ケアンズ旅行記 (2)
今日のブログはケアンズ旅行記2日目です。この日は朝からケアンズトロピカルズーへ行きました。今回参加したJTBのツアーに無料オプションとしてついていた動物えさやり体験です。まずは担当の飼育員さんとご挨拶。参加した子どもたちは順に名前と年齢を英語できかれるので、英語で答えなければいけません。同行の日本人ガイドさんが説明してくれますが、みんな緊張の面持ちでした。

いよいよえさやり体験開始ですが、まずはコアラ。

コアラのえさは言わず知れたユーカリですが、飼育員さんの指示通りにユーカリの枝を筒状の容器に差していきます。

次はカンガルーです。手からえさを食べてくれます。

最後はゴシキセイガイインコ(レインボーロリキート)です。ネクタリンの果汁を好むので、容器に注いであげます。

するとこのように飲みに来ます。

すべてのえさやりが終了すると感謝状が渡されます。一緒に「コアラドル」という動物園のお土産屋さんで使えるA$5分の割引券がもらえます。

えさやりが終わったら1時間程度自由時間があります。この動物園はオーストラリア特有の動物を中心に展示してありますが、ショーなどを欲張らなければこの時間で充分見て回ることができました。せっかくなので他の動物たちも少し紹介しておきます。こちらは爬虫類館の入り口にいたカエル。なぜか便器の上に乗っていましたが、実際にトイレによく出没するカエルだそうです。

ワライカワセミ。ぬいぐるみのように動きませんでしたが、もちろん本物です。

小さな動物園ではありましたが、けっこう楽しむことができました。お子様連れの方は一度訪れてみてはいかがでしょうか。ツアーが終わると市内で解散ですが、せっかくなので散歩することにしました。途中で中華レストランで昼食を取った後に立ち寄ったのがスーパーマーケットの"Woolworths"です(写真は前日の夜に撮影したものです)。ケアンズ市内の店には専用の駐車場を持っているところはほとんどなく、写真のように道路のパーキングメーターを利用するようになっています。駐車料金のサービスがあるのかどうかは不明ですが…。パーキングは大通りの端や中央分離帯のところにかなりの台数が確保されています。

ここはかなり大きなスーパーで、食べ物、日用品など一通りのものが揃うようになっています。ただし、お酒はありません。オーストラリアはアルコールの販売規制が厳しく、スーパーやコンビニエンスストアには置いていないのが普通で、買うにはリカーショップに行く必要があります。写真はジュースなど飲み物の売り場。

日本のスーパーと同様なセルフレジがありました。使い方はほぼ同じで、バーコードをスキャンしていき、最後は現金かクレジットカードで払うようになっています。緑色のユニフォームを着ている人は店員さんです。

夕食はせっかくなのでワニやカンガルーなどオーストラリア特有の料理を食べてみることにしました。入ったのはOchreという駅近くのレストラン。

こちらはオーストラリアの定番のビール、XXXX Goldです。レストランではビールはだいたい小瓶1本がA$7~8といったところですが、リカーショップなどで買うとA$2.5~A$3とソフトドリンクより少し高い程度です(ちなみにソフトドリンクは600mlのペットボトルがA$2程度と日本に比べると高めです)。

こちらがメイン料理。左上に少し載っているのがワニの唐揚げです。食感は鶏肉とさほど変わりません。右側のステーキがカンガルーの肉です。やわらかくてクセもなく、食べやすかったです。ちなみにここで食べたコースは写真のメイン以外にスープ、パン、サラダ、デザートがついて1人前A$55でした。ただし量はかなり多く、2人前注文して大人2人、小学生低学年2人でも少し残してしまいました。

というわけで、2日目はこれでおしまいです。次回は3日目をお届けする予定です。

いよいよえさやり体験開始ですが、まずはコアラ。

コアラのえさは言わず知れたユーカリですが、飼育員さんの指示通りにユーカリの枝を筒状の容器に差していきます。

次はカンガルーです。手からえさを食べてくれます。

最後はゴシキセイガイインコ(レインボーロリキート)です。ネクタリンの果汁を好むので、容器に注いであげます。

するとこのように飲みに来ます。

すべてのえさやりが終了すると感謝状が渡されます。一緒に「コアラドル」という動物園のお土産屋さんで使えるA$5分の割引券がもらえます。

えさやりが終わったら1時間程度自由時間があります。この動物園はオーストラリア特有の動物を中心に展示してありますが、ショーなどを欲張らなければこの時間で充分見て回ることができました。せっかくなので他の動物たちも少し紹介しておきます。こちらは爬虫類館の入り口にいたカエル。なぜか便器の上に乗っていましたが、実際にトイレによく出没するカエルだそうです。

ワライカワセミ。ぬいぐるみのように動きませんでしたが、もちろん本物です。

小さな動物園ではありましたが、けっこう楽しむことができました。お子様連れの方は一度訪れてみてはいかがでしょうか。ツアーが終わると市内で解散ですが、せっかくなので散歩することにしました。途中で中華レストランで昼食を取った後に立ち寄ったのがスーパーマーケットの"Woolworths"です(写真は前日の夜に撮影したものです)。ケアンズ市内の店には専用の駐車場を持っているところはほとんどなく、写真のように道路のパーキングメーターを利用するようになっています。駐車料金のサービスがあるのかどうかは不明ですが…。パーキングは大通りの端や中央分離帯のところにかなりの台数が確保されています。

ここはかなり大きなスーパーで、食べ物、日用品など一通りのものが揃うようになっています。ただし、お酒はありません。オーストラリアはアルコールの販売規制が厳しく、スーパーやコンビニエンスストアには置いていないのが普通で、買うにはリカーショップに行く必要があります。写真はジュースなど飲み物の売り場。

日本のスーパーと同様なセルフレジがありました。使い方はほぼ同じで、バーコードをスキャンしていき、最後は現金かクレジットカードで払うようになっています。緑色のユニフォームを着ている人は店員さんです。

夕食はせっかくなのでワニやカンガルーなどオーストラリア特有の料理を食べてみることにしました。入ったのはOchreという駅近くのレストラン。

こちらはオーストラリアの定番のビール、XXXX Goldです。レストランではビールはだいたい小瓶1本がA$7~8といったところですが、リカーショップなどで買うとA$2.5~A$3とソフトドリンクより少し高い程度です(ちなみにソフトドリンクは600mlのペットボトルがA$2程度と日本に比べると高めです)。

こちらがメイン料理。左上に少し載っているのがワニの唐揚げです。食感は鶏肉とさほど変わりません。右側のステーキがカンガルーの肉です。やわらかくてクセもなく、食べやすかったです。ちなみにここで食べたコースは写真のメイン以外にスープ、パン、サラダ、デザートがついて1人前A$55でした。ただし量はかなり多く、2人前注文して大人2人、小学生低学年2人でも少し残してしまいました。

というわけで、2日目はこれでおしまいです。次回は3日目をお届けする予定です。
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ケアンズ旅行記 (1)
このところブログ更新が滞り気味ですみません。というのも、7月22日から昨日までオーストラリアのケアンズに旅行に行っていたというのが理由です。そんなわけで、今回から何回かに分けてケアンズ旅行記を記していきたいと思います。
成田を前日の夜に出発して22日の早朝にケアンズに着きました。ちなみに利用したのはJetStarです。この会社はカンタス航空系のLCCで、本来ならば機内食などもすべて別料金という会社ですが、今回は参加したツアー料金に含まれていたのか機内食とブランケット、アメニティセットがもらえました。ちなみにアメニティセットというのは下の写真のようなポーチに歯ブラシや枕、アイマスクなどがセットされているものでしたが、なんとうちの家族4人分のうち2人分のセットに足りないものがありました。CAさんに尋ねたら、予備がないので…とのこと。有料のサービスに不備があって何の保証もないなんて、日本の会社ではちょっと考えられないですね。ちなみにこのポーチ、「タブレットケース」と書いてあって7インチぐらいのタブレットを収められるようになっています。

今回、通信環境をどうしようか迷っていたのですが、機内でスマホやプリペイドSIMを安く売っているのを見かけました。写真はカタログを写したものですが、A$44のAndriodスマホが載っています。SIMロックされているとのことで買いませんでしたが…。

こちらはTelstraのプリペイドSIM. A$30のものがA$15とのことで、CAさんに尋ねてみましたが、売り切れとのこと(あるいは最初から置いていないのかも!?)…。

そんなわけで空港につきました。何となくプリペイドSIMを買いそびれたままになってしまいましたが、結局のところ宿泊したホテル(リッジス・エスプラネード・リゾート)で500MB/日までの無料WiFiが利用できたことと、市の中心部ではCairns Community WiFiという無料WiFiが使用できたので、結局SIMは買わずに済ませてしまいました。おかげでLumia 1020はすっかりお荷物に…(汗)。このCommunity WiFiはクイーンズランド州政府が主導でテスト的に行っているもののようで、国籍や年齢などの簡単な情報を入力するだけで100MB/日まで無料で利用できます。
初日のこの日は日中市内散策をしました。海岸沿いのエスプラネード通りを歩いていくと、「マッディプレイグラウンド」という子どもの遊び場があり、遊具や水遊びができるようになっていました。

ハンバーガーショップに入ってみました。オーストラリアの食べ物はとにかく量が多いのが特徴です。このハンバーガーも子どもの顔の大きさぐらいあったりします。頼みすぎにはくれぐれもご注意を…。

エスプラネードの海岸は遠浅になっていて、干潮時は干潟が顔を出します。ハゼのような魚やエビ、小さなヤドカリなどに出会うことができました。


こちらはペリカン。

夕刻になると木にインコが集まって騒ぎ出します。日本でもムクドリなどでよく同じような光景をみかけますが、こちらはカラフルなインコです。ゴシキセイガイインコ(レインボーロリキート)と思われます。

夜はワラビーと星空を見物するツアーに参加しました。夜の草原にはなんとたくさんのワラビーが…。HF M52だと暗闇のワラビーも何とか写せました。

こちらはローライトモード。ノイズは多いですが、何とか姿が見えますね。さすがは暗闇に強いM52です。

ワラビーを見た後はビーチで星空見物。天の川まできれいに見ることができて感動です。こちらはM52のローライトモードで撮影したものを、Photoshopでレベル補正してノイズを消したものです。デジタルカメラにしてはなかなかよく写っていると思います。もちろん一眼レフでシャッター開放時間を長くするともっときれいに撮れるのでしょうが、今回は三脚を持っていなかったので断念しました。

南十字星のアップ。

とういうわけで1日目は終了です。次回、2日目はケアンズ・トロピカル・ズーに行きましたのでその様子について書きたいと思います。
成田を前日の夜に出発して22日の早朝にケアンズに着きました。ちなみに利用したのはJetStarです。この会社はカンタス航空系のLCCで、本来ならば機内食などもすべて別料金という会社ですが、今回は参加したツアー料金に含まれていたのか機内食とブランケット、アメニティセットがもらえました。ちなみにアメニティセットというのは下の写真のようなポーチに歯ブラシや枕、アイマスクなどがセットされているものでしたが、なんとうちの家族4人分のうち2人分のセットに足りないものがありました。CAさんに尋ねたら、予備がないので…とのこと。有料のサービスに不備があって何の保証もないなんて、日本の会社ではちょっと考えられないですね。ちなみにこのポーチ、「タブレットケース」と書いてあって7インチぐらいのタブレットを収められるようになっています。

今回、通信環境をどうしようか迷っていたのですが、機内でスマホやプリペイドSIMを安く売っているのを見かけました。写真はカタログを写したものですが、A$44のAndriodスマホが載っています。SIMロックされているとのことで買いませんでしたが…。

こちらはTelstraのプリペイドSIM. A$30のものがA$15とのことで、CAさんに尋ねてみましたが、売り切れとのこと(あるいは最初から置いていないのかも!?)…。

そんなわけで空港につきました。何となくプリペイドSIMを買いそびれたままになってしまいましたが、結局のところ宿泊したホテル(リッジス・エスプラネード・リゾート)で500MB/日までの無料WiFiが利用できたことと、市の中心部ではCairns Community WiFiという無料WiFiが使用できたので、結局SIMは買わずに済ませてしまいました。おかげでLumia 1020はすっかりお荷物に…(汗)。このCommunity WiFiはクイーンズランド州政府が主導でテスト的に行っているもののようで、国籍や年齢などの簡単な情報を入力するだけで100MB/日まで無料で利用できます。
初日のこの日は日中市内散策をしました。海岸沿いのエスプラネード通りを歩いていくと、「マッディプレイグラウンド」という子どもの遊び場があり、遊具や水遊びができるようになっていました。

ハンバーガーショップに入ってみました。オーストラリアの食べ物はとにかく量が多いのが特徴です。このハンバーガーも子どもの顔の大きさぐらいあったりします。頼みすぎにはくれぐれもご注意を…。

エスプラネードの海岸は遠浅になっていて、干潮時は干潟が顔を出します。ハゼのような魚やエビ、小さなヤドカリなどに出会うことができました。


こちらはペリカン。

夕刻になると木にインコが集まって騒ぎ出します。日本でもムクドリなどでよく同じような光景をみかけますが、こちらはカラフルなインコです。ゴシキセイガイインコ(レインボーロリキート)と思われます。

夜はワラビーと星空を見物するツアーに参加しました。夜の草原にはなんとたくさんのワラビーが…。HF M52だと暗闇のワラビーも何とか写せました。

こちらはローライトモード。ノイズは多いですが、何とか姿が見えますね。さすがは暗闇に強いM52です。

ワラビーを見た後はビーチで星空見物。天の川まできれいに見ることができて感動です。こちらはM52のローライトモードで撮影したものを、Photoshopでレベル補正してノイズを消したものです。デジタルカメラにしてはなかなかよく写っていると思います。もちろん一眼レフでシャッター開放時間を長くするともっときれいに撮れるのでしょうが、今回は三脚を持っていなかったので断念しました。

南十字星のアップ。

とういうわけで1日目は終了です。次回、2日目はケアンズ・トロピカル・ズーに行きましたのでその様子について書きたいと思います。
SHARP ZAURUS PI-7000
本日は久しぶりにZAURUSを紹介したいと思います。ようやく手に入れた、PI-7000です。この機種はPIシリーズの上位モデルのひとつで、スペック的にはPI-6000/PI-6500とほぼ同等ですが、ICカードスロットを持たない代わりに2MBのフラッシュメモリを搭載した点と、FAXモデムを内蔵している点が特徴といえるでしょう。重量はPI-6000/PI-6500より5g増えて200gとなっています。

今回入手したものは説明書など一通り揃っているものでした。NIFTY-ServeやPC-VANなどの「パソコン通信」の入会キットが付属しているあたりが時代を感じさせますね。PI-7000はモデム内蔵であったためこのようなものが付属していたのだと思われます。

本機の特徴であるモデムポート。

PI-8000(上)、PI-6000(下)と並べてみました。本体の大きさはほぼPI-6000と同じです。モデムポートはPI-8000と同じような場所にあります。

フラッシュメモリは、他の機種でフラッシュメモリカードを挿入したときに行う操作と同様に利用できるようになっています。「メモリ使用量」の画面では、PIMデータバックアップ用の「フラッシュA」と、アドイン保存用の「フラッシュB」に分かれています。


「バックアップ/全データ通信」のメニュー。「フラッシュメモリー」が選択できます。

こちらは「オプション」から「フラッシュメモリー」を選択したところ。

フラッシュBにはアドインプログラムが3本保存してありました。実行のために本体にコピーするとフラッシュメモリからは消去されるので注意が必要です。

これらのアドインの使用方法については別途マニュアルがついています。

PI-7000は高価であったにもかかわらず、それなりに人気があったようです。ICカードは利用できなくてもフラッシュメモリとFAXモデムが内蔵されておれば充分であったということでしょうか。機能拡張はアドインでも行えますし…。PIシリーズのアドインは実はPC-E500シリーズと互換性のあるBASIC言語で書かれており、ちょっと工夫すれば開発キットなど持っていなくても簡単に作れるようです。もちろんPCと接続するシリアルケーブルが必要ではありますが…。また時間があるときに試してみたいと思います。

今回入手したものは説明書など一通り揃っているものでした。NIFTY-ServeやPC-VANなどの「パソコン通信」の入会キットが付属しているあたりが時代を感じさせますね。PI-7000はモデム内蔵であったためこのようなものが付属していたのだと思われます。

本機の特徴であるモデムポート。

PI-8000(上)、PI-6000(下)と並べてみました。本体の大きさはほぼPI-6000と同じです。モデムポートはPI-8000と同じような場所にあります。

フラッシュメモリは、他の機種でフラッシュメモリカードを挿入したときに行う操作と同様に利用できるようになっています。「メモリ使用量」の画面では、PIMデータバックアップ用の「フラッシュA」と、アドイン保存用の「フラッシュB」に分かれています。


「バックアップ/全データ通信」のメニュー。「フラッシュメモリー」が選択できます。

こちらは「オプション」から「フラッシュメモリー」を選択したところ。

フラッシュBにはアドインプログラムが3本保存してありました。実行のために本体にコピーするとフラッシュメモリからは消去されるので注意が必要です。

これらのアドインの使用方法については別途マニュアルがついています。

PI-7000は高価であったにもかかわらず、それなりに人気があったようです。ICカードは利用できなくてもフラッシュメモリとFAXモデムが内蔵されておれば充分であったということでしょうか。機能拡張はアドインでも行えますし…。PIシリーズのアドインは実はPC-E500シリーズと互換性のあるBASIC言語で書かれており、ちょっと工夫すれば開発キットなど持っていなくても簡単に作れるようです。もちろんPCと接続するシリアルケーブルが必要ではありますが…。また時間があるときに試してみたいと思います。
hi-hoのMVNO SIMを契約しました
これまでVenue 8 ProやLumia 1020で使用するデータ通信用の格安SIMとして、OCN モバイル ONEを使用していました。安価でdocomoのLTEが使えるので重宝していましたが、最近常用する機器で3G/LTE対応のものが増えてきて(Venue 8 Pro, Lumia 1020, Sony Tablet S, GL04P, L-02Cなど)、SIMをその都度差し替えるのが面倒くさくなり、結果としてあまり活用できていない状態となってきました。何かいい手はないものかと調べてみて、hi-hoのLTE typeD アソートというものを見つけました。これは3枚のSIMがセットになっていて、月額1522円(税込)で1か月あたり1GB(3枚分合計で)までの高速通信(1GBを超えると200kbps)が使用できるというものです。SIMは3枚とも自由なタイプが選べ、SMSや音声通話のオプションもつけることができます。私は今回nano SIM, micro SIM, 通常SIMを各1枚(将来iPhoneやLumia 930などのnano SIM対応機器を買うかもしれないので)とし、nano SIMに音声通話オプション(756円)をつけてみました。通話できるSIM込みの3枚で2278円なので、けっこうお得感が高いです。

SIMのパッケージをあけたところ。nano SIM以外はNFC決済対応のピンクSIMになっています。

今回は通話可能なnano SIMはLumia 1020で使用するので、micro SIMへの変換アダプタを使用します。

LumiaのSIMスロットへ挿入。

電源ONで無事に電波を掴みました。電波状態がいまひとつでHSPAの表示になっていますが、もちろんLTEでも接続可能でした。

APNの設定内容は付属のシートに書いてあります。ユーザー名とパスワードはユーザーごとに異なるわけではなく共通となっています。

次は標準SIM. とりあえずSony Tablet Sに挿入します。こちらは時と場合によりGL04PやL-02Cと差し替えて使うことになるかもしれません。

最後はmicro SIM. こちらはVenue 8 Proで使用します。

SIMスロットに挿入。

APNの設定を行うと無事につながりました。

各機器でwebブラウズなどを行ってみましたがなかなか快適です。なんといっても最もよく使うVenueとLumiaにSIMを差しっぱなしにできるのがよいですね。また、Lumia 1020がちゃんと電話として使えるようになりSMSも利用可能なのでなかなか便利です(LINEも設定可能です)。

SIMのパッケージをあけたところ。nano SIM以外はNFC決済対応のピンクSIMになっています。

今回は通話可能なnano SIMはLumia 1020で使用するので、micro SIMへの変換アダプタを使用します。

LumiaのSIMスロットへ挿入。

電源ONで無事に電波を掴みました。電波状態がいまひとつでHSPAの表示になっていますが、もちろんLTEでも接続可能でした。

APNの設定内容は付属のシートに書いてあります。ユーザー名とパスワードはユーザーごとに異なるわけではなく共通となっています。

次は標準SIM. とりあえずSony Tablet Sに挿入します。こちらは時と場合によりGL04PやL-02Cと差し替えて使うことになるかもしれません。

最後はmicro SIM. こちらはVenue 8 Proで使用します。

SIMスロットに挿入。

APNの設定を行うと無事につながりました。

各機器でwebブラウズなどを行ってみましたがなかなか快適です。なんといっても最もよく使うVenueとLumiaにSIMを差しっぱなしにできるのがよいですね。また、Lumia 1020がちゃんと電話として使えるようになりSMSも利用可能なのでなかなか便利です(LINEも設定可能です)。
※本サイトで紹介する内容は、すべて個人的研究の範囲内で行っていることです。ここに書かれた内容を実行したことによる、データ(クラウド上を含む)・ソフトウェア・ハードウェアの障害および金銭的損害について、私が責任を負うことはできません。重要なデータはあらかじめバックアップを行い、内容を十分に理解したうえで、ご自身の責任の下で行ってください。 ※また、Lumia 1020には技適マークがついていません。このブログの目的はあくまでも研究であり、技適マークのない端末の利用をお勧めするものではありません。 |
テーマ : MVNO(仮想移動体通信事業者)
ジャンル : 携帯電話・PHS
ポケコン入門(4) PC-G850V グラフィック編
ポケコン入門シリーズ、PC-G850V編も今回でとりあえずの最終回となります。ポケコンも初期のモデルでは、多くのプログラム関数電卓と同様、数字とアルファベットの表示しかできませんでした。しかし、PC-1500やPB-700あたりからグラフィック表示が可能なモデルが増えてきており、PC-G850Vでは144×48ピクセルの表示が可能となっています。ちなみにポケコンではグラフィック画面とテキスト画面の区別はありませんので、CLSを実行するとテキスト文字、グラフィックの両方が消去されます。

本日は、そんなPC-G850Vのグラフィック命令について説明したいと思います。PC-G850やその他のSHARPのポケコン(PC-E650, PC-1360Kなども)は、パソコンのBASICと同様に座標を指定して線や点を描画する命令(PSET, LINEなど)のほかに、16進数の文字列でドットパターンを表示する命令(GPRINT)がありますので、大きく2つに分けて説明したいと思います。
1. PSET/PRESET/LINE
8bit時代のパソコンのBASICと同様の命令で、それぞれ、点を打つ、点を消す、直線(あるいは四角形)を描画する、といった命令になります。それぞれの命令の書式を示します。([ ]内は省略可能であることを、{ }内はいずれか一つを選択することを示します)
(1) PSET (x, y) [,X]
座標(x, y)に点を打つ。
X を指定時は、座標(x, y)の色を反転する。
(2) LINE [(x1, y1)]-(x2, y2)[, {S/R/X}][, p][, {B/BF}]
座標(x1, y1) (省略時は最後に実行したLINE命令の終点(x2, y2))から、
座標(x2, y2)まで直線(B 指定時は長方形、BF 指定時は塗りつぶされた長方形)を
描画する。S 指定時ドットを打つ、R 指定時は消す、X 指定時は反転する。

pを指定することにより線のドットパターン(16bit(0~65535)の数値で16ドット分(左がMSB、右がLSB))
を指定できる。

(3) PRESET (x, y)
座標(x, y)の点を消す。
(4) POINT (x, y)
座標(x, y)の色を得る関数。点灯しておれば1を、消灯しておれば0を返す。
これらの命令群は単純な図形の描画に向いていると思います。
2. GPRINT
PC-1500からの伝統的な命令で、縦1列の8ドット分を8bit(0~255)の数値で指定することにより(下がMSB, 上がLSB)グラフィックパターンを表示します。実際には数値を";"で区切って指定するか、16進数を表す文字列で指定します。
(1) GPRINT "16進文字列"
(2) GPRINT 数値;数値;数値;数値;…

(3) GCURSOR (x, y)
GPRINT文の表示開始位置(左下の座標)を(x, y)に指定する。
これらの命令群はゲームのキャラクターや複雑な図形を描画するのに向いていると思います。
今回まで4回にわたってPC-G850Vの使い方についての解説を行ってきました。これである程度PC-G850Vで実用的なプログラムを組むことも可能になるかと思います。ただ、BASIC言語についての一般的なことは省略させていただきましたので、初めての方は別途入門書などを読まれることをお勧めいたします。これでこのシリーズはいったん終了としますが、何か質問やリクエストなどがあればコメント欄あるいは掲示板に書き込みをお願いいたします。内容によっては続編を考慮させていただきたいと思いますので、よろしくお願いいたします。
近頃はBASICの入門書といえばVisual Basicばかりで、古典的なBASICの本はほとんどないですね…。

本日は、そんなPC-G850Vのグラフィック命令について説明したいと思います。PC-G850やその他のSHARPのポケコン(PC-E650, PC-1360Kなども)は、パソコンのBASICと同様に座標を指定して線や点を描画する命令(PSET, LINEなど)のほかに、16進数の文字列でドットパターンを表示する命令(GPRINT)がありますので、大きく2つに分けて説明したいと思います。
1. PSET/PRESET/LINE
8bit時代のパソコンのBASICと同様の命令で、それぞれ、点を打つ、点を消す、直線(あるいは四角形)を描画する、といった命令になります。それぞれの命令の書式を示します。([ ]内は省略可能であることを、{ }内はいずれか一つを選択することを示します)
(1) PSET (x, y) [,X]
座標(x, y)に点を打つ。
X を指定時は、座標(x, y)の色を反転する。
(2) LINE [(x1, y1)]-(x2, y2)[, {S/R/X}][, p][, {B/BF}]
座標(x1, y1) (省略時は最後に実行したLINE命令の終点(x2, y2))から、
座標(x2, y2)まで直線(B 指定時は長方形、BF 指定時は塗りつぶされた長方形)を
描画する。S 指定時ドットを打つ、R 指定時は消す、X 指定時は反転する。

pを指定することにより線のドットパターン(16bit(0~65535)の数値で16ドット分(左がMSB、右がLSB))
を指定できる。

(3) PRESET (x, y)
座標(x, y)の点を消す。
(4) POINT (x, y)
座標(x, y)の色を得る関数。点灯しておれば1を、消灯しておれば0を返す。
これらの命令群は単純な図形の描画に向いていると思います。
2. GPRINT
PC-1500からの伝統的な命令で、縦1列の8ドット分を8bit(0~255)の数値で指定することにより(下がMSB, 上がLSB)グラフィックパターンを表示します。実際には数値を";"で区切って指定するか、16進数を表す文字列で指定します。
(1) GPRINT "16進文字列"
(2) GPRINT 数値;数値;数値;数値;…

(3) GCURSOR (x, y)
GPRINT文の表示開始位置(左下の座標)を(x, y)に指定する。
これらの命令群はゲームのキャラクターや複雑な図形を描画するのに向いていると思います。
今回まで4回にわたってPC-G850Vの使い方についての解説を行ってきました。これである程度PC-G850Vで実用的なプログラムを組むことも可能になるかと思います。ただ、BASIC言語についての一般的なことは省略させていただきましたので、初めての方は別途入門書などを読まれることをお勧めいたします。これでこのシリーズはいったん終了としますが、何か質問やリクエストなどがあればコメント欄あるいは掲示板に書き込みをお願いいたします。内容によっては続編を考慮させていただきたいと思いますので、よろしくお願いいたします。
近頃はBASICの入門書といえばVisual Basicばかりで、古典的なBASICの本はほとんどないですね…。
ポケコン入門(3) PC-G850V BASIC言語編
少し脱線してしまっていましたが、本日はまたポケコン入門編第3弾(PC-G850VのBASIC言語編)に戻ります。PC-G850VのBASICは以前のポケコン(PC-1360K)などのものともある程度互換性を保っていますが、より標準的な(Microsoft BASICに近い)文法を採用していますので、あまり迷わずにプログラミングを開始することができるかと思います。しかし、以前のポケコンの仕様を引きずっている点もあり、少しクセがあるのも確かです。以下に、標準的なBASICとの違いや注意すべき点などを列挙してみます。
1. 変数
A~Z, A$~Z$のようなアルファベット1文字の変数はメモリ上の固定された領域に格納されますが、同じ名前の数値変数と文字列変数(AとA$, BとB$など)は領域を共有しており同時使用はできません。例えばAに数値を代入した後にA$に文字列を代入し、Aを参照しようとすると "ERROR 91" となります。

また、1文字の文字列変数は長さが7文字以下に制限されています。

ちなみに変数名は2文字までであり、それ以上長い名前を付けても区別されません。2文字の文字列変数は16文字まで格納できます。

長い文字列を格納したい場合は配列を使用します。DIM 変数名(添え字)*文字数 とします。配列は2次元まで、文字数は255文字までで宣言可能です。

2. FOR~NEXT
NEXTの後の変数名は省略可能です。以下のようなプログラムのように初期値ですでに終了条件を越えている場合でもループ内は最低1回は実行されます(このあたりはBASICの仕様により、機種によりまちまちな点のひとつだと思います)。
FOR I=2 TO 1
PRINT I
NEXT
3. USING
USING命令はPRINT文中のみでなく、独立して記述することができます。USING命令を実行するとそのあとのPRINT命令はすべて影響を受け、解除するには引数なしで実行する必要があります。

4. WAIT
PC-G850は初期状態ではPRINT文の実行後は直ちに次の文へ実行が移りますが、WAIT命令を使用することでPRINT文実行後の待ち時間を設定できます。例えば、次のように指定します。
WAIT 0 : 直ちに次の文を実行する(初期値)
WAIT : ENTERキーが押されたら次の文を実行する
WAIT n : n/59秒後に次の文を実行する
5. ラベル
標準的な *LABEL だけでなく、SHARPの古くからの記法である "LABEL" も使用できます。もちろん、呼び出す側と呼び出される側で記法を統一する必要があります。
6. 構造化制御文
PC-G850VのBASICはPC-E650のものと同様な構造化制御文をいくつかサポートしています。下記に例を示します。
a. ブロックIF文:条件式が真であれば文1を、偽であれば文2を実行
IF 条件式 THEN
文1
ELSE
文2
ENDIF
b. WHILE ~ WEND:条件式が真の間、文を実行
WHILE 条件式
文
WEND
c. REPEAT ~ UNTIL:条件式が真になるまで、文を実行
REPEAT
文
UNTIL 条件式
d. SWITCH ~ CASE ~ ENDSWITCH:変数の値に従っていずれか一つを実行
(式1のとき文1、式2とのき文2…いずれにも当てはまらないとき文Dを実行)
SWITCH 変数
CASE 式1
文1
CASE 式2
文2
…
DEFAULT
文D
ENDSWITCH
7. プログラムの自動実行
ARUN/AUTOGOTOを用いることで、電源ON時にプログラムを自動実行することができます。必ずプログラムの先頭に記述する必要があります。
ARUN : 自動的にRUNを実行する
AUTOGOTO n : 自動的にGOTO n を実行する
以上の知識があればある程度プログラミングを行うことが可能かと思います。次回はグラフィック命令について書いてみたいと思います。なお、PC-G850VのBASICの仕様については下記のサイトの内容が参考になると思います。
BASIC Comparison Sheet : ポケコンのBASIC比較表(一部に誤りがあるようです)
TenBASIC : ポケコン互換のBASIC(シェアウェア)です
(オンラインマニュアルの、ターゲット"G8"がPC-G850VのBASICとほぼ同仕様です)
1. 変数
A~Z, A$~Z$のようなアルファベット1文字の変数はメモリ上の固定された領域に格納されますが、同じ名前の数値変数と文字列変数(AとA$, BとB$など)は領域を共有しており同時使用はできません。例えばAに数値を代入した後にA$に文字列を代入し、Aを参照しようとすると "ERROR 91" となります。

また、1文字の文字列変数は長さが7文字以下に制限されています。

ちなみに変数名は2文字までであり、それ以上長い名前を付けても区別されません。2文字の文字列変数は16文字まで格納できます。

長い文字列を格納したい場合は配列を使用します。DIM 変数名(添え字)*文字数 とします。配列は2次元まで、文字数は255文字までで宣言可能です。

2. FOR~NEXT
NEXTの後の変数名は省略可能です。以下のようなプログラムのように初期値ですでに終了条件を越えている場合でもループ内は最低1回は実行されます(このあたりはBASICの仕様により、機種によりまちまちな点のひとつだと思います)。
FOR I=2 TO 1
PRINT I
NEXT
3. USING
USING命令はPRINT文中のみでなく、独立して記述することができます。USING命令を実行するとそのあとのPRINT命令はすべて影響を受け、解除するには引数なしで実行する必要があります。

4. WAIT
PC-G850は初期状態ではPRINT文の実行後は直ちに次の文へ実行が移りますが、WAIT命令を使用することでPRINT文実行後の待ち時間を設定できます。例えば、次のように指定します。
WAIT 0 : 直ちに次の文を実行する(初期値)
WAIT : ENTERキーが押されたら次の文を実行する
WAIT n : n/59秒後に次の文を実行する
5. ラベル
標準的な *LABEL だけでなく、SHARPの古くからの記法である "LABEL" も使用できます。もちろん、呼び出す側と呼び出される側で記法を統一する必要があります。
6. 構造化制御文
PC-G850VのBASICはPC-E650のものと同様な構造化制御文をいくつかサポートしています。下記に例を示します。
a. ブロックIF文:条件式が真であれば文1を、偽であれば文2を実行
IF 条件式 THEN
文1
ELSE
文2
ENDIF
b. WHILE ~ WEND:条件式が真の間、文を実行
WHILE 条件式
文
WEND
c. REPEAT ~ UNTIL:条件式が真になるまで、文を実行
REPEAT
文
UNTIL 条件式
d. SWITCH ~ CASE ~ ENDSWITCH:変数の値に従っていずれか一つを実行
(式1のとき文1、式2とのき文2…いずれにも当てはまらないとき文Dを実行)
SWITCH 変数
CASE 式1
文1
CASE 式2
文2
…
DEFAULT
文D
ENDSWITCH
7. プログラムの自動実行
ARUN/AUTOGOTOを用いることで、電源ON時にプログラムを自動実行することができます。必ずプログラムの先頭に記述する必要があります。
ARUN : 自動的にRUNを実行する
AUTOGOTO n : 自動的にGOTO n を実行する
以上の知識があればある程度プログラミングを行うことが可能かと思います。次回はグラフィック命令について書いてみたいと思います。なお、PC-G850VのBASICの仕様については下記のサイトの内容が参考になると思います。
BASIC Comparison Sheet : ポケコンのBASIC比較表(一部に誤りがあるようです)
TenBASIC : ポケコン互換のBASIC(シェアウェア)です
(オンラインマニュアルの、ターゲット"G8"がPC-G850VのBASICとほぼ同仕様です)
Nokia Lumia 930が発売されましたが…
ポケコン入門編の途中ですが、NokiaのWindows Phone 8.1搭載のスマートフォン、Lumia 930が各通販サイトで一斉に発売開始となったのでそれぞれの価格を調べてみました。海外からスマホを購入する場合、比較的利用が多いショップはexpansys, clove, 1shopmobile あたりかと思いますが、ショップによって価格表示の通貨や送料がまちまちだったりして実際の価格比較がしにくいので、この3ショップの通販サイトで実際に途中まで注文処理をしてみて、最終的にかかる価格を計算してみることにしました。まず、基礎知識として必要なのは、関税や消費税のこと。海外通販とはいえ個人輸入とみなされますので、関税と消費税、通関手数料がかかります。こちらのサイトに詳しい説明がありますが、これによると、下記の計算式でよいそうです。
商品価格×60%×(関税率+消費税率(8%))+通関手数料(200円)
また、関税率は税関のサイトによると5%になるようなので、実際の計算式は下記の通りとなります。
商品価格×7.8%+200円
これらの料金は、品物が届いたときに配達員から請求されるか、後から請求書が送られてくるかのどちらかであって、注文する時にはかかってこないため、後から計算外の出費に驚くことになりがちです。それにしても、関税は仕方ないとしても、なぜ消費税免税点よりはるかに低い額しか取引きしていないのにもかかわらず消費税がかかってくるのかがいまひとつ納得がいきませんが…。では、愚痴はこれぐらいにして、上記計算式をもとに計算してみましょう。まずはexpansysから…。

上記の通り、本体価格が¥65,780, 送料が¥2,100なので、次の通りです。
本体価格:¥65,780
送料:¥2,100
税金・手数料:¥65,780×0.078+¥200 = ¥5,331
合計:¥73,211
次にcloveです。こちらは英ポンド表記なので £1=¥173.41 で計算してみます。

本体価格:£362.5 = ¥62,861
送料:£17 =¥2,948
税金・手数料:¥62,861×0.078+¥200 = ¥5,103
合計:¥70,912
最後は1shopmobileです。こちらは米ドル表記なので、$1=¥101.3 で計算してみます。

本体価格:$599 = ¥60,679
送料:$30 = ¥3,039
税金・手数料:¥60,679×0.078+¥200 = ¥4,933
合計:¥68,651
というわけで、だいたい7万円~7.5万円といったところですね。スペックが近い(とはいえ多くの点で最新機種であるLumia 930のほうが上回っていますが…)SIMフリーiPhone 5s 32GBモデルが税別で¥77,800(税込だと¥84,024)なので、バカ高いというわけではなさそうです。実際には為替手数料などもかかってくるのでもう少し高くなるかもしれませんが、それでも7万円を切る価格で購入できる1shopが魅力的ですね。私は実際こちらでLumia 1020を買いましたが、届くのも早く悪い印象はありませんので、買うとしたらやはり1shopにしてしまいそうです。ただこちらのショップはアプリをインストールしてしまうと初期不良交換ができなくなってしまうので、初期不良交換期間の14日間はなにもいじらずに使うしかありませんが…。
さて、このLumia 930ですが、デザイン的には非常に惹かれるのですが、ネックは167gという重量…。なんとLumia 1020よりも重たいです。さすがにLumia 1020にQi充電カバーをつけた状態よりは軽いですが…。もう少しレビュー記事が出だしてから考えようかな…その頃にはもう少し安くなるかもしれませんし…。
次回は予定通りポケコン入門編の続きをやりたいと思います。
商品価格×60%×(関税率+消費税率(8%))+通関手数料(200円)
また、関税率は税関のサイトによると5%になるようなので、実際の計算式は下記の通りとなります。
商品価格×7.8%+200円
これらの料金は、品物が届いたときに配達員から請求されるか、後から請求書が送られてくるかのどちらかであって、注文する時にはかかってこないため、後から計算外の出費に驚くことになりがちです。それにしても、関税は仕方ないとしても、なぜ消費税免税点よりはるかに低い額しか取引きしていないのにもかかわらず消費税がかかってくるのかがいまひとつ納得がいきませんが…。では、愚痴はこれぐらいにして、上記計算式をもとに計算してみましょう。まずはexpansysから…。

上記の通り、本体価格が¥65,780, 送料が¥2,100なので、次の通りです。
本体価格:¥65,780
送料:¥2,100
税金・手数料:¥65,780×0.078+¥200 = ¥5,331
合計:¥73,211
次にcloveです。こちらは英ポンド表記なので £1=¥173.41 で計算してみます。

本体価格:£362.5 = ¥62,861
送料:£17 =¥2,948
税金・手数料:¥62,861×0.078+¥200 = ¥5,103
合計:¥70,912
最後は1shopmobileです。こちらは米ドル表記なので、$1=¥101.3 で計算してみます。

本体価格:$599 = ¥60,679
送料:$30 = ¥3,039
税金・手数料:¥60,679×0.078+¥200 = ¥4,933
合計:¥68,651
というわけで、だいたい7万円~7.5万円といったところですね。スペックが近い(とはいえ多くの点で最新機種であるLumia 930のほうが上回っていますが…)SIMフリーiPhone 5s 32GBモデルが税別で¥77,800(税込だと¥84,024)なので、バカ高いというわけではなさそうです。実際には為替手数料などもかかってくるのでもう少し高くなるかもしれませんが、それでも7万円を切る価格で購入できる1shopが魅力的ですね。私は実際こちらでLumia 1020を買いましたが、届くのも早く悪い印象はありませんので、買うとしたらやはり1shopにしてしまいそうです。ただこちらのショップはアプリをインストールしてしまうと初期不良交換ができなくなってしまうので、初期不良交換期間の14日間はなにもいじらずに使うしかありませんが…。
さて、このLumia 930ですが、デザイン的には非常に惹かれるのですが、ネックは167gという重量…。なんとLumia 1020よりも重たいです。さすがにLumia 1020にQi充電カバーをつけた状態よりは軽いですが…。もう少しレビュー記事が出だしてから考えようかな…その頃にはもう少し安くなるかもしれませんし…。
次回は予定通りポケコン入門編の続きをやりたいと思います。
ポケコン入門(2) PC-G850V ファイル編
前回に引き続き、今回もポケコンPC-G850V入門編の続きです。前回では電卓としての基本的な使用方法、BASICプログラムの入力、編集、実行方法を書きました。これだけでもある程度は活用できると思いますが、今回はPC-G850VでBASICプログラムを保存、読み込みを行う方法について書きたいと思います。残念ながらポケコンにはフラッシュメモリやHDDといった外部ストレージは搭載されていません。PC-G850Vの場合はBASICプログラムを保存する方法は3種類あります。カセットインターフェース、シリアルポート、RAMファイルです。以下にそれぞれの方法について書きたいと思います。
1. カセットインターフェース
この当時のコンピュータではプログラムやデータをカセットテープに保存することが一般的でした。PC-G850Vの場合はカセットインターフェースを本体左端の11ピンコネクタに接続し、データレコーダ(コンピュータ用の小型カセットテープレコーダ、SHARP純正品ならCE-152など)を接続します。純正品としてはCE-126Pが使用可能です。CE-126PはPC-12xx/13xx/14xxシリーズからPC-E/Gシリーズまで幅広く使用できる熱転写プリンタですが、カセットインターフェース機能も搭載しています。このほかにカセットインターフェースのみのCE-124というものもあり、こちらは電気的には接続可能ですが、ポケコン本体を支える金属板がPC-G850Vの本体と干渉してしまって接続できません。この金属板を外せば使用することはできるようですが…。また、CE-124同等のものは簡単に自作することもできます(こちらの記事に自作例を示します)。画像はCE-126PとCE-152を接続したところ。

こちらは自作のインターフェースです。

カセットにプログラムを保存するには BSAVE 命令を使用します(PC-G850S以前は CSAVE です)。逆に読み込む場合は BLOAD 命令です(PC-G850S以前は CLOAD です)。データレコーダがなくても、ICレコーダやPCのサウンドカードと接続することで問題なくプログラムの保存が可能です(この場合、録音機器の側はLINE入力ではなく必ずMIC入力に接続してください)。

これらの命令を利用すると、クロス接続ケーブルEA-129Cを用いてポケコン同士を接続してプログラムをコピーすることも可能です。具体的には受け手側で BLOAD を実行し、送り手側で BSAVE を実行すればOKです(EA-129Cの互換品は高松製作所で購入可能です)。

2. シリアルポート
SHARP, CASIOともポケコンの後期のモデルになると、RS-232Cと互換性のあるシリアルポートを搭載しているものが多くなっています。PC-G850Vの本体左側の11ピンコネクタにもシリアルポートの信号が出ていますが、信号レベルが異なるためレベルコンバータが必要です。純正品ならCE-T800というものがあり、これを用いればパソコンのシリアルポートに接続してプログラムの送受信が可能になります。また、最近ではUSBシリアル変換チップを用いてUSB接続が可能なものも販売されていますし(CE-T800互換品、USB接続タイプとも高松製作所で購入可能)、自作されている方もおられます。くりこう様のサイトに自作例が載っていますし、少し回路が複雑ですがCASIOポケコンにも対応可能なものを当ブログでも製作したことがあります。実際にBASICプログラムをパソコンとの間で転送する方法はこちらの記事をご覧ください。なお、EA-129Cを用いればシリアルポートを利用してのプログラムの転送も可能です(SIOのメニューにおいて、受け手側でLoad, 送り手側でSaveを実行)。

3. RAMファイル
ポケコンの後期モデルにはRAMファイル機能を搭載しているものも多くなっています。PC-1360K, PC-1470U, PC-E650などRAMカードに対応したモデルではRAMカードをリムーバブルメディアのように利用することも可能となっていますが、PC-G850Vの場合は内蔵RAM(32KB)の範囲内でやりくりすることになります。RAMファイルの利用にあたっては特に領域確保などを行う必要はなく、空きメモリから自動的に割り当てられるようです。なお、空きメモリ容量はシステム変数 FRE で確認可能です(RUNモードで FRE [ENTER] と操作します)。

プログラムの保存には SAVE 命令を使用します。たとえば SAVE "TEST" [ENTER] とします。

RAMファイルの中のプログラムの一覧をみるには FILES 命令です。一覧画面を抜けるには[CLS]キーを押します。また、この画面でカーソルキーを操作してファイルを選択し("→"で指されているファイルが選択されています)、[SHIFT]+[M]でプログラムを読み込むことができます。

ファイル名を自分で指定して読み込む場合は LOAD 命令を使用します。LOAD "TEST" [ENTER] のようにします。ファイルを消去するには KILL 命令を使用します。KILL "TEST" [ENTER] のようにします。なお、BASICプログラムの拡張子は".BAS"ですが、LOAD, SAVE, KILL とも拡張子の指定は不要です。

なお、RAMファイルの内容は電池を交換したりオールリセットを行うと消えてしまいます。重要なプログラムはカセットかシリアルポート経由で保存するようにしましょう。これでBASICプログラムの保存、読み込みができるようになりました。次回はPC-G850VのBASIC言語の特徴(標準的なBASICとの相違点について)を書きたいと思います。
1. カセットインターフェース
この当時のコンピュータではプログラムやデータをカセットテープに保存することが一般的でした。PC-G850Vの場合はカセットインターフェースを本体左端の11ピンコネクタに接続し、データレコーダ(コンピュータ用の小型カセットテープレコーダ、SHARP純正品ならCE-152など)を接続します。純正品としてはCE-126Pが使用可能です。CE-126PはPC-12xx/13xx/14xxシリーズからPC-E/Gシリーズまで幅広く使用できる熱転写プリンタですが、カセットインターフェース機能も搭載しています。このほかにカセットインターフェースのみのCE-124というものもあり、こちらは電気的には接続可能ですが、ポケコン本体を支える金属板がPC-G850Vの本体と干渉してしまって接続できません。この金属板を外せば使用することはできるようですが…。また、CE-124同等のものは簡単に自作することもできます(こちらの記事に自作例を示します)。画像はCE-126PとCE-152を接続したところ。

こちらは自作のインターフェースです。

カセットにプログラムを保存するには BSAVE 命令を使用します(PC-G850S以前は CSAVE です)。逆に読み込む場合は BLOAD 命令です(PC-G850S以前は CLOAD です)。データレコーダがなくても、ICレコーダやPCのサウンドカードと接続することで問題なくプログラムの保存が可能です(この場合、録音機器の側はLINE入力ではなく必ずMIC入力に接続してください)。

これらの命令を利用すると、クロス接続ケーブルEA-129Cを用いてポケコン同士を接続してプログラムをコピーすることも可能です。具体的には受け手側で BLOAD を実行し、送り手側で BSAVE を実行すればOKです(EA-129Cの互換品は高松製作所で購入可能です)。

2. シリアルポート
SHARP, CASIOともポケコンの後期のモデルになると、RS-232Cと互換性のあるシリアルポートを搭載しているものが多くなっています。PC-G850Vの本体左側の11ピンコネクタにもシリアルポートの信号が出ていますが、信号レベルが異なるためレベルコンバータが必要です。純正品ならCE-T800というものがあり、これを用いればパソコンのシリアルポートに接続してプログラムの送受信が可能になります。また、最近ではUSBシリアル変換チップを用いてUSB接続が可能なものも販売されていますし(CE-T800互換品、USB接続タイプとも高松製作所で購入可能)、自作されている方もおられます。くりこう様のサイトに自作例が載っていますし、少し回路が複雑ですがCASIOポケコンにも対応可能なものを当ブログでも製作したことがあります。実際にBASICプログラムをパソコンとの間で転送する方法はこちらの記事をご覧ください。なお、EA-129Cを用いればシリアルポートを利用してのプログラムの転送も可能です(SIOのメニューにおいて、受け手側でLoad, 送り手側でSaveを実行)。

3. RAMファイル
ポケコンの後期モデルにはRAMファイル機能を搭載しているものも多くなっています。PC-1360K, PC-1470U, PC-E650などRAMカードに対応したモデルではRAMカードをリムーバブルメディアのように利用することも可能となっていますが、PC-G850Vの場合は内蔵RAM(32KB)の範囲内でやりくりすることになります。RAMファイルの利用にあたっては特に領域確保などを行う必要はなく、空きメモリから自動的に割り当てられるようです。なお、空きメモリ容量はシステム変数 FRE で確認可能です(RUNモードで FRE [ENTER] と操作します)。

プログラムの保存には SAVE 命令を使用します。たとえば SAVE "TEST" [ENTER] とします。

RAMファイルの中のプログラムの一覧をみるには FILES 命令です。一覧画面を抜けるには[CLS]キーを押します。また、この画面でカーソルキーを操作してファイルを選択し("→"で指されているファイルが選択されています)、[SHIFT]+[M]でプログラムを読み込むことができます。

ファイル名を自分で指定して読み込む場合は LOAD 命令を使用します。LOAD "TEST" [ENTER] のようにします。ファイルを消去するには KILL 命令を使用します。KILL "TEST" [ENTER] のようにします。なお、BASICプログラムの拡張子は".BAS"ですが、LOAD, SAVE, KILL とも拡張子の指定は不要です。

なお、RAMファイルの内容は電池を交換したりオールリセットを行うと消えてしまいます。重要なプログラムはカセットかシリアルポート経由で保存するようにしましょう。これでBASICプログラムの保存、読み込みができるようになりました。次回はPC-G850VのBASIC言語の特徴(標準的なBASICとの相違点について)を書きたいと思います。
ポケコン入門(1) PC-G850V 基本編
Kyoro's Roomに遊びに来てくださった方から、ポケコンの使用方法についての質問を受けました。今日はその答えになるかどうかはわかりませんが、ポケコンの基本的な使用方法について書いてみたいと思います。今回はポケコン本体としてはPC-G850Vを用います。なお、BASIC言語の一般的な使用方法についてはここでは詳しくは解説しませんので、市販の解説書などをご覧ください。
ポケコンは8bit時代のパソコンと同様、BASIC言語でプログラミングが可能です。その一方で、プログラム関数電卓から発展したという生い立ちのため、電卓としても利用しやすくなっているのが特徴です。パソコンのBASICで計算を行う場合は、PRINT <式> という命令を使う必要があり、たとえば下記のようになります。
PRINT 10+SIN(30)*20 [ENTER]
ところがポケコンの場合は電卓と同様に、式を入力して[ENTER] を押すだけでよくなっています。(PC-G850Vの場合は[ENTER]キーは右下の縦長のキーに相当します。CASIOのポケコンの場合は多くは[EXE]という表記になっています。)
10 + SIN 30 * 20 [ENTER]
PC-G850Vをはじめとする多くのポケコンは、右上のほうに小さな関数キーがついています。このキーを使用すれば関数をワンキーで入力できます。例えば、[S][I][N][3][0][ENTER] と6回キーを押すところを [SIN][3][0][ENTER] と4キーに短縮できます。

いっぽう、8bit時代のBASIC言語と切っても切れない関係にあるのが行番号ですね。BASICのプログラムは必ず行番号が小さい方から大きい方へ実行されていきます。また、GOTOなどのジャンプ命令のジャンプ先も多くの場合は行番号で指定します。BASICのプログラムを入力する場合は行番号に続けて命令(ステートメント)を書いていきます。たとえば次のような感じです。(AとBに入力された数値を足し算して結果を表示するだけのプログラムです)
10 INPUT A
20 INPUT B
30 PRINT A+B
40 END
プログラムを入力する場合は、上記の通りに各行を打ち込んで行末で[ENTER]を押すと入力されていきますが、数字で始まる数式と行番号を区別することが困難(=プログラムを記憶させたいのか、計算結果を表示したいのかがポケコンには認識できない)という問題が生じます。このためほとんどのポケコンは、プログラム入力モードと実行モードを持っています。上の写真でLCDの右上に"RUN"という表示が見えると思いますが、これが現在のモードを示しています。PC-G850シリーズの場合はモードを切り替えるのに[BASIC]キーを用いますが、このキーを押すたびに"RUN"と"PRO"が交互に切り替わるようになっています。プログラムの入力は"PRO"モードで、プログラムの実行や電卓としての利用(計算)は"RUN"モードで行います。
では、実際に上記のプログラムを入力してみましょう。まずはプログラムを消去(初期化)するために"PRO"モードに切り替えて、下記のように入力します(NEWコマンド)。
NEW [ENTER]
その後、プログラムを入力していきます。(コロンは自動的に入りますので入力しないでください)

入力し終えたプログラムを確認するには下記のように操作します(LISTコマンド)。
LIST [ENTER]
実際にLISTコマンドを実行したところ。

実行するには"RUN"モードに切り替えて下記のように操作します(RUNコマンド)。
RUN [ENTER]

実際に上記のプログラムを実行してみたところ。

入力済みのプログラムを編集するには"PRO"モードに切り替えてLISTコマンドを使用します。カーソルキー(上下左右の矢印キー)を押すと黒い■のカーソルが点滅し、移動させることができますので、そこでプログラムの修正を行うことができます。(簡易的なスクリーンエディタになっています)

LISTコマンドは、LIST <行番号> とすることで指定の行番号から表示することもできます。例えば下記のようにします。
LIST 30 [ENTER]
特定の行だけを削除したい場合は、行番号のみを入力します。
30 [ENTER]
本日はここまでとしますが、これで基本的な関数計算とプログラムの入力・編集ができるようになったかと思います。次回はプログラムをRAMファイルに保存する方法などについても書いてみたいと思います。
※ご質問にもできるかぎりお答えしたいと思います。下記のコメント欄または掲示板でどうぞ。
ポケコンは8bit時代のパソコンと同様、BASIC言語でプログラミングが可能です。その一方で、プログラム関数電卓から発展したという生い立ちのため、電卓としても利用しやすくなっているのが特徴です。パソコンのBASICで計算を行う場合は、PRINT <式> という命令を使う必要があり、たとえば下記のようになります。
PRINT 10+SIN(30)*20 [ENTER]
ところがポケコンの場合は電卓と同様に、式を入力して[ENTER] を押すだけでよくなっています。(PC-G850Vの場合は[ENTER]キーは右下の縦長のキーに相当します。CASIOのポケコンの場合は多くは[EXE]という表記になっています。)
10 + SIN 30 * 20 [ENTER]
PC-G850Vをはじめとする多くのポケコンは、右上のほうに小さな関数キーがついています。このキーを使用すれば関数をワンキーで入力できます。例えば、[S][I][N][3][0][ENTER] と6回キーを押すところを [SIN][3][0][ENTER] と4キーに短縮できます。

いっぽう、8bit時代のBASIC言語と切っても切れない関係にあるのが行番号ですね。BASICのプログラムは必ず行番号が小さい方から大きい方へ実行されていきます。また、GOTOなどのジャンプ命令のジャンプ先も多くの場合は行番号で指定します。BASICのプログラムを入力する場合は行番号に続けて命令(ステートメント)を書いていきます。たとえば次のような感じです。(AとBに入力された数値を足し算して結果を表示するだけのプログラムです)
10 INPUT A
20 INPUT B
30 PRINT A+B
40 END
プログラムを入力する場合は、上記の通りに各行を打ち込んで行末で[ENTER]を押すと入力されていきますが、数字で始まる数式と行番号を区別することが困難(=プログラムを記憶させたいのか、計算結果を表示したいのかがポケコンには認識できない)という問題が生じます。このためほとんどのポケコンは、プログラム入力モードと実行モードを持っています。上の写真でLCDの右上に"RUN"という表示が見えると思いますが、これが現在のモードを示しています。PC-G850シリーズの場合はモードを切り替えるのに[BASIC]キーを用いますが、このキーを押すたびに"RUN"と"PRO"が交互に切り替わるようになっています。プログラムの入力は"PRO"モードで、プログラムの実行や電卓としての利用(計算)は"RUN"モードで行います。
では、実際に上記のプログラムを入力してみましょう。まずはプログラムを消去(初期化)するために"PRO"モードに切り替えて、下記のように入力します(NEWコマンド)。
NEW [ENTER]
その後、プログラムを入力していきます。(コロンは自動的に入りますので入力しないでください)

入力し終えたプログラムを確認するには下記のように操作します(LISTコマンド)。
LIST [ENTER]
実際にLISTコマンドを実行したところ。

実行するには"RUN"モードに切り替えて下記のように操作します(RUNコマンド)。
RUN [ENTER]

実際に上記のプログラムを実行してみたところ。

入力済みのプログラムを編集するには"PRO"モードに切り替えてLISTコマンドを使用します。カーソルキー(上下左右の矢印キー)を押すと黒い■のカーソルが点滅し、移動させることができますので、そこでプログラムの修正を行うことができます。(簡易的なスクリーンエディタになっています)

LISTコマンドは、LIST <行番号> とすることで指定の行番号から表示することもできます。例えば下記のようにします。
LIST 30 [ENTER]
特定の行だけを削除したい場合は、行番号のみを入力します。
30 [ENTER]
本日はここまでとしますが、これで基本的な関数計算とプログラムの入力・編集ができるようになったかと思います。次回はプログラムをRAMファイルに保存する方法などについても書いてみたいと思います。
※ご質問にもできるかぎりお答えしたいと思います。下記のコメント欄または掲示板でどうぞ。
Plantronics M70 Bluetoothヘッドセットを買ってみました
最近、ダイエットを兼ねて自転車で通勤しています。乗っているのは初心者向けのクロスバイクですが、ダイエットを兼ねているということで少し遠回りをして、片道30~40分間程度のコースを走っています。時間が長いので走りながら音楽を聴けたらいいなと思っていたのですが、最近自転車運転中のイヤホンが原則禁止になったとのことでしたので半ばあきらめていました。しかし、よくよく調べてみると道路交通法の規定ではあくまでも「大音量で、又はイヤホン若しくはヘッドホンを使用して音楽等を聴く等安全な運転に必要な音又は声が聞こえない状態で自動車、原動機付自転車又は自転車を運転しないこと」(神奈川県の道路交通法施行細則第11条より引用)ということであり、片耳のみのイヤホンやヘッドセットまで禁止というわけではないようです。(実際に神奈川県警のQ&Aでは片耳のイヤホンは可との記載があります。) とはいえ普段から自転車を運転していてやはり耳に頼っているところはあるので、片耳とはいえ完全に聞こえなくなってしまうのは心配です。そんなわけで、カナル式でない(=外部の音がある程度聞こえる)片耳のBluetoothヘッドセットを探してみることにしました。今回はハンズフリー通話だけでなく音楽も聞きたいので、HSP/HFPプロファイルだけでなくA2DP(と、できればAVRCP)プロファイルに対応したものということでいろいろ検討し、webのクチコミが比較的よさそうなPlantronics M70を購入してみました。価格はAmazonで3763円でした。(SCMS-Tには非対応ですので、ワンセグの音声を聴くことはできません。)

セット内容。本体、充電用MicroUSBケーブル、耳たぶに引っ掛けるクリップ、説明書などが入っています。

今回はXperia (SO-04E)とペアリングしてみました。このヘッドセットは複数の携帯とペアリングが可能ですが、面白いところは電源ON時に電池残量(連続通話時間)やペアリングされた相手(ペアリングされた順番に"携帯電話1"などと番号が振られます)などを音声で読み上げてくれるところです。英語、韓国語に加えて日本語にも対応しています。

耳にはこのような形で装着します。耳たぶの内側に引っかかるようなシリコンの出っ張りがあり、きちんと装着するとちょっとしたことでは脱落することはありません。うまくフィットしない場合は付属のクリップを装着するといいようです。

AVRCPプロファイルに対応しているということで、音楽再生の操作もある程度可能です。音量UP/DOWNボタンを単独で長押しすると曲の順送り/逆送り、同時に長押しすると一時停止/再開の操作が可能となっています。画像で上面に見えるのが音量ボタン、手前側に見える大きなボタンが発着信ボタンです。通話機能については、かかってきた電話に出るのは発着信ボタンを押せばOKです。また、発信するときは同じボタンを2回押すとリダイアル、長押しで(2秒以上押すとペアリングモードになるのでそれより短めに)音声電話帳検索機能が起動されるようになっています。

充電はこのようにMicro USBケーブルを用います。いつもスマートフォンの充電に用いている充電器と充電専用ケーブルの組み合わせで問題なく充電できました。フル充電で最長11時間の連続通話ができるということになっています。

実際に装着して自転車を運転してみましたが、やはりカナル型ではないので音量を上げすぎない限りは周囲の音は十分に聞こえており危険は感じませんでした。ハンズフリー通話のほうも実際に試してみましたが、通話のほうは全く問題なくマイクの感度も良好(相手に十分自分の声が聞こえている)でしたが、長押しによる音声検索はなぜか私の環境では起動したりしなかったり、いまいちうまくいきませんでした。このような感じですが、全体的にはかなり気に入っています。しばらく通勤のお伴に利用してみようと思いました。
※自転車運転中のイヤホンの利用については各自治体ごとに策定された道路交通法施行細則により規制されています。片耳のヘッドセットに対しても、先に挙げた神奈川県のように使用してもよいというお墨付のある自治体もあれば、京都府のように方式を問わず一律に禁止の自治体もあるようです。実際の利用にあたってはよく確認してから行うことをお勧めします。また、私としてはこのようなヘッドセットを利用しての運転をお勧めするわけではありません。実際に行ったことによる身体的、物的および金銭的損害について私が責任を負うことはできませんので、内容を十分に理解したうえでご自身の判断、責任の下で行っていただくようお願いいたします。
上位機種のM90(右)というものもありますが、違いは付属のUSBケーブル(Aメスコネクタがついており、PCのUSBポートに差した場合に別のUSB機器を接続できる「デュアルケーケーブル」になっている)のみのようです。

セット内容。本体、充電用MicroUSBケーブル、耳たぶに引っ掛けるクリップ、説明書などが入っています。

今回はXperia (SO-04E)とペアリングしてみました。このヘッドセットは複数の携帯とペアリングが可能ですが、面白いところは電源ON時に電池残量(連続通話時間)やペアリングされた相手(ペアリングされた順番に"携帯電話1"などと番号が振られます)などを音声で読み上げてくれるところです。英語、韓国語に加えて日本語にも対応しています。

耳にはこのような形で装着します。耳たぶの内側に引っかかるようなシリコンの出っ張りがあり、きちんと装着するとちょっとしたことでは脱落することはありません。うまくフィットしない場合は付属のクリップを装着するといいようです。

AVRCPプロファイルに対応しているということで、音楽再生の操作もある程度可能です。音量UP/DOWNボタンを単独で長押しすると曲の順送り/逆送り、同時に長押しすると一時停止/再開の操作が可能となっています。画像で上面に見えるのが音量ボタン、手前側に見える大きなボタンが発着信ボタンです。通話機能については、かかってきた電話に出るのは発着信ボタンを押せばOKです。また、発信するときは同じボタンを2回押すとリダイアル、長押しで(2秒以上押すとペアリングモードになるのでそれより短めに)音声電話帳検索機能が起動されるようになっています。

充電はこのようにMicro USBケーブルを用います。いつもスマートフォンの充電に用いている充電器と充電専用ケーブルの組み合わせで問題なく充電できました。フル充電で最長11時間の連続通話ができるということになっています。

実際に装着して自転車を運転してみましたが、やはりカナル型ではないので音量を上げすぎない限りは周囲の音は十分に聞こえており危険は感じませんでした。ハンズフリー通話のほうも実際に試してみましたが、通話のほうは全く問題なくマイクの感度も良好(相手に十分自分の声が聞こえている)でしたが、長押しによる音声検索はなぜか私の環境では起動したりしなかったり、いまいちうまくいきませんでした。このような感じですが、全体的にはかなり気に入っています。しばらく通勤のお伴に利用してみようと思いました。
※自転車運転中のイヤホンの利用については各自治体ごとに策定された道路交通法施行細則により規制されています。片耳のヘッドセットに対しても、先に挙げた神奈川県のように使用してもよいというお墨付のある自治体もあれば、京都府のように方式を問わず一律に禁止の自治体もあるようです。実際の利用にあたってはよく確認してから行うことをお勧めします。また、私としてはこのようなヘッドセットを利用しての運転をお勧めするわけではありません。実際に行ったことによる身体的、物的および金銭的損害について私が責任を負うことはできませんので、内容を十分に理解したうえでご自身の判断、責任の下で行っていただくようお願いいたします。
上位機種のM90(右)というものもありますが、違いは付属のUSBケーブル(Aメスコネクタがついており、PCのUSBポートに差した場合に別のUSB機器を接続できる「デュアルケーケーブル」になっている)のみのようです。
Windows Phone 8.1 Developer Previewで変わった点
Lumia 1020をWindows Phone 8.1(WP 8.1)の開発者向け評価版にアップグレードしてみました。今日は、実際に操作してみて気づいた点などについて書いてみたいと思います。なお、これはあくまでも評価版ですので製品版では変わる可能性があります。また、Lumiaの場合はオリジナルの追加ソフトウェアが導入されることが多い(Windows Phone 8.0 GDR3ならLumia Black, 8.1ならLumia Cyanなど)ので、あくまでも参考程度ということでお願いします。
まず起動して最初に気づいたところは、上部のステータスバーの部分。電波やバッテリの状態に加えてメール着信を示すアイコンが増えています。ちなみにこのスクリーンショット(SS)を取ろうとしたら、動作が変わっている(SSを撮る操作が 電源+Windows から 電源+音量Up に変わっている)とのメッセージが表示されました。

ここが最も変わった点。ステータスバーを下にスワイプすると通知一覧とWiFiなどのON/OFFを切り替えるボタンが表示されます。Androidなどではおなじみの機能ですね。これでようやくAndroidに追いついたと酷評されていましたが…。

これに伴い設定アプリでも通知領域の設定項目が増えています。

これまでは純正のファイルマネージャがありませんでしたが、WP 8.1ではストアからダウンロードできるようになっています。Androidとは異なりシステムファイルのフォルダなどは隠されていますので不自由なことには代わりはないですが、PCと同じようなオブジェクト指向の操作(ファイルを選択してから操作する)かが可能になったという点では進歩したといえるのではないでしょうか。

スタート画面も大幅に変わりました。これまではFull HD対応機種のみタイルの6列表示が可能でしたが、WP 8.1ではこの制限が緩和されました。「タイル数を増やす」で4列⇔6列の切り替えが可能です。

加えてタイルの背景に好きな画像を使用することができるようになりました。実際に設定してみたところです。もともと色などが固定されているタイルやタイルいっぱいに情報を表示しているタイルでは変化がありませんが、テーマの設定どおりに色が変わるタイルはこのように画像が透過したような表示に変わります。

このほかにもミュージックとビデオが分かれたりなど、細かい変更点がいろいろありそうです。目玉とされているCortanaは残念ながら日本語対応されておらず、ロケールを日本語に切り替えてしまうと動作しません。このあたりはMapと同じく日本国内で正式に発売されない限りは難しいのでしょうか…。(いや、国内での正式発売の目途も立っていないのにもかかわらずここまで日本語化されているのが驚異的というべきなのかもしれませんね。) それでも自分としてはこのアップグレードは全体的にかなりいい感じだと思いますので、早く正式版がダウンロード可能になることを願っています。
右側の630はWP8.1プリインストールです。
まず起動して最初に気づいたところは、上部のステータスバーの部分。電波やバッテリの状態に加えてメール着信を示すアイコンが増えています。ちなみにこのスクリーンショット(SS)を取ろうとしたら、動作が変わっている(SSを撮る操作が 電源+Windows から 電源+音量Up に変わっている)とのメッセージが表示されました。

ここが最も変わった点。ステータスバーを下にスワイプすると通知一覧とWiFiなどのON/OFFを切り替えるボタンが表示されます。Androidなどではおなじみの機能ですね。これでようやくAndroidに追いついたと酷評されていましたが…。

これに伴い設定アプリでも通知領域の設定項目が増えています。

これまでは純正のファイルマネージャがありませんでしたが、WP 8.1ではストアからダウンロードできるようになっています。Androidとは異なりシステムファイルのフォルダなどは隠されていますので不自由なことには代わりはないですが、PCと同じようなオブジェクト指向の操作(ファイルを選択してから操作する)かが可能になったという点では進歩したといえるのではないでしょうか。

スタート画面も大幅に変わりました。これまではFull HD対応機種のみタイルの6列表示が可能でしたが、WP 8.1ではこの制限が緩和されました。「タイル数を増やす」で4列⇔6列の切り替えが可能です。

加えてタイルの背景に好きな画像を使用することができるようになりました。実際に設定してみたところです。もともと色などが固定されているタイルやタイルいっぱいに情報を表示しているタイルでは変化がありませんが、テーマの設定どおりに色が変わるタイルはこのように画像が透過したような表示に変わります。

このほかにもミュージックとビデオが分かれたりなど、細かい変更点がいろいろありそうです。目玉とされているCortanaは残念ながら日本語対応されておらず、ロケールを日本語に切り替えてしまうと動作しません。このあたりはMapと同じく日本国内で正式に発売されない限りは難しいのでしょうか…。(いや、国内での正式発売の目途も立っていないのにもかかわらずここまで日本語化されているのが驚異的というべきなのかもしれませんね。) それでも自分としてはこのアップグレードは全体的にかなりいい感じだと思いますので、早く正式版がダウンロード可能になることを願っています。
※本サイトで紹介する内容は、すべて個人的研究の範囲内で行っていることです。ここに書かれた内容を実行したことによる、データ(クラウド上を含む)・ソフトウェア・ハードウェアの障害および金銭的損害について、私が責任を負うことはできません。重要なデータはあらかじめバックアップを行い、内容を十分に理解したうえで、ご自身の責任の下で行ってください。 ※また、Lumia 1020には技適マークがついていません。このブログの目的はあくまでも研究であり、技適マークのない端末の利用をお勧めするものではありません。 |
右側の630はWP8.1プリインストールです。