Jornada 690セットアップ手順 (個人的メモ)
これまで数回にわたってJornada 690にアプリケーションをセットアップして環境を構築してきました。今回は、トラブル時などに再インストールしやすくするため、手順をまとめておくことにしました。かなりの長文であるうえ主に自分用のメモになってしまいますので、本体をお持ちでない方は読まないほうがよいかも…(汗)
1. 4GBのCFを用意し、以下のようにフォルダを配置
¥+Backup : Jornadaのバックアップデータ保存用
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| +Apps : アプリケーションのセットアップ用のファイル保存用
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| +ActiveSync : ActiveSyncのバックアップ保存用
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| +CAB : CAB形式のインストーラ保存用
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| +EXE : そのまま実行形式のアプリケーション保存用
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| |+BASIC : Console対応アプリ, A51 Basic実行ファイル保存用
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| |+KCTRL : KCTRL.DLL, Console.exe保存用
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| |+QMAIL : QMAIL実行ファイル保存用
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| | +mail : QMAIL設定ファイル保存用
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| +Win32 : 母艦で実行するインストーラ保存用
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| +ORiNOCO : 無線LANドライバのインストーラ保存用
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+Basic : A51 Basicのプログラム保存用
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+DICTS : 辞書ファイル保存用
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+Documents : ドキュメント保存用
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+Manuals : アプリケーションのマニュアル保存用
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| +A51 Basic : A51 Basicのマニュアル保存用
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| +CONSOLE : Console関係のマニュアル保存用
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| +QMAIL : QMAILのマニュアル保存用
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| +QMAIL macro : QMAILのマクロマニュアル保存用
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+Pictures : 画像保存用
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+QMAIL : QMAILのデータフォルダ用
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+青空文庫 : 青空文庫保存用
2. PCを用いて、CFのBackupフォルダに以下のインストール用のファイルを保存
\Backup\Apps\ActiveSync:
・ActiveSync 3.8のインストーラをコピー (MSASYNC38_j.EXE)
\Backup\Apps\CAB:
・以下のファイルをアーカイブから抽出してコピー。
EBPocketのインストール用CABファイル (EBPocket.HPCPro_SH3.CAB)
SmallTweakのインストール用CABファイル (stweakc.sh3.CAB)
TascalRegEditのインストール用CABファイル (TRE.sh3.CAB)
・母艦から以下のCABファイルを抽出(一度インストールすると、母艦にCABファイルが保存されている)
してコピー。
HPビューアのアップデータ:
C:\Documents and Settings\(ユーザー名)\Local Settings\Temp\HP ビューア v1p2a\hpviewer.hpc.cab
Calc98:
C:\Program Files\Calc98s2\CALC98S2.cab
無線LANドライバ:
C:\Program Files\Microsoft ActiveSync\Lucent Technologies\wireless.SH3.cab
Pocket IE用128bit暗号化パック:
C:\Program Files\Microsoft ActiveSync\128-bit Encryption Pack for HPC Pro\128bitHPC.WCE_SH3.cab
・以上すべてのCABファイルの属性を読み取り専用に設定
(そうしないと、インストール時にCABファイルが消去される)
\Backup\Apps\EXE:
・以下の実行ファイルをアーカイブから抽出してコピー
CedarFTP (CedarFTP.exe)
CFチェック (CFCHECK.exe)
KNote (knote.exe)
RubyReader (RubyReader.exe)
Capt XP Pro (xpcep.exe)
\Backup\Apps\EXE\BASIC:
・以下の実行ファイルをアーカイブから抽出してコピー
Console for CEのアーカイブ内の、console.exe, console.txt以外のすべてのファイル
A51 Basicの実行ファイル (a51bas.exe)
その他、Console対応ツールがあれば実行ファイルをここに保存 (こちらのツールなど)
\Backup\Apps\EXE\KCTRL:
・以下のファイルをアーカイブから抽出してコピー CONSOLEEXE KCTRL.DLL
KCTRL.DLL本体 (KCTRL.dll)
Console for CE本体 (console.exe)
\Backup\Apps\EXE\QMAIL:
・QMAILアーカイブのbin\hpc\wce211ja\sh3フォルダの以下のファイルをコピー
qmail.exe
qmailloc.dll (qmailjpn.dll をリネーム)
\Backup\Apps\EXE\QMAIL\mail
・QMAILアーカイブのmailフォルダのすべてのファイル・フォルダをコピー
\Backup\Apps\Win32
・母艦セットアップ用のインストーラをコピー
Pocket IE用128bit暗号化パック (128bitHPC.exe)
Calc98 (c9853s2.exe)
HPビューアのアップデータ (HPviewerJ.exe)
SuperEditor F99 (sece101.exe)
\Backup\Apps\Win32\ORiNOCO
・無線LANドライバの母艦セットアップ用インストーラをコピー
WLWC2B70.exeを実行して解凍されたファイルをすべてコピー
\Basic
・A51 Basic アーカイブのBasicフォルダの内容をコピー
その際、.basファイル中の "Storage Card" を "メモリ カード2" に全て置換
\QMAIL
・以前の設定やメールボックスを引きつぐ場合は変更不要。
・初期設定からやり直す場合は、"\Backup\Apps\EXE\QMAIL\mail"の内容をすべてこちらにコピー。
3. EBPocket対応辞書をDICTフォルダに保存
広辞苑、辞書PACK 10のCD-ROMの内容を、DICTSフォルダにそれぞれのフォルダを作成してそのままコピーする。
4. 各種ソフトのマニュアルをManualsフォルダに保存
\Manuals\A51 Basic
・A51Basicアーカイブ内のルートにある readme.html と fig1.GIF~fig5.GIFをすべてコピーする。
\Manuals\Console
・Console for CEのマニュアル (console.exe)や、他のConsole対応ツールのマニュアルをコピーする。
\Manuals\QMAIL
・QMAILのマニュアルをこちらでダウンロードし、アーカイブ内のファイルすべてをコピー
\Manuals\QMAIL macro
・QMAILのマクロマニュアルをこちらでダウンロードし、アーカイブ内のファイルすべてをコピー
\Manuals
・その他のマニュアル・ドキュメント類をコピー
Capt XP Pro
CedarFTP
KCTRL.DLL
KNote
RubyReader
SmallTweak
TRE
Jornada 690本体 (HPアメリカのサイトでダウンロード可、PDFなので本体では閲覧不可)
5. Jornadaへのインストールの準備
フルリセットのためにメインバッテリとバックアップバッテリを外してしばらく放置し、再度取り付けて起動。ウィザードに従ってタッチパネルの補正と時刻設定を行う。その後コントロールパネルの「通信」を開いてデバイス名を設定し、「PCとの接続」タブを選択する。「通信可能な場合PCと接続する」にチェックを入れ、「変更…」をクリックして接続方法を「赤外線ポート」に変更する。
母艦(VMware)のOutlookを起動し、スケジュール・メールを全削除しておく。アドレス帳は常用するのであればそのままで可。Outlook 2003でスケジュールを全削除するには、予定表を表示している状態で「表示」-「並べ替え」-「現在のビュー」-「分類項目別」で表示を切り替え、全選択して削除する。
6. アプリケーションの再インストール
"\メモリ カード2\Backup\Apps\CAB" 内のキャビネットファイルを順にダブルタップしてインストールする。上書き確認は「すべてにはい」を選択してよい。Calc98, EBPocket, TascalRegEditは "\Program Files\アクセサリ" に、他は既定の場所にインストールする。
WLI-PCM-L11Gを挿入し、ドライバ名に"WLLUC46"を指定する。 コントロールパネルの"Wireless Network"でアクセスポイントの設定(自宅とN-04B)を行い、"Card Power Management"をONにしておく。
"\メモリ カード2\Backup\Apps\EXE" 内のファイルを "\Program Files\アクセサリ" にコピーし、以下の場所にショートカットを作成する。
CedarFTP → "\Windows\プログラム\通信"
KNote, RubyReader, Capt XP Pro → "\Windows\プログラム\アクセサリ"
CFチェック → "\Windows\スタートアップ" と "\Windows\プログラム\アクセサリ"
以下のフォルダをJornadaに新規作成する。
"\Program Files\Console"
"\Windows\プログラム\コンソール"
"\Program Files\QMAIL"
"\メモリ カード2\Backup\Apps\EXE\KCTRL" 内のファイルを "\Windows" にコピーする。
"\メモリ カード2\Backup\Apps\EXE\BASIC" 内のファイルを "\Program Files\Console" にコピーする。
"\メモリ カード2\Backup\Apps\EXE\QMAIL" 内のファイルを "\Program Files\QMAIL" にコピーする。以下の場所にショートカットを作成する。
A51BAS.exe → "\Windows\プログラム\コンソール" に「A51 Basic」
CESHELL.exe → "\Windows\プログラム\コンソール" に「CEShell」
QMAIL.exe → "Windows\プログラム\通信" に「QMAIL」
"\Windows\cmd.exe" のショートカットを「コマンドプロンプト」として "\Windows\プログラム\コンソール" に作成する。
母艦と赤外線で接続し、SuperEditor F99のインストーラを実行して再インストールする(これだけは接続状態でないとインストールでいないため)。
7. 各アプリケーションを起動して初期設定を行う
・KNote
"\(ルート)", "\メモリ カード2\Documents", "\My Documents" をフォルダ登録する。
次に、以下の内容の AUTOEXEC.CE を作成してルートフォルダに保存。
set PATH=\;\Windows;\Program Files\アクセサリ;\Program Files\Console
"Options"の"Wildcards"に"*.ce"を追加しておく。
・Capt Xp Pro
保存先を "メモリ カード2\Pictures" に設定して「OK」
・RubyReader
文書設定で、「青空文庫テキスト」の「ルビを表示」にチェックを入れる。
・CedarFTP
「接続」をクリックしてFTP接続設定を作成する。
・QMAIL
初回起動時の「フォルダの参照」で "\メモリ カード2\QMAIL" を指定する。
2.のセクションで設定した通り、以前のアカウント設定やメールボックスがあれば引き継げる。
一から設定をやり直す場合は、アカウントを登録しなおす。
・EBPocket
一度起動すると自動的に辞書をみつけて登録してくれる。
・SuperEditor F99
オプション設定で下記の項目を設定。
フォント:MS Pゴシック 10point
テキストファイルフォルダ:"\メモリ カード2\Documents"
拡張子の追加:".txt" を追加する
8. Pocklet IEのブックマーク設定
Calc98を削除のうえ、下記を追加する。
http://www.google.co.jp/m/ → 「Google」
http://www.yahoo.co.jp/ → 「Yahoo! JAPAN」
http://kyoro205.blog.fc2.com/ → 「Kyoro's Room Blog」
http://wapedia.mobi/ja/ → 「Wapedia」
file:///メモリ カード2/Manuals/A51 Basic/readme.html → 「A51 Basic リファレンス」
file:///メモリ カード2/Manuals/QMAIL/qs-doc_index.html → 「QMAIL2マニュアル」
file:///メモリ カード2/Manuals/QMAIL macro/qmacro-index.html → 「QMAIL2マクロリファレンス」
9. デスクトップのカスタマイズなど
"HPダイヤルアップ"と、Pocket Outlookの各アイコンを削除。PIMデータはHPビューアで閲覧するため。
壁紙を好みのものに設定(256色のBMPは重くなるので注意)。
"\Temporary Internet Files" 内のファイルを削除し、ごみ箱を空にする。
「HPホットキー」を起動し、「ホットキー1」の割り当てをQMAILに変更する。
10. SmallTweakの設定
コントロールパネルからSmallTweakを起動する。以下の設定を行う。
「電源オフ」→「バッテリ使用時に自動的にサスペンド」「3分」
「ポケットIE」→「6万5千色表示を行う」
「パラノイア」→ すべてのボタンをクリックして履歴を消去
「ファイルタイプ」→「新規」をクリックして".bas"をA51bas.exeと関連付け
11. 再起動とバックアップ
LANカードを抜いてリセットし、「HPバックアップ」でデータの一括バックアップを行う。保存先は "\メモリ カード2\Backup" を指定する。最後に母艦と接続し、ActiveSyncでPCにもバックアップをしておけばより安心。
以上の設定を行うことで、Jornadaを初期化からやり直した場合に、バックアップから容易に書き戻せます。これまで紹介したアプリや環境で利用される方は、参考にしていただければと思います。
CFはこれを使用しています。
1. 4GBのCFを用意し、以下のようにフォルダを配置
¥+Backup : Jornadaのバックアップデータ保存用
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| +Apps : アプリケーションのセットアップ用のファイル保存用
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| +ActiveSync : ActiveSyncのバックアップ保存用
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| +CAB : CAB形式のインストーラ保存用
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| +EXE : そのまま実行形式のアプリケーション保存用
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| |+BASIC : Console対応アプリ, A51 Basic実行ファイル保存用
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| |+KCTRL : KCTRL.DLL, Console.exe保存用
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| |+QMAIL : QMAIL実行ファイル保存用
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| | +mail : QMAIL設定ファイル保存用
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| +Win32 : 母艦で実行するインストーラ保存用
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| +ORiNOCO : 無線LANドライバのインストーラ保存用
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+Basic : A51 Basicのプログラム保存用
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+DICTS : 辞書ファイル保存用
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+Documents : ドキュメント保存用
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+Manuals : アプリケーションのマニュアル保存用
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| +A51 Basic : A51 Basicのマニュアル保存用
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| +CONSOLE : Console関係のマニュアル保存用
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| +QMAIL : QMAILのマニュアル保存用
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| +QMAIL macro : QMAILのマクロマニュアル保存用
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+Pictures : 画像保存用
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+QMAIL : QMAILのデータフォルダ用
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+青空文庫 : 青空文庫保存用
2. PCを用いて、CFのBackupフォルダに以下のインストール用のファイルを保存
\Backup\Apps\ActiveSync:
・ActiveSync 3.8のインストーラをコピー (MSASYNC38_j.EXE)
\Backup\Apps\CAB:
・以下のファイルをアーカイブから抽出してコピー。
EBPocketのインストール用CABファイル (EBPocket.HPCPro_SH3.CAB)
SmallTweakのインストール用CABファイル (stweakc.sh3.CAB)
TascalRegEditのインストール用CABファイル (TRE.sh3.CAB)
・母艦から以下のCABファイルを抽出(一度インストールすると、母艦にCABファイルが保存されている)
してコピー。
HPビューアのアップデータ:
C:\Documents and Settings\(ユーザー名)\Local Settings\Temp\HP ビューア v1p2a\hpviewer.hpc.cab
Calc98:
C:\Program Files\Calc98s2\CALC98S2.cab
無線LANドライバ:
C:\Program Files\Microsoft ActiveSync\Lucent Technologies\wireless.SH3.cab
Pocket IE用128bit暗号化パック:
C:\Program Files\Microsoft ActiveSync\128-bit Encryption Pack for HPC Pro\128bitHPC.WCE_SH3.cab
・以上すべてのCABファイルの属性を読み取り専用に設定
(そうしないと、インストール時にCABファイルが消去される)
\Backup\Apps\EXE:
・以下の実行ファイルをアーカイブから抽出してコピー
CedarFTP (CedarFTP.exe)
CFチェック (CFCHECK.exe)
KNote (knote.exe)
RubyReader (RubyReader.exe)
Capt XP Pro (xpcep.exe)
\Backup\Apps\EXE\BASIC:
・以下の実行ファイルをアーカイブから抽出してコピー
Console for CEのアーカイブ内の、console.exe, console.txt以外のすべてのファイル
A51 Basicの実行ファイル (a51bas.exe)
その他、Console対応ツールがあれば実行ファイルをここに保存 (こちらのツールなど)
\Backup\Apps\EXE\KCTRL:
・以下のファイルをアーカイブから抽出してコピー CONSOLEEXE KCTRL.DLL
KCTRL.DLL本体 (KCTRL.dll)
Console for CE本体 (console.exe)
\Backup\Apps\EXE\QMAIL:
・QMAILアーカイブのbin\hpc\wce211ja\sh3フォルダの以下のファイルをコピー
qmail.exe
qmailloc.dll (qmailjpn.dll をリネーム)
\Backup\Apps\EXE\QMAIL\mail
・QMAILアーカイブのmailフォルダのすべてのファイル・フォルダをコピー
\Backup\Apps\Win32
・母艦セットアップ用のインストーラをコピー
Pocket IE用128bit暗号化パック (128bitHPC.exe)
Calc98 (c9853s2.exe)
HPビューアのアップデータ (HPviewerJ.exe)
SuperEditor F99 (sece101.exe)
\Backup\Apps\Win32\ORiNOCO
・無線LANドライバの母艦セットアップ用インストーラをコピー
WLWC2B70.exeを実行して解凍されたファイルをすべてコピー
\Basic
・A51 Basic アーカイブのBasicフォルダの内容をコピー
その際、.basファイル中の "Storage Card" を "メモリ カード2" に全て置換
\QMAIL
・以前の設定やメールボックスを引きつぐ場合は変更不要。
・初期設定からやり直す場合は、"\Backup\Apps\EXE\QMAIL\mail"の内容をすべてこちらにコピー。
3. EBPocket対応辞書をDICTフォルダに保存
広辞苑、辞書PACK 10のCD-ROMの内容を、DICTSフォルダにそれぞれのフォルダを作成してそのままコピーする。
4. 各種ソフトのマニュアルをManualsフォルダに保存
\Manuals\A51 Basic
・A51Basicアーカイブ内のルートにある readme.html と fig1.GIF~fig5.GIFをすべてコピーする。
\Manuals\Console
・Console for CEのマニュアル (console.exe)や、他のConsole対応ツールのマニュアルをコピーする。
\Manuals\QMAIL
・QMAILのマニュアルをこちらでダウンロードし、アーカイブ内のファイルすべてをコピー
\Manuals\QMAIL macro
・QMAILのマクロマニュアルをこちらでダウンロードし、アーカイブ内のファイルすべてをコピー
\Manuals
・その他のマニュアル・ドキュメント類をコピー
Capt XP Pro
CedarFTP
KCTRL.DLL
KNote
RubyReader
SmallTweak
TRE
Jornada 690本体 (HPアメリカのサイトでダウンロード可、PDFなので本体では閲覧不可)
5. Jornadaへのインストールの準備
フルリセットのためにメインバッテリとバックアップバッテリを外してしばらく放置し、再度取り付けて起動。ウィザードに従ってタッチパネルの補正と時刻設定を行う。その後コントロールパネルの「通信」を開いてデバイス名を設定し、「PCとの接続」タブを選択する。「通信可能な場合PCと接続する」にチェックを入れ、「変更…」をクリックして接続方法を「赤外線ポート」に変更する。
母艦(VMware)のOutlookを起動し、スケジュール・メールを全削除しておく。アドレス帳は常用するのであればそのままで可。Outlook 2003でスケジュールを全削除するには、予定表を表示している状態で「表示」-「並べ替え」-「現在のビュー」-「分類項目別」で表示を切り替え、全選択して削除する。
6. アプリケーションの再インストール
"\メモリ カード2\Backup\Apps\CAB" 内のキャビネットファイルを順にダブルタップしてインストールする。上書き確認は「すべてにはい」を選択してよい。Calc98, EBPocket, TascalRegEditは "\Program Files\アクセサリ" に、他は既定の場所にインストールする。
WLI-PCM-L11Gを挿入し、ドライバ名に"WLLUC46"を指定する。 コントロールパネルの"Wireless Network"でアクセスポイントの設定(自宅とN-04B)を行い、"Card Power Management"をONにしておく。
"\メモリ カード2\Backup\Apps\EXE" 内のファイルを "\Program Files\アクセサリ" にコピーし、以下の場所にショートカットを作成する。
CedarFTP → "\Windows\プログラム\通信"
KNote, RubyReader, Capt XP Pro → "\Windows\プログラム\アクセサリ"
CFチェック → "\Windows\スタートアップ" と "\Windows\プログラム\アクセサリ"
以下のフォルダをJornadaに新規作成する。
"\Program Files\Console"
"\Windows\プログラム\コンソール"
"\Program Files\QMAIL"
"\メモリ カード2\Backup\Apps\EXE\KCTRL" 内のファイルを "\Windows" にコピーする。
"\メモリ カード2\Backup\Apps\EXE\BASIC" 内のファイルを "\Program Files\Console" にコピーする。
"\メモリ カード2\Backup\Apps\EXE\QMAIL" 内のファイルを "\Program Files\QMAIL" にコピーする。以下の場所にショートカットを作成する。
A51BAS.exe → "\Windows\プログラム\コンソール" に「A51 Basic」
CESHELL.exe → "\Windows\プログラム\コンソール" に「CEShell」
QMAIL.exe → "Windows\プログラム\通信" に「QMAIL」
"\Windows\cmd.exe" のショートカットを「コマンドプロンプト」として "\Windows\プログラム\コンソール" に作成する。
母艦と赤外線で接続し、SuperEditor F99のインストーラを実行して再インストールする(これだけは接続状態でないとインストールでいないため)。
7. 各アプリケーションを起動して初期設定を行う
・KNote
"\(ルート)", "\メモリ カード2\Documents", "\My Documents" をフォルダ登録する。
次に、以下の内容の AUTOEXEC.CE を作成してルートフォルダに保存。
set PATH=\;\Windows;\Program Files\アクセサリ;\Program Files\Console
"Options"の"Wildcards"に"*.ce"を追加しておく。
・Capt Xp Pro
保存先を "メモリ カード2\Pictures" に設定して「OK」
・RubyReader
文書設定で、「青空文庫テキスト」の「ルビを表示」にチェックを入れる。
・CedarFTP
「接続」をクリックしてFTP接続設定を作成する。
・QMAIL
初回起動時の「フォルダの参照」で "\メモリ カード2\QMAIL" を指定する。
2.のセクションで設定した通り、以前のアカウント設定やメールボックスがあれば引き継げる。
一から設定をやり直す場合は、アカウントを登録しなおす。
・EBPocket
一度起動すると自動的に辞書をみつけて登録してくれる。
・SuperEditor F99
オプション設定で下記の項目を設定。
フォント:MS Pゴシック 10point
テキストファイルフォルダ:"\メモリ カード2\Documents"
拡張子の追加:".txt" を追加する
8. Pocklet IEのブックマーク設定
Calc98を削除のうえ、下記を追加する。
http://www.google.co.jp/m/ → 「Google」
http://www.yahoo.co.jp/ → 「Yahoo! JAPAN」
http://kyoro205.blog.fc2.com/ → 「Kyoro's Room Blog」
http://wapedia.mobi/ja/ → 「Wapedia」
file:///メモリ カード2/Manuals/A51 Basic/readme.html → 「A51 Basic リファレンス」
file:///メモリ カード2/Manuals/QMAIL/qs-doc_index.html → 「QMAIL2マニュアル」
file:///メモリ カード2/Manuals/QMAIL macro/qmacro-index.html → 「QMAIL2マクロリファレンス」
9. デスクトップのカスタマイズなど
"HPダイヤルアップ"と、Pocket Outlookの各アイコンを削除。PIMデータはHPビューアで閲覧するため。
壁紙を好みのものに設定(256色のBMPは重くなるので注意)。
"\Temporary Internet Files" 内のファイルを削除し、ごみ箱を空にする。
「HPホットキー」を起動し、「ホットキー1」の割り当てをQMAILに変更する。
10. SmallTweakの設定
コントロールパネルからSmallTweakを起動する。以下の設定を行う。
「電源オフ」→「バッテリ使用時に自動的にサスペンド」「3分」
「ポケットIE」→「6万5千色表示を行う」
「パラノイア」→ すべてのボタンをクリックして履歴を消去
「ファイルタイプ」→「新規」をクリックして".bas"をA51bas.exeと関連付け
11. 再起動とバックアップ
LANカードを抜いてリセットし、「HPバックアップ」でデータの一括バックアップを行う。保存先は "\メモリ カード2\Backup" を指定する。最後に母艦と接続し、ActiveSyncでPCにもバックアップをしておけばより安心。
以上の設定を行うことで、Jornadaを初期化からやり直した場合に、バックアップから容易に書き戻せます。これまで紹介したアプリや環境で利用される方は、参考にしていただければと思います。
※本サイトで紹介する内容は、すべて個人的研究の範囲内で行っていることです。ここに書かれた内容を実行したことによる、データ(クラウド上を含む)・ソフトウェア・ハードウェアの障害および金銭的損害について、私が責任を負うことはできません。重要なデータはあらかじめバックアップを行い、内容を十分に理解したうえで、ご自身の責任の下で行ってください。 |
CFはこれを使用しています。
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