CASIO FX-801P
本日で新たなポケコン機種紹介はいったん終了です。本日のお題は、CASIOの初期のポケコン(というには大きすぎますが)、FX-801Pです。SHARPがBASIC言語でプログラム可能な初のポケコンPC-1210/1211を1980年に発売したわけですが、それに対抗してCASIOが1981年に発売したのがFX-702PとFX-801Pでした。この当時CASIOは高級プログラム電卓としてFX-501P/502PとFX-601P/602Pを販売していましたが、おそらくFX-702P/801Pという型番はその上位に位置するものとしてつけられたのでしょう。その証拠として、FX-801Pの本体には"PROGRAMMABLE CALCULATOR"と書かれています(これはFX-702Pでも同様なようです)。

FX-702Pは多くのポケコンと同様な横型でしたが、FX-801Pはこれにプリンタ・マイクロカセットレコーダを一体化させた形でかなり大きく、ポケコンというよりはハンドヘルドコンピュータといったほうがよい形態でした。また、FX-702PがABC配列のキーボードを採用していたのに対し、FX-801Pは一般的なQWERTY配列でした。その他のスペックはほぼ共通だったようです。CPUにはHD43190/HD43191のセット(おそらくこの2チップにCPU、メモリ、LCDコントローラが集積されている)を採用していると思われますが、これはFX-601P/602P/702Pに搭載されているものと同じものです。RAMは2KB内蔵しており、1680ステップがプログラムエリアとして使用可能となっています。

一体型ということで、SHARPのPC-1262をCE-125Sにセットしたものと比べてみました。かなり大きいのがわかりますね。代わりにと言っては何ですが、キーボードはかなり打ちやすいですし、カセットレコーダは電磁メカとなっています。

今回入手したものは箱や説明書など一式そろったものでした。オークションで少し価格は高めでしたが、中学生時代に憧れた機種(家電店のガラスケースに収められていて触れることもできず、69,800円という価格のため購入することもできず、ただ指をくわえて見ていることしかできませんでした…)だったこともあり、思わず入札してしまいました。プリンタやカセットレコーダもいちおう動きます(プログラムのSAVE/LOADはまだ試していませんが…)。しかしこれは活用というよりは純粋にコレクションになってしまいそうですね…(汗)。


FX-702Pは多くのポケコンと同様な横型でしたが、FX-801Pはこれにプリンタ・マイクロカセットレコーダを一体化させた形でかなり大きく、ポケコンというよりはハンドヘルドコンピュータといったほうがよい形態でした。また、FX-702PがABC配列のキーボードを採用していたのに対し、FX-801Pは一般的なQWERTY配列でした。その他のスペックはほぼ共通だったようです。CPUにはHD43190/HD43191のセット(おそらくこの2チップにCPU、メモリ、LCDコントローラが集積されている)を採用していると思われますが、これはFX-601P/602P/702Pに搭載されているものと同じものです。RAMは2KB内蔵しており、1680ステップがプログラムエリアとして使用可能となっています。

一体型ということで、SHARPのPC-1262をCE-125Sにセットしたものと比べてみました。かなり大きいのがわかりますね。代わりにと言っては何ですが、キーボードはかなり打ちやすいですし、カセットレコーダは電磁メカとなっています。

今回入手したものは箱や説明書など一式そろったものでした。オークションで少し価格は高めでしたが、中学生時代に憧れた機種(家電店のガラスケースに収められていて触れることもできず、69,800円という価格のため購入することもできず、ただ指をくわえて見ていることしかできませんでした…)だったこともあり、思わず入札してしまいました。プリンタやカセットレコーダもいちおう動きます(プログラムのSAVE/LOADはまだ試していませんが…)。しかしこれは活用というよりは純粋にコレクションになってしまいそうですね…(汗)。

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