Lumia 1020にWindows Phone 8.1 Developer Previewを導入してみました

Windows Phoneの最新版はWindows Phone 8.1(WP8.1)となっており、Nokia Lumia 630など実際に搭載した製品が発売されています。その一方で、Windows Phone 8.0(WP8.0搭載のスマートフォンに対するアップデートの提供時期は7月下旬~8月になるとも言われています。私はLumia 1020を持っており、WP8.1のダウンロード提供をじっと待っていましたが、ついに待ちきれなくなってしまい開発者向けの評価版である"Windows Phone 8.1 Developer Preview"をダウンロードしてみることにしました。このダウンロードのやり方が少しわかりにくかったのでメモを残しておこうと思います。なお、開発者向けOSをインストールすることは端末の文鎮化のリスクがあり、しかも端末メーカーやMicrosoftの保証・サポートも受けられなくなってしまいます。作業をされる方はこれらの点に留意して慎重に行ってください。

ダウンロードするにはMicrosoftにWindows Phoneの開発者として登録を行う必要があります。開発者のアカウントには2種類あり、年会費を払う代わりに自由にアプリを開発してストアで配布できるもの、無料で自分のスマホにのみ自作のアプリをインストールできるものがあります。今回は後者を利用することにしましたが、登録するためには"Windows App Studio"というサイトにアクセスします。App Studioというのは各種のアプリのテンプレートをもとに部品を配置していくだけで簡単なWindows PhoneアプリやWindows 8対応のMetroスタイルアプリが作成できるというオンラインサービスです。これについてはまた機会を改めてじっくりやってみたいと思いますが、今回はとりあえずこちらのサイトに登録のみ行います。登録するのは簡単で、右上の"Start new project"をクリックしてMicrosoftアカウントのメールアドレスとパスワードを入力するだけです。
AppStudio (1)

ログインして登録が完了するとこのようにアプリのテンプレートを選択する画面になりますが、今回はアカウントを作成するだけの目的ですので、ここでPCの作業は終了してLumiaでの操作に移ります。
AppStudio (2)

Lumiaで最初に行う作業は、アプリストアから"Preview for Developers"というアプリをダウンロード・インストールすることです。これを行うことにより、開発者向けの評価版のOSがダウンロードできるようになります。
アプリストア Preview for Developersダウンロード

インストールするとアプリ一覧にアイコンが現れるので、タップして起動します。
Preview for Developers起動

Microsoftアカウントの認証画面になりますので、さきほどPCで登録したのと同じアカウントでサインインします。
サインイン画面

Enable Preview for Developersにチェックを入れて完了です。
Preview for Developers設定

この操作により「設定」アプリの「電話の更新」で評価版OSがダウロードできるようになりました。
Preview for Developers設定完了

まずダウンロードされるのは"Microsoft Update 8.0.10521.155"というものです。
更新をダウンロード中 8.0.10521.155 インストール

更新完了。
インストール完了

再起動すると歯車のマークが回ってOSが書き換えられるのでしばらく待ちます。
更新中…(1)

次にデータ移行中の画面。こちらも結構時間がかかります。
更新中…(2)

これで終わりかと思ったのですが、この時点ではまだWP8.0のままです。どうやらWP8.1のインストールの前段階としてWP8.0にいくつか更新パッチを当てていくようです。次に更新作業を行うと、"Windows Phone 8.0.10532.166"がインストールされます。これによりようやくWP8.1への移行の準備が完了するようです。
8.0.10532.166 インストール

インストール完了。
更新完了

この状態で更新作業を行うとようやくWindows Phone 8.1をインストールする画面が表示されます。私のLumiaではこの辺りで動作がとても重くなり、フリーズしたのかと思って強制再起動を繰り返したりしてしまいましたが、重い場合は待っておれば次の画面に進んでくれます。文鎮化させてしまったかと思ってとても焦りました…。
WP8.1 Developer Previewインストール

インストール開始画面(サービス規約への同意を求められます)。
サービス規約

インストール完了。ここまで来るのに結構時間がかかりました。このあとLumiaを再起動すればWP8.1で起動するようになりました。
インストール完了

とりあえず本日の記事はここまでです。次回で実際に操作してみて変わった部分などを書いてみたいと思います。

※本サイトで紹介する内容は、すべて個人的研究の範囲内で行っていることです。ここに書かれた内容を実行したことによる、データ(クラウド上を含む)・ソフトウェア・ハードウェアの障害および金銭的損害について、私が責任を負うことはできません。重要なデータはあらかじめバックアップを行い、内容を十分に理解したうえで、ご自身の責任の下で行ってください。
※また、Lumia 1020には技適マークがついていません。このブログの目的はあくまでも研究であり、技適マークのない端末の利用をお勧めするものではありません。


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Amazonアソシエイトの審査に落ちた~っ!!

当ブログでは、Amazonのアフィリエイトプログラムである「Amazonアソシエイト」に参加しています。いっぽう、関連webサイトである"Kyoro's Room"ではお気に入りのアーティストのディスコグラフィーを紹介していますが、そちらにアフィリエイトリンクを挿入すれば便利かと思ったため、利用条件を再確認してみました。すると、新しいサイトにリンクを挿入する場合はメールフォームからの申請が必要とのこと。申請せずにリンクを挿入して使用していると「悪質な規約違反」とされてしまい、最悪アカウントの停止もあるということがわかりました。仕方がないのでマニュアル通りに申請すると、なんと1時間程度で返事がもらえました。その結果は…みごとに拒否。最近審査が厳しくなったという噂は目にしますが、当ブログを登録する場合の審査はあっさり通ったので正直なめていたところもありました。メールの内容は下記の通りでした。

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○○様

Amazon.co.jpアソシエイト・プログラムにお問い合わせいただき、ありがとうございます。

このたびご連絡いただきましたURLを確認させていただきました。誠に申し訳ございませんが、承認致しかねますことをご了承ください。

お手数ではございますが、内容・記事を十分にアップロードいただいてからお申し込みくださいますようお願いいたします。

アソシエイト・プログラムをご利用いただき、ありがとうございます。

Amazon.co.jp カスタマーサービス アソシエイト・プログラムスタッフ
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いっぽう、同様に申請を拒否された方の報告を見ると、下記のような定型メールが来ることが多いようです。

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Amazonアソシエイト・プログラムにお申し込みいただき、ありがとうございます。

このたび当プログラムへの参加を申請いただいたWebサイトを拝見いたしましたが、誠に残念ながら、お申し込みを承認することができませんでした。当プログラムへの参加をご希望の場合は、下記の項目をご確認いただき、あらためてお申し込みくださいますよう、お願いいたします。

当プログラムでは、お申し込みいただいたWebサイトが下記の項目に当てはまる場合、残念ながらご参加を承認することができませんので、あらかじめご了承ください。

=====================================================================

1. Webサイトが未完成の場合
Webサイトの方向性がわかる程度を目安に、内容をアップロードしてからお申し込みください。

2. お申し込みのURLに誤りがある、またはご自身のWebサイトURL以外でのお申し込みの場合
たとえば、ご利用のブログサービスのトップページなどでは審査を行うことができません。

3. Webサイトに閲覧規制がなされており、内容を拝見できない場合

4. お申し込みフォームにご登録の電話番号が、全角数字で登録されている場合

全角数字では正しく登録されませんので、必ず半角数字でご登録ください。

5. Webサイトのドメイン名の中に、「amazon」やその変形、またはスペルミスを含んでいる場合

6. その他知的財産権を侵害している場合

7. 露骨な性描写がある場合

8. QRコードのご利用情報に不足がある場合
QRコードのご利用申請にあたり、掲載予定の媒体名と使用目的を必ず記載してください。

9.未成年の方のお申し込み

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当プログラムでは、ご参加のお申し込みを誠意をもって検討し、承諾またはお断りのご連絡をいたしております。しかしながら、当プログラムの独自の裁量により、あなたのWebサイトのご参加が不適当であると判断した場合には、お申し込みをお断りする場合があります。

アソシエイト・プログラムにご興味をお持ちいただき、誠にありがとうございました。
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このようなメールが来た場合、原因がわからず困っておられる方も多いようですが、実際に買い物の実績のあるAmazonアカウントに紐づけしたメールで申請すれば承認されたという事例を多く見かけます。私の場合は新規アカウント作成ではなくサイトの追加なのでその点は問題ないはず。やはりメールの文章を読む限り、"Kyoro's Room"はまだ未完成のサイトと認識されてしまった可能性が高そうですね。もちろん思い当たる節はあります。"Kyoro's Room"ではコンテンツの追加をしやすくするため、今後追加予定のページに「工事中」という表記を多用しています。どうやらそれが引っかかってしまった可能性はあると思います。他の方でも同様のことを書かれていた方もおられますので…。見ていただければわかるとは思いますが、記事のページ数(ほとんどはCGIで生成しているページではありますが)はかなりの数ですので、すでに「内容・記事を十分にアップロード」してあると思っています。そんなわけで、近日中に工事中のページをいったん閉鎖(あるいは少し内容を整えて正式公開)し、少し冷却期間を置いて(同じ内容のサイトでも少し期間をおけば申請が通ったという事例があります)再度申請してみたいと思います。

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ジャンル : アフィリエイト

tag : Amazon アソシエイト アフィリエイト

CASIO fx-5000F

最近仕事が忙しいこともあってブログのネタも切れ気味なキョロです…。そんなわけで電卓の紹介ばかりしていますが、本日もCASIOの科学公式内蔵電卓fx-5000Fを紹介します。以前にも似たようた公式内蔵電卓であるfx-50Fを紹介ましたが、こちらがfx-3600Pvをベースにしている可能性があるのに対して、このfx-5000Fはどうやらfx-3900Pをベースにしているようです。機能的にはfx-50Fの23公式に対してこちらは128公式を内蔵しており、ユーザープログラムエリアもfx-50Fの2プログラム29ステップより大幅に多く12プログラム(P0~P9, PA, PB)675ステップとなっています。ディスプレイはfx-4500Pのような2行表示で、上段がドットマトリクス14桁、下段が7セグメント10桁となっています。(英文マニュアルをこちらにアップしてあります。)
fx-5000F

fx-3900P(左)と並べてみました。デザインやキー配列は似ていますね。
fx-3900P & fx-5000F

内部も調べてみましたが、CPUもfx-3900Pと同じHD62001でした。右下のHD61914というチップはPB-100などに使用されているのと同じ8Kbit(2048×4bit)の同期SRAMです。
fx-5000Fの内部

公式を利用するには公式番号を入力して[FMLA]キーを押します。するとこのように変数の値の入力を促されます。このあたりの操作はfx-50Fと似ていますね。
公式呼出

数値を入力して[EXE]キーを押すと結果が表示されます。
計算結果

ユーザプログラムは12組675ステップと大容量ですが、制御構造は一切利用できません。プログラム命令自体はfx-3900Pと共通の部分もあり、たとえば[:]はステートメント区切り、[◢](環境依存文字ですが、右下に直角のある直角三角形です)は一時停止となっています。また、変数への代入自体は[→]でfx-3900Pと同じですが、通常の計算で使用できるのは定数メモリK0~K9の10個となります。変数A~Z, a~zはユーザープログラム中またはマルチステートメントで区切られた1行の数式の中では有効ですが、計算が終了すると内容は破棄されるので注意が必要です。上記の命令以外は共通点は少なく、たとえば変数への数値入力待ちは[?][→][x]ではなく、単に初出の変数名があると入力が促されるようになっています(EL-5020と同様ですね)。また、[」]があるとそれまで値が割り当てられていた変数(定数メモリであるK0~K9は除く)がすべてクリアされるようになっています。

面白いのは128の内蔵公式をユーザープログラムエリアにコピーできる機能でしょう。ポケコンFX-860Pvcにも似た機能(隠し命令を使う必要がありますが…)がありましたが、fx-5000Fも内蔵プログラムをユーザーエリアにロードして編集することができるようになっています。以下に操作手順を示します。まずは公式番号を入力し[FMLA]キーを押して公式を呼び出します。
公式呼出

[MODE][2]と操作して"WRT"モードに切り替えます。
WRTモード

[←][→]キーでプログラム番号を選択して[EXE]を押して確定します。"S=0"は当該プログラムエリアの使用済ステップ数が0であることを示しています。
プログラムエリア選択完了

もう一度[FMLA]キーを押します。これで選択したプログラムエリアに公式がコピーされました。
公式コピー完了

ざっと大まかにはこのような機能です。プログラム関数電卓として見た場合にはさほど多機能とはいえませんが、科学公式計算を多用される方、それを応用してさまざまな計算をされる方には便利な電卓かと思います。興味をもたれた方はマニュアルを参照されてみてはいかがでしょうか。

テーマ : プログラム関数電卓
ジャンル : コンピュータ

tag : プログラム関数電卓 CASIO fx-5000F fx-3900P fx-50F

Runtasticを試してみました

SONYのスマートウォッチ、SmartWatch2 SW2を日常的に使用していますが、Xperiaのバッテリの持ちが急激に悪くなってしまった(スリープに失敗している様子で常に熱を持っている)ために一旦端末を初期化しました。MN2を使用していたところにSW2を追加したので何か相性問題でも発生したのかと思い、今度はSW2のみを接続しました。これでスリープの失敗はなくなりましたが、SmartTrainingを起動するとやはりなぜかバッテリの持ちが悪くなる印象があります。MN2やMN800のときはそういうことはなかったのですが…。SmartTrainingは操作性もよく気に入っていたのですが、いったんアンインストールして他のアプリを試してみることにしました。今回試したのはRuntasticです。このアプリには無料版と有料のPro版がありますが、海外でSW2を購入するとPro版のアクティベートコードが付属するのですが、国内では残念ながら付属しないので、今回は無料版を試してみることにしました。SW2のアイコンをタップして起動すると、残念なことにこのようなメッセージが表示されてしまいました。
起動画面

どうやらPro版でないとSW2側からの操作はできないようで、無料版ではトレーニングの開始はXperia側の画面を操作する必要があります。トレーニング中はこのように時間、距離、カロリーが表示されるので、SW2が全く役に立たないわけではありません。
トレーニング中

SmartTrainingと同様、トレーニングが終了するとそのデータを見ることができます。こちらは距離や時間、平均速度などの基本情報。今回は自転車での走行時に使用してみました。
コース概要表示

コースの詳細地図。
コース地図表示

グラフ表示。
グラフ表示

コース上のストリートビューも見ることができます。これはSmartTrainingにはなかった機能ですね。
ストリートビュー

このような感じで、かなり多機能で面白いアプリではあります。今のところは無料版でも満足しているのでしばらく利用してみようと思います。



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ジャンル : 携帯電話・PHS

tag : SONY スマートフォン Android Xperia SmartWatch2 SW2 Runtastic スマートウォッチ

ようやく手に入れました… SHARP PC-1200

以前から欲しいと思っていた、SHARPの初代「ポケットコンピュータ」、PC-1200をようやく手ごろな価格で手に入れることができました。PC-1200は名前こそ「ポケコン」でしたが、後のBASICが利用できる(PC-1210/1211以降)ポケコンとは似ても似つかず、実際は高性能なプログラム関数電卓でした。プログラムは128ステップまで入力可能で電源を切っても保持されます。また、数値メモリは0~9, s, tの12個が使用でき、条件判断やジャンプ、サブルーチンなど本格的にプログラムを組むことのできる機能が備わっています。
PC-1200

電池は単3を2本使用しますが、電池ボックスの左側にメモリバックアップ用のLR44を2個セットするホルダーが装着されています。(LR44をセットしなくても、メイン電池を抜かなければメモリ内容は保持されます。)
電池ボックス

以前紹介した同時期のプログラム関数電卓EL-5002と並べてみました(左がPC-1200, 右がEL-5002)。EL-5002の記事中で「同じ筐体かも…?」と書きましたが、こうして比べてみると確かにデザインはほとんど同じですね。違いはPC-1200のほうはディスプレイ周りの黒い部分にアルミで縁取りがしてあることと、EL-5002のほうは黒い部分とディスプレイの間に銀色の部分があること程度でしょうか…。
PC-1200 & EL-5002

裏面もほとんど同じで区別がつきません(左がPC-1200, 右がEL-5002)。
PC-1200 & EL-5002 (裏側)

PC-1200もマニュアルを見つけることができていませんが、web上に存在するサンプルプログラムなどから、命令の利用方法などは下記のようになっていると推測されます。(代表的な命令については実際に試してみましたが、概ね下記の内容でよさそうです。)

 x→M n : メモリnへの代入 (n = 0~9, s, t)
 M+ n : 表示中の数値をメモリnへ加算 (n = 0~9, s, t)
  ※ x→M は[=]キーを押したことにはなりませんが、M+ はなります
 RM n : メモリnの参照 (n = 0~9, s, t)
 CAM : メモリの全クリア
 LBL n : GTO, GTSなどのジャンプ先ラベル (n = 0~9, s, t)
 GTO n : LBL n への無条件ジャンプ (n = 0~9, s, t)
 GTS n : LBL n へのサブルーチンコール (n = 0~9, s, t)
  ※ ネスティングはできません
 HLT : 一時停止 ([S/E] キーで再開)
 S/E : プログラムまたはサブルーチンの最後
 x≠0 n , x<0 n , x=t n , x<t n
  条件が真なら LBL n へジャンプ (n = 0~9, s, t)
  ※ x は表示中の数値、t はメモリtの内容を示します

プログラム入力は"PRO"モードで、実行は"RUN"モードで行い、消去は"CAP"モードで [CA] キーを押せばよいようです。入力したプログラムを実行するには [GTO] n [S/E] で LBL n からが実行され、単に [S/E] だけを押すと先頭から実行されるようです。つまり、最大13組(12のラベルと、先頭から始まるプログラム)までのプログラムを保存できるということになりますね。
全体としてはFX-601Pの言語をさらに簡素化したような感じで、確かにEL-5002と比べると、本格的なプログラムを組むのに必要最低限の命令は揃っていそうですね。そういうところを強調するためにSHARPは「ポケットコンピュータ」と名付けたのかもしれません。また時間があるときにベンチマークなども行ってみたいと思います。

テーマ : プログラム関数電卓
ジャンル : コンピュータ

tag : SHARP ポケットコンピュータ プログラム関数電卓 PC-1200 EL-5002

CASIO fx-2700P

本日はCASIOの少し古めのプログラム関数電卓fx-2700Pを紹介します。この電卓は1980年の発売とされていますので、SHARPのEL-5103と同時期ということになります。仕様的にはfx-3500Pなどど同じ系統に属すると考えられ(fx-3500Pと外見も似ています)、定数メモリ、HLT命令、RTN命令、x>0とx≦Mの2種類の条件判断命令など、のちの機種(fx-3600P, fx-3600Pv, fx-360MTなど)と同様のプログラミング言語を採用しています。プログラムステップ数は最大38ステップで、表示桁数は8桁(+指数2桁)とfx-3500Pの10桁よりは少なくなっています。
fx-2700P

手帳型ケースが付属しています。
ケース

側面。当時の多機能電卓としては薄い部類だったのでしょうね。電池はLR1130を2個使用します。
側面

内部の画像。CPUにはHD43148というチップが使用されていました。fx-3600Pに使用されているHD43147とは1つ違いの型番ですが、関係は不明です。
内部

CASIOプログラム関数電卓は、プログラミング言語の仕様から分類すると大まかに3系統にわけられると思います。
 (1) fx-2700P, fx-3500P, fx-3600P, fx-3600Pv, fx-360MT, fx-50F などエントリー機種
  ジャンプはプログラムの先頭に戻るのみ。簡易的な条件判断命令あり。
  独立メモリ(M)のほかに定数メモリ(K1~K6)を備えている。
 (2) FX-502P, FX-601P, FX-603Pなど当時のフラッグシップモデル
  HPの4レベルRPNと似た強力な命令体系(GOTO~LBL, GSB, ISZ/DSZ など)を持つ。
  メモリは数個~数十個使用でき、間接指定も可能。
 (3) fx-3900P, fx-4000P, fx-4500P, fx-4800Pなどの上位機種
  より近代的なプログラム電卓。一部(2)と共通の命令(GOTO~LBL,ISZ/DSZ など)もある。
  間接指定命令はないが、配列変数が使用可能なモデルも多い。
  一部の命令は特殊記号を用いており、読みにくいのが難点。
登場時期としては(1)と(2)がほぼ同時期(1980年前後)、(3)は1980年代後半かと思われます。こうしてみるとfx-2700Pは数多くのエントリクラスのプログラム関数電卓の始祖に近い存在といえそうですね。地味な機種ではありますが、このように考えるとなかなか興味深いモデルだと思いました。

テーマ : プログラム関数電卓
ジャンル : コンピュータ

tag : プログラム関数電卓 CASIO fx-2700P

ブログのサムネイル画像のURLをオリジナル画像のURLに変換する方法

Kyoro's Roomの電卓・ポケコンコーナーをこのブログのインデックスとして利用できるように整備していますが、記事中の画像(このブログの本文に使用しているサムネイル画像を挿入しています)をクリックすると拡大表示(サムネイルではないオリジナルの画像)が表示されるようにCGIを改良してみることにしました。最も簡単なのはデータファイルのフィールドを増やしてオリジナル画像のURLも格納する方法ですが、それだとデータの編集作業が大変です。そこで、サムネイル画像とオリジナル画像のURLの間の規則性を利用して自動的にオリジナル画像のURLを生成できるように作ってみることにしました。このブログ(FC2ブログ)の場合、オリジナル画像のファイル名末尾に 's' がついたものがサムネイル画像となります。

 サムネイル画像のURL例 : http://blog-imgs-66.fc2.com/k/y/o/kyoro205/FX-795Ps.jpg
 オリジナル画像のURL例 : http://blog-imgs-66.fc2.com/k/y/o/kyoro205/FX-795P.jpg

つまり、ファイル名の末尾に 's' がついておればそれを除去するのみでよいということです。サムネイル画像のURLの、サーバー名(例: 'http://blog-imgs-66.fc2.com' )を $server に、ディレクトリ名(例: '/k/y/o/kyoro205' )を $folder に、ファイル名(例: 'FX-795P' )を $filename に、拡張子(例: 'jpg' )を $ext に格納した状態で $result にオリジナル画像のURLを得るPerlのサンプルコードを載せておきます。

 $filename =~ s/s$//;
 $result = $server . $folder . '/' . $filename . '.' . $ext;

ついでに他のブログについても調べてみました。アメブロはもう少し複雑で、サーバー名中の 'stat' を 'stat001' に変更し、ファイル名の先頭の 't' を 'o'に変更しなければいけないようです。たとえば次のようなコードになります。

 $server =~ s/stat/stat001/;
 $filename =~ s/^t/o/;
 $result = $server . $folder . '/' . $filename . '.' . $ext;

ヤプログは結構単純で、ファイル名の末尾に '_large' を追加するだけです。

 $filename = $filename . '_large';
 $result = $server . $folder . '/' . $filename . '.' . $ext;

もちろんブログ内にオリジナル画像が存在しなければこのコードで生成されたURLを指定してもエラーになってしまいます。それに、まだまだ私はPerlの正規表現を使いこなせていないので、もう少しスマートな方法もあると思います。あくまでも参考程度ということで…。

なお、ブログの画像サーバーによっては外部からの参照をブロックしている場合があります。上記のコードでテストしたところ、当ブログの画像を利用するのには全く問題はありませんでしたが、アメブロの一部などで403や404のエラーが出ることがありました。また、ブロックされていない場合でも規約で明確に禁止されている場合にはこのような方法は利用しないほうがよいでしょう。私の利用しているFC2は、ヘルプでは外部からの参照はブロックしているように書かれていますが実際には問題なく動作しており、規約上も明確に禁止はされていない(「FC2のサーバーに負担をかける行為」に該当する可能性は否定できませんが、Kyoro's Roomのアクセス数は決して多くはないので実質的に問題になるほどの負荷はかけていないと思います)ので、グレーゾーンかもしれないと思いながら運用しています。そういう状況ですので、上記のコードのご利用はくれぐれも自己責任でお願いいたします。

※本サイトで紹介する内容は、すべて個人的研究の範囲内で行っていることです。ここに書かれた内容を実行したことによる、データ(クラウド上を含む)・ソフトウェア・ハードウェアの障害および金銭的損害について、私が責任を負うことはできません。重要なデータはあらかじめバックアップを行い、内容を十分に理解したうえで、ご自身の責任の下で行ってください。

テーマ : ホームページ・ブログ制作
ジャンル : コンピュータ

tag : CGI Perl ブログ 画像

CASIO FX-795P

前回に引き続き、今回もCASIOのポケコンを紹介します。FX-795PはPB-100シリーズの発展形として1987年に発売されました。BASICなどの基本仕様は互換性がありますが、LCDは24桁に拡張されており関数機能も強化されています。最大の特徴はクラムシェル型の筐体にシート式のキーボードを採用している点でしょう。本体手前側にはテンキーと関数キー、LCD側にシート式のQWERTYキーボードを搭載しています。この構造によって、小型の筐体であるのにも関わらず、FX-860Pvcなどと同様にワンタッチで関数を入力できるようになっています。CPUはPB-500などと同様にHD61747を2個搭載し、RAMは16KB内蔵しています。また、PB-100シリーズの後期モデルと同様にデータバンク機能を搭載し、fx-4100Pの記事で紹介したような数式記憶機能(ファンクションメモリー)も使用可能です。
FX-795P

今回手に入れたものはドイツ語版でしたが、この機種はカナ入力ができないためハードウェアには特に違いはありません。付属していたマニュアルもドイツ語版でしたが、英語版のマニュアル(PDF)も見つけましたのでこちらに置いておきます。
セット内容

開いた状態の外側。赤いラインがアクセントになっていてカッコいいですね。
外側

右端にはFA-5などのオプションを接続するための12ピンコネクタがついています。電気的にはPB-100, PB-500などと互換性があります。
12ピンコネクタ

この機種と同シリーズに、FX-780Pなどメモリ容量の異なるモデルや学校教育用のAXシリーズなどがあります。下の表にその一覧を示しておきます。("FX"は組み込みプログラムを示します)
RAM
(標準)
RAM
(最大)
CAP-XFX
FX-780P4KB4KB×
FX-781P2KB4KB×
FX-790P8KB16KB×
FX-791P10KB18KB×
FX-795P16KB16KB×
AX-12KB2KB×
AX-22KB10KB×
AX-38KB8KB×

初期のモデルはCAP-Xを搭載しておりシートキーの右端中段が[Asmbl]キーになっていますが、後期モデルのFX-795PとAX-3ではCAP-Xは省略されており、代わりに5種の組み込みプログラムが搭載されています。組み込みプログラムは[Asmbl]キーの代わりにある[FX]キーで起動できます。内容的には、行列演算、複素数演算、ニュートン法による求根計算、シンプソン法による数値積分、16進数・2進数演算、となっています。
組み込みプログラム

これらのシリーズの機種はコンパクトでデザインもよいためか、現在でも人気があるようです。オークションでも比較的高値がつきやすい機種ではありますが、関数電卓代わりにも使いやすい機種だと思いますので、興味を持たれた方は検討してみてはいかがでしょうか。

テーマ : プログラム関数電卓
ジャンル : コンピュータ

CASIO FX-750P

今日は久しぶりにポケコンを紹介したいと思います。本日のネタはCASIOFX-750Pです。このデザインを見て「どこかで見たことあるような…」と思われた方は鋭い! 以前紹介したPB-500のFX版がこちらになります。このポケコンはハードウェア構成および性能的にはPB-500とほぼ同じなのですが、FXシリーズ伝統の関数入力キー([F]キー)がついている代わりに[カナ]キーがありません。ちなみにFX-750Pの[F]キーとPB-500の[カナ]キーは位置が異なるので、PB-100をFX-700P化するのと同様にキーを増設することができるのかもしれませんね。
FX-750P

比較のために、こちらがPB-500です。
PB-500F

私が所有しているPB-500のほうはRAMカードを裏側から挿入する"F"バージョンでしたが、こちらのFX-750Pは前面から挿入するタイプの初期バージョンでした。
RAMカードスロット

すでにPB-500を所有していたのですが、なんとなく"FX"という型番に弱い私はついつい欲しくなってしまって入手しました。最近ポケコンや電卓も数が増えてきて、片づける場所がなくなりつつあります。困ったものだ…(汗)。

テーマ : プログラム関数電卓
ジャンル : コンピュータ

tag : ポケットコンピュータ プログラム関数電卓 CASIO PB-500 FX-750P

ポケミクを歌わせてみました

前回の記事で紹介したポケットミクですが、もう少しちゃんと歌わせてみることにしました。とはいえ私は作曲なんてほとんどしたことがないので、かなり前にDTMにハマって耳コピをやっていたときに作成した古いMIDIデータを引っ張り出してきました。今回選んだのは河合その子さんの最初の自作曲である「プリズム」です。このデータは以前に旧Nifty ServeのMIDIデータフォーラム(FMIDIDJ)にもアップロードしたことがあるもので、皆さんに気に入っていただけたのかネット上でも時々見かけることがあります。あのころはFMIDIDJにアップしたデータの感想をお互いに述べ合ったりして楽しかったなあ…。

さて、ここからが本題です。Dominoを起動してMIDI(SMF)ファイルを読み込みます。このデータはもともとSC-88Pro用に作成したのでポケミク用に最適化を行い、さらにちょっと気に入らなかったところを微修正してみました。実はこの作業に数時間かかってしまったという…(汗) その次にボーカルパートをMIDIチャンネル1のトラックにコピーし、とりあえずミクの声でうまく演奏できることを確認しました。そのあといよいよ歌詞入力ですが、歌詞を1文字1文字コード表を見ながら変換するのは大変ですので、今回は今回はポケット・ミク ひらがな16進数変換ツールを利用してみました。このサイトはひらがなで歌詞を入力するとエクスクルーシブメッセージの16進文字列に変換してくれますので、これをDominoに貼り付ければOKです。実際は16進数に"h"をつけなければいけませんので完全に自動というわけにはいきませんが、それでもかなり楽になりますね。
ポケット・ミク ひらがな16進数変換ツール

で、とりあえず製作途中のものがこちらです。まだまだミクパートが荒削りなので微調整がいりますね。楽器用のデータにそのまま歌詞を乗せただけですので…(汗)

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それにしてもDTMをやっていると時間があっという間に過ぎてしまいますね。修正しては再生、の繰り返しになってしまいますので…。なんだか楽しくなってまたハマってしまいそうで怖いです。そのうち本物のVOCALOIDにも手を出してしまったりして…(汗)

テーマ : DTM、宅録、ミックス、レコーディング、機材
ジャンル : 音楽

tag : 学研 大人の科学 ポケットミク ポケミク NSX-1 NSX-39

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