Nokia Lumia 930のアップデート

購入したばかりのNokia Lumia 930ですが、ネットワークに接続するとまずアップデートを促されます。本日はアップデート作業の流れについて書いてみたいと思います。
アップデート確認

アップデートに取りかかる前に「エキストラ+情報」をチェックしてみました。このようにLumia Cyanソフトウェア(Windows Phone OS 8.1)がインストールされている状態です。
Lumia Cyan

モデルナンバーなどもチェックしてみました。RM-1045, 香港向けモデルのようです。
情報(1)

各国の認証マークも表示されます。残念ながら日本の技適マークは入っていません。
情報(2)

これが初期状態のホーム画面。
ホーム画面

アプリ一覧画面。インストールされているアプリを列挙すると、上から順に、アラーム、ウォレット、カメラ、カレンダー、ゲーム、ストア、ストレージセンサー、スポーツ、データセンサー、トラベル、ニュース、バッテリーセーバー、ビデオ、ファイナンス、フード&レシピ、フォト、ヘルスケア&フィットネス、ポッドキャスト、ミュージック、メッセージング、設定、地図、天気、電卓、電話、24Reader(中国向けアプリ?)、App Social、Facebook、FMラジオ、GameHub、HERE Drive+、HERE Maps、Internet Explorer、LINE、Nokia Camera、Nokia Care、Nokia Creative Studio、Nokia Storyteller、Office、OneDrive、OneNote、Outlook、People、Skype、Transfer my Data、Vine といったところです。Microsoft製のプリインストールアプリについてはWindows 8.1と共通のものが増えたように思います。
アプリ一覧(1) アプリ一覧(2) アプリ一覧(3) アプリ一覧(4) アプリ一覧(5) アプリ一覧(6)

一通り確認したら、実際にアップデート作業に移ります。
アップデート中

アップデート後再起動させた時に、OSが起動しなくなって焦りました…。NOKIAロゴ→Windowsマーク→NOKIAロゴの無限ループに陥ってしまい、文鎮化させたかと思いましたが、強制再起動を何度か繰り返したら正常に起動するようになりました…いったい何だったんだろう…? OSのアップデートが済んだら次は大量のアプリのアップデートがあります。
アプリのアップデート

アップデートがすべて完了し、「エキストラ+情報」を確認しましが、ソフトウェア名称はCyanのままです。しかし、色が濃くなって(Denim色?)いるのにお気づきでしょうか? また、各ソフトウェアのバージョンも少しずつ上がっています。
アップデート後のCyan

OSバージョンはWindows Phone OS 8.1 Updateになっています。現状ではLumia 930に対してはLumia Denimは提供されておらず、CyanのままUpdate 1が適用されているようです。
OSのバージョン情報

Update 1が適用されている証拠に、IEでヤフーを表示させると、ちゃんとモバイル表示となっています。
ヤフージャパン

次回は、hi-ho SIMの設定などを行ってみたいと思います。

※本サイトで紹介する内容は、すべて個人的研究の範囲内で行っていることです。ここに書かれた内容を実行したことによる、データ(クラウド上を含む)・ソフトウェア・ハードウェアの障害および金銭的損害について、私が責任を負うことはできません。重要なデータはあらかじめバックアップを行い、内容を十分に理解したうえで、ご自身の責任の下で行ってください。
※また、Lumia 930には技適マークがついていません。このブログの目的はあくまでも研究であり、技適マークのない端末の利用をお勧めするものではありません。
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ついにNokia Lumia 930を買ってしまいました

以前から気になっていたNokiaスマートフォンLumia 930ですが、実質価格が5万円台半ば程度にまで下がってきたのでついついポチってしまいました。Lumia 930Lumia 925の後継機種として今年の夏に発売されましたが、Lumia 1020の後継(1030?)が発表されていないので現時点で販売されている機種の中では最上位機種となります。1020と同様PureViewカメラを搭載してますが、画素数は2000万画素と1020の半分となっており、キセノンフラッシュも内蔵していません(デュアルLEDフラッシュ内蔵)。

今回は1ShopMobileを利用してみましたが、本体価格が$445, 送料が$30, 配達時に支払う税金が¥3,100でしたので、合計5万4千~5万5千円といったところでしょうか。
届いた荷物

外箱はこんなデザインで、Lumia 820Lumia 1020のものとは全く異なったイメージのものとなっています。さりげなく"930"の文字が入っているのがいいですね。1ShopMobileで購入するとこのようにAC変換プラグがオマケについてきます。
外箱

箱はこのようにスライドさせて開くようになっています。今回はグリーンを選択しました。
開けたところ

箱の中身。本体とUSBケーブル、ACアダプタが入っています。
セット内容

Lumia 1020と並べてみました。横幅はほぼ同じですが、縦の長さは930のほうが少し長くなっています。重さは930のほうが10gほど重いですが、1020にQi充電カバーをつけたものに比べると15gほど軽くなっています。
Lumia 930 & Lumia 1020

Xperia Miku(SO-04E)とも並べてみました。Lumia 930のほうが一回り大きく25g程度重くなっています。
Lumia 930 & SO-04E (表)

裏側。金属性のフレームや少し盛り上がったプラスチック製の裏蓋など、デザイン的には共通するものがありますね。
Lumia 930 & SO-04E (裏)

側面。これまでのLumiaは裏蓋全体がプラスチックでできていたものが多く、金属製フレームを採用したものは925以来となります。右側面には電源ボタン、音量ボタン、シャッターボタンがついています。
側面

上面。イヤホンジャックとnano SIMスロットがついています。
上面

nano SIMスロットは1020と同じくトレイ式になっていますが、ピンで押して開けるタイプではなく、爪などで引っ掛けて引き出す必要があります。
SIMスロット

とりあえず初期セットアップ作業とWiFiの設定のみ行ってみました。次回以降システムやアプリの設定を行ってみたいと思います。
Lumia 930

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こちらでも購入可能です

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SHARP PC-1605K

SHARPポケコンシリーズも今回で一旦最終回となります。このところ実行専用機の紹介記事が続いていましたが、本日のお題も実行専用機、PC-1605Kです。この機種はSHARPの当時のポケコンの最上位機種PC-1600Kの実行専用バージョンとして発売されました。
PC-1605K

大きさ、デザインともPC-1600K(下)と似ていますが、テンキーが一部のキーを省略するかわりに大型化していること、LCD下のファンクションキーが大きくなっていること、QWERTYキーの代わりに[S1]~[S10]までのキーが備わっているところが異なります。
PC-1605K & PC-1600K

PC-1605KPC-1252HPC-1270と基本的には似ており、電卓として使用できるキーに加えてプログラムで使用できるキーが少数備わっているというデザインは共通です。しかし、PC-1605Kは他の実行専用機とは異なり、内部のソフトウェアは汎用機であるPC-1600Kほぼと同じと考えられます。例えば電卓として使用する場合、他の実行専用機では全く普通の電卓と同じように使用できますが、このPC-1605KではポケコンのRUNモードを操作しているような感じです。実際に"RUN"インジケータが点灯していますしね。
電卓として使用中

しかもこのPC-1605K、乗除算キーがないので加減算しかできません。電卓としての機能は完全にオマケという雰囲気ですね。ちなみにPC-1600Kは「ポータブルコンピュータ」ですが、PC-1605Kは「ポケットコンピュータ」のようです。
テンキー部

プログラム用のキーもPC-1252H/1270とは機能が異なります。他の機種では[DEF]+アルファベットキー の働きをするキーでプログラムを呼び出していましたが、PC-1605Kの[S1]~[S10]キーは単なるアルファベットキーとしての役割しかなく、押すとこのようにA, S, D, F, G, Z, X, C, V, Bの文字が入力されます([シフト]を押すと小文字になります)。プログラムの実行はおそらくARUN命令を用いるか、ファンクションキー([F1]~[F6])に実行命令を定義して行うことになるのだと思われます。ちなみにファンクションキーの切り替え(I/II/III)キーはなく、常に"I"の定義で利用することになるのでしょうか。
ファンクションキーを押した様子

PC-1605Kには他の機種にあった[IN][OUT]のボタンもなく、プログラムを読み込む方法は不明です。PC-1600Kを用いてプログラムモジュール(CE-1600Mなど)にプログラムを書きこんで使用するのが標準的な方法だったのかもしれませんね
。このようにPC-1605Kはこれまで紹介した実行専用機とはちょっと毛色が違いますが、こういう設計になった理由としては、(1)PC-1600K用のプログラムを全く修正せずにそのまま使用できる、(2)大型であることもあり電卓としての機能はさほど重要視されない、などが考えられると思います。ファンクションキーでプログラムを実行開始するという設計は、後のPC-Vシリーズの実行専用ポケコンにも受け継がれていくことになります。

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SHARP PC-1270

SHARPのポケコンシリーズですが、本日も実行専用機、PC-1270を紹介します。このポケコンはベストセラーとなったPC-1245の後継機種として発売されたPC-1246の実行専用バージョンで、CPUとしてはSC61720を搭載しています。
PC-1270

PC-1246との最大の違いはRAMカードスロットでしょう。PC-1246はRAMの増設が一切できない構造でしたが、このPC-1270PC-1285と同様に本体内にRAMを内蔵しておらず、RAMカードをセットして初めて動作するようになっています。RAMカードとしては2KB~16KBまでのものが利用可能です。スロットのカバーとしては薄い板が一枚セットされているのみです。
RAMカードスロット

私が入手したものには8KBのCE-212Mがセットされていました。
RAMカード

私はPC-1246を所有していないので、PC-1255と接続してみたところ、相互にプログラムの転送を行うことができました。PC-1252H用に作成した、カナ・英小文字表示テストプログラムを転送して実行したところ、下の画像のようにカナは表示されましたが小文字は表示されませんでした。
PC-1255と接続

キーコードも概ねPC-1252Hと同様で、簡単なプログラムを作成して確認したところ下記のようになっているようです。
キー コード キー コード キー コード
A 65 0 48 ÷ 47
B 66 1 49 × 42
C 67 2 50 - 45
D 68 3 51 + 43
J 74 4 52 C・CE 82
K 75 5 53 = 61
L 76 6 54 R・CM 85
M 77 7 55 M- 86
YES 79 8 56 M+ 87
NO 78 9 57 % 81
ENTER 80 . 46

以上のことから、PC-1270用のプログラムは基本的にはPC-1252Hとほぼ同様に開発を行うことができそうですが、英小文字に非対応であるところ、表示桁数の違い(PC-1252Hは24桁、PC-1270は16桁)、機械語に非対応であるところなどに注意する必要がありそうです。

次に、PC-1260PC-1252Hともプログラムの転送を試みました。PC-1252Hが相手の場合は双方向とも問題ありませんでした。
PC-1252Hと接続

PC-1260が相手の場合は、PC-1270→PC-1260は問題なく転送できましたが、逆はできませんでした。
PC-1260と接続

これまで試みたプログラム転送の組み合わせをまとめてみました。PC-1252H/1255/1270の間では相互に互換性があるようですが、PC-1260は新しい世代とみなされるているのか、送り手として使用することはできませんでした。
送\受PC-1252HPC-1255PC-1260PC-1270
PC-1252H
PC-1255
PC-1260×××
PC-1270

今回の実験に使用した機種たち。上段が左からPC-1270, PC-1260, 下段が左からPC-1255, PC-1252Hです。
実験に使用したポケコンたち

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tag : SHARP ポケットコンピュータ プログラム関数電卓 PC-1260 PC-1255 PC-1270 PC-1252H CE-212M

SHARP PC-1252H

SHARPポケコンシリーズ第2弾は、実行専用機のPC-1252Hです。このポケコンはPC-1255の実行専用バージョンといってよいと思いますが、PC-1255と同容量の10.2KBのRAMを搭載しています。(ちなみに"H"のつかないPC-1252はPC-1251と同容量の4.2KBとのことです)
PC-1252H

電源をONにすると電卓モードになります。独立メモリつきの10桁のごくごく普通の電卓として使用できます。
電卓モード

このポケコンは実行専用機ですので、開発機とケーブル(EA-129Cなど)で接続する必要があります。画像はPC-1255と接続したところですが、このように互換性のあるPC-1250/1251/1255を開発機として用いるのが標準的かと思われます([IN]ボタンが"CLOAD", [OUT]ボタンが"CSAVE"の働きをします)。
PC-1255と接続

実はこのPC-1252Hはカナおよびアルファベットの小文字表示が可能なようです。Oh!石様のサイトによると、下記のような書式で表示可能なようです。

カナ:文字列中で、;0 と ; の間にローマ字を挿入する
小文字:文字列中で、;1 と ; の間に英文字を挿入する

例えば、以下の画像のような感じです。上のPC-1255での表示では";0AIUEO; ;1ABCDE;"となっていますが、これをPC-1252Hで表示すると下のように"アイウエオ abcde"と表示されます。
カナ表示

本体の左側にはプログラムで利用するキーが並んでいますが、アルファベットの[A]~[D]および[J]~[M]は、PC-1255のそれぞれ[DEF]キーとアルファベットキーの組み合わせに相当します。つまり、プログラムに"A"というラベルがあるとき、[A]キーを押すことによりそこから実行が開始されます。そのキーに相当するラベルがない場合は当然ながら"ERROR 4"となってしまいます。このほかに[YES] [NO]というキーがあり、これらはPC-1255に同じ働きをするキーはありませんが、INKEY$ 関数を用いてキーコードを取得することで利用が可能です。これらのキーも含めたキーコードの一覧を下記に示します(Oh!石様のサイトから転載させていただきました)。

キー コード キー コード キー コード
A 65 0 48 ÷ 47
B 66 1 49 × 42
C 67 2 50 - 45
D 68 3 51 + 43
J 74 4 52 CL 82
K 75 5 53 CE 83
L 76 6 54 91
M 77 7 55 = 61
YES 79 8 56 CM 84
NO 78 9 57 RM 85
ENTER 80 . 46 M- 86
    % 81 M+ 87

PC-1252HとPC-1255は実行専用機と開発機という関係ですので当然のことながら互換性は高く、プログラムは相互に転送することが可能です。では、PC-1260とはどうでしょうか? というわけで試してみましたが、結果はPC-1255と全く同様で、PC-1252H→PC-1260の転送はできましたが、逆はできませんでした。やはりPC-125xとPC-126xのBASICの互換性は片方向のみのようですね。
PC-1260と接続

最後に、SHARPの後期の実行専用ポケコンPC-V510Bと並べてみました。大きさは意外と似ていますね。性能はPC-V510のほうが上ですが、見た目は安っぽい印象です。
PC-1252H & PC-V510B

次回以降もSHARPの実行専用機シリーズを続けたいと思います。

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tag : SHARP ポケットコンピュータ プログラム関数電卓 PC-1252H PC-1255 PC-1260 PC-V510B EA-129C

SHARP PC-1255 & CE-125

今日は久しぶりにSHARPポケットコンピュータを紹介します。本日紹介するPC-1255は、ベストセラーとなったPC-1251の後継機で、RAM容量がPC-1251の4KBに対して10KBと大容量になっているのが特徴です。デザインはPC-1250/PC-1251の薄茶色に対してこちらはこげ茶色を基調としており、ちょうどPC-1500PC-1501の関係に近い印象です。これらPC-1250シリーズの機種はPC-1210シリーズと並んで液晶の耐久性が悪く、液晶漏れを起こしている個体が多いですが、私が入手したものも少し液晶漏れが始まっていました。何とか使用には支障がない程度なのが救いではありますが…。
PC-1255

今回入手したものはCE-125Sの予備機として入手したCE-125に付属していたものです。
CE-125とケース (1)

CE-125はハードウェア的にはCE-125Sと全く同じとされています。CE-125はPC-1260シリーズに合わせてシルバー系のデザインとなっているのに対し、CE-125はPC-1250シリーズに合わせてブラウン系となっています。
CE-125 & CE-125S

CE-125のケースはCE-125Sのものと異なり大型で、ACアダプタやマニュアルの収納スペースがついています。私が入手したものは少しべたついて湿っていましたが、SHARPのこの頃のビニール製品は湿気を吸いやすいのでしょうか。ほかにもCE-154のビニール部分、CE-126PのソフトケースEL-5813の手帳型カバーなど、べたつきやすいものが多くて困ります。
CE-125とケース (2)

後継機種のPC-1260と並べてみました。個人的にはPC-1260のグレー系の色合いが好きですが、PC-1255のほうはキーがシルバーとなっており、白のPC-1260よりも高級感があります。
PC-1255 & PC-1260

プログラムの互換性について調べるため、PC-1260とケーブル(EA-129C)でつないでみました。PC-1255→PC-1260の転送は問題ありませんでしたが、逆方向への転送はできませんでした。
ケーブルで接続

次回以降もSHARPのポケコンを紹介していきたいと思います。今回のシリーズではこのPC-1250シリーズと同じサイズのポケコンを中心にしていきたいと思っており、ケーブル接続によるプログラム転送の可否などについても検討していきたいと思います。

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EMOBILE GL06Pをhi-ho SIMで使用してみました

以前、アキバでモバイルW-Fiルーター、EMOBILE(現在はワイモバイル) GL04Pを購入したということを書きました。そのGL04Pですが、しばらくOCNのSIMで使用していたのですが、hi-hoのSIMを差そうとしてSIMのサイズを間違えてしまったことでSIMスロットを壊してしまいました。誤ってmicro SIMを入れてしまったら取り出せなくなり、取り出そうとしていじくりまわしたらSIMが入らなくなってしまったのです。仕方がないのでヤフオクで、決して美品ではないのですが後継機種のGL06Pを入手してみました。この機種はGL04Pよりわずかに重くなってはいますが、バッテリ容量が大きくなり、バッテリが交換式となったという点が最大の特長です。
GL06P

GL04Pと並べてみました。GL04Pより一回り小さくなっています。
GL06P & GL04P (1)

バッテリ交換式となったためか厚みは増しています。
GL06P & GL04P (2)

hi-hoで用いるための初期設定を行ってみます。大体の手順はGL04Pと同じです。micro SIMカードを挿入して電源を入れ、まずは[WPS]ボタンを2度押しししてSSIDとWPAキーを表示させます。
SSID表示

表示されたSSIDをWPAキーを利用して、無線LAN内蔵PC(あるいはタブレットなど)から接続します(以下ではVenue 8 Proを用いています)。接続が完了したらwebブラウザを立ち上げて http://pocketwifi.home/ を開くと設定画面に入ることができます(ログインID, パスワードは初期状態ではいずれもadminです)。
設定画面

ログインしたら「設定」-「WAN設定」-「プロファイル設定」を開きます。
設定メニュー

hi-hoで指定されたユーザー名、パスワード、APNを入力し、"hi-ho"というプロファイル名で保存します。
APN設定

次に「かんたん設定」でデフォルトプロファイルを"hi-ho"に変更します。
プロファイル選択

これで設定は完了です。問題なくVenueからGL06P経由でインターネット接続ができるようになりました。いつの間にか我が家もdocomoの東名阪バンド(Band 3)のサービスエリアとなっていたようで、Band 1に非対応のGL06PでもLTEの電波を掴んでくれました。逆にGL06Pとdocomo系のSIMの組み合わせでは、東名阪バンドの電波が届いているかどうかを確認するのにも利用できるということになりますね。
LTE接続中

とりあえず設定はうまくいったのでしばらくこれで運用してみたいと思います。ちなみに最新機種のGL09PとGL10Pはかなり安く出回っていますが、こちらはSIMロックがかかっておりdocomo系MVNOでは利用できませんのでご注意ください。

※本サイトで紹介する内容は、すべて個人的研究の範囲内で行っていることです。ここに書かれた内容を実行したことによる、データ(クラウド上を含む)・ソフトウェア・ハードウェアの障害および金銭的損害について、私が責任を負うことはできません。重要なデータはあらかじめバックアップを行い、内容を十分に理解したうえで、ご自身の責任の下で行ってください。

テーマ : MVNO(仮想移動体通信事業者)
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tag : HUAWEI GL04P GL06P EMOBILE hi-jo MVNO sim 東名阪バンド LTE

電卓ベンチマーク (6) CASIO電卓編PART2

またまたブログの更新が滞り気味になってしまってすみません。再びKyoro's Roomの更新作業に手を取られてしまっているというのが理由です。電卓やポケコンのデータベースに周辺機器についての記載を追加しているのですが、対応する周辺機器などを確認するのが大変ですね…(汗) 完成までもう少々お待ちくださいませ。

さて、本日は以前からちょっと紹介してきたCASIOプログラム関数電卓たちのベンチマークを行ってみたいと思います。今回の対象機種は、以下の4機種です。(画像はすべてtan(355/226)を計算したところです。

1. fx-4500P
今回比較の対象となる電卓です。こちらの記事で行った結果の再掲となります。sin(1)を10回加算するプログラムは、通常のプログラム機能に加えて数式記憶機能でも試してみましたが、結果は同じ(2.7秒)でした。
fx-4500P

2. fx-4600DC
この機種は数式記憶機能のみ搭載していますので、ループの必要なテストは行っていません。
fx-4600DC

3. fx-5500LA
この機種のプログラム機能も数式記憶機能と同等なものなので、ループの必要なテストは行っていません。
fx-5500LA

4. fx-6300G
1~1000までの和を求めるプログラムはup-cさんのものをそのまま利用させていただきました。
 0→A:1000→I:Lbl 0:A+I→A:Dsz I:Goto 0
sin(1)~sin(100)までの和を求めるプログラムは上記のものを改造して下記のようにしました。
 0→A:100→I:Lbl 0:A+sin I→A:Dsz I:Goto 0
fx-6300G

結果は下記のとおりとなりました。tan(355/226)の正解は -7497258.1853255 です。比較の対象として、今回はfx-4500Pに加えてfx-4800Pも載せています。fx-4600DCfx-4500Pに近い性能で、演算速度はお世辞にも速いとはいえないレベルでした。fx-5500LAfx-6300Gは比較的新しいCPUを搭載しているためかそこそこの演算速度で、これまでの比較でも好成績を収めていたfx-4800Pとほぼ並ぶ性能です。演算精度についてはfx-4800Pが圧倒的に高く、他のものはまったく同じ答えでしたので、アルゴリズム自体は同じものを採用しているということでしょう。
tan(355/226)sin 10回sin 100回69!1-1000の和
fx-4500P-7497938.0672.742.41.0196
fx-4600DC-7497938.0673.31.3
fx-4800P-7497258.4400.75.116.6
fx-5500LA-7497938.0670.7
fx-6300G-7497938.0670.66.015.0

これらの古い電卓たちの中から、最近fx-4500Pを職場でポケットに入れて使用し始めました。これまで計算が必要だったときはiPod touchの電卓アプリを用いたり、Windowsの電卓アクセサリを用いたりしていましたが、やはり使いやすさという点では本物の電卓が上ですね。手軽にプログラムが組めるのもいいですし…。最初はより高性能なEL-566Eを使用するつもりだった(安価かつ高性能ないい電卓なのですが…)のですが、fx-4500Pのコンパクトさとアルファベットでメッセージが表示可能なところが決め手になりました。予備機も確保してある(fx-4600DCとセットで出品されていました)ので、しばらく活用していきたいと思います。

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EL-5250Fのプログラム機能とベンチマーク

一昨日紹介したSHARPのプログラム関数電卓EL-5250Fですが、本日はプログラムの入力方法について書いてみたいと思います。プログラムを入力するには[MODE][2]と操作してプログラムモードに入ります。
プログラムモードメニュー

プログラムモードメニューで[1]を押すとプログラムの新規作成モードとなり、プログラムの動作モード(NORMALモードかNBASEモード(n進演算モード))を選択後、プログラム名の入力画面となります。
プログラム名の入力

プログラム名の入力後、プログラムの入力を始めることができます。
新規作成開始

プログラム言語の仕様はBASICライクなもので、EL-5120EL-9600のものと似ています。[COMMAND]([FILE])キーを押すと様々なプログラム命令を入力することができます。
コマンドメニュー

実際に入力中の画面です。挿入モードにするには[2ndF]+[INS]を押しますが、行挿入は挿入モードでカーソルが行の先頭にあるときに[ENTER]を押す必要があります (行の途中で[ENTER]をしてもそこに改行が挿入されるわけではない)。
プログラム入力中

プログラムを実行するにはプログラムモードメニューで[0]を押し、カーソルキーでプログラムを選択して[ENTER]を押します。プログラム実行のためのキーストロークが少し多いことと、作成したプログラムを保存したり他の機体に転送したりする機能がないのが残念です。直接のライバルであるCASIOのfx-5800Pはケーブルで他の機体にプログラムをコピーできる機能がついており、これが測量計算プログラムを入力したOEM製品が多い理由なのかもしれませんね。詳しい操作説明についてはSHARPのサイトから取扱説明書がダウンロードできますので、そちらをご覧ください。
実行開始

では、以上のようなプログラム機能を用いていつものようにベンチマークを行ってみることにします。プログラムとしてはEL-5120に用いたものと同じものを利用します。

(a) sin(1)~sin(100)の和を求める
 A=0
 I=1
 Label 1
 A=A+sin I
 I=I+1
 If I<101 Goto 1
 Print A

(b) 1~1000までの和を求める
 A=0
 I=1
 Label 1
 A=A+I
 I=I+1
 If I<1001 Goto 1
 Print A

結果です。いつものようにsin(1)をループを用いないで10回加算するプログラム、tan(355/226)の結果も併せて載せておきます。また、比較の対象としてSHARPの高性能プログラム電卓であるEL-566E, EL-5120, EL-5150と、ライバルCASIOのfx-4800Pも入れてあります。
tan(355/226)sin 10回sin 100回1-1000の和
EL-5250F-7497264.1490.66.513.1
EL-5120-7497681.1111.114.443.0
EL-5150
-7497484.8881.114.649.6
EL-566E
-7497264.1491.112.324.2
fx-4800P-7497258.4400.75.116.6

※tan(355/226)の正解:-7497258.1853255

このように、他のSHARPプログラム関数電卓よりは圧倒的に速く、fx-4800Pといい勝負をしています。演算精度についてはSHARPの他の比較的新しいモデル(EL-566Eなど)と同等であり、同じアルゴリズムを用いていると思います。EL-5250Fは細かい不満はありますが、安価で高性能、非常にコストパフォーマンスがよい電卓だと思います。後継機が出るかどうか不明なこともありますので、興味のある方は購入を検討してみてはいかがでしょうか。

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tag : SHARP プログラム関数電卓 EL-5250F ベンチマーク

SHARPのプログラム関数電卓終了のお知らせ…

SHARPといえば、国内ではCASIOと並んで電卓メーカーとしては大手の部類に入ると一般には認識されていると思います。国内で電卓が発売され始めた当初から意欲的な商品を多数発売し、プログラム関数電卓PC-1001に始まり多数の機種を販売してきました。プログラム関数電卓の黎明期においてCASIOのfx-201Pより扱いやすいPC-1200を投入し、その後PC-1211に始まるポケットコンピュータ(ポケコン)でも大きな成功を収めたことは皆さんご存知かと思います。そんなSHARPですが、近年になりプログラム関数電卓(ポケコンを含む)のラインアップが急速に貧弱になってきたことが気になっていました。下記に、SHARPのHPで確認することができる比較的新しい機種を列挙してみます(学校教育用を含めて)。

 EL-566E 学校教育用プログラム関数電卓
 EL-577 EL-566Eの後継機
 EL-5060J プログラム関数電卓のエントリモデル
 EL-5160J EL-5060Jの上位機種
 EL-5250F プログラム関数電卓の最上位機種
 EL-9900 グラフ関数電卓
 PC-G850VS 学校教育用のポケットコンピュータ

このうちEL-9900はかなり前に生産完了となっていましたが、最近になりEL-5250FSHARP電卓サイトからのリンクが削除されてしまいました(製品紹介ページ自体はこちらに残っています)。大手通販サイトなどを見ても「取扱終了」のところが多く、生産完了となった可能性が高いと思います。また、学校教育用電卓のページを見ても、EL-566EとPC-G850VSについてははっきりと「生産完了」と書かれています。こうなると、残ってきたのはEL-577, EL-5060J, EL-5160Jの3機種となってしまいますが、EL-577はEL-5160Jとスペックやデザインが似ていますので、事実上EL-5160Jの学校教育バージョンと考えられます。これらの機種はいちおう「プログラマブル関数電卓」を名乗ってはいますが、その機能はfx-4100Pfx-4600DCと同様な簡易的な数式記憶機能「フォーミュラメモリー」であり、条件判断などの高度なプログラム機能は一切使用できません。そう考えると、EL-5250Fの後継機(EL-5250M!?)が発売されなければ事実上SHARPの本格的なプログラム関数電卓はついに消滅してしまうことになってしまいます。ライバルであるCASIOが現在でfx-72F, fx-5800P, fx-9860GII, fx-CG20などのちゃんとしたプログラム関数電卓の販売を続け、ついにはfx-FD10 Proなどというキワモノ(高価であるにもかかわらず割と売れているようです)まで発売してしまったのとは対照的ですね。この差はどこから来てしまったのかと考えてみました。

現在はスマホで関数電卓アプリを使用することもできますし、複雑な計算でもExcelなどを利用すると簡単にできてしまいますので、プログラム関数電卓の需要がなくなってきているのも確かです。しかし、Excelには演算精度の問題(BCDではなく2進数で計算しているので、計算内容によっては誤差が出やすい)、スマホでは操作性の問題(やはりタッチパネルよりはキーのほうが操作しやすい)があるためか、建設現場や学校教育現場では一定の需要があるようです(逆に言うと、それ以外では需要はほとんどないのかも!?)。グラフ関数電卓は海外では教育現場で広く利用されており、HPやTIも高性能なモデルを現在でも投入し続けていますし、CASIOもClassPadなど海外専用モデルを販売しています。また、fx-5800Pなどの高性能なプログラム関数電卓は測量計算などに利用されており、専用プログラムを組み込んだ状態で販売されているOEM製品も存在します。そのように考えると、SHARPの関数電卓の衰退は海外での教育現場、国内での建設現場(オークションで見ていても、CASIOの測量用OEM製品は多数見かけますが、SHARPのものはほとんど見かけません)に食い込むことに失敗した結果と考えることができるかもしれません。(追記:SHARPも海外ではEL-9900の後継機であるEL-9950というものを販売しているようです)

前置きが長くなってしまいましたが、そんなわけで入手できるうちにと思いEL-5250Fを購入してみました。この機種は2007年に発売され、つい最近までは現行機種だったと思われるので、けっこう息の長い機種となります。今回の購入価格は3000円弱。こんな高性能な電卓がこんな価格で買えてしまうなんて、一昔前では考えられませんでしたが…。パッケージは最近の電卓によくあるブリスターパックとなっています。
EL-5250F パッケージ

このようにフラッグシップモデルらしく多数の計算機能を有しています。5進数計算なんて何に使うんだろう…!? 複素数演算、微分・積分、ソルバー機能も搭載していますが、行列演算はできないようです。ちなみにメモリ容量は4096バイトとなっています。
パッケージ裏側

電池はセットされており、電源ONですぐに使用できました。
セット内容

駆動用、バックアップ用にCR2032を各1個使用します。
電池ボックス

いちおう内部も見てみましたが、メインのチップはモールドされていて型番は不明でした。右側にシルク印刷があり、この基板はEL-5230/5250/5250Fで共通のようです(EL-5230はメモリ容量が1280バイトの下位機種)。
内部基板

本日の記事はここまでとしますが、次回は実際にプログラム機能を用いてベンチマークなども行ってみたいと思います。

Amazonならまだ買えます。

テーマ : プログラム関数電卓
ジャンル : コンピュータ

tag : SHARP ポケットコンピュータ プログラム関数電卓 EL-5250F

SmartWatch2を実用的に利用中…

FC2の実質的な運営会社が捜索を受けているというニュースを聞いて、ブログサービスが閉鎖されてしまったらどうしようとヒヤヒヤしながら本日も記事を書いています。さて、本題ですが、最近Android Wearを搭載したスマートウォッチが各社から発売されています。私も以前からウェアラブルデバイスには興味を持っており、SONYのスマートウォッチをLiveView MN800, SmartWatch MN2, SmartWatch2 SW2と、新しい機種が出るたびに買ってきており、円形ディスプレイのmoto 360も気になっている今日この頃です。SONYからもAndroid Wear搭載の新機種SmartWatch3 SWR50が発売され、今となっては型落ちになってしまったSmartWatch2ですが、購入して約5ヶ月になるので最近の活用方法と使用感について簡単にレビューしてみたいと思います。
SmartWatch2 SW2

私は自転車通勤をしており、自転車に乗りながら合法的に音楽を聴くためにPlantronics M70というBluetoothヘッドセットを購入したということを以前書きました。このヘッドセットはバッテリの持ちもよく、音質もクリアでなかなか気に入っているのですが、リダイヤル以外の発信操作がしにくいこと、AVRCPで音楽再生制御ができるのですがスマホ側で音楽再生アプリがアクティブになっていないと操作できないなどの欠点があり(小型でディスプレイを搭載していないので仕方がないのですが…)、なかなかスマホ本体をバッグに入れたままにしてしまうことが難しい状態でした(自転車に乗るときは少し大きめのウエストポーチを背中側につけて使用しているので、出し入れが面倒くさい…汗)。そこで、このSmartWatch2を併用することを思いついたというわけです。
SmartWatch2 & Plantronics M70

私はスマホ(Xperia)にWMA形式の音楽ファイルを入れており、これを再生するためにPowerampFULLバージョンを使用しています。このPowerampをSmartWatch2側で操作できるアプリがPoweramp Control Smart Extrasです(画像の右下のアイコン)。
Poweramp (1)

私が使用しているのは無料バージョンですが、機能としては音量のup/down, 再生一時停止/再開, 曲の順送り/逆送りといったところです。再生中はこのようにアルバムアートが表示されるようになっています。
Poweramp (2)

汎用通知アプリのWrist通知を使用していると、Powerampの曲が変わった時にこのように通知してくれるので、聴きはじめたばかりのアルバムの曲名を確認することもできて便利です。
Poweramp (3)

発着信操作は「通話処理」アプリで可能です。通話履歴、電話帳から発信操作が可能で、音楽再生中に発信操作を行うと自動的に停止し、Bluetoothヘッドセットを用いて通話ができるようになります。少し本体との通信に時間がかかるのか、発信操作をしてから実際に接続されるのに数秒間かかってしまいますが…。ヘッドセット側で終話操作を行うと、音楽の再生は自動的に再開されます。
通話処理

とこんな感じで、音楽の再生操作(アルバムの選択まではできませんが)、発信操作ともスマホ本体に触れることなくできるようになってしまい、かなり便利です。バッテリの持ちもよく、本日も往復1時間ぐらい音楽を聴き2時間程度仕事をする間もSmartWatch2をつけていましたが、フル充電の状態から93%程度までしかバッテリが減りませんでした。SmartWach2には加速度センターがついており、動いている間は常に時刻が表示された状態になるのですが、半透過型液晶なのでバックライトが消灯した状態となり消費電力を低減できているようです。また、明るい屋外でも画面は非常に見やすい(SmartWatch MN2は屋外だとまったく画面が見えなかった)ので、時計としてもかなり実用的だと思います。Android Wearは高性能ではありますがバッテリのもちが悪い(事実上、毎日充電が必要)ようです。その点2-3日はバッテリが持つというところがこのSmartWatch2の強みだと思います。SmartWatch3という後継機が発売されましたが、それぞれ良さがあると思うので、ぜひこちらのSmartWatch2も生産完了とせず併売してほしいものですね。

テーマ : 周辺機器
ジャンル : 携帯電話・PHS

tag : SONY スマートフォン スマートウォッチ Xperia SmartWatch SW2

CASIO fx-5500LA

CASIOの関数電卓シリーズですが、fx-4600DCに続いて本日はfx-5500LAを紹介したいと思います。この機種は数式記憶機能を拡張したプログラム機能(最大1095ステップ)と、"Scientific Library"という計算機能(行列、求根、数値積分、複素数、2/8/10/16進数、統計)を備えているのが特徴です。また、単位換算機能なども備えています。
fx-5500LA

この電卓は2行表示のドットマトリクスLCDを備えていおり、一部の機能を使用する場合にはHPのRPL電卓のようにファンクションキーで機能選択を行うようになっています。画像は[SHIFT][5]でCALC(数式記憶機能)のメニューを呼び出したところです。例えばこの状態なら"CAL"→[F4]キーを押すと記憶されている数式が実行されます。
CALCメニューの例

"Scientific Library"は[SHIFT]+[F1]~[F6]で呼び出すことができます。[F1]で行列演算、[F2]で方程式の解(2次方程式と、連立1次方程式)、[F3]で数値積分、[F4]で複素数演算、[F5]で2/8/10/16進演算、[F6]で統計計算(直線回帰分析も可能)となっています。画像は行列演算のメニューです。
行列演算メニュー

プログラムの入力は、数式記憶(fx-4500Pのものに近い文法で、マルチステートメントや一時停止も使用できます)を拡張したものです。プログラムの入力・実行モードに入るには[SHIFT][5]でCALCメニューを呼び出し、数式を入力します。この状態で[IN]([F2])を押すと通常の数式記憶領域に保存され、[CAL]([F4])で計算可能になります。例によってここではピタゴラスの定理の計算式です。
CALC(1)

[CAL]([F4])を押したところ。数値を入力して[F1]を押すとAの値、[F2]を押すとBの値を設定可能です。このあたりの操作はHP-19BIIのソルバー機能に通じるものがありますね(ただしこちらはソルバーではないので、方程式の解を求めたりすることはできません)。
CALC(2)

変数をすべて設定してから[CAL]([F6])を押すと計算が実行されて結果が表示されます。
CALC(3)

では、この数式をプログラム領域に保存してみましょう。CALCメニューで[OUT]([F3])を押すと先ほどの数式が呼び出されますので、[SET]([F6])を押すと保存されます。また、ここで新たな数式を入力して[SET]でもOKです。
CALC(4)

[f]([F1])を押すと保存されている数式を呼び出すことができます([↑][↓]でスクロールできます)ので、必要な数式を選択して[IN]([F2])を押すと選択した数式が数式記憶エリアに呼び出されます。ここでは円の面積を求める式を呼び出してみました。
CALC(5)

この状態で[CAL]([F4])を押すと実行できるようになります。
CALC(6)

[F1]を押してRの値を設定してから[CAL]([F6])を押すと結果が表示されます。
CALC(7)

このように、fx-5500LAの場合はプログラム領域に保存した数式を数式記憶領域に呼び出して利用するという方式になっています。文字で書くと複雑そうに思えますが、実際に操作してみると意外と簡単です。詳しくはマニュアル(英文のものをこちらにアップしておきます)をご覧ください。

恒例ですので内部も調べておくことにしました。電池はCR2032を3個使用するようになっています(うち1個はバックアップ用)。
電池ボックス

基板を見てびっくり。fx-4500Pfx-4600DCに似ているのかと思いきや、実はfx-6300Gのものと瓜二つです。CPUもHD62067で同じものを使用しています。
内部基板

参考までにfx-6300Gの内部の写真も再掲しておきます。基板のパターンや部品配置もよく似ています。
内部

つまりこの機種はfx-4500Pの兄弟というよりはむしろfx-6300Gの兄弟と言ったほうがよさそうですね。並べてみると確かに似ています。LCDの色などもそっくり…。
fx-5500LA & fx-6300G

今思えばfx-6300Gにダミーのバックアップバッテリボックスがあったのは、このfx-5500LAと部品を共用するためだったのでしょうか。
電池

というわけで、今回のシリーズで紹介した機種たちと、その兄弟たち、fx-4500P/4600DC/5500LA/6300Gについては近々ベンチマークの成績比較を行ってみたいと思います。

テーマ : プログラム関数電卓
ジャンル : コンピュータ

tag : プログラム関数電卓 CASIO fx-4500P fx-5500LA fx-6300G

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