CASIO 実行専用ポケコン PD-200
本日は、再び最近入手したポケコンの紹介です。CASIOの実行専用ポケコン、PD-200です。SHARPの実行専用ポケコン(当ブログで紹介したものでは、PC-1285, PC-V220)はWebで検索するとけっこう情報があり、有効活用されている方も多いかと思います。それに対してCASIOの実行専用機は、PD-200, PD-700, PD-1000, PD-2000などがあるようですが、ほとんど情報がなくその実態は謎に包まれています(笑)。そんな状態のためこれまでは入手するのをためらっていましたが、PD-200が1個100円からという安値でヤフオクに出ていたので、勢い余って2個落札してしまいました(汗)。送料込みで700円…。

今回入手したものはトラックの運賃計算機として販売されていたもののようですが、デットストック品なのか新品にしか見えないきれいなものでした。残念ながらバックアップバッテリは消耗しプログラムは消えていましたが、電卓(PB-100のRUNモードと似た感じです)としては問題なく使用できました。

どうやらこのPD-200は、PB-110(PB-100の後継機)を縦型にしたPB-220をベースにした実行専用機のようです。本体上側にはPB-100と同じ12ピンのオプションポートのコネクタが付いていました。

おそらく下の写真のようなクロスケーブルを用いてPB-100系の開発機からプログラムを転送していたと思われます(この写真はヤフオクからお借りしました)。このケーブルがヤフオクに出品されていたので入手しようと思ったのですが、思いのほか高騰しそうなので二の足を踏んでいます。似たようなケーブルを製作された方もおられるようなので、自作するのも一つの手ですね。

裏蓋を外すと、拡張RAM(おそらく8KBのRP-8)用のスロットがあります。本体のRAMは8KBなので、合計16KBまで増設可能ということになります。時間があったらもう少し分解してCPUなど確認してみたいですね。

シフトキーの左にある小さい穴を押すことでデータやプログラムのロード、セーブができるようです。押すたびに、LRAM → SRAM → LOADALL → LOAD# → LRAM と、コマンドが順に表示されます。LOAD# の"#"を消すことで、LOAD コマンドも利用できそうです。LOAD# コマンドを備えているということは、内部的にはデータバンク機能を備えているということですね。

しばらくは電卓として利用するしかなさそうですが、クロスケーブルやカセットI/Fのエミュレータ(カセットI/Fの動作をエミュレートし、PCのシリアルポート経由でプログラムやデータをやり取りできる機器を自作された方がおられるようです)の製作を行うことで活用範囲が増えそうです。カセットI/Fのエミュレータを製作するにはAVRマイコンを利用しなければいけないようなので、まずはAVRの勉強と開発ツール集めから始めなければいけませんが、AVRはハードルも低そうなので時間のある時に少しずつやってみようと思います。
AVRの解説書です。

今回入手したものはトラックの運賃計算機として販売されていたもののようですが、デットストック品なのか新品にしか見えないきれいなものでした。残念ながらバックアップバッテリは消耗しプログラムは消えていましたが、電卓(PB-100のRUNモードと似た感じです)としては問題なく使用できました。

どうやらこのPD-200は、PB-110(PB-100の後継機)を縦型にしたPB-220をベースにした実行専用機のようです。本体上側にはPB-100と同じ12ピンのオプションポートのコネクタが付いていました。

おそらく下の写真のようなクロスケーブルを用いてPB-100系の開発機からプログラムを転送していたと思われます(この写真はヤフオクからお借りしました)。このケーブルがヤフオクに出品されていたので入手しようと思ったのですが、思いのほか高騰しそうなので二の足を踏んでいます。似たようなケーブルを製作された方もおられるようなので、自作するのも一つの手ですね。

裏蓋を外すと、拡張RAM(おそらく8KBのRP-8)用のスロットがあります。本体のRAMは8KBなので、合計16KBまで増設可能ということになります。時間があったらもう少し分解してCPUなど確認してみたいですね。

シフトキーの左にある小さい穴を押すことでデータやプログラムのロード、セーブができるようです。押すたびに、LRAM → SRAM → LOADALL → LOAD# → LRAM と、コマンドが順に表示されます。LOAD# の"#"を消すことで、LOAD コマンドも利用できそうです。LOAD# コマンドを備えているということは、内部的にはデータバンク機能を備えているということですね。

しばらくは電卓として利用するしかなさそうですが、クロスケーブルやカセットI/Fのエミュレータ(カセットI/Fの動作をエミュレートし、PCのシリアルポート経由でプログラムやデータをやり取りできる機器を自作された方がおられるようです)の製作を行うことで活用範囲が増えそうです。カセットI/Fのエミュレータを製作するにはAVRマイコンを利用しなければいけないようなので、まずはAVRの勉強と開発ツール集めから始めなければいけませんが、AVRはハードルも低そうなので時間のある時に少しずつやってみようと思います。
AVRの解説書です。
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