30ピンコネクタ経由でVX-3をパソコンに接続
Let'sNote with Puppy Linuxのネタが一段落したので、またポケコンネタに戻ります(汗)。少し前に、USBシリアルコンバータをCASIOポケコンの30pinコネクタに接続するアダプタを作りましたが、実際にCASIO VX-3に接続して通信を試してみました。

ポケコン側の設定は、下記のようにしました。
BPS=4800, Parity=E, Data=8, Stop=1, CTS=OFF, DSR=OFF, CD=OFF, Busy=ON, SI/SO=OFF, End=ON

まずこの設定で、PB-1000 Data Communicator(CASIO PB-1000 FOREVER!のSoftware Libraryからダウンロードできます)で送受信を試しました。PC→VX3、VX3→PCともエラーなく終了しましたが、VX3→PCの通信は、なぜかPB-1000 Data Communicator側の[Stop]ボタンで止めなければ終了できませんでした。ソフトの仕様なのか、USBシリアルコンバータの動作の問題か、VX-3の通信設定が悪いのかは不明ですが…。しかし、以前製作した3pinシリアルコネクタ用のコンバータより高速に通信できますので、役には立つと思います。

次に、Tera Termも試してみました。端末設定はPC-1360Kなどと同様でOKです。

シリアル設定は、必ずフロー制御をXon/Xoffにし、送信遅延を50ms/行程度に設定してください。そうしないとPC→VX3への送信時にエラーになります。(VX-3のCTSをONにし、ハードウェアフロー制御を使用するようにしてもエラーになります)

これらの設定で送受信ともうまくいきました。今後はCASIOの30pinコネクタを備えた他の機種(VX-4, Z-1GR, FX-603Pなど)で順次試していきたいと思います。

ポケコン側の設定は、下記のようにしました。
BPS=4800, Parity=E, Data=8, Stop=1, CTS=OFF, DSR=OFF, CD=OFF, Busy=ON, SI/SO=OFF, End=ON

まずこの設定で、PB-1000 Data Communicator(CASIO PB-1000 FOREVER!のSoftware Libraryからダウンロードできます)で送受信を試しました。PC→VX3、VX3→PCともエラーなく終了しましたが、VX3→PCの通信は、なぜかPB-1000 Data Communicator側の[Stop]ボタンで止めなければ終了できませんでした。ソフトの仕様なのか、USBシリアルコンバータの動作の問題か、VX-3の通信設定が悪いのかは不明ですが…。しかし、以前製作した3pinシリアルコネクタ用のコンバータより高速に通信できますので、役には立つと思います。

次に、Tera Termも試してみました。端末設定はPC-1360Kなどと同様でOKです。

シリアル設定は、必ずフロー制御をXon/Xoffにし、送信遅延を50ms/行程度に設定してください。そうしないとPC→VX3への送信時にエラーになります。(VX-3のCTSをONにし、ハードウェアフロー制御を使用するようにしてもエラーになります)

これらの設定で送受信ともうまくいきました。今後はCASIOの30pinコネクタを備えた他の機種(VX-4, Z-1GR, FX-603Pなど)で順次試していきたいと思います。
※本サイトで紹介する内容は、すべて個人的研究の範囲内で行っていることです。ここに書かれた内容を実行したことによる、データ(クラウド上を含む)・ソフトウェア・ハードウェアの障害および金銭的損害について、私が責任を負うことはできません。重要なデータはあらかじめバックアップを行い、内容を十分に理解したうえで、ご自身の責任の下で行ってください。 |
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