CASIO PB-410
また性懲りもなくポケコン紹介に戻りますが、本日はCASIOのPB-410です。このポケコンはPB-100シリーズに属すると考えてよいと思いますが、スペックとしてはデータバンク機能搭載、新BASIC搭載とPB-110/PB-120に近いものになっています。このPB-410の特徴は、SHARPのPC-1360Kなどと同様、本体内にRAMを持たず、RAMカードをセットして使用するようになっている点です。RAMカードはSHARPのものと同様、バッテリバックアップ機能がついています。

今回入手したものにはマニュアルが付属していました。FX-720Pと共用になっています。FX-720PはおそらくPB-410とほぼ同等のスペックで、"F"キーで関数入力をしやすくしたものかと思われます。

PB-410とスペック的に近いと思われるPB-110を並べてみました。横幅は同じですが、縦方向に少し長くなっています。

RAMカードスロットを搭載している関係で、厚みもPB-410のほうがあります。

RAMカードスロットを引き出したところ。実際にRAMカードを着脱するのには少しスロットをこじ開けるような感じで操作する必要があります。SHARPのポケコンのほうがRAMカードの着脱は容易だと思います。

RAMカードを取り出したところ。標準状態では2KBのカードがセットされています。最大で4KBのカードをセットできるようです。RAMカードのピン数の多さからして、内部には普通の非同期SRAM(6116相当品?)が使用されていそうです。PB-410本体内部をあけて調べたところ、PB-120同様にCPUはHD61747でした。ちなみにこのHD61747というCPU, 関数電卓のFX-5000FやFX-4000Pにも搭載されているようで、当時のCASIOの電卓・ポケコンに幅広く採用されていたもののようです。

PB-100シリーズのポケコンはすでにたくさん所有しているのですが、CASIOのRAMカードはどのようなものか興味があったため入手してみました。次はPB-500などもう少し高スペックなモデルにも興味が出てきてしまいますね。

今回入手したものにはマニュアルが付属していました。FX-720Pと共用になっています。FX-720PはおそらくPB-410とほぼ同等のスペックで、"F"キーで関数入力をしやすくしたものかと思われます。

PB-410とスペック的に近いと思われるPB-110を並べてみました。横幅は同じですが、縦方向に少し長くなっています。

RAMカードスロットを搭載している関係で、厚みもPB-410のほうがあります。

RAMカードスロットを引き出したところ。実際にRAMカードを着脱するのには少しスロットをこじ開けるような感じで操作する必要があります。SHARPのポケコンのほうがRAMカードの着脱は容易だと思います。

RAMカードを取り出したところ。標準状態では2KBのカードがセットされています。最大で4KBのカードをセットできるようです。RAMカードのピン数の多さからして、内部には普通の非同期SRAM(6116相当品?)が使用されていそうです。PB-410本体内部をあけて調べたところ、PB-120同様にCPUはHD61747でした。ちなみにこのHD61747というCPU, 関数電卓のFX-5000FやFX-4000Pにも搭載されているようで、当時のCASIOの電卓・ポケコンに幅広く採用されていたもののようです。

PB-100シリーズのポケコンはすでにたくさん所有しているのですが、CASIOのRAMカードはどのようなものか興味があったため入手してみました。次はPB-500などもう少し高スペックなモデルにも興味が出てきてしまいますね。
- 関連記事
-
- CASIO PB-240 (2013/01/28)
- CASIO PB-410 (2013/01/26)
- CASIO PB-120 (2013/01/22)
スポンサーサイト