電卓ベンチマーク (6) CASIO電卓編PART2
またまたブログの更新が滞り気味になってしまってすみません。再びKyoro's Roomの更新作業に手を取られてしまっているというのが理由です。電卓やポケコンのデータベースに周辺機器についての記載を追加しているのですが、対応する周辺機器などを確認するのが大変ですね…(汗) 完成までもう少々お待ちくださいませ。
さて、本日は以前からちょっと紹介してきたCASIOのプログラム関数電卓たちのベンチマークを行ってみたいと思います。今回の対象機種は、以下の4機種です。(画像はすべてtan(355/226)を計算したところです。
1. fx-4500P
今回比較の対象となる電卓です。こちらの記事で行った結果の再掲となります。sin(1)を10回加算するプログラムは、通常のプログラム機能に加えて数式記憶機能でも試してみましたが、結果は同じ(2.7秒)でした。

2. fx-4600DC
この機種は数式記憶機能のみ搭載していますので、ループの必要なテストは行っていません。

3. fx-5500LA
この機種のプログラム機能も数式記憶機能と同等なものなので、ループの必要なテストは行っていません。

4. fx-6300G
1~1000までの和を求めるプログラムはup-cさんのものをそのまま利用させていただきました。
0→A:1000→I:Lbl 0:A+I→A:Dsz I:Goto 0
sin(1)~sin(100)までの和を求めるプログラムは上記のものを改造して下記のようにしました。
0→A:100→I:Lbl 0:A+sin I→A:Dsz I:Goto 0

結果は下記のとおりとなりました。tan(355/226)の正解は -7497258.1853255 です。比較の対象として、今回はfx-4500Pに加えてfx-4800Pも載せています。fx-4600DCはfx-4500Pに近い性能で、演算速度はお世辞にも速いとはいえないレベルでした。fx-5500LAとfx-6300Gは比較的新しいCPUを搭載しているためかそこそこの演算速度で、これまでの比較でも好成績を収めていたfx-4800Pとほぼ並ぶ性能です。演算精度についてはfx-4800Pが圧倒的に高く、他のものはまったく同じ答えでしたので、アルゴリズム自体は同じものを採用しているということでしょう。
これらの古い電卓たちの中から、最近fx-4500Pを職場でポケットに入れて使用し始めました。これまで計算が必要だったときはiPod touchの電卓アプリを用いたり、Windowsの電卓アクセサリを用いたりしていましたが、やはり使いやすさという点では本物の電卓が上ですね。手軽にプログラムが組めるのもいいですし…。最初はより高性能なEL-566Eを使用するつもりだった(安価かつ高性能ないい電卓なのですが…)のですが、fx-4500Pのコンパクトさとアルファベットでメッセージが表示可能なところが決め手になりました。予備機も確保してある(fx-4600DCとセットで出品されていました)ので、しばらく活用していきたいと思います。
さて、本日は以前からちょっと紹介してきたCASIOのプログラム関数電卓たちのベンチマークを行ってみたいと思います。今回の対象機種は、以下の4機種です。(画像はすべてtan(355/226)を計算したところです。
1. fx-4500P
今回比較の対象となる電卓です。こちらの記事で行った結果の再掲となります。sin(1)を10回加算するプログラムは、通常のプログラム機能に加えて数式記憶機能でも試してみましたが、結果は同じ(2.7秒)でした。

2. fx-4600DC
この機種は数式記憶機能のみ搭載していますので、ループの必要なテストは行っていません。

3. fx-5500LA
この機種のプログラム機能も数式記憶機能と同等なものなので、ループの必要なテストは行っていません。

4. fx-6300G
1~1000までの和を求めるプログラムはup-cさんのものをそのまま利用させていただきました。
0→A:1000→I:Lbl 0:A+I→A:Dsz I:Goto 0
sin(1)~sin(100)までの和を求めるプログラムは上記のものを改造して下記のようにしました。
0→A:100→I:Lbl 0:A+sin I→A:Dsz I:Goto 0

結果は下記のとおりとなりました。tan(355/226)の正解は -7497258.1853255 です。比較の対象として、今回はfx-4500Pに加えてfx-4800Pも載せています。fx-4600DCはfx-4500Pに近い性能で、演算速度はお世辞にも速いとはいえないレベルでした。fx-5500LAとfx-6300Gは比較的新しいCPUを搭載しているためかそこそこの演算速度で、これまでの比較でも好成績を収めていたfx-4800Pとほぼ並ぶ性能です。演算精度についてはfx-4800Pが圧倒的に高く、他のものはまったく同じ答えでしたので、アルゴリズム自体は同じものを採用しているということでしょう。
tan(355/226) | sin 10回 | sin 100回 | 69! | 1-1000の和 | |
fx-4500P | -7497938.067 | 2.7 | 42.4 | 1.0 | 196 |
fx-4600DC | -7497938.067 | 3.3 | - | 1.3 | - |
fx-4800P | -7497258.440 | 0.7 | 5.1 | - | 16.6 |
fx-5500LA | -7497938.067 | 0.7 | - | - | - |
fx-6300G | -7497938.067 | 0.6 | 6.0 | - | 15.0 |
これらの古い電卓たちの中から、最近fx-4500Pを職場でポケットに入れて使用し始めました。これまで計算が必要だったときはiPod touchの電卓アプリを用いたり、Windowsの電卓アクセサリを用いたりしていましたが、やはり使いやすさという点では本物の電卓が上ですね。手軽にプログラムが組めるのもいいですし…。最初はより高性能なEL-566Eを使用するつもりだった(安価かつ高性能ないい電卓なのですが…)のですが、fx-4500Pのコンパクトさとアルファベットでメッセージが表示可能なところが決め手になりました。予備機も確保してある(fx-4600DCとセットで出品されていました)ので、しばらく活用していきたいと思います。
スポンサーサイト
tag : プログラム関数電卓CASIOfx-4500Pfx-4600DCfx-4800Pfx-5500LAfx-6300G