AliExpressで購入したもの(2) - USBスティック型DAP

少し前にAliExpressで電子部品を買った話をしましたが、今回からは同じくAliExpressで購入した安価なDAP(デジタルオーディオプレーヤー)を2種類紹介していきたいと思います。今回は1つめ、BTSMONEというブランドのQ1というDAPです。この機種は8GBのフラッシュメモリを内蔵しており、USBコネクタ一体型でPCのUSBポートに直刺しできるようになっています。PCからはUSBマスストレージに見えるので、USBメモリのように利用することもできます。今回この機種を購入したのは、以前紹介した同様の形のIriver T9が故障してしまったので、似たようなタイプを探しているうちにたどり着いたというわけです。最近はIriverを含めてそこそこ名の通ったメーカーはあまりこのようなタイプのものを作ってないようなんですね…。ちなみにAliExpressでは全く同じ形のプレーヤーが"IQQ"、"REDANT"などのブランドでも販売されており、どこかが作ったものをあちこちでOEMとして販売しているようです。

今回は"IQQ mp3 store"から購入しました。価格は送料込みで1700円弱、注文は3月31日で届いたのが4月11日と、AliExpressとしてはかなり早い配送でした。しかし、IQQ storeなのに、なんでブランド名がIQQじゃないのかは謎です…。
荷姿

封を開けると、こんな感じでエアクッションでかなり厳重にくるまれていました。
梱包状態

中身はこの通り、本体、ストラップ、イヤホンのみで、説明書などは入っていませんでした。ちなみにこのストラップ、本体のストラップホールが狭すぎて、どうやって入れたらよいのかわかりませんでした…(汗)
セット内容

フロントパネルには左側からLCD、操作ボタンと並んでおり、右端はUSBポートのキャップになっています。
本体前面

本体上面には、音量ボタンと電源スイッチがあります。
本体上面

本体裏側。本体は全体的にマットな感じです。さすがにT9と比べると価格がかなり違うので安っぽいのは否めませんが…。
本体後面

USBポートのキャップを外したところ。
USBコネクタ

とりあえず電源を入れてみました。この機種には説明書がないので色々試した結果、基本的には左右ボタンで選択、mボタンで決定、mボタン長押しでメニューを抜ける、という操作体系のようです。ちなみにボタンの中央は一見押せるように見えなくもないのですが、実際には押せないので注意が必要です。まずは言語設定を見てみました。なんと日本語にも対応しています。
言語設定

無事日本語表示に切り替えることができました。
時刻設定メニュー

日本語に切り替えても、中国語のままの項目もあったりしますが…。
中国語のメニュー

システム設定の中に、時刻設定という項目がありました。どうやって合わせるのかと色々試したところ、音量ボタンを押すと時刻設定モードになることがわかりました。点滅している桁を左右ボタンで増減し、音量ボタンで桁を切り替えていくことで設定できます。ただ、私の個体だけかもしれませんが、電源を切ると時刻が初期設定に戻ってしまいました。ちなみに、電源操作は本体上面のスライドスイッチだけでなく、再生/一時停止ボタンの長押しでも可能です。
時刻設定中

メインメニューから音楽再生を選択すると、プレーヤーが起動します。日本語で入力されたタグもちゃんと表示されています。フォントは中華フォントではありますが…。
再生中

一時停止状態でmボタンを押すと、ファイル管理画面が開き、フォルダの選択やファイルの削除などの操作ができるようになっています。このプレーヤーでは音楽はフォルダ単位での管理となり、タグのアルバム名やアーティスト名による検索はできないようです。再生順序はファイル名順と思われ、Windowsのエクスプローラで適当にドラッグドロップしてもファイル名の順序で再生してくれます。ファイル形式としてはMP3とWMAには対応していますが、MPEG-4 AACには非対応なのか拡張子M4Aのファイルは表示されませんでした。
ファイル管理メニュー

再生中に左右ボタンを押すと曲の逆送り、順送り操作になります。音量調整は音量ボタンを押してから左右ボタンで調整し、再生/一時停止ボタンで再生画面に戻ります。また、再生中にmボタンを押すと、再生モードやイコライザ設定画面が開きます。
再生中メニュー

音楽プレーヤーを抜けてメインメニューに戻るには、mボタンを長押しします。このプレーヤーにはほかにボイスレコーダー機能やFMラジオ機能などもついているようです。
メインメニュー

音質は、安価な割には比較的頑張っているのではないかという印象です。外出先などで聴く分には特に問題は感じませんでした。ちょっと操作体系に癖はありますが、慣れるとさほど困らないと思います。小型でお手軽なDAPを探されている方は、検討されてみてはいかがでしょうか。
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tag : AliExpress 中国 通販 DAP BTSMONE Q1 IQQ USB

DigisparkをArduino IDEで利用するための設定方法

前回の記事で紹介した、HiLetgoのDigispark互換ボードですが、Windowsでのスケッチの書き込み方法についてメモがてら残しておこうと思います。DigisparkUSBポートは、他のArduinoのようにUSBシリアル変換チップが接続されているわけではなく、マイコンのGPIOに直結されており、内蔵のファームウェア(ブートローダ)がソフトウェア的に信号を処理する仕組みになっています。このため、専用のUSBドライバインストール必要があり、少し追加の手順が必要となります。
HiLetgoのDigispark互換ボード

まずは、Arduino IDEを起動し、追加のボードマネージャのアドレスとして以下を追加します。
http://digistump.com/package_digistump_index.json

ボードマネージャを開き、Digistump AVR Boardsをインストールします。
ボードマネージャ

次に、USBドライバインストールします。本来は自動的にインストールされるべきなのですが、不具合があってうまくいかないようです。ドライバは、下記のフォルダ内に展開されているはずです。
%USERPROFILE%\AppData\Local\Arduino15\packages\digistump\tools\micronucleus\2.0a4\

このフォルダを開き、32bit版のWindowsであれば DPinst.exe を、64bit版のWindowsであれば DPinst64.exe をそれぞれ右クリックし、「管理者として実行」を選択します。
ドライバのインストールファイル

この画面が表示されればインストール成功です。
ドライバインストール完了

Arduino IDEのボード選択メニューで「Digispark(Default - 16.5mhz)」を選択します。また、どれでもよいのでシリアルポートを1つ選択しておきます。指定したシリアルポートは実際の書き込みに使用されるわけではないのですが、Arduino IDEの制限により、どれかを選んでおく必要があるようです。
ボード選択

これでDigisparkにスケッチを書き込めるようになりました。前回の記事でも書きましたが、Digisparkを接続しない状態でArduino IDEで「マイコンボードに書き込む」を実行し、メッセージが表示されてから接続すると書き込まれます。サンプルスケッチとして、ソフトウェアI2CによるキャラクタLCD制御、DigisparkをHIDデバイスとして利用するものなど、様々なものが用意されています。互換品なら300円そこそこで手に入るボードなので、ちょっとした電子工作にも気軽に活用できると思います。興味のある方は検討してみてはいかがでしょうか。

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tag : Digispark Arduino IDE Windows USB ドライバ インストール

HiLetgoのDigispark互換機で手こずりました

ATtiny85搭載のArduino互換マイコンボードでDigisparkというものがあります。もともとはKickstarter発の製品だったようで、本家ではすでに生産していないようですが、主に中国製の安価な互換品が出回っています。今回は、Amazonで安価なマイコンボードや電子部品を数多く販売しているHiLetgoで、このDigisparkの互換機を購入してみました。

もの自体はこんな感じで、表面実装タイプのATtiny85とレギュレータ以外は大きな部品は載っていません。
HiLetgoのDigispark互換ボード

今回は3個セットで950円だったのですが、なんと3つのうち2つがPCに接続しても全く認識されず、「USBデバイス記述子要求の失敗」というエラーが出てしまいます。
デバイスマネージャ

色々調べているうちに、「ブートローダを書き込んだら動くようになった」という報告を見つけたので、手持ちのPololu USB AVR Programmer (今回は、新たに買い足したV2を利用しました)で、プログラムフラッシュを読み出してみることにしました。Pololu AVR Programmer V2は初期状態だとターゲットに電源を供給できないので、5Vを供給するように設定を変えておきます。
Pololuの設定画面

実際に接続したところ。
ブートローダ書き込み中

読み出したHEXファイルを確認すると、内容はなんと空っぽ…、ファイルの末尾まですべて0xffでした。
読み出した内容

とういうわけで、ブートローダを書き込んでみることにしました。まずは、こちらからファイルをダウンロードします。ATtiny85用default configrationのものでよいと思います。ネットを検索すると、Arduinoをライタとして用いている例が多いですが、今回は使い慣れたPololu AVR ProgrammerとAtmel Studioの組み合わせで行いました。ダウンロードしたファイルをAtmel Studioから書き込みます。
書き込み画面

次にヒューズビットを設定します。純正のDigisparkでは、Extended=0xfe, High=0x5d, Low=0xe1 となっていますが、今回はこの製品の初期値と合わせるためリセット端子を有効化、つまり HIGH.RSTDISBL のチェックを外し、High=0xdd としておきます。
ヒューズ設定

ヒューズの書き込みが終了後に再度PCに接続すると、今度はきちんと認識されました。
デバイスマネージャでの認識

Arduino IDEからサンプルプログラムのLチカを書き込んでみました。書き込み時は、画面にメッセージが表示されてからボードを接続します。
サンプルスケッチ

ちゃんと動作してくれました。


こんな高頻度(2/3)でブートローダの書き込みを忘れるなんて、どんな品質管理をしているのかと疑ってしまいますが、純正のDigisparkに比べると1/3の価格なのでよしとしましょう。また必要になれば購入してみたいと思いました。同じ商品を購入されて動かなかった方々の参考となれば幸いです。

MicroUSB接続タイプとUSB Type-A直刺しタイプがあります。

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tag : HiLetgo Digispark Arduino AVR マイコン ATtiny85

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