CASIO fx-50F

今日は久しぶりにCASIOの関数電卓、fx-50Fを紹介します。この電卓は29stepのプログラム機能を備えた関数電卓なのですが、最大の特徴は23種類の科学公式を内蔵している点です。
fx-50F

外観はfx-3600Pvにそっくりで、兄弟機種と思われます。プログラミング言語の仕様や、定数メモリ(Kメモリ)を備えている点も似ています。ただし、無条件にプログラム先頭に戻る RTN 命令は省略されているようです。条件ジャンプの x>0 と x≦M はありますが…。
fx-50F & fx-3600Pv

内部もfx-3600Pvに似ており、同じようにGR927電池がセットされています。電池が切れてしまうと太陽電池のみの駆動となります。fx-3600Pvと同様、SR927電池で代用が可能です。
fx-50F内部

LCDはfx-3600Pvとは微妙に異なっており、左端に変数名を表示できるドットマトリクス部分が1文字分のみ備わっています。収録されている公式は、ヘロンの公式や電気回路の計算、その他の物理学的な公式などがあります。
fx-50F液晶表示部

私は物理や数学の公式を使うことはあまりありませんが、この電卓のスマートなデザインは気に入っています。この電卓は決して多機能というわけではないのですが、気軽に使える関数電卓として活用していきたいと思います。

使用可能な電池です。

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テーマ : コレクション
ジャンル : 趣味・実用

tag : CASIO プログラム関数電卓 公式 fx-50F fx-360Pv SR927

伊豆旅行記 (2)

今日は前回に引き続き、伊豆旅行記の2日目をお送りいたします。朝、宿を出てまず向かったのが、下田市内にある海中水族館です。
下田海中水族館 入り口

ここは水族館とはいっても、普通の水族館とは少し違います。もちろん水槽に入った魚を眺めることもできるのですが、そういった水槽の数は他の水族館と比べると決して多いとはいえません。基本的な構造としては、天然の入り江を仕切ってプールを作り、そこでアシカイルカなどを飼育しており、プールの中でショーをしたりイルカと触れ合ったりできるようになっているのが特徴です。そして、そのプールを囲むように建物や通路が設置されています。通路は海面に浮かぶ構造になっており、それが"FLOATING AQUARIUM"という英語の名前の由来でしょうか。
下田海中水族館

こちらは通常のショースタジアムで行われているアシカショー。海中でトレーナーの方とアシカが戯れるような感じでしたが、とても仲がよく息もぴったりでした。
アシカショー

こちらは同じスタジアムで行われているカマイルカのショーです。
イルカショー

ペンギンプールの横ではペンギンショーも行われます。よちよち歩きがかわいいですね。
ペンギンショー

こちらは入り江プールで行われているバンドウイルカのショーです。このプールで、ショー以外にもイルカとの触れ合い体験などもできるようになっています。
イルカショー

このような感じで、下田海中水族館は魚を見るというよりはショーをみたりイルカと触れ合ったりすることに重きを置いている印象でした。午後からは動物園「伊豆アニマルキングダム」に移動しましたが、こちらも触れ合い系がかなり充実している動物園です。まずは猛獣館から…。こちらはチーターの子どもです。
チーターの子ども

ホワイトタイガー。人数限定ではありますが、エサやり体験ができるようになっています。また、園内のレストランはこの猛獣館に接して建てられており、ホワイトタイガーかライオン(席によりどちらか一方)を見ながら食事を楽しむこともできるようになっています。
ホワイトタイガー

アニマルキングダムにも小動物との触れ合いコーナーがあります。ウサギ、モルモット、マーラ、カピバラなど比較的定番の動物以外にも、珍しい動物と触れ合うことができます。こちらはハリネズミ。一見痛そうですが、毛を逆撫でしなければ全く痛くありません。性格もいたっておとなしくモルモットやハムスターなどと変わらない印象です。
ハリネズミ

こちらはアリクイ。木につかまるために鋭い爪を持っており、しがみつかれると痛いので注意が必要ですが、このように木の上を歩いているアリクイの背中を撫でたりすることができます。珍しい動物としては他にもアルマジロなどもいます。
アリクイ

こちらは触れ合いコーナーではないのですが、クジャクです。今はちょうど発情期なのか、けっこう飾り羽を開いているオスがいました。
クジャク

アニマルキングダムにはちょっとした遊園地もあり、観覧車やゴーカートなどの遊具があります。その片隅に「サンディークリーク」というものを見つけました。砂の中に宝石や飾り石の原石が入っており、ふるいで砂を流して探すというものです。もちろん子ども向けのお遊びなので、そんなにいいものは入っていませんが…。
宝石探し

いっぱい遊んだあとは、伊豆高原の「花まる」という回転寿司で晩御飯を食べました。いちおうチェーン店ではあるようなのですが、伊豆・箱根周辺に3店舗ほどあるだけで、あくまでも地元の店という感じです。普段はくら寿司しか行かない我が家ですが、こちらの花まる回転寿司としては少しお値段も高めなだけあって、地元の魚をふんだんに使ったお寿司をおいしくいただくことができました。
花まる寿司

伊豆と一口に言ってもかなり広く、遊ぶところもたくさんあります。1泊2日ではなかなか回り切れず、また機会があれば訪れてみたいと思いました。

テーマ : 国内旅行
ジャンル : 旅行

tag : 伊豆 下田海中水族館 アニマルキングダム イルカ アシカ ホワイトタイガー 花まる 回転寿司 ハリネズミ

伊豆旅行記 (1)

最近、旧Kyoro's RoomのリニューアルのためのCGI開発に手を取られてブログ更新をさぼりがちなKyoroです。なぜそこまでCGIにこだわるのかというと、やはり何十枚も同じようなHTMLを書くのは気が滅入るというのが一つ。あとは、CGIを利用したほうがデータの管理がしやすいというのがもう一つの理由です。たとえば、関数電卓のスペック表ひとつを取ってみても、全機種のデータに対して何か一つの項目を加えようとした場合、HTMLならすべて手書きで書き換えなければいけませんが、CGIなら(CGIをそのように設計してさえいれば)食わせるCSVファイルを編集するだけでよくなるので、メンテナンスが圧倒的に楽なんですよね。おかげさまで電卓、ポケコン、PDAなどのガジェット類のデータベースに共通で使えるCGIはほぼ完成し、あとはExcelでデータを入力する作業が残るのみとなりましたが、つい調子に乗ってお気に入りのアーティストのプロフィールやディスコグラフィーを見られるシステムまで作ろうと思ってしまって悪戦苦闘しています。おかげで環境変数やCookieの基本的な使い方まで身につけるはめになりましたが…。

さて、ここからが本題です。先週末の3連休に伊豆に旅行に行ってきましたので、本日から2回に分けて旅行記を書きたいと思います。伊豆半島に入ってまず立ち寄ったのが、天城越えの途中にある浄蓮の滝です。石川さゆりさんの「天城越え」の歌碑が撮影スポットとなっています。
浄蓮の滝と天城越え歌碑

滝の下流側ではマス釣りが楽しめるようにもなっています。私はマスはつりませんでしたが、代わりに(というわけでもないですが)アユの塩焼きを買って食べました。串刺しで焼き立てを出してくれるのでなかなかおいしかったです。
マス釣り場

次に行ったのが、爬虫類専門の動物園である、"iZoo"(イズー)です。ガラガラかと思いきや結構混んでいました。爬虫類好きな人も結構いるんですねえ…。
iZoo

iZooの特徴は、数々の爬虫類たちと触れ合えること。このようにヘビを肩に乗せてくれたり(もちろん毒のないおとなしいヘビです)…。
ヘビ

放し飼いになっているカメと戯れたり…。
カメのえさやり

トカゲを手に乗せてみたり…。
トカゲ

何と、ゾウガメに乗って写真まで撮れてしまったりします。これだけはさすがに有料なんですけどね。
カメに乗って記念撮影

3連休だったためか、イベントもやっていました。こちらはカメのレースです。予想が当たれば景品がもらえたりします。最初は1番のカメがトップでしたが…。
カメレース (1)

1番のカメは途中で休憩してしまい、優勝は2番でした!
カメレース (2)

とまあ1日目はこんな感じで終わりました。爬虫類もふだんあまり触れる機会がないかもしれませんが、触れてみると意外とかわいいものですね。変温動物なので触っても暖かくないこと、逆に体の表面がうろこにおおわれているので少し硬くひんやりした感じがするのが不思議な感触でしたが、気持ち悪いということは全くなかったです。興味のある方は出かけてみられてはいかがでしょうか。

テーマ : 国内旅行
ジャンル : 旅行

tag : 伊豆 天城越え 浄蓮の滝 マス釣り iZoo イズー 爬虫類 カメ トカゲ ヘビ

IIS 8.5とPerl 5.18.2でCGIの開発環境をセットアップ

現在、旧Kyoro's Roomをこのブログの記事のインデックスとすべく準備を進めています。その一環として関数電卓やポケコンの簡易的なデータベースを作成したかったのですが、そのためにPCにPerlによるCGIの開発環境を整え、かなり前に作成した簡易的なデータベースCGIを改良することにしました。以前はApacheで環境を整えていたのですが、ファイルサーバにーFTPサーバーをセットアップする記事で紹介したようにWindows 7やWindows 8にはIISが標準添付されていますので、今回はApacheの代わりにWindows 8.1のIIS 8.5を利用することにしました。作業自体は難しいものではないのですが、Perlのバージョンが上がったことにより少し手こずった点もあるので、メモ代わりに残すことにします。まずは、必要なソフトをダウンロードします。

 ActivePerl … 言わずと知れたフリーのPerl処理系です。Windows Installer形式のものをダウンロード、インストールします。
 jcode.plPerlで日本語を処理するには不可欠のモジュールです。最新の jcode.pl-2.13 をダウンロードします。
 cgi-lib.pl … これも必須といえるモジュールで、便利な関数がいろいろと含まれています。最新の2.18をダウンロードします。

次にIISの機能をセットアップします。コントロールパネルの「Windowsの機能の有効化・無効化」で、「インターネット インフォメーション サービス」にチェック入れ、その下位にある「Web管理ツール」、「World Wide Webサービス」にチェックを入れます。
機能選択(1)

「アプリケーション開発機能」の下位の「CGI」にも必ずチェックを入れます。
機能選択(2)

インストールが完了したら、"C:\inetpub\wwwroot" を開いて、CGI格納用のフォルダ(ここでは"cgi-bin"としました)を作成します。
cgi-binフォルダを作成

「管理ツール」からIISマネージャーを起動し、左側のペーンの"Default Web Site"を右クリックして「仮想ディレクトリの追加」を選択し、さきほど作成した"cgi-bin"フォルダを指定します。この操作を行わないとCGI内部での相対パス指定が全く効かなくなってしまいます。私はあまりIISに詳しくないので、理由はよくわからないのですが…(汗)。
仮想フォルダの指定

左側のペーンの"Default Web Site"の中の"cgi-bin"をクリックして選択します。次に、真ん中のペーンの「ハンドラー マッピング」をダブルクリックします。
cg-binフォルダを選択

右側のペーンの「スクリプト マップの追加」をクリックして下記の2つの設定を追加します。
スクリプトマップの追加(1)

スクリプトマップの追加(2)

これで基本設定は完了です。cgi-binフォルダにCGIファイルを置けば呼び出すことができます。しかし、手こずったのはここからです。どうやら jcode.pl が最新のPerlに対応していないようで、エラーが表示されてしまいます。「あらゆるメモ」さんの記事を参考に、jcode.pl に変更を加えました。

 684行目
 &init_z2h_euc unless defined %z2h_euc;  
        ↓
 &init_z2h_euc unless defined $z2h_euc_inited;

 693行目
 &init_z2h_sjis unless %z2h_sjis;
        ↓
 &init_z2h_sjis unless defined $z2h_sjis_inited;

これで以前作ったCGIは問題なく動作するようになったため、これを改造して電卓・ポケコン用の簡易的なデータベースを実際に作ってみました。ブログ内の関連記事や外部サイトへのリンクなどもまとめてあります。旧Kyoro's Roomのほうで試験的に公開していますので、興味のある方はご覧ください。(トップメニューの"Calculator"から入れます)

テーマ : ホームページ・ブログ制作
ジャンル : コンピュータ

tag : Windows IIS CGI Perl

CASIO PB-1000

CASIOポケコンシリーズ最終回の今日は、フラッグシップモデルともいえるPB-1000を紹介します。発売は1986年で、PB-500よりは後、FX-860Pvcよりは前になります。BASICの仕様などからPB-500/700と同じ系列に分類されますが、内部アーキテクチャ的にはFX-870P以降の機種と共通点(CPUにHD61700を採用している、機械語が使用できる、LCDの解像度が同じ、など)がみられます。標準状態ではRAMは8KB(RP-32装着により最大40KBまで増設可能)でうちユーザーフリーエリアは3.5KBとなっています。また、CASIOのポケコンとしては初めて機械語に対応し、HD61700のアセンブラを搭載しています。バリエーションとしてHD61700のアセンブラの代わりにCASLを搭載したPB-1000Cという機種も販売されていました。
PB-1000

この機種の外見上の特徴としてはクラムシェルスタイルであることが挙げられます。一見するとどうやって開くのかわかりにくいですが、右上のレバーを右にスライドさせると、銀色の部分が手前に開くようになっています。
開けたところ

発売時期的にはSHARPの当時のフラッグシップモデルであるPC-1600Kと近いので、比較のためにスペックを載せてみました。こうして比べてみると、PC-1600Kのほうはそれまでのポケコンを順当に進化させた(処理速度、記憶容量、表示能力の向上)印象が強いのに対して、PB-1000ではタッチパネルやファイルメニュー、アセンブラなど、それまでのポケコンにはみられなかった新しい機能が意欲的に取り入れられているのがわかると思います。純粋に性能だけを比較すると、記憶容量、処理速度の両面でPC-1600Kのほうが上ではありますが、これだけの価格差があれば当然かとも思われます。
PB-1000PC-1600K
CPUHD61700
(クロック不明)
Z80互換(3.58Mhz)
LH5803(1.3MHz)
RAM(~最大)8KB(~40KB)16KB(~80KB)
LCD192x32pixel
(32桁x4行)
156x32pixel
(26桁x4行)
漢字表示×
タッチパネル×
機械語◎(アセンブラ内蔵)
RAMファイル◎(メニュー搭載)
シリアルポートオプション(FA-7/MD-100)内蔵
FDDオプション(MD-100)オプション(CE-1600F)
サイズ(mm)187x177x24 (開)195x86x26
重量435g300g
電源単3×3 (0.14w)単3×4 (0.48w)
定価39,800円69,800円

この機種の最大の特徴であるファイルメニューの画面です。作成したBASICやアセンブラのプログラム、メモなどは、明示的に保存しなくてもRAMディスク上にファイルとして直接保存されます。この時期にはすでにRAMディスク自体はSHARPのポケコンなどでも一般的な機能として普及していましたが、まるでMS-DOSのようにここまで徹底しているのはこの機種が初めてなのではないでしょうか。メニューの最下行にはコマンドが表示されていますが、ここはタッチ操作によって選択するようになっています。これらのメニュー操作については、FX-870P系の機種にVX-MENUをインストールすると雰囲気がある程度わかるのではないかと思います(もちろんタッチ操作は不可ですが…)。
メニュー画面

事実上の後継機種ともいえるAI-1000と並べてみました。周辺機器であるFA-7/MD-100を共用する関係上、AI-1000にカバーをセットして開いた状態にすると、ほぼ同じ大きさとなります。アーキテクチャ的にもAI-1000はPB-1000と類似していると思われ、同様のファイルメニュー(タッチパネルではないので代わりにファンクションキーがついています)を搭載していますが、増設RAMスロットの仕様は他の機種と共通になり、PB-1000用のRP-32ではなくFX-860P890Pなどと同じRP-33を使用するようになっています。(RP-32はデコードされたCS信号線が4本あり、6264を4個使用する前提で設計されていたようです。それに対してRP-33はCS信号線は1本で、62256を1個使用する設計のようです。そういう理由でこの2つには全く互換性がありません。)
PB-1000 & AI-1000

他のポケコンとも並べてみました。FX-870P(右上)やPB-500(右下)と比べても大型なのがわかると思います。上記のスペックを見てもわかる通り重量もかなりあり、手に持つとずっしりと重みを感じます。筐体にぶ厚い金属板を用いているのも理由のひとつかと思いますが、それにしても最近のタブレットPCより重い(Venue 8 Proが395g, Nexus 7(2012)が340g)ので、わざわざこれを持ち歩くのも…という感じですね。Venue 8 ProならこちらのPB-1000エミュレータも動いてしまいますし…。
PB-1000 & AI-1000 & FX-870P & PB-500F

本体の右側には拡張用の30pinコネクタが付いています。実はこのコネクタ、形状はFX-870Pなどのものと同じですが電気的には全く互換性がありません。そもそもPB-1000はUARTを内蔵していないので、そのままではPCとシリアル接続を行うのも容易ではないようです。しかし、ここに出ている信号線をソフトウェア的に制御することでシリアル接続が可能となる(PB-1000 Forever!Vintage programmable calculatorsに製作例があります)ので、アダプタを作成するだけで以前製作したUSBシリアルコンバータが使えそうです。
30ピンコネクタ

今回入手したものは欧州版でありドイツ語のマニュアルが付属していました。いろいろと調べながら使いこなせていければと思っています。今後の記事としては、上に書いたようなシリアル接続の実験に加え、RAM増設の実験などを予定しています。実はこのPB-1000、本ブログもご覧になられている親切な方から譲っていただいたものです。この場を借りまして深く御礼申し上げます。

テーマ : ハードウェア
ジャンル : コンピュータ

tag : CASIO ポケットコンピュータ プログラム関数電卓 PB-1000

CASIO FX-720P

本日からCASIOポケコン紹介の後半シリーズに入ります。本日紹介するFX-720Pは、以前紹介したPB-410の姉妹機にあたり、スペックもほぼ同等です。ちょうどPB-100に対するFX-700Pのような存在と思われ(厳密にはPB-100FX-700PはRAM容量が異なります)、基本的な仕様は後期のPB-100系(PB-110/120など)のものを踏襲したうえでRAMカードスロットを搭載したモデルとなっています。発売はPB-410と同じく1984年と思われます。
FX-720P

PB-410と並べてみました。配色の違い以外には"F"キーの有無ぐらいしか違いはありません。
FX-720P & PB-410

RAMカードスロット。PB-410と同じくRC-2/RC-4に対応しており、RAM容量は最大4KBとなっています(本体内にはRAMを内蔵していない)。
RAMカードスロット

最初これを入手したとき、表示がおかしくて故障しているのかと思ってしまいました。ALL RESETをすると一応は戻るのですが電源を切るとまたおかしくなるので、RAMのバックアップが効いていないのかと思い電池交換済みの別のRC-2に入れ替えたら正常に戻りました。ひょっとするとCASIOのRAMカード対応機はSHARPのRAMカード対応機と異なり、RAMカード内の電池(CR2016)が切れてしまったら本体の電池が残っていてもデータが保持されない仕様なのかもしれません。ちなみにマニュアルにもRAMカードには必ず電池をセットするように書かれていますが、その一方でRC-4については本体電池からもバックアップされる(カード内電池の寿命が延びる)ような記述が見受けられます。
そこで、実際にどうなっているのか調べるために、交換後のRC-2から電池を抜いたもの、交換前のRC-2の電池を新品に交換したものについて動作を確認すると、どちらも動作は問題ありませんでした。これらのことから推測するに、CASIOのRAMカードには本体からバックアップの電源供給を受けることができる新バージョン(交換後のRC-2)と、カード内蔵電池でしかバックアップが効かない旧バージョン(交換前のRC-2)の2種類がある可能性が考えられます。おそらくRC-4はすべて新バージョン、RC-2には新旧の2種類が混在しているという状態なので、上記のようなマニュアルの記載になったのかもしれませんね。回路図が手元にないため断言はできませんが、少なくともRC-2を使用していて動作がおかしくなった場合はRC-2の電池交換を検討したほうがよさそうです。

必要な電池です。

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ジャンル : コンピュータ

tag : CASIO プログラム関数電卓 ポケットコンピュータ FX-720P PB-410 RC-2

Venue 8 Pro純正キーボードを日本語配列にする方法

今日は、前回紹介したVenue 8 Pro用純正Bluetoothキーボードを日本語配列に正しく設定する方法について書いてみたいと思います。DELLもこの問題については認識しているようで、サイトに解決方法が載っているので試してみましょう。
ケースとキーボード

Bluetoothキーボードを接続し、デバイスマネージャを開いてキーボードを探します。「HIDキーボード デバイス」というものが2つあると思いますが、「表示」-「デバイス(接続別)」の表示に切り替えた場合にこのようにBluetoothの下にぶら下がっているものがこのキーボードとなります。(もう一つのものは本体のWindowsキーや音量キーではないかと思います)
デバイスマネージャ

「HIDキーボード デバイス」を長押し(=右クリック)して「ドライバの更新」を行います。
デバイスのプロパティ

下側の「コンピューター上の…」をタップします。
ドライバの更新(1)

「互換性のあるハードウェアを表示」のチェックを外します。
ドライバの更新(2)

「(標準キーボード)」-「日本語PS/2キーボード(106/109キー Ctrl+英数)」を選択して「次へ」をタップします。
ドライバの更新(3)

「デバイスを開始できません」というエラーが表示されて…。
エラー

デバイスマネージャ上ではこのように"!"がついてしまいます。ここまでは想定の範囲内です。
!マークがついています

DELLのサイトの記述によれば、このようにして一旦エラーになってから再度ドライバを「HIDキーボード デバイス」に戻すと日本語配列に切り替わると書いてありますが、なぜか私の環境ではうまくいきません。そこで、webを検索していると有名な「ポケモンキーボード」を接続する方法を見つけたのでそれを応用してみることにしました。方法は簡単で、「日本語PS/2キーボード(106/109キー Ctrl+英数)」の代わりに「Microsoft Basic Keyboard (106/109)」を選ぶというものです。この方法だとエラーにはならずにそのままドライバが入れ替わりますが、その状態できちんと日本語キーボードの配列で入力を行うことができるようになりました。ちなみに、このキーボードには「全角/半角」キーがありません。代わりに「英数」キーを押すことで代用するようになっています。
設定完了

これで問題なく使用できるようになりました。私と同様にDELLのサイトの方法でうまくいかない方の参考となれば幸いです。

※本サイトで紹介する内容は、すべて個人的研究の範囲内で行っていることです。ここに書かれた内容を実行したことによる、データ(クラウド上を含む)・ソフトウェア・ハードウェアの障害および金銭的損害について、私が責任を負うことはできません。重要なデータはあらかじめバックアップを行い、内容を十分に理解したうえで、ご自身の責任の下で行ってください。

テーマ : Windows8
ジャンル : コンピュータ

tag : タブレット DELL Venue 8 Pro Bluetooth キーボード

Venue 8 Pro用の周辺機器・アクセサリ

CASIOポケコンシリーズの途中ですが、今日は趣向を変えてVenue 8 Proアクセサリ類の紹介をしたいと思います。
キーボードとカバー

まずはこちらから…。JULYのレザーケースです。価格が安いので質感はそれなりですが、つくりはしっかりしていると思います。また、タッチペンが付属していますが、こちらは一般的な導電ゴム使用のもので、絵を描いたりするのには向きません。アクティブスタイラスが入手可能になるまでのつなぎですね。
JULY フォリオケース 表側

裏側。
JULY フォリオケース 裏側

本体をセットしたところ。ふたは閉じるとマグネットでくっつくようになっています。
本体を収納したところ

このように、ふたをひっかけてスタンドとして使えるようになっています。
スタンドとして使用

つぎはこちら、DELL純正のBluetoothキーボードです。
DELL Bluetoothキーボード

キーボード本体。薄型・小型でいいのですが、一部キー配列が特殊なので慣れるまでは打ちにくいかもしれません。
キーボード本体

電池はCR2025を2個使用します。
CR2025×2使用

付属のケース。こちはら合皮製のJULYのものと異なり、プラスチック製のハードカバーです。
キーボード付属のケース

JULYのものと同様、裏側にふたをひっかけて立てることができるようになっています。引っかかる部分はちょうどタッチペンホルダーを兼ねています。
スタンドとして使用

ノートパソコン風に置いてみました。
ケースとキーボード

キーボード本体はこのようにケースのふたの上からマグネットでくっつくようになっていますので、持ち歩くのには便利そうですね。
一体化させたところ

結局どちらのケースを持ち歩こうかと迷いましたが、薄くて軽いJULYのケースにすることにしました。キーボードとケースが一体化はしませんが、キーボードは別途100均で購入したソフトケースに入れることにしました。こちらをスタンドとして使用しても全く問題なさそうですしね。
JULYのケースとキーボード

キーボードがあればVenue 8 ProもノートPC代わりに使えそうです。もちろん、画面が小さくマウスもないので操作性が劣るのは仕方がないところではありますが、用途によってはLet'sNote AXの代わりにこちらを持ち出すも増えそうです。ただ、このキーボードは初期設定では英語配列として認識されてしまうので対策が必要です。これについては次回書きたいと思います。

テーマ : Windows8
ジャンル : コンピュータ

tag : タブレット DELL Venue 8 Pro アクセサリ Bluetooth キーボード

CASIO PB-700

本日のポケコンは、CASIOPB-700です。このポケコンはCASIO初のフルグラフィック(160×32ドット)液晶搭載ポケコンとして1983年に発売されました。PB-100系より上位のシリーズとして投入され、BASIC言語の仕様にも互換性がありません。PB-100系のBASICはかなりCASIOの方言が強いものでしたが、PB-700系のBASICはより一般的なものに近くなっています。前回紹介したPB-500PB-700の後に下位機種として発売されたもので、BASICの仕様などは似ています。
PB-700

今回入手したものは、プリンタ/カセットインターフェースのFA-10(+マイクロカセットレコーダCM-1)とセットになっていました。カセットレコーダは一応動作します。プリンタも動作しそう(電源を入れるとペンが動く)ですが、ペンがないため確認は困難そうです。NiCdバッテリはおそらくダメになっているので外しておいたほうがよさそうですし、カセットレコーダのゴムベルトも点検が要りそうですが、これらの作業についてはまた後日やってみたいと思います。
PB-700 & FA-10

システム一式のキャリングケース。
キャリングケース

PB-700はPB-500と異なり、電池は単3×4本、増設RAMはPB-700専用のOR-4(4KB)を3つまで増設できるようになっています(ちなみに後継機のPB-770はOR-8という8KBのRAMを用いるようになっており、互換性はないようです)。本体内のRAMは4KBなので、最大16KBということになります。
電池ボックスとメモリスロット

弟分のPB-500(上)と並べてみました。デザイン的には共通するところもありますが、やはりPB-700のほうが一回り大きいですね。[MODE]キーがなく[RETURN]キーと[ENTER]キーで動作を区別しているのもPB-500と同様です。
PB-700 & PB-500 (1)

単3電池を使っている分、厚みもあります。
PB-700 & PB-500 (2)

PB-700の表示可能文字数は20桁×4行となっています。1文字につき8×8ドット(フォント自体は他と同じく5×7ドット)が割り当てられているため、文字と文字の間に隙間があいて見えます。ちなみにこれ以降のCASIOのグラフィック液晶搭載ポケコンでは、192×32ドット、32桁×4行表示が主流になっていきます。LCDの上の"GRAPHIC DISPLAY"の文字が誇らしげですね。
表示部

当時の対抗機種(?)と考えられるPC-1500(上、1981年発売)、CASIOの最終機種であるZ-1GR(下、1999年発売)と並べてみました。いずれも単3電池×4本を使用していることもあり、厚さ・大きさとも似ています。また、大きさに余裕があるためか、いずれもキー配列はタイプライター式配列となっています。
PC-1500 & PB-700 & Z-1GR

私が初めてポケコンを購入しようと思ったとき、PC-1500と最後まで悩んだのがこのPB-700でした。いずれもその当時はSHARPとCASIOを代表するフラッグシップモデルであり、グラフィック表示やカナ表示が可能でカラープロッタプリンタがオプションとして用意されているなど、共通点もいくつかありました。広い画面(PB-700)を取るか、機械語(PC-1500)を取るか散々悩んで結局機械語を使用可能なPC-1500を購入したというわけです(あと1年待てば画面が広くて機械語も使えるPC-1350が発売になったわけですが…)。そんなわけで、このPB-700も個人的には思い入れのある機種なので、入手できてよかったと思いますし、いろいろ研究してみたいと思います。

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ジャンル : コンピュータ

tag : CASIO ポケットコンピュータ プログラム関数電卓 PB-700 FA-10

CASIO PB-500F

CASIOポケコンシリーズ第2弾はPB-500(F)を紹介します。PB-500次回紹介予定のPB-700の下位機種的な位置づけとして1984年に発売されました。下位機種とはいえ発売がPB-700より後なので、カタカナの直接入力(PB-700はCHR$関数を利用して表示することは可能でしたが、直接入力はできません)やPB-410と同様のRAMカードなど、より新しい機能も取り入れられています。
PB-500F

PB-700との共通点として、モード切り替えがない点があげられます。では、どのようにしてプログラム入力時の行番号と電卓的なダイレクトモードの計算操作を区別しているのでしょうか。その秘密はこの2種類のENTERキーにあります。右側の[ENTER]と書かれているキーはダイレクトモードの計算に使用します。また、左側の[RETURN]キーはプログラム入力に使用します。このような操作体系もPB-700と同様です。
RETURNキーとENTERキー

逆にPB-700との最大の相違点がこのRAMカードです。PB-410などと共通のRC-2/4のほか8KBのRC-8も利用可能であり、RC-8を2枚使用することで最大16KBまでのRAMを利用することができます。ちなみにこのPB-500には、無印のPB-500と、PB-500Fの2種類があります。違いはRAMカードスロットの構造で、無印PB-500はPB-410と同様のトレイを引き出す方式、PB-500FはPC-1360Kなどと同様の裏蓋を外す方式となっています(PB-500Fのほうが後期モデルのようです)。ちなみにカードスロットは2スロットついていますが、2枚装着しても単純に一連のメモリ空間としてみなされるのみで、2枚のカードの間でのデータコピーや、RAMファイル的な利用方法はできないようです。このあたりはSHARPのRAMカードのほうが柔軟にできていていいですね。SHARPのようにとまではいわないまでも、せめてTI-74のように2枚目は1枚目のバックアップコピーとして利用できるようなモードぐらいはあってもよかったと思うのですが…。
RAMカードスロット

この機種も内部を調べてみました。PB-120など後期のPB-100系ポケコンに使用されているCPU、HD61747が2個使用されています。だからといって速度が倍というわけではなく、むしろPB-100系よりはかなり遅いようです。PC-1210シリーズのポケコンもCPUが2個使用されていますが(SC43177/SC43178)、これは実行する作業の内容によって動作するCPUが切り替わるようで、並列動作しているわけではないようです。ROMなどの容量の関係上1つのCPUにすべての機能を詰め込むのが困難だったのではないかと考えていますが、このPB-500も同じような感じなのかもしれません。4bitのCPUで最大16KBのRAMとカナのフォントを扱うため、より多くのメモリ空間が必要となり、このような構成になったのかもしれませんね。その結果オーバーヘッドが大きくなって速度が犠牲になっているのかもしれません。
内部

この機種はRAMカード目当て(RC-4が2枚セットされていた)で入手したようなところもありますが、実際手にしてみるとデザインも悪くなく意外と気に入っています。次回は兄貴分のPB-700を紹介しますが、このPB-500との相違点や共通点についてもう少しみてみたいと思います。

テーマ : コンピュータ
ジャンル : コンピュータ

tag : CASIO ポケットコンピュータ プログラム関数電卓 PB-500 RC-4

CASIO PB-220G

今日からは久しぶりにポケコンシリーズ、それもCASIOのポケコンを紹介していきたいと思います。初日の今日は、PB-100系の縦型モデルであるPB-220Gです。
PB-220G

これは以前紹介したPB-240の姉妹機種にあたりますが、搭載メモリ容量が異なります。PB-240は内蔵RAMが8KB(16KBまで増設可能)ですが、PB-220GのベースとなっているPB-220(こちらは縦型モデルとしては唯一国内でも販売されました)は2KBであり、このPB-220Gは内蔵RAM2KBに8KBの増設RAMパック(RP-8)を標準で内蔵しており合計10KBとなっています。この機種もPB-240と同様に国内では販売されず、入手したものは欧州版でマニュアルはドイツ語のものが付属していました。
PB-220Gセット内容

姉妹機種(PB-240, 実行専用機のPD-200)たちと並べてみました。左上がPB-220G, 右上がPB-240, 左下がPD-200です。
PB-220G & PB-240 & PD-200

外側はPB-240と同様手帳型カバー(シートキーと一体化しており外すことはできません)となっていますが、デザインが異なります。(左側がPB-220G, 右側がPB-240)
PB-220G & PB-240

裏ぶたを外すとこのように増設RAMスロットにRP-8が装着されています。このRP-8は実はかなり多機種に対応しており、FX-730P, FX-790P, FX-860Pvc, FX-870P, FX-890Pなどでも使用可能です。
RP-8

このように合計10KBが認識されているのがわかります。
メモリ容量表示

参考までにPB-100系縦型モデルのスペック一覧をまとめておきます。このなかでfx-5200Pだけは仕様が少し古いのがわかりますね。ベースとなっている機種がPB-220/240PD-200PB-120であると思われますが、fx-5200Pはハードウェア的にはPB-100がベース(BASICの仕様、搭載関数機能などソフトウェア的には異なります)であると思われ、デザインも異なっています。
RAM(標準)増設RAM備考
PB-2202KBRP-8(8KB)→計10KB
PB-220G10KB        -RP-8付属
PB-2408KBRP-8(8KB)→計16KB
PD-2008KBRP-8(8KB)→計16KB実行専用機
fx-5200P0.5KBOR-1(1KB)→計1.5KB

これで縦型PBのコレクションも一段落ですね。あとはfx-5200Pをじっくり狙ってみたいと思います。

テーマ : コンピュータ
ジャンル : コンピュータ

tag : CASIO ポケットコンピュータ プログラム関数電卓 PB-220G PB-220 PB-240 PD-200

1台4役のRATOC REX-WIFIUSB2を買ってみました (2)

今日は、Androidスマートフォンにアプリをインストールして、REX-WIFIUSB2の初期設定を行ってみたいと思います。まずはスマートフォンにWiDrawerアプリをインストールします。次に、本体の電源ボタンを長押しして電源を入れた後、スマートフォンのWiFi設定を開いて"WIFIUSB2-xxxx"に接続します(xxxxには固有のMACアドレスの一部が入ります)。
アクセスポイント選択

WPAの初期パスワードは"11111111"となっています。
初期パスワードを入力

接続が成功したらWiDrawerを起動します。
WiDrawerメイン画面

「設定」アイコンをタップ。
WiDrawer設定

「セキュリティ」をタップし、WPAパスワードを再設定します。もちろんこの後スマートフォンのWiFi設定のほうもWPAパスワードを再設定しておく必要があります。
WPAパスワード変更

以上で基本的な設定は完了です。あとは接続する機器全てにWiFi設定を行えば、USBストレージの共有とホテルルータの機能は使用できます。では、実際にUSBストレージを接続してみましょう。
USBメモリを接続

WiDrawerアプリでストレージの内容を参照しているところ。ここでファイルアイコンをタップすれば、もちろん関連付けられているアプリが起動してファイルを開くことができます。
ファイル一覧

以上でスマートフォンの設定は完了です。ちなみにWindowsやMacから利用するにはWiDrawer用検索ツールを利用する必要があります。そうしないと「ネットワーク」からでは見つかりません。試しにVenueでやってみることにします。
検索ツールの起動

選択して「ログイン」をタップします。ユーザー名はadmin, パスワードは空欄のままでOKです。入力が完了したら「ログイン」をクリックします。
設定画面へのログイン

「エクスプローラー」からUSBストレージにアクセス可能です。また、この画面で詳細設定を行うこともできますが、スマートフォンで設定済みなのでここでは省略します。
設定画面

「My Storage」をタップしてログインすると…。
USBストレージのアクセスにログイン

エクスプローラでUSBストレージにアクセスできます。(USBストレージが接続されていない場合は、タップしても何も起こりません。)
アクセス可能となったところ

これで設定は完了です。3月~4月と旅行や出張の予定があるので、早速持って行って活用してみたいと思います。

テーマ : 周辺機器
ジャンル : 携帯電話・PHS

tag : RATOC Wi-Fi USBリーダー モバイルバッテリー ルーター REX-WIFIUSB2 Venue 8 Pro

1台4役のRATOC REX-WIFIUSB2を買ってみました (1)

RATOCから発売されたWi-Fi USBリーダーREX-WIFIUSB2を買ってみましたので、少し紹介してみたいと思います。これは基本的にはその名のとおり、USBポートに接続したフラッシュメモリやHDDなどのUSBマスストレージをWiFi接続でNASのように使えるというものですが、それ以外にもいろいろな機能が備わっており、メーカーは「1台4役」とうたっています。
REX-WIFIUSB2

NAS機能以外には下記の機能が利用可能です。

1. WiFiルーター
有線LAN端子をルーターやホテルのLAN端子に接続することで、WiFi対応機器(802.11b/g/n、2.4GHz帯に対応)をインターネットに接続することができます。いわゆるホテルルーターの機能ですね。また、ルーター側にWiFiで接続することも可能で、電波の弱いところへ中継する機能もあります(インターネットブリッジ)。

2. USB充電器
収納式のACプラグを内蔵していますので、コンセントに差してUSB充電器として使用できます。1A対応ポートが1つ(USBマスストレージを接続するポートと兼用)、タブレット用の2.1Aポートが1つの計二つの出力を備えています。なお、2つのポートを同時に使用する場合は、それぞれ1Aずつの出力に制限されます。

3. モバイルバッテリー
5200mAhと比較的大容量のリチウムイオンバッテリーを内蔵していますので、上記の各種機能は電源のないところでも使用可能ですし、モバイルバッテリーとしても使用可能です。この機種と似たような機器を他のメーカーも販売していますが、バッテリー容量はせいぜい2000~3000mAh程度であり、モバイルバッテリーとしての使い勝手はこの機種にはかなわないと思います。その代わり重いですが…。

セット内容。本体、簡易マニュアルのほかに、USB接続のmicro SDカードリーダが付属しています。USB充電ケーブルやLANケーブルは付属しませんので、手持ちがなければ別途購入する必要があります、
セット内容

micro SDカードリーダはこのように、手前のスロットから挿入するUSBコネクタ一体型タイプとなっており、キャップも付属しています。
micro SDカートリーダ

大きさ比較のためLumia 1020とPlanexのUSB充電器(4ポート搭載USB充電器としては一般的なサイズかと思います)と並べてみました。かなり大きめサイズですね。
大きさ比較

側面にはUSB Aコネクタが2つあります。左側が1A出力兼ストレージ接続用、右側が2.1A出力となっています。そのほか、他のUSB充電器から本機を充電するためのmicro USB端子と、インターネット回線と接続するためのLANポートがついています。
側面のコネクタ

まず充電です。バッテリの残量は側面のLEDで確認が可能です。
充電中

この機種はかなり多機能ではありますが、大容量のバッテリーを内蔵していることもあって重量が195gとけっこう重く、サイズも一般的なモバイルバッテリーやUSB充電器と比べるとかなり大型です。しかし、USB充電器、モバイルバッテリー、ホテルルーターの3つの機器を持ち歩くことを考えるとコンパクトにまとまっていると思いますので、旅行や出張の時などには重宝しそうです。次回の記事では初期設定を行ってみたいと思います。

色は白と黒の2種類です。

テーマ : 周辺機器
ジャンル : 携帯電話・PHS

tag : RATOC Wi-Fi USBリーダー モバイルバッテリー ルーター REX-WIFIUSB2

SII Ruputer Pro MP120

腕時計シリーズの最終回の今日は、腕時計というよりはむしろPDA、今でいうところの「スマートウォッチ」に近いSIIRuputer Proを紹介します。CPUには松下製の16bit CPU, MN1020219(こちらに製品ページが残っています。命令セットなどの資料はありませんが…)を搭載し、RAMが128KB, ストレージ(フラッシュメモリ)が2MBとなっています。W-PsDOSというMS-DOSに似たOSを採用しており、PCと接続することによってPIMデータを同期させたり、アプリケーションをインストールしたりすることができるようになっています。また、販売当時はSDKが公開され、フリーソフトなども流通していたようです。普段は省電力のためLCDは消灯していますが、何かボタン操作をすると数秒間時刻が表示された後、このようなファイラー表示なります。
Ruputer Pro MP120

ファイラー表示になった時に時刻を確認するには"FILER/TIME"ボタンを押すと、数秒間時刻が表示されます。
時刻表示

ファイラー表示中に"MENU"ボタンを押すと、このようなメニューが表示されます。Windowsの右クリックのような感じですが、システムメニューやファイル操作メニューが出てきます。項目選択はオレンジ色のスティック、実行は"ENTER"、メニューを抜けるのは"MENU"です。
ファイラーメニュー

ファイラーはフラッシュメモリの内容をブラウズできるようになっていますが、中にはPIMデータも入っており、PDAとして利用できます。
PIMデータ

拡張子EXFのファイルは実行形式のアプリケーションです。アプリやPIMを抜けるときは"FILER/TIME"ボタンを使用します。
アクセサリ

システム情報からメモリ使用量を表示したところ。内蔵フラッシュメモリは2MBです。
メモリ表示

下部には赤外線ポートがついており、Ruputer同士のほかASK対応PDAなどと連携が可能です。H/PCとデータの送受信ができるフリーソフトもあるようです。ASK対応とのことなのでザウルスなどとも連携ができるのかもしれませんね。
赤外線ポート

PCとの接続にはシリアルポート接続用のクレードルを用います。ファイルやPIMのやり取りができるようで、アプリケーションのインストールなどにもこれを使用します。PC側には専用のソフトウェアをインストールする必要がありますが、こちらも別途入手しましたので、また時間があれば試してみたいと思います。
シリアル接続用クレードル

このRuputerシリーズについてはこちらのWikiが詳しいです。活用方法やアプリケーションの紹介などもされていますので、ぜひ参考にしてみてください。SEIKOグループの会社は昔からこのようなスマートウォッチ的なものをいくつか出していますが、そのなかでも最古のものは1984年に発売された「腕コン」UC-2000でしょう。こちらはキーボード付きのドッキングステーションと接続することでポケコン的に使用できるようなものだったかと思います。そのあとにSIIから出たのが1998年発売のこのRuputerシリーズ、さらには2000年にEPSONからクロノビットシリーズ、2003年にはSIIからdocomo向けの腕時計型PHS, WRISTOMOが発売されました。いずれも大ヒットというわけにはいかなかったようで、今では後継機種的なものは出ていないようです。現在ではスマートウォッチといえばスマホと連動するようなSONYやサムスンの製品が思い浮かぶと思いますが、おそらく世界で最も古くからスマートウォッチ開発に取り組んでいたと思われるSEIKOならではの面白い製品を開発してほしいものですね。EPD搭載のSPIRITシリーズをベースにすればデザイン的にもよいものができそうですが…。

テーマ : 腕時計
ジャンル : ファッション・ブランド

tag : SEIKO SII Ruputer Pro MP120 スマートウォッチ

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