TI製ポケコン BASICALC TI-74
本日は、前回のTI-82に引き続きTIの製品を紹介します。BASICが使用できるポケコン、BASICALC TI-74です。日本製のポケコンと同様、電卓モードとBASICモードを切り替えて使用するようになっています。RAMは8KB内蔵し、CPUにはTI製のTMS70C46というものが使用されています。今回入手したものは、本体、ハードカバー、説明書、FINANCEプログラム(ROM)カートリッジ、8KB RAMカートリッジがセットになったものです。

FINANCEカートリッジと専用のテンプレート。カートリッジ内のプログラムは RUN "プログラム名" で呼び出せます。

RAMカートリッジ。単純に増設メモリとして使用する(フリーエリアが16KBになる)方法と、本体内のRAMをバックアップ・リストアできる独立したメモリとして使用する方法があります。増設メモリとして使用するには CALL ADDMEM を、独立したメモリとして使用するには NEW ALL を実行(プログラムは消去されます)します。今回入手したものは8KBでしたが、このほかに32KBのRAMカートリッジもあるようです。

電卓モードでは、セパレータ("|"マーク)の左が計算結果、右側は最後に使用した演算子や関数などが表示されます。

本体付属のBASICリファレンスおよび、ハードウェアの解説書(Technical Data Manual、メモリマップや回路図、拡張バスのタイミングなども載っています)がDaves Old Computersからダウンロードできます。残念ながらPEEK, POKEなどのメモリにアクセスする命令はなく、CALL命令も任意のアドレスを指定して実行できるわけでもなく機械語でのプログラミングは難しそうですが…。(ASM7というTI製のアセンブラが存在するようなのですが、詳細は不明です。少し調べてみて使えそうならまた報告します。)

FINANCEカートリッジと専用のテンプレート。カートリッジ内のプログラムは RUN "プログラム名" で呼び出せます。

RAMカートリッジ。単純に増設メモリとして使用する(フリーエリアが16KBになる)方法と、本体内のRAMをバックアップ・リストアできる独立したメモリとして使用する方法があります。増設メモリとして使用するには CALL ADDMEM を、独立したメモリとして使用するには NEW ALL を実行(プログラムは消去されます)します。今回入手したものは8KBでしたが、このほかに32KBのRAMカートリッジもあるようです。

電卓モードでは、セパレータ("|"マーク)の左が計算結果、右側は最後に使用した演算子や関数などが表示されます。

本体付属のBASICリファレンスおよび、ハードウェアの解説書(Technical Data Manual、メモリマップや回路図、拡張バスのタイミングなども載っています)がDaves Old Computersからダウンロードできます。残念ながらPEEK, POKEなどのメモリにアクセスする命令はなく、CALL命令も任意のアドレスを指定して実行できるわけでもなく機械語でのプログラミングは難しそうですが…。(ASM7というTI製のアセンブラが存在するようなのですが、詳細は不明です。少し調べてみて使えそうならまた報告します。)
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