VMware上のWindows 2000にActiveSync 3.8をインストール
前回の記事で、VMwareの仮想マシン上にWindows 2000をインストールしてみました。今回は、この仮想Windows 2000を用いてJornada 690との同期を試みます。Jornada 690をPCと同期させるためにはLAN, RS-232C, IrDAと3つの方法がありますが、LANで同期させるにしても一旦RS-232CかIrDAでペアリングを行っておく必要があります。私が入手したJornadaにはRS-232Cケーブルは添付されておらず、海外通販サイトで購入は可能なものの、送料を合わせると5000円近くなってしまい、本体より高くなってしまうためちょっと抵抗があります。そこで、今回はIrDA経由の同期を試してみました。
現在PCに接続するIrDAアダプタで入手可能なものは、USB接続のタイプです。Amazonで検索
してみたところ、おそらくI-O DATAのZ'QUNと同等品と思われるもの(形がまったく同じ)がいくつかヒットします。国内の大手メーカーがOEM元として採用したぐらいならそれほど粗悪品ではないのだろうと判断し、最も安かったものを購入してみました。

パッケージの中身は本体、マニュアル、ドライバCD(8cm)とシンプルです。

マニュアルに従いドライバをインストールすると、携帯電話とデータの送受信ができるようになりました。画像は携帯からカメラ画像を受信しているところですが、普通のJPEGではなくて独自形式(拡張子が.vnt)だったのでWindowsで開くことはできませんでした。

次にOfficeをインストールします。今回はActiveSync 3.xが対応している最も新しいOfficeであるところのOffice 2003で試してみました。インストールが完了したらSP3もこちらからダウンロード・インストールしておきましょう。
Officeの次はActiveSyncです。H/PC Pro 3.0に対応しているのはActiveSync 3.xになりますが、その中で最も新しいのはActiveSync 3.8です。ActiveSync 3.8はすでにMicrosoftのサイトからは消えていますが、インターネットアーカイブ(Microsoftのダウンロードセンターのキャッシュ)から日本語版が、英語版でよければOldAppsからダウンロードできます。
セットアップが完了したらJornada 690の準備です。コントロールパネルの「通信」を開き、「PCとの接続」タブを選択します。「通信可能な場合PCと接続する」にチェックを入れ、「変更…」をクリックして接続方法を「赤外線ポート」に変更します。

JornadaのIrDAポートと、PCに取り付けたIrDAアダプタを向き合わせてペアリングしてみましょう。Windows 2000側でActiveSyncを起動し、Jornada側で「スタート」-「プログラム」-「通信」-「PCリンク」を選択してPCと接続します。するとWindows 2000側で自動的に「新しいパートナーシップ」ダイアログが開きます。

指示に従って操作するとペアリングが完了し、PCとJornadaが自動的に同期されます。同期可能なのはファイルのほか、OutlookのPIMデータ(連絡先、スケジュール、メールなど)となります。

一旦ペアリングが完了すれば、あとはWindows 2000を起動して赤外線ポートを向き合わせ、Jornada側で接続操作をするだけで自動的に同期が完了するようになります。これでファイルやPIMデータの同期ができるようになりましたし、Jornadaに新しいソフトをインストールすることも可能となりました。次回はLANの設定などもやってみたいと思います。
↓私が購入したのは左側ですが、おそらく右側もほぼ同等品(延長ケーブルがついているだけ)と思われます。
現在PCに接続するIrDAアダプタで入手可能なものは、USB接続のタイプです。Amazonで検索

パッケージの中身は本体、マニュアル、ドライバCD(8cm)とシンプルです。

マニュアルに従いドライバをインストールすると、携帯電話とデータの送受信ができるようになりました。画像は携帯からカメラ画像を受信しているところですが、普通のJPEGではなくて独自形式(拡張子が.vnt)だったのでWindowsで開くことはできませんでした。

次にOfficeをインストールします。今回はActiveSync 3.xが対応している最も新しいOfficeであるところのOffice 2003で試してみました。インストールが完了したらSP3もこちらからダウンロード・インストールしておきましょう。
Officeの次はActiveSyncです。H/PC Pro 3.0に対応しているのはActiveSync 3.xになりますが、その中で最も新しいのはActiveSync 3.8です。ActiveSync 3.8はすでにMicrosoftのサイトからは消えていますが、インターネットアーカイブ(Microsoftのダウンロードセンターのキャッシュ)から日本語版が、英語版でよければOldAppsからダウンロードできます。
セットアップが完了したらJornada 690の準備です。コントロールパネルの「通信」を開き、「PCとの接続」タブを選択します。「通信可能な場合PCと接続する」にチェックを入れ、「変更…」をクリックして接続方法を「赤外線ポート」に変更します。

JornadaのIrDAポートと、PCに取り付けたIrDAアダプタを向き合わせてペアリングしてみましょう。Windows 2000側でActiveSyncを起動し、Jornada側で「スタート」-「プログラム」-「通信」-「PCリンク」を選択してPCと接続します。するとWindows 2000側で自動的に「新しいパートナーシップ」ダイアログが開きます。

指示に従って操作するとペアリングが完了し、PCとJornadaが自動的に同期されます。同期可能なのはファイルのほか、OutlookのPIMデータ(連絡先、スケジュール、メールなど)となります。

一旦ペアリングが完了すれば、あとはWindows 2000を起動して赤外線ポートを向き合わせ、Jornada側で接続操作をするだけで自動的に同期が完了するようになります。これでファイルやPIMデータの同期ができるようになりましたし、Jornadaに新しいソフトをインストールすることも可能となりました。次回はLANの設定などもやってみたいと思います。
※本サイトで紹介する内容は、すべて個人的研究の範囲内で行っていることです。ここに書かれた内容を実行したことによる、データ(クラウド上を含む)・ソフトウェア・ハードウェアの障害および金銭的損害について、私が責任を負うことはできません。重要なデータはあらかじめバックアップを行い、内容を十分に理解したうえで、ご自身の責任の下で行ってください。 |
↓私が購入したのは左側ですが、おそらく右側もほぼ同等品(延長ケーブルがついているだけ)と思われます。
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