Jornada 690を無線LANに接続
今日はJornada 690をネットワークに接続してみたいと思います。Jornadaをネットワークに接続するには、PCカードタイプのモデムまたはNICを差すか、内蔵モデムを使うかのどちらかになりますが、今回は一番使い勝手のよさそうな無線LANカードを使うことにしました。どのようなカードが利用できるのかネットで検索したところ、安田様のサイト、Pastel MidilinにJornadaでの無線LANカード動作報告がまとめてあったので(記事ページはこちら)、これを参考にBuffaloのWLI-PCM-L11Gを選んでみました。このカードはオークションでも数百円から入手可能です。

このカードをWindows CEで動作させるためには、"ORiNOCO"と呼ばれるドライバをダウンロードしてインストールする必要があります。Webで紹介されているダウンロードリンクがことごとく切れている中、何とかこちらのサイトで見つけることができました。いろいろなバージョンがあり、説明を見る限りではH/PC Proではv6.28でも動作しそうですが、今回はJornadaでの動作実績があるv4系の最新版であるv4.06を使用してみることにしました。v406フォルダの中にあるWLCE_406.EXEをダウンロードし、ウイルスチェックをしてからVMware上のWindows 2000に取り込みます。自己解凍形式なのでダブルクリックして実行すると解凍され、いくつかファイルができます。JornadaはH/PC Pro 3.0、つまりWindows CE 2.11用のドライバ(SETUP211.EXE)を使用することになります。

JornadaでPCへの接続操作を行い、Windows 2000上でSETUP211.EXEをダブルクリックして実行します。「アプリケーションの追加と削除」ウィンドウが開き、確認メッセージが表示されるので「はい」をクリックするとドライバがインストールされます。

ドライバのインストールが完了したらJornadaに無線LANカードを挿入します。

ドライバ名は「wvlan46」を入力します。

ネットワークの設定はもちろん環境によって違いますが、私の環境では「DHCP」 にチェックを入れ、DNSにルーターのIPアドレスを入力すると接続できました(DNSを省略するとダメでした)。いったんカードを抜いて差しなおすように求められるので、その通りにします。(私はNECのAtermWR8700Nをアクセスポイントモードで使用しています。ルーターはフレッツ光のレンタルルーターを使用しています。)

設定が完了するとコントロールパネルに「WaveLAN」という項目が増えるのでこれをダブルタップして開きます。

SSIDを入力します。私の環境ではアクセスポイント側でSSIDステルスONにするとつながりませんでした。

WEPキーを入力します。このカードはWPAには対応していませんので、アクセスポイントにはWEP用にWPAとは別のSSIDを割り当てられ、かつWPA側のLANと分離できる仕組みを持っているものを利用したほうがよいでしょう。

詳細設定はデフォルトのままでOKです。

パワーマネジメントの設定はONでもOFFでも動作はしましたが、ONにすると不安定になるという報告もあるため、動作が不安定ならOFFにしてみてください。私は今のところ問題ないのでONにしています。

これでJornada 690が無事にネットワークにつながりました。私の場合はアクセスポイント側で他のネットワークと分離してしまっているので、無線LAN経由でPCと同期したりNASにアクセスしたりすることはできませんが、このあたりは仕方がないと割り切っています。Webブラウズとメール送受信ができればよしとしましょう。次に、Microsoftのダウンロードセンターから128-bit Security for Pocket Internet Explorer 3.0をダウンロード、インストールします。無線LANドライバのインストールと同様、VMwareのWindows 2000とJornadaを接続した状態でインストーラを起動し、インストールします。これにより、セキュリティの関係でアクセスできなかったサイトの一部がアクセス可能となります。

無事に設定完了し、Googleにアクセスしてみたところ。

当ブログです。スタイルシートに対応していないので表示はかなり崩れてしまっているうえ、PNGファイルには対応していないようです。

とりあえず今日はここまで。次回以降はさらにJornadaを使いこなすために、フリーソフトのインストールなどもやってみたいと思います。
純正バッテリはまだ入手可能です。私は右の互換バッテリを買ってみました。

このカードをWindows CEで動作させるためには、"ORiNOCO"と呼ばれるドライバをダウンロードしてインストールする必要があります。Webで紹介されているダウンロードリンクがことごとく切れている中、何とかこちらのサイトで見つけることができました。いろいろなバージョンがあり、説明を見る限りではH/PC Proではv6.28でも動作しそうですが、今回はJornadaでの動作実績があるv4系の最新版であるv4.06を使用してみることにしました。v406フォルダの中にあるWLCE_406.EXEをダウンロードし、ウイルスチェックをしてからVMware上のWindows 2000に取り込みます。自己解凍形式なのでダブルクリックして実行すると解凍され、いくつかファイルができます。JornadaはH/PC Pro 3.0、つまりWindows CE 2.11用のドライバ(SETUP211.EXE)を使用することになります。

JornadaでPCへの接続操作を行い、Windows 2000上でSETUP211.EXEをダブルクリックして実行します。「アプリケーションの追加と削除」ウィンドウが開き、確認メッセージが表示されるので「はい」をクリックするとドライバがインストールされます。

ドライバのインストールが完了したらJornadaに無線LANカードを挿入します。

ドライバ名は「wvlan46」を入力します。

ネットワークの設定はもちろん環境によって違いますが、私の環境では「DHCP」 にチェックを入れ、DNSにルーターのIPアドレスを入力すると接続できました(DNSを省略するとダメでした)。いったんカードを抜いて差しなおすように求められるので、その通りにします。(私はNECのAtermWR8700Nをアクセスポイントモードで使用しています。ルーターはフレッツ光のレンタルルーターを使用しています。)

設定が完了するとコントロールパネルに「WaveLAN」という項目が増えるのでこれをダブルタップして開きます。

SSIDを入力します。私の環境ではアクセスポイント側でSSIDステルスONにするとつながりませんでした。

WEPキーを入力します。このカードはWPAには対応していませんので、アクセスポイントにはWEP用にWPAとは別のSSIDを割り当てられ、かつWPA側のLANと分離できる仕組みを持っているものを利用したほうがよいでしょう。

詳細設定はデフォルトのままでOKです。

パワーマネジメントの設定はONでもOFFでも動作はしましたが、ONにすると不安定になるという報告もあるため、動作が不安定ならOFFにしてみてください。私は今のところ問題ないのでONにしています。

これでJornada 690が無事にネットワークにつながりました。私の場合はアクセスポイント側で他のネットワークと分離してしまっているので、無線LAN経由でPCと同期したりNASにアクセスしたりすることはできませんが、このあたりは仕方がないと割り切っています。Webブラウズとメール送受信ができればよしとしましょう。次に、Microsoftのダウンロードセンターから128-bit Security for Pocket Internet Explorer 3.0をダウンロード、インストールします。無線LANドライバのインストールと同様、VMwareのWindows 2000とJornadaを接続した状態でインストーラを起動し、インストールします。これにより、セキュリティの関係でアクセスできなかったサイトの一部がアクセス可能となります。

無事に設定完了し、Googleにアクセスしてみたところ。

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とりあえず今日はここまで。次回以降はさらにJornadaを使いこなすために、フリーソフトのインストールなどもやってみたいと思います。
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純正バッテリはまだ入手可能です。私は右の互換バッテリを買ってみました。
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