Pebbleのアプリ紹介(3)
また久しぶりの更新となってしまいました。本日はPebbleアプリ紹介の最終回としたいと思います。今回は主にスマホ側のアプリと連携して使用するものついての紹介となります。まずは音楽再生アプリから。Pebbleには"Music"というアプリが内蔵されていますが、標準で対応している音楽アプリはGoogle Play Musicだけです。私は日ごろPowerampを使用している(WMAの音楽ファイルをたくさん持っているため)のですが、再生や一時停止などのコントロールはできるものの、曲名などを表示させることはできません。何とかならないかと検索していて見つけたのがこちらのMusic Bossです。まずはGoogle Playからコンパニオンアプリをダウンロードします(有料です)。アプリを起動するとこのように利用する再生アプリを選択できます。

設定が完了するとこのようにPebble側のMusicアプリでアーティスト名、曲名、アルバム名が表示されるようになります。

Pebbleのアプリメニューにも登録されています。

こちらを開くと音量調整もできるようになっています。Music Bossは有料アプリではありますが、これを入れることでGoogle Play Music以外の音楽再生アプリでもかなり実用的に使用できるようになります。

つぎは、Runtastic Proです。このアプリはAndroid用のアプリで、以前に無料版を紹介したことがありますが、ランニングやサイクリングなどのルート記録、距離計測、消費カロリー計算などができるものです。

もともとSONYのスマートウォッチと連携する機能がついていますが、現在のバージョンではPebbleとも連携できるようになっています。

Pebble側には特にアプリを入れる必要はないのですが、使用するには残念ながらスマホ側でアプリを立ち上げなければいけません。立ち上げてしまえばこのようにPebble側で自動的に距離や時間などが表示されるようになっています。

SmartWatch2 SW2などと同じようにPebble側から起動したい場合には、別途ラウンチャーアプリをインストールする必要があります。今回はAppLauncher for Pebbleを試してみました。こちらもGoogle Playからコンパニオンアプリ(こちらも有料です)をインストールする必要があります。

ラウンチャーに登録するアプリを選択できます。

Pebble側でラウンチャ―を開いたところ。

Runtastic Proを起動するとこのようにPebbleの画面もRuntasticのものに変化します。

最後に紹介するアプリはTwebbleです。前回紹介したPebble RockerにもTwitterクライアントの機能がついていましたが、日本語の表示がうまくいかないという問題点がありました。こちらのtwebbleは全く問題なく日本語表示ができ、コンパニオンアプリのインストールも不要です。画像はツイートを表示しているところ。

ツイートの投稿も可能です。このようにソフトウェアキーボード的なものを使用して入力します。もちろん日本語には非対応ですが…。

この3回の記事でPebbleに様々なアプリをインストールしてみました。もちろん紹介したもの以外にも魅力的なアプリは数多くあると思いますので、また見つけ次第紹介していきたいと思います。非力なPebbleではありますが、これらのアプリをインストールすることでSmartWatch2 SW2などにも引けを取らない使い勝手になったと思います。もちろん、FacebookやInstagramなど、まだ利用できないものもありますが(そもそもモノクロなのでInstagramは実用的ではありませんね)、LINEやメールなどで簡単な定型文で返信ができるなど、優れている点もあります。これからはTPOに応じてSW2と使い分けていきたいと思います。

設定が完了するとこのようにPebble側のMusicアプリでアーティスト名、曲名、アルバム名が表示されるようになります。

Pebbleのアプリメニューにも登録されています。

こちらを開くと音量調整もできるようになっています。Music Bossは有料アプリではありますが、これを入れることでGoogle Play Music以外の音楽再生アプリでもかなり実用的に使用できるようになります。

つぎは、Runtastic Proです。このアプリはAndroid用のアプリで、以前に無料版を紹介したことがありますが、ランニングやサイクリングなどのルート記録、距離計測、消費カロリー計算などができるものです。

もともとSONYのスマートウォッチと連携する機能がついていますが、現在のバージョンではPebbleとも連携できるようになっています。

Pebble側には特にアプリを入れる必要はないのですが、使用するには残念ながらスマホ側でアプリを立ち上げなければいけません。立ち上げてしまえばこのようにPebble側で自動的に距離や時間などが表示されるようになっています。

SmartWatch2 SW2などと同じようにPebble側から起動したい場合には、別途ラウンチャーアプリをインストールする必要があります。今回はAppLauncher for Pebbleを試してみました。こちらもGoogle Playからコンパニオンアプリ(こちらも有料です)をインストールする必要があります。

ラウンチャーに登録するアプリを選択できます。

Pebble側でラウンチャ―を開いたところ。

Runtastic Proを起動するとこのようにPebbleの画面もRuntasticのものに変化します。

最後に紹介するアプリはTwebbleです。前回紹介したPebble RockerにもTwitterクライアントの機能がついていましたが、日本語の表示がうまくいかないという問題点がありました。こちらのtwebbleは全く問題なく日本語表示ができ、コンパニオンアプリのインストールも不要です。画像はツイートを表示しているところ。

ツイートの投稿も可能です。このようにソフトウェアキーボード的なものを使用して入力します。もちろん日本語には非対応ですが…。

この3回の記事でPebbleに様々なアプリをインストールしてみました。もちろん紹介したもの以外にも魅力的なアプリは数多くあると思いますので、また見つけ次第紹介していきたいと思います。非力なPebbleではありますが、これらのアプリをインストールすることでSmartWatch2 SW2などにも引けを取らない使い勝手になったと思います。もちろん、FacebookやInstagramなど、まだ利用できないものもありますが(そもそもモノクロなのでInstagramは実用的ではありませんね)、LINEやメールなどで簡単な定型文で返信ができるなど、優れている点もあります。これからはTPOに応じてSW2と使い分けていきたいと思います。
※本サイトで紹介する内容は、すべて個人的研究の範囲内で行っていることです。ここに書かれた内容を実行したことによる、データ(クラウド上を含む)・ソフトウェア・ハードウェアの障害および金銭的損害について、私が責任を負うことはできません。重要なデータはあらかじめバックアップを行い、内容を十分に理解したうえで、ご自身の責任の下で行ってください。 ※また、Pebbleには技適マークがついていません。このブログの目的はあくまでも研究であり、技適マークのない機器の利用をお勧めするものではありません。 |
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Pebbleのアプリ紹介(2)
本日は、前回に引き続きPebbleのウォッチフェースおよびアプリの紹介を行いたいと思います。まずはウォッチフェースから。本日はアナログ時計を紹介したいと思いますが、こちらはSWISS RAILです。その名の通りスイス国鉄の時計をイメージしたデザインです。余計な機能は一切ついていないシンプルなウォッチフェースです。

次はStridger Modernです。シンプルなデザインのアナログ時計ですが、接続時と切断時で色が変わります。接続中はこのように黒背景です。

切断されるとこのように白背景に変わります。

次は実用アプリ編、まずはStopWatchです。PebbleはSmartWatch2 SW2などとは異なりストップウォッチ機能は標準装備されていない(アラームはついています)のですが、このようなストップウォッチアプリが数多くリリースされています。その中でもこのアプリの特徴は、独立したカウントダウンタイマーとストップウォッチを合計10個まで動作させることができるという点です。また、ストップウォッチやタイマーのアプリの中にはアクティブでなくなると動作が停止してしまうものもありますが、こちらはバックグラウンドでも計時を続けてくれます。

次ははEvernoteの公式アプリです。ノートの数が多いと読み込みに時間がかかりますが、Evernoteに保存されたノートを閲覧することが可能です。

ノートブック一覧。

ノートブック内のノート一覧。

ノートの内容を閲覧しているところ。

本日の最後はPebble Rockerです。このアプリはスマホ側にコンパニオンアプリ(Google Playでダウンロードします。残念ながら有料で¥205です)をインストールし、Pebble側で利用したい機能を選んでPebbleにアプリをインストールするような形になっています。アプリをインストールして起動し、設定メニューを開くとかなりたくさんの機能が搭載されているのがわかりますね。

Pebble用アプリは機能別にいくつかに分かれています(容量制限のためでしょうか…?)。私は試しにSocial Bundle 3とUtilities Bundle 3をインストールしてみました。

Social Bundle 3のほうは、TwitterとFacebook, Eventsに対応しており、FacebookとTwitterはコンパニオンアプリのほうでアカウント設定を行うと利用できます。

ツイートを表示しているところ。残念ながら日本語が含まれているとその部分はカットされてしまうようです。

私の環境ではなぜかFBはエラーとなってしまいました。

Eventsというのは近所でのイベントを知らせてくれるもののようですが、おそらく日本国内には対応していないのではないかと思います。

Utitlties Bundle 3では、Android設定、カメラコントロール、画像閲覧、チップ計算機が利用できます。こちらはAndroid設定画面。

カメラコントロールは、シャッターを切るタイミングを選択できます。残念ながらライブビューはありません。

撮影された画像を確認できます。白黒2階調なので見にくいですが…。

こちらは画像閲覧機能。スマホ本体内の画像をみることできます。おなじく白黒2階調ですが…。

最後はチップ計算機。あまり国内では使用することはないと思いますが…。

このようにPebbleには役に立ちそうなアプリが数多くあります。惜しむらくは同時にインストールできるアプリがウォッチフェースも含めて8つまでというところでしょうか。後継機種のPebble Timeではこの制限が緩和されているとのことですので、楽しみに待つことにしましょう。次回はPebbleアプリ最終回ということで、スマホ本体と連携するものをいくつか紹介したいと思います。

次はStridger Modernです。シンプルなデザインのアナログ時計ですが、接続時と切断時で色が変わります。接続中はこのように黒背景です。

切断されるとこのように白背景に変わります。

次は実用アプリ編、まずはStopWatchです。PebbleはSmartWatch2 SW2などとは異なりストップウォッチ機能は標準装備されていない(アラームはついています)のですが、このようなストップウォッチアプリが数多くリリースされています。その中でもこのアプリの特徴は、独立したカウントダウンタイマーとストップウォッチを合計10個まで動作させることができるという点です。また、ストップウォッチやタイマーのアプリの中にはアクティブでなくなると動作が停止してしまうものもありますが、こちらはバックグラウンドでも計時を続けてくれます。

次ははEvernoteの公式アプリです。ノートの数が多いと読み込みに時間がかかりますが、Evernoteに保存されたノートを閲覧することが可能です。

ノートブック一覧。

ノートブック内のノート一覧。

ノートの内容を閲覧しているところ。

本日の最後はPebble Rockerです。このアプリはスマホ側にコンパニオンアプリ(Google Playでダウンロードします。残念ながら有料で¥205です)をインストールし、Pebble側で利用したい機能を選んでPebbleにアプリをインストールするような形になっています。アプリをインストールして起動し、設定メニューを開くとかなりたくさんの機能が搭載されているのがわかりますね。

Pebble用アプリは機能別にいくつかに分かれています(容量制限のためでしょうか…?)。私は試しにSocial Bundle 3とUtilities Bundle 3をインストールしてみました。

Social Bundle 3のほうは、TwitterとFacebook, Eventsに対応しており、FacebookとTwitterはコンパニオンアプリのほうでアカウント設定を行うと利用できます。

ツイートを表示しているところ。残念ながら日本語が含まれているとその部分はカットされてしまうようです。

私の環境ではなぜかFBはエラーとなってしまいました。

Eventsというのは近所でのイベントを知らせてくれるもののようですが、おそらく日本国内には対応していないのではないかと思います。

Utitlties Bundle 3では、Android設定、カメラコントロール、画像閲覧、チップ計算機が利用できます。こちらはAndroid設定画面。

カメラコントロールは、シャッターを切るタイミングを選択できます。残念ながらライブビューはありません。

撮影された画像を確認できます。白黒2階調なので見にくいですが…。

こちらは画像閲覧機能。スマホ本体内の画像をみることできます。おなじく白黒2階調ですが…。

最後はチップ計算機。あまり国内では使用することはないと思いますが…。

このようにPebbleには役に立ちそうなアプリが数多くあります。惜しむらくは同時にインストールできるアプリがウォッチフェースも含めて8つまでというところでしょうか。後継機種のPebble Timeではこの制限が緩和されているとのことですので、楽しみに待つことにしましょう。次回はPebbleアプリ最終回ということで、スマホ本体と連携するものをいくつか紹介したいと思います。
※本サイトで紹介する内容は、すべて個人的研究の範囲内で行っていることです。ここに書かれた内容を実行したことによる、データ(クラウド上を含む)・ソフトウェア・ハードウェアの障害および金銭的損害について、私が責任を負うことはできません。重要なデータはあらかじめバックアップを行い、内容を十分に理解したうえで、ご自身の責任の下で行ってください。 ※また、Pebbleには技適マークがついていません。このブログの目的はあくまでも研究であり、技適マークのない機器の利用をお勧めするものではありません。 |
Pebbleのアプリ紹介(1)
またまた更新が滞ってしまって申し訳ありません。本日はこれまで紹介してきたpebbleで利用しているアプリやウォッチフェースをいくつか紹介してみたいと思います。まずはウォッチフェースから…。pebbleのウォッチフェースには実在のデジタル時計の雰囲気をまねたものがいくつかあります。まずはこちら、91 Dub v2.0です。これは特に何をまねているとは明記されていませんが、CASIOの比較的クラシカルなモデル(たとえば、F-91WGなど)をイメージさせるデザインです。比較的見やすいデザインで、Bluetoothのステータスや電池残量なども表示されるので普段はほぼこれを常用しています。

つぎはこちら、BIGDOTZ. Fossilあたりの海外ブランドのデジタル時計にありそうなデザインですね。こちらはBluetoothのステータスは表示されませんが、接続時/切断時にバイブレートして知らせてくれます。デザインがシンプルなのでこちらも気に入っています。

本日のウォッチフェースの最後はこちらのCASIO AE-20Wです。こちらは実在のデジアナタイプの腕時計AE-20Wを再現したデザインです。この時計自体けっこうレアでオークションなどでも高値で取引されているようです。本物が手に入らないのでインストールしてみました。

次はそのほかの実用アプリということで、Calendar Appです。これにはセットになっているウォッチフェースCalendar Watchfaceと同時に使用すると便利です。いずれもGoogle Playからコンパニオンアプリのダウンロードが必要です。こちらはウォッチフェースですが、アプリのほうのCalendar Appを起動しても同じ画面になります。一昔前の腕時計(ALBA Y950など)でカレンダーが表示できるものがありましたが、それと同じような雰囲気です。スマホ本体のスケジュールと連動しており、スケジュールが入力されている日は太字で表示されるようになっています。

アプリを起動中にUp/Downボタンを押すと月単位で移動ができます。決定ボタンを押すと直近のスケジュールを確認できます。Up/Downボタンで少し先の予定までスクロールすることができます。

Pebbleを購入してしばらく経ちますが、とにかく実用的の一言のつきますね。必要な通知は受け取れますし、場合によっては簡単な定型文での返信も可能です。また、スケジュールの確認や音楽再生制御(これについてはまた次回で触れたいと思います)もできます。それに、ウォッチフェースの種類だけでもかなりたくさんありますので、探すだけでも楽しくなってしまいます。モノクロ画面でタッチパネルもありませんが、必要十分な機能を備えており動作も軽快です。それになんといっても充電が5~7日に一度でよいというのがすばらしいですね。Apple WatchやAndroid Wearのような電池は持たない代わりに高機能なスマートウォッチとは対極的な存在ではありますが、腕時計としての基本はしっかり押さえられており、それなりに人気がある理由がわかった気がします。次回はアプリ紹介の続きをしたいと思います。

つぎはこちら、BIGDOTZ. Fossilあたりの海外ブランドのデジタル時計にありそうなデザインですね。こちらはBluetoothのステータスは表示されませんが、接続時/切断時にバイブレートして知らせてくれます。デザインがシンプルなのでこちらも気に入っています。

本日のウォッチフェースの最後はこちらのCASIO AE-20Wです。こちらは実在のデジアナタイプの腕時計AE-20Wを再現したデザインです。この時計自体けっこうレアでオークションなどでも高値で取引されているようです。本物が手に入らないのでインストールしてみました。

次はそのほかの実用アプリということで、Calendar Appです。これにはセットになっているウォッチフェースCalendar Watchfaceと同時に使用すると便利です。いずれもGoogle Playからコンパニオンアプリのダウンロードが必要です。こちらはウォッチフェースですが、アプリのほうのCalendar Appを起動しても同じ画面になります。一昔前の腕時計(ALBA Y950など)でカレンダーが表示できるものがありましたが、それと同じような雰囲気です。スマホ本体のスケジュールと連動しており、スケジュールが入力されている日は太字で表示されるようになっています。

アプリを起動中にUp/Downボタンを押すと月単位で移動ができます。決定ボタンを押すと直近のスケジュールを確認できます。Up/Downボタンで少し先の予定までスクロールすることができます。

Pebbleを購入してしばらく経ちますが、とにかく実用的の一言のつきますね。必要な通知は受け取れますし、場合によっては簡単な定型文での返信も可能です。また、スケジュールの確認や音楽再生制御(これについてはまた次回で触れたいと思います)もできます。それに、ウォッチフェースの種類だけでもかなりたくさんありますので、探すだけでも楽しくなってしまいます。モノクロ画面でタッチパネルもありませんが、必要十分な機能を備えており動作も軽快です。それになんといっても充電が5~7日に一度でよいというのがすばらしいですね。Apple WatchやAndroid Wearのような電池は持たない代わりに高機能なスマートウォッチとは対極的な存在ではありますが、腕時計としての基本はしっかり押さえられており、それなりに人気がある理由がわかった気がします。次回はアプリ紹介の続きをしたいと思います。
※本サイトで紹介する内容は、すべて個人的研究の範囲内で行っていることです。ここに書かれた内容を実行したことによる、データ(クラウド上を含む)・ソフトウェア・ハードウェアの障害および金銭的損害について、私が責任を負うことはできません。重要なデータはあらかじめバックアップを行い、内容を十分に理解したうえで、ご自身の責任の下で行ってください。 ※また、Pebbleには技適マークがついていません。このブログの目的はあくまでも研究であり、技適マークのない機器の利用をお勧めするものではありません。 |