Z-1GRのRAMを256KBに増設

以前紹介したCASIOのポケコン、Z-1GRですが、メモリを標準搭載の32KBから、256KBに増設することができたので、その方法を記しておきます。方法は、STEARさんのHPを参考にしました。

まず、裏蓋を開けて電池を外します。すると、黒いネジが15個あるので、すべて外します。
裏蓋を外したところ

バックパネルを開けると、基板から圧電スピーカーの配線が伸びています。切らないように注意して基板に接続してあるところのはんだを溶かし、いったん圧電スピーカーの配線を外します。
内部の様子

次に、電源ケーブル(赤、黒の配線それぞれ2本)と、シールドの銅箔2か所のはんだを溶かし、いったん外します。フラットケーブル2か所も抜きます。その後、基板を固定している銀色のネジを外します。また、左上のACアダプタの端子のところには金属製のバネが乗っているはずなので、なくさないようにしましょう。
基板を露出したところ

基板を取り外したところ。CPUの80L188が見えます。"i"のマークがインテル製であることを示していますね。
CPU基板

CPUの左側にRAMが載っています(上の写真とは上下が逆になっています)。一番左側のNECのチップ(IC3)がROMで、その右の三菱のチップ(IC4)が32KB RAM(62256相当品)です。その右にはさらにもう一つRAMが載るパターンがあります。
RAM基板

32K RAM(IC4)を外します。
RAMを外したところ

今回使用する128KB RAM(628128相当品)です。VX-3/4のRAM増設に使用したものと同じもので、秋月電子で購入しました(5個で500円!)。2個使用します。
628128

IC4, IC5のパターンにRAMをはんだ付けします。1番ピンが左上になるので間違えないようにしてください。本当はC21にパスコンをつけるべきなのでしょうが、手持ちのチップコンデンサがないので今回は省略しました。
増設完了

ここまで終わったら元通り組み立てます。ALL RESETで認識されていれば成功です。
SYSTEM*

BASICのフリーエリアも増えています。SYSTEM * でメモリチェックを行っておけば安心でしょう。
BASIC

FX-DOSもインストールしてみましたが、問題なく起動します。FX-DOSの詳細についてはまた日を改めて紹介したいと思います。
FX-DOS

ポケコン用としては広いアドレス空間を持つ80188だけあって増設も楽ですね。VX-3/4のようにロジックICを取り付けたり細かい配線を何本もする必要がないのですから…。FX-DOSも無事に起動したことですし、日本語環境の構築などもやっていきたいと思います。

※本サイトで紹介する内容は、すべて個人的研究の範囲内で行っていることです。ここに書かれた内容を実行したことによる、データ(クラウド上を含む)・ソフトウェア・ハードウェアの障害および金銭的損害について、私が責任を負うことはできません。重要なデータはあらかじめバックアップを行い、内容を十分に理解したうえで、ご自身の責任の下で行ってください。
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tag : ポケットコンピュータ CASIO Z-1GR RAM 増設 FX-890P

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まとめtyaiました【Z-1GRのRAMを256KBに増設】

以前紹介したCASIOのポケコン、Z-1GRですが、メモリを標準搭載の32KBから、256KBに増設することができたので、その方法を記しておきます。方法は、STEARさんのHPを参考にしました。まず、裏

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