-159内部に確保して(実際には本体メモリをあふれさせるようなダミーの配列を確保する)バッテリバックアップを行うことも可能ですので、これについても触れたいと思います。


CE-159はROM領域の容量を切り替える(4KB/6KB/8KB)ことができますが、CE-161は全体を書きこみ禁止とすることしかできません。まずはCE-159/161をPC-1500/1501に装着した場合のメモリマップを載せておきます。当然のことながら、BASICプログラムはROM領域に、変数はRAM領域に置く必要があります。

次に、プログラムモジュールを装着した状態で、BASICプログラムや変数ががどのように格納されるかを示します。(STATUS 2 はフリーエリアの先頭アドレス、STATUS 3 は変数領域の先頭アドレス)

先頭に「ROM状態情報」という8バイトの領域がありますが、これは下記のような意味があります。おそらくメモリスロットにカスタムのBASICプログラムを書き込んだROMをセットして使用することを想定したものと思われますが、プログラムモジュールのライトプロテクト機能においてもこれを使用することになります。(英語版の「機械語の手引き」を直訳しているので、用語がおかしいかもしれません。)
RAM先頭からの 相対アドレス | 内容 |
+0 | ヘッダ(常に55H) |
+1 | ROM先頭アドレスの上位バイト |
+2 | BASICプログラムの先頭アドレスの上位バイト (ROM先頭アドレスからの相対アドレス) |
+3 | BASICプログラムの先頭アドレスの下位バイト (ROM先頭アドレスからの相対アドレス) |
+4 | ROM領域の容量 (1KB:04H, 2KB:08H, 4KB:10H, 8KB:20H, 16KB:40H) |
+5 | 未使用 |
+6 | 未使用 |
+7 | プログラムを不可視にするとき00H, そうでないときFFH |
PC-1500/1501にはカシオのようなプログラムエリアの概念はありませんが、実は行番号が重なるようなプログラムを複数RAM上に置くことができます。最もわかりやすい例はMERGE命令でしょう。一般的な8bit時代のPCのBASICの場合は、RAM上に存在するプログラムと同じ行番号を持つプログラムをMERGE命令で読み込むと、後から読み込んだプログラムによって完全に上書きされてしまいます。もちろん行番号が重なっていなければ、2つのプログラムは完全に混ざり合って一つのプログラムになるわけですね。それに対してPC-1500/1501のMERGE命令は、RAM上に存在するプログラムの直後からそのまま新しいプログラムを読み込み、その2つは完全に独立してメモリ上に読み込まれた状態になります。もちろんその場合でもそれぞれのプログラムは問題なく実行できます(予めラベルをつけておかないと呼び出すのが困難になりますが…)。言葉で書いてもわかりにくいかもしれませんので、下に簡単なイメージを載せておきます。

ROM領域にBASICプログラムを保存する場合もこれとよく似た状態になります。実際にメモリ内での格納のされ方は、ROM領域のBASICプログラム→FFHで埋められた領域→"65279 END"→FFH→RAM領域のプログラム という感じになります。ROM領域のBASICプログラムの下位アドレスには機械語のプログラム(CE-153のドライバやCE-156も)を置くことももちろん可能です。次回の記事では、操作方法の実際と、実機でやってみた様子を書きたいと思います。また、CE-159ではROM領域とRAM領域の混在が可能なため、変数を一部CE-159内部に確保して(実際には本体メモリをあふれさせるようなダミーの配列を確保する)バッテリバックアップを行うことも可能ですので、これについても触れたいと思います。
横浜に出張でした
この週末は出張で横浜に行ってきました。今回の出張にはスマホとしてはLumia 820ではなくミクペリアを持って行きました。その理由はもちろんモバイルSuicaを使うためですが、ミクペリアを本格的に持ち歩いて使用するのは初めてであることもあり、カメラの性能も確かめたくて写真などもいろいろ撮ってみました。スマホ以外のガジェットとしては仕事のメモ書き用のN-08Bと、パソコン代わりにSony Tablet Sを持って行きました。このブログの下書きもSony Tablet SとELECOMのBluetoothキーボードを使用して書きました。
横浜のグルメといえばやはり中華街ですね。夜とはいえ照明が明るいので、けっこうきれいに撮れています。ちなみに撮影モードはすべてプレミアムおまかせオートを使用し、12Mピクセルで撮影しています。PCではリサイズのみ行い、明るさの調整などはしていません。

上の写真の中央付近の拡大図(ピクセル等倍)です。以下「拡大図」と呼んでいるものはすべて同様です。

中華街といえばやはり買い食いが楽しいのですが、天津甘栗の試食には要注意! うっかり受け取ってしまうと甘栗を大量に買わされそうになります。断るのに苦労しました…。こういうところはやはり日本人の感覚とは違いますね。

いろいろ食べましたが、締めは肉まんとエッグタルトにしました。

上の写真の拡大図。

おなかがいっぱいになったところでみなとみらいに移動することにしました。写真はみなとみらい線の元町・中華街駅のホームです。

このように薄暗いところでは拡大するとノイズが目立ちます。こういところはXperia SXと傾向が似ている気がします。今回はLumiaは持ってきていないので比較はできませんが、Lumiaはもう少しノイズが少ない印象を持っています。解像度が異なる(12Mピクセル vs 8Mピクセル)ので単純には比較はできませんが…。

東横線と副都心線の直通運転が始まったため、横浜にも東京メトロの車両が入ってきています(この写真は実際には横浜駅です)。

みなとみらいへ来たのは「ドックヤード・プロジェクション・マッピング」が目当てです。これはランドマークタワーの横にあるドックヤードガーデンで行われているイベントですが、このようにドックの壁の部分にプロジェクターで映像を投影するというものです。横浜の歴史や今をイメージするような映像が次々映し出されるのですが、壁面いっぱいに投影されるためかなりの迫力でした。

かなり暗く動きのある映像でしたが、スマホのカメラとしてはがんばっているのではないでしょうか。

拡大してみるとおもしろいぶれ方をしています。プレミアムおまかせオートは、暗いところで撮影するときは高速連写した画像を重ね合わせ処理して感度を上げているということなので、このような写り方をするのでしょうね。

最後は定番のみなとみらいの夜景です。

拡大図。

ランドマークタワー。

ミクぺリア(=Xperia A)のカメラの画質については結構満足しています。Xperia SXと似た感じではありますが、全体的に高画質になっている印象です。バッテリについても、写真を取ったり地図を見たり、メールや電話も何度か使用しましたが、残量がなくなってしまうことはありませんでした(通信設定はLTE OFF, Bluetooth OFF, Wi-Fi ON)。これからも旅行の時などおさいふケータイを利用したいときには積極的に活用したいと思います。
心配だったのでこれを持っていきましたが、出番はありませんでした…。
横浜のグルメといえばやはり中華街ですね。夜とはいえ照明が明るいので、けっこうきれいに撮れています。ちなみに撮影モードはすべてプレミアムおまかせオートを使用し、12Mピクセルで撮影しています。PCではリサイズのみ行い、明るさの調整などはしていません。

上の写真の中央付近の拡大図(ピクセル等倍)です。以下「拡大図」と呼んでいるものはすべて同様です。

中華街といえばやはり買い食いが楽しいのですが、天津甘栗の試食には要注意! うっかり受け取ってしまうと甘栗を大量に買わされそうになります。断るのに苦労しました…。こういうところはやはり日本人の感覚とは違いますね。

いろいろ食べましたが、締めは肉まんとエッグタルトにしました。

上の写真の拡大図。

おなかがいっぱいになったところでみなとみらいに移動することにしました。写真はみなとみらい線の元町・中華街駅のホームです。

このように薄暗いところでは拡大するとノイズが目立ちます。こういところはXperia SXと傾向が似ている気がします。今回はLumiaは持ってきていないので比較はできませんが、Lumiaはもう少しノイズが少ない印象を持っています。解像度が異なる(12Mピクセル vs 8Mピクセル)ので単純には比較はできませんが…。

東横線と副都心線の直通運転が始まったため、横浜にも東京メトロの車両が入ってきています(この写真は実際には横浜駅です)。

みなとみらいへ来たのは「ドックヤード・プロジェクション・マッピング」が目当てです。これはランドマークタワーの横にあるドックヤードガーデンで行われているイベントですが、このようにドックの壁の部分にプロジェクターで映像を投影するというものです。横浜の歴史や今をイメージするような映像が次々映し出されるのですが、壁面いっぱいに投影されるためかなりの迫力でした。

かなり暗く動きのある映像でしたが、スマホのカメラとしてはがんばっているのではないでしょうか。

拡大してみるとおもしろいぶれ方をしています。プレミアムおまかせオートは、暗いところで撮影するときは高速連写した画像を重ね合わせ処理して感度を上げているということなので、このような写り方をするのでしょうね。

最後は定番のみなとみらいの夜景です。

拡大図。

ランドマークタワー。

ミクぺリア(=Xperia A)のカメラの画質については結構満足しています。Xperia SXと似た感じではありますが、全体的に高画質になっている印象です。バッテリについても、写真を取ったり地図を見たり、メールや電話も何度か使用しましたが、残量がなくなってしまうことはありませんでした(通信設定はLTE OFF, Bluetooth OFF, Wi-Fi ON)。これからも旅行の時などおさいふケータイを利用したいときには積極的に活用したいと思います。
心配だったのでこれを持っていきましたが、出番はありませんでした…。
Outlook Connetctorを利用してOutlook.comからWindows CEへ同期
以前、Jornada 690にクラウドの予定表や連絡先を同期するのに、Windows 8側のOutlook 2013からデータをエクスポートし、VMware側のOutlook 2003で読み込むという方法を紹介しました。今回は、VMwareにWindows XPをインストールしたことによりOutlook Connectorが利用できるようになったので、これを用いて同様の作業(今回は、Outlook.comの予定表と連絡先をWindows CE機に同期する)をしてみたいと思います。まずは準備として、Outlook ConnectorでOutlook.com(Hotmail)のアカウント設定を行い、メールの送受信ができるようにしておいてください。
Outlook 2003にOutlook Connectorをインストールし、アカウントの設定が完了すると、ローカルフォルダ(個人用フォルダ)以外に、Outlook.com(Windows Liveと表示されます)のフォルダが作成され、その中に受信トレイ、連絡先、予定表などのフォルダが作成されます。ActiveSyncの同期対象としてこれらのフォルダを指定できればよいのですが、残念ながらそれはできない(ローカルフォルダとしか同期できない)ので、結局はOutlook.comフォルダのデータをローカルフォルダにコピーする必要があります。以下に、その手順を簡単に書いておきます。
まずは予定表から。Outlook 2003の予定表を開き、左上の「個人用の予定表」の一覧から「Windows Live内の…のカレンダー」を選択します。次に、メニューから「表示」-「並べ替え」-「現在のビュー」-「分類項目別」と選択し、予定表の項目をすべて表示します。

この状態で予定表の項目を全選択(予定表のペーンのどこかをクリックして[CTRL]+[A])してから右クリックして左上のローカルの「予定表」のところまでドラッグし、「コピー」を選択します。これでOutlook.comの予定表がローカルフォルダにコピーされました。

連絡先のコピーも同様です。左上の「個人用の連絡先」の一覧から「Windows Live内の連絡先」を選択して連絡先一覧を表示し、全選択してローカルの「連絡先」にコピーします。

この状態でWindows CE機から接続操作を行うと、ActiveSyncが起動してCE機に同期が行われます。なお、この方法だと2回目以降は同じ項目がダブってコピーされることになるので、ローカルのほうを予め全削除する必要がありますが、Windows 8側のOutlookを介さなくてもよい分少しは使い勝手が向上するのではないかと思います。
Office 2003もOEM版ならまだ入手可能です。
Outlook 2003にOutlook Connectorをインストールし、アカウントの設定が完了すると、ローカルフォルダ(個人用フォルダ)以外に、Outlook.com(Windows Liveと表示されます)のフォルダが作成され、その中に受信トレイ、連絡先、予定表などのフォルダが作成されます。ActiveSyncの同期対象としてこれらのフォルダを指定できればよいのですが、残念ながらそれはできない(ローカルフォルダとしか同期できない)ので、結局はOutlook.comフォルダのデータをローカルフォルダにコピーする必要があります。以下に、その手順を簡単に書いておきます。
まずは予定表から。Outlook 2003の予定表を開き、左上の「個人用の予定表」の一覧から「Windows Live内の…のカレンダー」を選択します。次に、メニューから「表示」-「並べ替え」-「現在のビュー」-「分類項目別」と選択し、予定表の項目をすべて表示します。

この状態で予定表の項目を全選択(予定表のペーンのどこかをクリックして[CTRL]+[A])してから右クリックして左上のローカルの「予定表」のところまでドラッグし、「コピー」を選択します。これでOutlook.comの予定表がローカルフォルダにコピーされました。

連絡先のコピーも同様です。左上の「個人用の連絡先」の一覧から「Windows Live内の連絡先」を選択して連絡先一覧を表示し、全選択してローカルの「連絡先」にコピーします。

この状態でWindows CE機から接続操作を行うと、ActiveSyncが起動してCE機に同期が行われます。なお、この方法だと2回目以降は同じ項目がダブってコピーされることになるので、ローカルのほうを予め全削除する必要がありますが、Windows 8側のOutlookを介さなくてもよい分少しは使い勝手が向上するのではないかと思います。
※本サイトで紹介する内容は、すべて個人的研究の範囲内で行っていることです。ここに書かれた内容を実行したことによる、データ(クラウド上を含む)・ソフトウェア・ハードウェアの障害および金銭的損害について、私が責任を負うことはできません。重要なデータはあらかじめバックアップを行い、内容を十分に理解したうえで、ご自身の責任の下で行ってください。 |
Office 2003もOEM版ならまだ入手可能です。
InterLink MP-C304のバックアップ電池の交換
せっかく実用的に利用可能なメインバッテリが付属しているにもかかわらずバックアップ電池が死んでいるInterLink MP-C304ですが、いろいろ検索した情報をもとにバックアップ電池の交換に成功しましたので、簡単に手順を記しておきます。
バックアップ電池を交換するためには、まずは筐体を開ける必要があります。本体の裏面にあるねじをすべて外し(メモリスロットも開けて、中のメモリモジュールも外しておきます)ます。一部のねじはゴム足の下に隠れていますが、これもゴム足をはがして外します。次に、キーボード側を覆っている黒いカバーを外します。このカバーは筐体の下側といくつかの突起や爪でかみ合っているので外すのに少し苦労します。写真は本体左側面にあるくぼみですが、ここにカバー側の突起がはまり込むようになっています。右側にも同様のくぼみがあります。爪のようにしっかりかみ合っているわけではないので、比較的簡単に外れると思います。

最も苦労するのはここです。左側のヒンジ部分ですが、しっかり爪でかみ合っています。モジュラージャックがあるためこじ開けにくく、カバー側の引っ掛かり部分を破損してしまいました。

こちらが破損してしまったカバー側。結局どのようにしたら壊さずにうまく外せるのかは謎です…。

右側のヒンジにも同じような爪がありますが、こちらは周囲に部品がないため簡単に外れます。

こちらがカバー側。

カバーを外すとキーボードとメイン基板が露出します。基板左右にスピーカーケーブルのコネクタがあるのでこれを外し、キーボードと基板を接続しているフラットケーブルのコネクタも外します。

ようやくバックアップ電池が見えてきました。

ついでにメイン基板の裏側を覗いてみました。NEC製のLSIが2つ見えますが、右側がCPUのVR4122です。

これがバックアップ電池。ML2430というコイン型リチウム2次電池ですが、液漏れしています。

ML2430も先日のタブつきCR2032と同じく稲電機で購入しました。

ケーブルとコネクタを付け替えます。

絶縁のため自己融着テープで巻いて元の位置に収納します。後は元通り組み立てるだけです。

これで無事にバックアップ電池が回復しました。試しにメインバッテリを抜いてみましたが初期化されることもなくなりました。MP-C304はPocket Officeを搭載していますので、WordやExcelのデータ入力などに活用したいと思います。少なくともLifeTouch NOTEよりは使いやすいと思いますので…。ActiveSyncの環境を再構築したことですし、これからアプリケーションのインストールなどを行っていこうと思います。
バックアップ電池を交換するためには、まずは筐体を開ける必要があります。本体の裏面にあるねじをすべて外し(メモリスロットも開けて、中のメモリモジュールも外しておきます)ます。一部のねじはゴム足の下に隠れていますが、これもゴム足をはがして外します。次に、キーボード側を覆っている黒いカバーを外します。このカバーは筐体の下側といくつかの突起や爪でかみ合っているので外すのに少し苦労します。写真は本体左側面にあるくぼみですが、ここにカバー側の突起がはまり込むようになっています。右側にも同様のくぼみがあります。爪のようにしっかりかみ合っているわけではないので、比較的簡単に外れると思います。

最も苦労するのはここです。左側のヒンジ部分ですが、しっかり爪でかみ合っています。モジュラージャックがあるためこじ開けにくく、カバー側の引っ掛かり部分を破損してしまいました。

こちらが破損してしまったカバー側。結局どのようにしたら壊さずにうまく外せるのかは謎です…。

右側のヒンジにも同じような爪がありますが、こちらは周囲に部品がないため簡単に外れます。

こちらがカバー側。

カバーを外すとキーボードとメイン基板が露出します。基板左右にスピーカーケーブルのコネクタがあるのでこれを外し、キーボードと基板を接続しているフラットケーブルのコネクタも外します。

ようやくバックアップ電池が見えてきました。

ついでにメイン基板の裏側を覗いてみました。NEC製のLSIが2つ見えますが、右側がCPUのVR4122です。

これがバックアップ電池。ML2430というコイン型リチウム2次電池ですが、液漏れしています。

ML2430も先日のタブつきCR2032と同じく稲電機で購入しました。

ケーブルとコネクタを付け替えます。

絶縁のため自己融着テープで巻いて元の位置に収納します。後は元通り組み立てるだけです。

これで無事にバックアップ電池が回復しました。試しにメインバッテリを抜いてみましたが初期化されることもなくなりました。MP-C304はPocket Officeを搭載していますので、WordやExcelのデータ入力などに活用したいと思います。少なくともLifeTouch NOTEよりは使いやすいと思いますので…。ActiveSyncの環境を再構築したことですし、これからアプリケーションのインストールなどを行っていこうと思います。
tag : WindowsCEH/PCVictorInterLinkMP-C303MP-C304バックアップ電池ML2430
VictorのH/PC InterLink MP-C303/304
本日は、予告通りVictorのWindows CE機、InterLink MP-C303, MP-C304を紹介したいと思います。Victorがパソコンを販売していたことをご存知ない方もおられるかもしれませんが、この機種の前にもMP-C102というCE機を販売していたほか、のちにはWindows XP搭載機も何機種か販売していました。MP-C303/304はOSとしてHandheld PC 2000 (Windows CE 3.0)を搭載し、CPUはMIPS VR4122 180MHz, メモリは32MBというスペックでした。他の特徴としては、CE機としては高解像度(1024×600ピクセル)のLCDを搭載していたことが挙げられると思います。もっともこの高解像度LCDはVictorの独自拡張であり、一部のアプリケーションでは互換性の問題が生じる可能性があるとされています。
写真は上位機種のMP-C304。カラーはブラックのみですが、精悍な感じですね。AV機能重視のためか、パームレスト部分にステレオスピーカーを内蔵しています。

右側が姉妹機のMP-C303。こちらは予備機として入手したものです。MP-C303はカラーが2色(オレンジとブルー)設定されていました。この2機種の違いは内蔵ソフトの違いのみ(Victor製ビデオカメラとの連携、再生可能な動画コーデックの増加など)で、基本的な機能やハードウェアスペックは同等です。

背面のデザイン。InlerLinkの頭文字"i"があしらわれており、"i"の点の部分が光るようになっています。また、スタイラスはこのように背面側に収納されるようになっています。

拡張用にはUSB, CF, PCMCIAが各1つずつ利用可能ですが、CFスロットはこのように本体前面についています(写真ではCFカードが挿入されています)。

AV機器メーカーの製品らしく、プリインストールアプリケーションや周辺機器もAV機能重視となっています。私が入手した機体にはこのようなリモコンつきヘッドフォンやUSB接続カメラが付属していました。いずれもプリインストールアプリケーションから利用できるようになっています。こちらのレビューはまた日を改めてしてみたいと思います。

このMP-C304はもともとすぐに使用するつもりではなかったのですが、なんとおまけとして付属していたバッテリが新品同様(一見未開封、傷や汚れも全くなく、装着した時点でまだ電圧が残っていた!)でまだまだ使えそうな感じだったので、急遽整備することにしました。ただ、内蔵のバックアップ電池が死んでいるのかメインバッテリを外すと一瞬で初期化されてしまうので、このあたりは何とかしたいところです。というわけで、次回はバックアップ電池の交換に挑戦してみたいと思います。
写真は上位機種のMP-C304。カラーはブラックのみですが、精悍な感じですね。AV機能重視のためか、パームレスト部分にステレオスピーカーを内蔵しています。

右側が姉妹機のMP-C303。こちらは予備機として入手したものです。MP-C303はカラーが2色(オレンジとブルー)設定されていました。この2機種の違いは内蔵ソフトの違いのみ(Victor製ビデオカメラとの連携、再生可能な動画コーデックの増加など)で、基本的な機能やハードウェアスペックは同等です。

背面のデザイン。InlerLinkの頭文字"i"があしらわれており、"i"の点の部分が光るようになっています。また、スタイラスはこのように背面側に収納されるようになっています。

拡張用にはUSB, CF, PCMCIAが各1つずつ利用可能ですが、CFスロットはこのように本体前面についています(写真ではCFカードが挿入されています)。

AV機器メーカーの製品らしく、プリインストールアプリケーションや周辺機器もAV機能重視となっています。私が入手した機体にはこのようなリモコンつきヘッドフォンやUSB接続カメラが付属していました。いずれもプリインストールアプリケーションから利用できるようになっています。こちらのレビューはまた日を改めてしてみたいと思います。

このMP-C304はもともとすぐに使用するつもりではなかったのですが、なんとおまけとして付属していたバッテリが新品同様(一見未開封、傷や汚れも全くなく、装着した時点でまだ電圧が残っていた!)でまだまだ使えそうな感じだったので、急遽整備することにしました。ただ、内蔵のバックアップ電池が死んでいるのかメインバッテリを外すと一瞬で初期化されてしまうので、このあたりは何とかしたいところです。というわけで、次回はバックアップ電池の交換に挑戦してみたいと思います。
テーマ : モバイルミニノートPC
ジャンル : コンピュータ
VMware PlayerにWindows XPをインストール
これまでWindows CE機とのデータのやり取りにはWindows 2000を利用してきました。しかし、Windows 2000ではOutlook Connectorが動作しないなど、いろいろと制限もありますので、今度はWindows XPをインストールしてみることにしました。Windows XPのライセンスで余っているものはないかと探すと、だいぶ前に使用していたMedia Center Edition(以下、Windows XP MCE)が出てきたのでこれを利用することにしました。Windows XP MCEはいわゆるDSP版になりますが(DSP版しか存在しない)、同時購入した光学ドライブを現在も使用しているのでライセンス的には問題ないと思われます。
通常通りVMWare Playerを起動して仮想マシンを作成しますが、ここで注意点がひとつあります。それは、仮想マシン作成ウィザードでインストールディスクを指定せずに、「後でOSをインストール」を選ぶ必要があるということです。ここでインストールディスクを指定してしまうと、「簡易インストール」という全自動インストールが実行されるのですが、Windows XP MCEには対応していないため、Media Center機能などが正しくインストールされず、Windows XP Professionalの出来損ないのようになってしまいます。
インストールが終了したら、アップデータなどを当てる必要がありますが、やはり古いOSだけあって順序を守らないとこんなエラーが出てうまくいかなかったりします。

アップデータのインストールは以下の順序で行います。
1. IE8をダウンロード、インストール。
2. SP3をダウンロード、インストール。
3. Microwoft Updateを実行。.Net Frameworkを含めすべてをインストール。
4. VMware Toolsをインストール。
これでWindows XP MCEが利用できるようになります。ライセンス認証も問題なく可能でした。しばらく(何年間も!)使用していなかったため、ハードウェアの変更カウントがリセットされてしまったのでしょうか。光学ドライブ以外はほとんど別物になってしまっているのですが…。

あとはWindows CEと連携するための準備です。
1. Office 2003をインストール
2. Office 2003 SP3をダウンロード、インストール
3. Outlook Connectorをダウンロード、インストール
4. USB-IrDAを接続し、ドライバをインストール
5. ActiveSync 3.8をダウンロード、インストール
とりあえずJornada 690を接続してみました。問題なく動作しているようです。

実は我が家にはJornada以外にWindows CEデバイスが増えてしまっています(汗)。Windows CEのバージョンは、Windows CE 2.0, 2.11, 3.0, 4.1と色々取り揃えていますが(笑)、ActiveSync 3.8でこれらすべてに対応可能なので一安心です。ただActiveSync 3.8はWindows XP以前でしか動作しないので、仮想マシンを利用しないといけないのがちょっと面倒くさいですが…。次回からは、そんなH/PCのひとつ、VictorのInterLinkについての記事を予定しています。
通常通りVMWare Playerを起動して仮想マシンを作成しますが、ここで注意点がひとつあります。それは、仮想マシン作成ウィザードでインストールディスクを指定せずに、「後でOSをインストール」を選ぶ必要があるということです。ここでインストールディスクを指定してしまうと、「簡易インストール」という全自動インストールが実行されるのですが、Windows XP MCEには対応していないため、Media Center機能などが正しくインストールされず、Windows XP Professionalの出来損ないのようになってしまいます。
インストールが終了したら、アップデータなどを当てる必要がありますが、やはり古いOSだけあって順序を守らないとこんなエラーが出てうまくいかなかったりします。

アップデータのインストールは以下の順序で行います。
1. IE8をダウンロード、インストール。
2. SP3をダウンロード、インストール。
3. Microwoft Updateを実行。.Net Frameworkを含めすべてをインストール。
4. VMware Toolsをインストール。
これでWindows XP MCEが利用できるようになります。ライセンス認証も問題なく可能でした。しばらく(何年間も!)使用していなかったため、ハードウェアの変更カウントがリセットされてしまったのでしょうか。光学ドライブ以外はほとんど別物になってしまっているのですが…。

あとはWindows CEと連携するための準備です。
1. Office 2003をインストール
2. Office 2003 SP3をダウンロード、インストール
3. Outlook Connectorをダウンロード、インストール
4. USB-IrDAを接続し、ドライバをインストール
5. ActiveSync 3.8をダウンロード、インストール
とりあえずJornada 690を接続してみました。問題なく動作しているようです。

実は我が家にはJornada以外にWindows CEデバイスが増えてしまっています(汗)。Windows CEのバージョンは、Windows CE 2.0, 2.11, 3.0, 4.1と色々取り揃えていますが(笑)、ActiveSync 3.8でこれらすべてに対応可能なので一安心です。ただActiveSync 3.8はWindows XP以前でしか動作しないので、仮想マシンを利用しないといけないのがちょっと面倒くさいですが…。次回からは、そんなH/PCのひとつ、VictorのInterLinkについての記事を予定しています。
※本サイトで紹介する内容は、すべて個人的研究の範囲内で行っていることです。ここに書かれた内容を実行したことによる、データ(クラウド上を含む)・ソフトウェア・ハードウェアの障害および金銭的損害について、私が責任を負うことはできません。重要なデータはあらかじめバックアップを行い、内容を十分に理解したうえで、ご自身の責任の下で行ってください。 |
tag : VMwareWindowsXPMediaCenterEditionActiveSyncMicrosoftOffice
FlashAir対応のAndroid用アプリ
前回の記事では、FlashAirをスマホ(Lumia 820)のwebブラウザから利用してみましたが、本日はAndroid用のアプリを試してみることにします。
まずは、東芝純正のFlashAirです。このアプリは純正だけあって、シンプルですが使いやすいアプリです。起動すると周囲のFlashAirを探してくれ、SSIDを選択して接続することができます。わざわざ設定アプリを開いて切り替える必要がないのでかなり楽です。

機能的にはwebブラウザ経由とほとんど変わりません。サムネイルの一覧画面。

ダウンロード中。

ダウンロードされた画像は /sdcard/flashair (ほとんどの機種では実際には内部ストレージです)に保存されます。

次はOLYMPUS製のアプリ、OLYMPUS Image Share、略してOI. shareです。私の所有しているE-PL3はFlashAir非対応とされていますが、OLYMPUSのデジカメにも正式対応機種があるようで、そのような機種をターゲットとしてFlashAirにも対応しているアプリとなっていますが、OLYMPUS以外のカメラでも問題なく利用できます。このアプリは先ほどの純正アプリと異なり、FlashAirに接続されていない場合は、設定アプリのWi-Fi設定画面を開いてくれるようになっています。

「リモコン」および「位置情報付与」機能はWi-Fi内蔵のOLYMPUSのカメラでしか動作しないようです。試しにFlashAirをセットしたE-PL3で実行してみましたが、画像のようにエラーが表示されてしまいました。

「写真転送」で画像をダウンロードできます。

簡単な画像加工機能もついています。この機能を利用するためにはいったん画像をスマホ内にダウンロードする必要があります。

ダウンロードあるいは加工された画像は /sdcard/OLYMPUS に保存されます。

今回試してみたのは以上の2つです。シンプルで使いやすいFlashAir純正アプリと多機能なOI. shareを時と場合によって使い分けるのがよいのではないでしょうか。
まずは、東芝純正のFlashAirです。このアプリは純正だけあって、シンプルですが使いやすいアプリです。起動すると周囲のFlashAirを探してくれ、SSIDを選択して接続することができます。わざわざ設定アプリを開いて切り替える必要がないのでかなり楽です。

機能的にはwebブラウザ経由とほとんど変わりません。サムネイルの一覧画面。

ダウンロード中。

ダウンロードされた画像は /sdcard/flashair (ほとんどの機種では実際には内部ストレージです)に保存されます。

次はOLYMPUS製のアプリ、OLYMPUS Image Share、略してOI. shareです。私の所有しているE-PL3はFlashAir非対応とされていますが、OLYMPUSのデジカメにも正式対応機種があるようで、そのような機種をターゲットとしてFlashAirにも対応しているアプリとなっていますが、OLYMPUS以外のカメラでも問題なく利用できます。このアプリは先ほどの純正アプリと異なり、FlashAirに接続されていない場合は、設定アプリのWi-Fi設定画面を開いてくれるようになっています。

「リモコン」および「位置情報付与」機能はWi-Fi内蔵のOLYMPUSのカメラでしか動作しないようです。試しにFlashAirをセットしたE-PL3で実行してみましたが、画像のようにエラーが表示されてしまいました。

「写真転送」で画像をダウンロードできます。

簡単な画像加工機能もついています。この機能を利用するためにはいったん画像をスマホ内にダウンロードする必要があります。

ダウンロードあるいは加工された画像は /sdcard/OLYMPUS に保存されます。

今回試してみたのは以上の2つです。シンプルで使いやすいFlashAir純正アプリと多機能なOI. shareを時と場合によって使い分けるのがよいのではないでしょうか。
テーマ : androidアプリ
ジャンル : 携帯電話・PHS
東芝のFlashAirを買ってみました
ここ最近ブログ記事用の写真をLumia 820で撮ることが多くなってきました。というのもLumia 820などのWindows Phoneでは、既定の設定で写真を撮影するとすぐにSkyDriveにアップロードされるようになっているので、写真をPCに取り込むのが楽だというのが最大の理由です。対照的に出番が減ってきているのが、コンデジのCanon IXY 30Sです。ちょっとした写真ならLumiaで充分きれいにとれますし、もう少しきれいな写真が撮りたければE-PL3を使ってしまうため、使用頻度がぐっと減ってしまいました。世間一般でも同様の傾向となっているようで、スマホのカメラの性能向上(皮肉なことにデジカメにも力を入れているSONYのイメージセンサのおかげだったりするのですが…)やSNSとの連携のしやすさという観点から、コンデジの売り上げは低迷しつつあり、デジカメメーカー各社もミラーレス一眼などに軸足を移しつつあります。また、デジカメにWi-Fiを内蔵したりAndroidを搭載したりしてSNSとの連携をやりやすくするような努力も行われています。
話がちょっとそれてしまいましたが、我が家のIXYも、光学ズームやキセノンフラッシュなど一般的なスマホには備わっていない機能・性能を備えているので、遠くの景色がとりたいときや暗い場所で撮りたいときにはまだまだLumiaより役に立ちます。そこで、ネットワークに接続できないというIXYの弱点を補うために、最近各社から発売されている、Wi-Fi機能内蔵のSDカードを試してみることにしました。今回購入してみたのは、東芝から発売されているFlashAirです。FlashAirには8GB/Class6のモデルと、16GB/Class10のモデルがありますが、今回はお試しということで安価な8GBモデルを選択しました。

試しにPCのSDカードリーダに挿入して中身を確認してみました。ルートフォルダには画像格納用のDCIMフォルダと、カードの設定を行うユーティリティであるFlashAirToolのインストーラが保存されています。

DCIMフォルダにはさらに"100__TSB"というフォルダがあり、ここには画像ファイルが1枚保存されています。この画像は、対応機種において手動でWi-FiをON/OFFする際に用いられます(詳しくは後出)。このファイルはSDカードを初期化すると当然消えてしまいますが、FlashAirToolを用いて初期化することで元に戻すことが可能です。

FlashAirToolは、SDカード内のものを用いてもいいのですができれば東芝のサポートサイトから最新のインストーラをダウンロードして使用するほうがよいと思います。

FlashAirToolをPCにインストールして最初に起動するとネットワーク設定画面になります。ここでSSIDとパスワードを設定します。スマホやタブレットを用いて設定することもできますが、ここでは省略します(マニュアルに書いてあります)。多機能なEye-Fiなどと異なり、FlashAirの動作はアクセスポイントモードでの動作のみとなります。スマホ、ダブレット、PCなどからFlashAirのアクセスポイントにHTTPで接続し、画像の閲覧やダウンロードを行うというシンプルな方式です(FlashAir内部にwebサーバーを持っているというイメージです)。家庭内の無線LANに接続して同一LAN内のPCから画像を閲覧したりすることはできませんので注意が必要です。

Wi-Fiの起動方法を設定することも可能です。「自動起動」にしておくとデジカメの電源を入れると自動的にWi-FiがONになります。この場合、設定時間内に外部機器からの接続がないと自動的にOFFになります。「手動起動」にしておくと、対応機種では手動でON/OFFを切り替えることができるようになります。

さっそくIXY 30Sで試してみることにしました。このデジカメは東芝のサイトでも正式に対応機種として記載があります。

サムネイル表示画面。左上にある画像が手動起動時にWi-FiのON/OFFを切り替えるのに使用されるものです。

手動起動に設定すると、対応している機種ではこの画像の保護のON/OFFでWi-FiのOFF/ON(保護OFFで無線ON)を切り替えることが可能となります。ただし、手動起動の場合はカメラの電源ONで自動起動はされないので、この画像の保護を一旦ONにしてから再度OFFにしなければいけません。また、非対応の機種ではこの機能は利用できず、手動起動ではWi-Fiが一切利用できなくなるため注意が必要です。

iOSやAndroidでは専用のアプリが用意されていますが、ここはあえて対応アプリのないLumia 820で試してみることにしました。Wi-Fi設定を開き、FlashAirに設定したSSIDを探して接続します。

IEを開き、アドレスバーに "http://flashair/" と入力します。

このようにFlashAirのルートフォルダの内容が表示されます。

画像が格納されているフォルダをタップして開くと、サムネイル一覧が表示されます。

サムネイルをタップすると拡大表示されます。この状態で画像を長押しするとダウンロードなどが可能となります。機能としてはシンプルですが、動作も軽く使いやすいと思いました。ちなみにLumiaではこうやってダウンロードされたファイルも自動的にSkyDriveにアップロードされます。

FlashAirのWi-Fiのセキュリティ設定は、カタログスペック上はWEP, WPA, WPA2対応となっているので、PSP(WPA2に非対応)からでも接続可能かどうか試してみましたが、「非対応」と表示されて接続できませんした。私が調べた範囲では、どうやらハードウェア的にはWEP, WPAに対応しているものの、現状ではWPA2から切り替える方法がないようです。

参考までに他のカメラでも試してみました。
OLYMPUS PEN Lite E-PL3:手動起動は動作せず、自動起動はOK。
やや電波強度が弱い印象あり。東芝のサイトでは非対応機種とされています。
iVIS HF M52:手動起動は動作せず、自動起動はOK
もともとWi-Fi内蔵なのであまり意味はなさそうな…。
次回は、Android用のアプリを試してみたいと思います。
話がちょっとそれてしまいましたが、我が家のIXYも、光学ズームやキセノンフラッシュなど一般的なスマホには備わっていない機能・性能を備えているので、遠くの景色がとりたいときや暗い場所で撮りたいときにはまだまだLumiaより役に立ちます。そこで、ネットワークに接続できないというIXYの弱点を補うために、最近各社から発売されている、Wi-Fi機能内蔵のSDカードを試してみることにしました。今回購入してみたのは、東芝から発売されているFlashAirです。FlashAirには8GB/Class6のモデルと、16GB/Class10のモデルがありますが、今回はお試しということで安価な8GBモデルを選択しました。

試しにPCのSDカードリーダに挿入して中身を確認してみました。ルートフォルダには画像格納用のDCIMフォルダと、カードの設定を行うユーティリティであるFlashAirToolのインストーラが保存されています。

DCIMフォルダにはさらに"100__TSB"というフォルダがあり、ここには画像ファイルが1枚保存されています。この画像は、対応機種において手動でWi-FiをON/OFFする際に用いられます(詳しくは後出)。このファイルはSDカードを初期化すると当然消えてしまいますが、FlashAirToolを用いて初期化することで元に戻すことが可能です。

FlashAirToolは、SDカード内のものを用いてもいいのですができれば東芝のサポートサイトから最新のインストーラをダウンロードして使用するほうがよいと思います。

FlashAirToolをPCにインストールして最初に起動するとネットワーク設定画面になります。ここでSSIDとパスワードを設定します。スマホやタブレットを用いて設定することもできますが、ここでは省略します(マニュアルに書いてあります)。多機能なEye-Fiなどと異なり、FlashAirの動作はアクセスポイントモードでの動作のみとなります。スマホ、ダブレット、PCなどからFlashAirのアクセスポイントにHTTPで接続し、画像の閲覧やダウンロードを行うというシンプルな方式です(FlashAir内部にwebサーバーを持っているというイメージです)。家庭内の無線LANに接続して同一LAN内のPCから画像を閲覧したりすることはできませんので注意が必要です。

Wi-Fiの起動方法を設定することも可能です。「自動起動」にしておくとデジカメの電源を入れると自動的にWi-FiがONになります。この場合、設定時間内に外部機器からの接続がないと自動的にOFFになります。「手動起動」にしておくと、対応機種では手動でON/OFFを切り替えることができるようになります。

さっそくIXY 30Sで試してみることにしました。このデジカメは東芝のサイトでも正式に対応機種として記載があります。

サムネイル表示画面。左上にある画像が手動起動時にWi-FiのON/OFFを切り替えるのに使用されるものです。

手動起動に設定すると、対応している機種ではこの画像の保護のON/OFFでWi-FiのOFF/ON(保護OFFで無線ON)を切り替えることが可能となります。ただし、手動起動の場合はカメラの電源ONで自動起動はされないので、この画像の保護を一旦ONにしてから再度OFFにしなければいけません。また、非対応の機種ではこの機能は利用できず、手動起動ではWi-Fiが一切利用できなくなるため注意が必要です。

iOSやAndroidでは専用のアプリが用意されていますが、ここはあえて対応アプリのないLumia 820で試してみることにしました。Wi-Fi設定を開き、FlashAirに設定したSSIDを探して接続します。

IEを開き、アドレスバーに "http://flashair/" と入力します。

このようにFlashAirのルートフォルダの内容が表示されます。

画像が格納されているフォルダをタップして開くと、サムネイル一覧が表示されます。

サムネイルをタップすると拡大表示されます。この状態で画像を長押しするとダウンロードなどが可能となります。機能としてはシンプルですが、動作も軽く使いやすいと思いました。ちなみにLumiaではこうやってダウンロードされたファイルも自動的にSkyDriveにアップロードされます。

FlashAirのWi-Fiのセキュリティ設定は、カタログスペック上はWEP, WPA, WPA2対応となっているので、PSP(WPA2に非対応)からでも接続可能かどうか試してみましたが、「非対応」と表示されて接続できませんした。私が調べた範囲では、どうやらハードウェア的にはWEP, WPAに対応しているものの、現状ではWPA2から切り替える方法がないようです。

参考までに他のカメラでも試してみました。
OLYMPUS PEN Lite E-PL3:手動起動は動作せず、自動起動はOK。
やや電波強度が弱い印象あり。東芝のサイトでは非対応機種とされています。
iVIS HF M52:手動起動は動作せず、自動起動はOK
もともとWi-Fi内蔵なのであまり意味はなさそうな…。
次回は、Android用のアプリを試してみたいと思います。
テーマ : ★カメラ&レンズ・機材
ジャンル : 写真
宝塚と京都に行ってきました (3)
今日は前回にひき続き、京都旅行記です。せっかく京都に来たので水族館だけではなく京都らしいところにも行こうということで、銀閣寺(正式名称は慈照寺です)に行ってきました。
京都ではウェスティン都ホテルに宿泊したのですが、日曜の宿泊だったためかかなりリーズナブルに泊まることができました。写真はホテルからの風景ですが、小高い丘の上に建っているのでこのように市内が見渡せます。京都市内は建築物の高さ制限が厳しいため、高層ビルがなく平坦な感じに見えますね。また、見えにくいと思いますが、中央付近に左大文字が見えます、

銀閣寺の門。実はこの写真には人が数人写っていたのですが、Photoshopの「コンテンツに応じる」機能で消してみました。なので、よく見ると少し不自然なところが見つかると思います…(汗)。

銀閣寺の庭園(銀沙灘)と本堂(方丈)。

これが銀閣寺のシンボルである観音殿(銀閣)です。金閣寺と異なり、銀箔が貼ってあるわけではありません。

高台から庭園内を見下ろしたところ。銀閣寺は山麓にあり、参道が坂になっていますので、庭園の向こう側には市街地が広がっているのも見えます。

参道にはお土産屋さんが並んでおり、清水寺の参道ほどではないですがけっこうにぎわっています。「恋みくじ」なんておみくじがありました。

昼食は参道の入り口近くにある、ゆば・豆腐のお店でいただきました。生ゆば入りのそうめんがおいしかったです。

京都は大学生時代と就職後も一時過ごしたことのある町です。今回訪れるのは久しぶりでしたが、他の大都市と比べて変化の速度はゆっくりしているように思います。もちろん、京都駅前や京都水族館など開発の進んでいるところもありますが、大部分の街並みはあまり変わっていなかったのがちょっとうれしかったですね。これまで帰省や関西への出張ではほとんど大阪・神戸へしか行かなかったのですが、これからは京都にも時々行ってみたいと思いました。
京都ではウェスティン都ホテルに宿泊したのですが、日曜の宿泊だったためかかなりリーズナブルに泊まることができました。写真はホテルからの風景ですが、小高い丘の上に建っているのでこのように市内が見渡せます。京都市内は建築物の高さ制限が厳しいため、高層ビルがなく平坦な感じに見えますね。また、見えにくいと思いますが、中央付近に左大文字が見えます、

銀閣寺の門。実はこの写真には人が数人写っていたのですが、Photoshopの「コンテンツに応じる」機能で消してみました。なので、よく見ると少し不自然なところが見つかると思います…(汗)。

銀閣寺の庭園(銀沙灘)と本堂(方丈)。

これが銀閣寺のシンボルである観音殿(銀閣)です。金閣寺と異なり、銀箔が貼ってあるわけではありません。

高台から庭園内を見下ろしたところ。銀閣寺は山麓にあり、参道が坂になっていますので、庭園の向こう側には市街地が広がっているのも見えます。

参道にはお土産屋さんが並んでおり、清水寺の参道ほどではないですがけっこうにぎわっています。「恋みくじ」なんておみくじがありました。

昼食は参道の入り口近くにある、ゆば・豆腐のお店でいただきました。生ゆば入りのそうめんがおいしかったです。

京都は大学生時代と就職後も一時過ごしたことのある町です。今回訪れるのは久しぶりでしたが、他の大都市と比べて変化の速度はゆっくりしているように思います。もちろん、京都駅前や京都水族館など開発の進んでいるところもありますが、大部分の街並みはあまり変わっていなかったのがちょっとうれしかったですね。これまで帰省や関西への出張ではほとんど大阪・神戸へしか行かなかったのですが、これからは京都にも時々行ってみたいと思いました。
宝塚と京都に行ってきました (2)
さて、本日の日記は宝塚・京都旅行扁の2回目です。京都といえば寺社が有名ですが、実は水族館があるのをご存知でしょうか。京都市は海には面していないのですが、京都水族館では人工海水を利用することで、淡水の生物のみならず海水の生物も多数展示されており、内陸型の水族館としては日本最大級とされています(Wikipediaより)。
京都水族館は梅小路公園内にありますが、梅小路公園といえばJRの蒸気機関車館が有名ですね。今回は車で帰省したのですが、水族館には専用の駐車場がないため梅小路公園の駐車場を利用することになります。駐車場側から蒸気機関車館前までは、旧京都市電の車両を利用した「チンチン電車」が走っています。運賃は往復で300円です。

車内の様子。

チンチン電車を降りて嵯峨野線(山陰線)の高架をくぐり、少し東のほうへ歩くと水族館が見えてきます。

入館するとまず出迎えてくれるのが、京都水族館の顔ともいえるオオサンショウウオです。売店ではこれのぬいぐるみが人気商品だったりもします。

オオサンショウウオのほかに、いろいろなイモリ、サンショウウオなどの両生類が飼育されていますが、その中に珍しい青色のニホンアマガエルを見つけました。

アザラシやオットセイなどの海獣類もいます。画像はオットセイが健康チェックを受けているところ。魚でなだめられながら、肛門に体温計を挿入されているようです。

こちらはゴマフアザラシ。メインの水槽に円筒形の水槽がつながっており、気が向くとこのように入ってきてくれます。

たくさんの魚が泳いでいる大水槽。

エイ、サメ、なども泳いでいます。

イルカショーもあります。立ち見が出るほどの大盛況でした。

このほかにも多数の魚やクラゲ、ペンギンなども見ることができました。また、子ども向けの製作コーナーがあり、有料ではありますが、オオサンショウウオのペーパークラフトを作ったり、布製のバッグに水生生物のハンコを押して好きなデザインに仕上げたり、といったこともできるようになっています。お子様連れで京都観光をされる場合、寺社巡りばかりではお子様が退屈してしまうことも多いと思いますので、コースに組み込んでみてはいかがでしょうか。
京都水族館は梅小路公園内にありますが、梅小路公園といえばJRの蒸気機関車館が有名ですね。今回は車で帰省したのですが、水族館には専用の駐車場がないため梅小路公園の駐車場を利用することになります。駐車場側から蒸気機関車館前までは、旧京都市電の車両を利用した「チンチン電車」が走っています。運賃は往復で300円です。

車内の様子。

チンチン電車を降りて嵯峨野線(山陰線)の高架をくぐり、少し東のほうへ歩くと水族館が見えてきます。

入館するとまず出迎えてくれるのが、京都水族館の顔ともいえるオオサンショウウオです。売店ではこれのぬいぐるみが人気商品だったりもします。

オオサンショウウオのほかに、いろいろなイモリ、サンショウウオなどの両生類が飼育されていますが、その中に珍しい青色のニホンアマガエルを見つけました。

アザラシやオットセイなどの海獣類もいます。画像はオットセイが健康チェックを受けているところ。魚でなだめられながら、肛門に体温計を挿入されているようです。

こちらはゴマフアザラシ。メインの水槽に円筒形の水槽がつながっており、気が向くとこのように入ってきてくれます。

たくさんの魚が泳いでいる大水槽。

エイ、サメ、なども泳いでいます。

イルカショーもあります。立ち見が出るほどの大盛況でした。

このほかにも多数の魚やクラゲ、ペンギンなども見ることができました。また、子ども向けの製作コーナーがあり、有料ではありますが、オオサンショウウオのペーパークラフトを作ったり、布製のバッグに水生生物のハンコを押して好きなデザインに仕上げたり、といったこともできるようになっています。お子様連れで京都観光をされる場合、寺社巡りばかりではお子様が退屈してしまうことも多いと思いますので、コースに組み込んでみてはいかがでしょうか。
SPモードメールのPOPアクセス
宝塚・京都旅行記シリーズの途中ですが、本日は臨時ニュースということで、スマホ関連の話題です。10/1からdocomoがiPhone用のSPモードメールサービスを開始しました。このサービスはどうやら普通のPOP3を利用しているらしいことはわかっていましたが、アカウント設定のやり方がわからないため、これまでiPhone以外の機種で利用することはできませんでした。しかし、世の中には頭のいい人がいるもので、webブラウザのUAをiPhoneのものに偽装したうえでSPモード経由で接続すれば、POP3の設定ファイル(iPhoneでは「プロファイル」と呼んでいます)をダウンロードできることが明らかになりました。SPモード契約をしているAndroidスマホでUAを偽装可能なブラウザ(Firefox for Androidなど)を利用し、SPモードの設定サイト(http://smt.docomo.ne.jp/portal/support/src/support_index.html)にアクセスするという方法です。(Jia Guoming様のブログに詳細な手順が書いてありますので、参考にしてください)。
この手順が面倒くさいという方々のために、プロファイルをダウンロードできるアプリを開発された方がおられます。ダウンロードはこちらから可能です。また、ソースコードはこちらからダウンロードできます。これはいわゆる「野良アプリ」なので「提供元不明のアプリ」のインストールを許可しておく必要があります。
今回はこのアプリを利用し、Xperia(ミクぺリア)とLumia 820で試してみることにしました。まずはXperia側の準備から…。SIMカードをXperiaにセットして起動し、「設定」-「セキュリティ」を開いて「提供元不明のアプリ」にチェックを入れます。

上記のリンクからダウンロードした"SPModeProfileDownloader"を開き、SPモードパスワードを入力("0000"ではうまくいかないとの報告もあります)し、「ダウンロード開始」をタップします。するとプロファイルがダウンロードされ、自動的にメールアドレスとパスワードが表示されてクリップボードにコピーできる状態となります。ここで注意すべき点は、Wi-Fiをoffにしなければいけないところです。SPモード経由で接続しないとダウンロードできませんので…。

パスワードはかなり長いためコピー&ペーストするのが確実です。Lumiaに送るためメールで送信するのがよいでしょう。

次にLumia側です。この時点でSIMカードはLumiaに差し替えても大丈夫です。Lumiaで先ほど送信したメールを受信して開き、パスワードをクリップボードにコピーします。

以下はメールアカウントの設定です。メールアドレスはspモードメールのアドレスを設定します。

POPサーバーは mail.spmode.ne.jp:995 SMTPサーバーは mail.spmode.ne.jp:465 と設定します。ユーザー名はメールアドレスの"@"より左の部分、パスワードは先ほどクリップボードにコピーしたものを貼り付けます。

認証・SSLのチェックボックスはすべてチェックを入れます。

さて、結果は…というと、残念ながらまだまだ実用的とはいえませんでした。受信は一応できますが、エラーになることもあり、送信は全くできませんでした。Windows Phoneのメーラはクセがあるようで、@niftyのメールをPOPで設定しようとしてもうまくいかなかったりするので、何か相性があるのでしょうね。今度はクラウドのメール(Outlook.comやGmail)と連携する方法も試してみようと思います。
この手順が面倒くさいという方々のために、プロファイルをダウンロードできるアプリを開発された方がおられます。ダウンロードはこちらから可能です。また、ソースコードはこちらからダウンロードできます。これはいわゆる「野良アプリ」なので「提供元不明のアプリ」のインストールを許可しておく必要があります。
今回はこのアプリを利用し、Xperia(ミクぺリア)とLumia 820で試してみることにしました。まずはXperia側の準備から…。SIMカードをXperiaにセットして起動し、「設定」-「セキュリティ」を開いて「提供元不明のアプリ」にチェックを入れます。

上記のリンクからダウンロードした"SPModeProfileDownloader"を開き、SPモードパスワードを入力("0000"ではうまくいかないとの報告もあります)し、「ダウンロード開始」をタップします。するとプロファイルがダウンロードされ、自動的にメールアドレスとパスワードが表示されてクリップボードにコピーできる状態となります。ここで注意すべき点は、Wi-Fiをoffにしなければいけないところです。SPモード経由で接続しないとダウンロードできませんので…。

パスワードはかなり長いためコピー&ペーストするのが確実です。Lumiaに送るためメールで送信するのがよいでしょう。

次にLumia側です。この時点でSIMカードはLumiaに差し替えても大丈夫です。Lumiaで先ほど送信したメールを受信して開き、パスワードをクリップボードにコピーします。

以下はメールアカウントの設定です。メールアドレスはspモードメールのアドレスを設定します。

POPサーバーは mail.spmode.ne.jp:995 SMTPサーバーは mail.spmode.ne.jp:465 と設定します。ユーザー名はメールアドレスの"@"より左の部分、パスワードは先ほどクリップボードにコピーしたものを貼り付けます。

認証・SSLのチェックボックスはすべてチェックを入れます。

さて、結果は…というと、残念ながらまだまだ実用的とはいえませんでした。受信は一応できますが、エラーになることもあり、送信は全くできませんでした。Windows Phoneのメーラはクセがあるようで、@niftyのメールをPOPで設定しようとしてもうまくいかなかったりするので、何か相性があるのでしょうね。今度はクラウドのメール(Outlook.comやGmail)と連携する方法も試してみようと思います。
※本サイトで紹介する内容は、すべて個人的研究の範囲内で行っていることです。ここに書かれた内容を実行したことによる、データ(クラウド上を含む)・ソフトウェア・ハードウェアの障害および金銭的損害について、私が責任を負うことはできません。重要なデータはあらかじめバックアップを行い、内容を十分に理解したうえで、ご自身の責任の下で行ってください。 |
テーマ : NTT DoCoMo
ジャンル : 携帯電話・PHS
宝塚と京都に行ってきました (1)
先週末、関西の実家に帰省したついでに宝塚と京都に遊びに行ってきました。今日から3回に分けて簡単に旅行記を書こうと思いますが、初日の今日は宝塚編です。宝塚には知人に会いに行ってきたので、特に観光をしたというわけではないのですが…(汗)。
宝塚というとほとんどの方は宝塚歌劇を連想されると思いますが、宝塚市は兵庫県南東部に位置する人口約23万の市です。周囲を神戸市、三田市、西宮市、川西市、伊丹市などに囲まれ、市街地としてはこれらの市と連続していわゆる「阪神間」という一大都市圏を構成しています。写真は阪急宝塚駅ですが、デザインが宝塚大劇場などと似た雰囲気の、ちょっとヨーロッパっぽい雰囲気の建物となっています。

駅前にあるカフェ"SARAH". 紅茶が有名です。

ここでモーニングを頼みました。写真はマフィンセットです。紅茶と一緒においしくいただきました。

知人と武庫川の河川敷を散策しました。こちらは下流側を写しています。橋の上を走っている電車は、映画「阪急電車」の舞台にもなった阪急今津線です。

こちらは上流側。

なぜか噴水があります。そういえば阪神大震災より以前、私がまだ子どもだったころ、この辺りに「宝塚観光ダム」という堰があり、その上でボートなどにも乗れたような記憶があります。

宝塚には「宝塚温泉」という温泉街があり、このような温泉旅館などもあります。写真は「若水」というホテルです。宝塚歌劇や、今はなき宝塚ファミリーランド(遊園地)は、もともと阪急の創業者である小林一三が宝塚温泉への旅客誘致のために作ったものだったのですが、このような沿線開発のやり方をのちに東急や西武などが参考にしたといわれていますね。

こんな感じで特に観光というわけではなかったのですが、私は幼少期に宝塚で過ごした時期があり、とても懐かしかったです。とはいってもその頃とはかなり変わってしまっていますが…。
次回からは2回に分けて京都編を書こうと思います。
「阪急電車」は原作は読みましたが、映画は見そびれてしまいました。DVD買おうかな…。
宝塚というとほとんどの方は宝塚歌劇を連想されると思いますが、宝塚市は兵庫県南東部に位置する人口約23万の市です。周囲を神戸市、三田市、西宮市、川西市、伊丹市などに囲まれ、市街地としてはこれらの市と連続していわゆる「阪神間」という一大都市圏を構成しています。写真は阪急宝塚駅ですが、デザインが宝塚大劇場などと似た雰囲気の、ちょっとヨーロッパっぽい雰囲気の建物となっています。

駅前にあるカフェ"SARAH". 紅茶が有名です。

ここでモーニングを頼みました。写真はマフィンセットです。紅茶と一緒においしくいただきました。

知人と武庫川の河川敷を散策しました。こちらは下流側を写しています。橋の上を走っている電車は、映画「阪急電車」の舞台にもなった阪急今津線です。

こちらは上流側。

なぜか噴水があります。そういえば阪神大震災より以前、私がまだ子どもだったころ、この辺りに「宝塚観光ダム」という堰があり、その上でボートなどにも乗れたような記憶があります。

宝塚には「宝塚温泉」という温泉街があり、このような温泉旅館などもあります。写真は「若水」というホテルです。宝塚歌劇や、今はなき宝塚ファミリーランド(遊園地)は、もともと阪急の創業者である小林一三が宝塚温泉への旅客誘致のために作ったものだったのですが、このような沿線開発のやり方をのちに東急や西武などが参考にしたといわれていますね。

こんな感じで特に観光というわけではなかったのですが、私は幼少期に宝塚で過ごした時期があり、とても懐かしかったです。とはいってもその頃とはかなり変わってしまっていますが…。
次回からは2回に分けて京都編を書こうと思います。
「阪急電車」は原作は読みましたが、映画は見そびれてしまいました。DVD買おうかな…。