SHARP PC-V550B

昨日に引き続き、本日もポケコンの紹介、SHARPの実行専用機PC-V550Bです。これはスペック的にはPC-V510に近いものですが、縦型で手帳型ケースに入っており、一見グラフ関数電卓のようにも見える形をしています。電卓モードでは12桁までの計算ができるようになっています。
PC-V550B

ほぼ同スペックのPC-V510Bと並べてみました。サイズが一回り大きく、ファンクションキーが多くなっています。
PC-V510とPC-V550

これもPC-V510と同様RAM容量によるバリエーションがあるようで、私の入手したPC-V550Bは64KB内蔵のようです。
メモリ容量表示

PC-V510との最大の違いはここでしょう。裏側にRAMカードスロットがついており、最大128KBまで増設可能となっています。シリアルポート経由以外にRAMカードから本体にプログラムを読み込むこともできるようです。
裏側のRAMスロット

「本物の」グラフ関数電卓たちと並べてみました。(左から順に、HP-48GX, PC-V550B, fx-7200G)
グラフ関数電卓と並べてみました

プログラムはPC-V220PC-V510と同様、CE-150T/TS/TMを使用することでパソコンから転送可能です。デフォルトの通信条件は下記のようになっています。
 速度:9600bps
 パリティ:なし
 データビット:8bit
 ストップビット:1bit
 フロー制御:ハードウェア
Tera Termを用いて内部的に近いPC-1480Uと同様の条件で通信を試みたのですがなぜかエラーになってしまったので、今回はPC-1360Kと同じ条件(1200bps)で試しました。ちなみに上の「なんちゃってグラフ電卓」のプログラムリストは下記の通りです。

10 ARUN
20 KEY 1,"GOTO *F1"+CHR$ 13
40 END
50 *F1
60 CLS:WAIT 0:RADIAN
70 LINE (48,0)-(48,48)
80 LINE (0,24)-(95,24)
90 FOR X=0 TO 95
100 X0=(X-48)/48*PI
110 Y0=-SIN X0*24+24
120 X1=(X-47)/48*PI
130 Y1=-SIN X1*24+24
140 LINE(X,Y0)-(X+1,Y1)
150 NEXT X
160 LOCATE 0,4:WAIT
170 PRINT " y=sin(x)"
180 END

転送の際には最下行の下に余計な改行コードが入らないようにしてください。実行するには"F1"キーを押せばいいだけです。このリストを見てもわかる通り、PC-E500系のBASICとほぼ同じです。画面の広さ(グラフィック 96×64ピクセル, 半角文字 16桁×5行)に気を付ければPC-E500系のプログラムは比較的容易に移植できるのではないでしょうか。こうなったら、本格的にグラフ電卓として使用できるようなプログラムを作ってみたくなってしまいますが、PC-V550には関数キーがないのでここをどうするかが問題ですね。ファンクションキーをうまく利用するしかないと思いますが…。
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tag : SHARP ポケットコンピュータ PC-V510 PC-V550 PC-E500 Tera Term

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