PC-1360Kをパソコンと接続してみました
以前、ポケコン(PC-G850シリーズ)とパソコンを接続するUSBシリアルコンバータを製作しました。今日はこのUSBシリアルコンバータをPC-1300, PC-1400, PC-Eシリーズの15ピンシリアルコネクタに接続するためのアダプタを作ってみました。
回路図を示します。通常のRS-232CクロスケーブルはCTSとRTS, TxDとRxDをそれぞれ接続するとよいのですが、PC-E500用のRS-232Cレベルコンバータの製作記事をみると、15ピンコネクタのRRをRS-232CのCTSに、15ピンコネクタのCTSをRS-232CのDTRにそれぞれ接続するような回路のものがあったので、CTSの配線を切り替えられるようにジャンパを設けました。
SW1:15ピンコネクタのCTSを、11ピンコネクタのDTRに接続するかRTSに接続するかを切り替えます。
SW2:11ピンコネクタのCTSを、15ピンコネクタのRRに接続するかRTSに接続するかを切り替えます。
実際に製作して動作を確認すると、SW1はDTRに、SW2はRRに設定しないとPC-1360K側での受信がうまくいかなかったので、デフォルト設定はこちらにしてあります。

PC-1360Kの15ピンコネクタです。ピッチは1.27mmですが、ピンが太くないと合わないため、通常の1.27mmピッチのピンヘッダでは合いません。そこで、コネクタを自作する必要があります。

通常の2.54mmピッチのストレート型ピンヘッダからピンを抜きます。

サンハヤトのピッチ変換基板SSP-123を用意し、プラスチックカッターを用いて半分にカットします。

ピンヘッダから抜いたピンをPC-1360Kのコネクタに差します。

そこにカットしたピッチ変換基板をはんだ付けします。

PC-1360Kから抜いたところ。コネクタの完成です。

あとは配線図通りに配線していきます。完成したところ。

PC-1360Kと前回製作したUSBシリアルコンバータの間に挟みます。

とりあえずこれで送受信とも動作するのを確認しました。次回は実際にプログラムなどの送受信をしてみたいと思います。
回路図を示します。通常のRS-232CクロスケーブルはCTSとRTS, TxDとRxDをそれぞれ接続するとよいのですが、PC-E500用のRS-232Cレベルコンバータの製作記事をみると、15ピンコネクタのRRをRS-232CのCTSに、15ピンコネクタのCTSをRS-232CのDTRにそれぞれ接続するような回路のものがあったので、CTSの配線を切り替えられるようにジャンパを設けました。
SW1:15ピンコネクタのCTSを、11ピンコネクタのDTRに接続するかRTSに接続するかを切り替えます。
SW2:11ピンコネクタのCTSを、15ピンコネクタのRRに接続するかRTSに接続するかを切り替えます。
実際に製作して動作を確認すると、SW1はDTRに、SW2はRRに設定しないとPC-1360K側での受信がうまくいかなかったので、デフォルト設定はこちらにしてあります。

PC-1360Kの15ピンコネクタです。ピッチは1.27mmですが、ピンが太くないと合わないため、通常の1.27mmピッチのピンヘッダでは合いません。そこで、コネクタを自作する必要があります。

通常の2.54mmピッチのストレート型ピンヘッダからピンを抜きます。

サンハヤトのピッチ変換基板SSP-123を用意し、プラスチックカッターを用いて半分にカットします。

ピンヘッダから抜いたピンをPC-1360Kのコネクタに差します。

そこにカットしたピッチ変換基板をはんだ付けします。

PC-1360Kから抜いたところ。コネクタの完成です。

あとは配線図通りに配線していきます。完成したところ。

PC-1360Kと前回製作したUSBシリアルコンバータの間に挟みます。

とりあえずこれで送受信とも動作するのを確認しました。次回は実際にプログラムなどの送受信をしてみたいと思います。
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