Nokia Lumia 820でOCNモバイル エントリーd LTE
Nokia Lumia 820で3G通信ができるようになりましたが、キャリアメールが受信できないので不便です。この点についてはいろいろ試行錯誤中なので、いい方法が見つかるまでの間はやはりdocomoのSIMはXperia SXに差して使用したいところです。そこで、とりあえずLumia用にはデータ通信専用のSIMを利用してみることにしました。Lumiaで不要になればSony Tablet Sなどでも利用できそうですしね。
docomoのMVNO(私の場合はSony Tablet Sなどでの利用も考えているため、docomoのSIMであることが条件です)で安価なデータ通信プランを提供しているプロバイダはいくつかありますが、今回選んでみたのはOCNの「モバイル エントリーd LTE」というものです。月額980円で定額データ通信が可能で、1日当たり30MBまではHSDPA/LTEが速度制限なしで利用でき、30MBを超えた場合は、日付が変わるまでは200Kbpsに制限されるというもので、最近多くなってきた980円の定額サービスの中では比較的条件がよいと思います。
利用手順は下記の通りです。
1. SIMを購入する。(Amazon、NTT-X Store、楽天市場で購入可能です)
Lumiaで使用するためにはマイクロSIMを選択する必要があります。
2. 申し込みサイトにアクセスして申し込む。
有料のオプションサービスはすべて「利用しない」でOK。OCNのメールアドレスは自動的に1つもらえる。
ちなみに申し込みにはクレジットカードが必須です。
3. 発行されたIDとパスワードを電話機のAPN設定で入力する。
以上の手順で比較的すぐに利用できるようになります。
届いたSIMのパッケージ。

このように台紙から切り離して使用します。通話はできないのですが、いちおう080-xxxxxxxxという電話番号が割り当てられているようです。

APNの設定は「設定」アプリの「access point」で行います。ファームウェアのバージョンによっては認証方式を選択できる場合があり、その場合は"CHAP"を選ぶとよいようですが、私のLumiaにはその設定はありませんでした。
原理的には以上の設定で動作するはずなのですが、どうもLumiaの場合はデータ通信専用SIMだと接続が不安定になりやすいようで、特に最初はなかなか電波を掴んでくれないことも多いようです。電波を掴まない場合は、これから書くことをいろいろ試してみるとよいようです。
ダイヤル発信画面で、「##3282」とダイヤルし、「発信」をタップします。

"field test"というテスト用の画面が起動します。

利用したい通信方式を選択(3G/LTEで使用する場合は"LTE-WCDMA Neighbors")します。おそらくこの画面は通信状態を診断・表示しているのではないかと思われます。

"settings"をタップして設定画面を表示します。ここで"Toggle ENS"をONにします。"Network type"のメニューでLTEのON/OFFを切り替えることができるようです。

再起動後、無事にLTEでつながりました。アンテナマークの横の"L"がLTE接続であることを示しています。ファームウェアのバージョンによっては"4G"表示となる場合もあるようです。ちなみにLTE対応のデータ通信専用SIMを利用している場合は、3G接続となった場合は圏外表示になってしまいます。これはLumiaの仕様のようでどうにもなりませんが、圏外表示であっても3Gの電波を掴んでおればデータ通信自体は可能なことが多いです。

大体は以上の手順で使えると思いますが、どうしてもうまくいかない場合はいったん地域設定を「米国」に変更してから「日本」に設定しなおすといいとの報告もあります。いずれにせよやはり通話可能なSIMよりは不安定な印象はぬぐえません。何とか利用はできているのでよしとしようとは思いますが…。
docomoのMVNO(私の場合はSony Tablet Sなどでの利用も考えているため、docomoのSIMであることが条件です)で安価なデータ通信プランを提供しているプロバイダはいくつかありますが、今回選んでみたのはOCNの「モバイル エントリーd LTE」というものです。月額980円で定額データ通信が可能で、1日当たり30MBまではHSDPA/LTEが速度制限なしで利用でき、30MBを超えた場合は、日付が変わるまでは200Kbpsに制限されるというもので、最近多くなってきた980円の定額サービスの中では比較的条件がよいと思います。
利用手順は下記の通りです。
1. SIMを購入する。(Amazon、NTT-X Store、楽天市場で購入可能です)
Lumiaで使用するためにはマイクロSIMを選択する必要があります。
2. 申し込みサイトにアクセスして申し込む。
有料のオプションサービスはすべて「利用しない」でOK。OCNのメールアドレスは自動的に1つもらえる。
ちなみに申し込みにはクレジットカードが必須です。
3. 発行されたIDとパスワードを電話機のAPN設定で入力する。
以上の手順で比較的すぐに利用できるようになります。
届いたSIMのパッケージ。

このように台紙から切り離して使用します。通話はできないのですが、いちおう080-xxxxxxxxという電話番号が割り当てられているようです。

APNの設定は「設定」アプリの「access point」で行います。ファームウェアのバージョンによっては認証方式を選択できる場合があり、その場合は"CHAP"を選ぶとよいようですが、私のLumiaにはその設定はありませんでした。
原理的には以上の設定で動作するはずなのですが、どうもLumiaの場合はデータ通信専用SIMだと接続が不安定になりやすいようで、特に最初はなかなか電波を掴んでくれないことも多いようです。電波を掴まない場合は、これから書くことをいろいろ試してみるとよいようです。
ダイヤル発信画面で、「##3282」とダイヤルし、「発信」をタップします。

"field test"というテスト用の画面が起動します。

利用したい通信方式を選択(3G/LTEで使用する場合は"LTE-WCDMA Neighbors")します。おそらくこの画面は通信状態を診断・表示しているのではないかと思われます。

"settings"をタップして設定画面を表示します。ここで"Toggle ENS"をONにします。"Network type"のメニューでLTEのON/OFFを切り替えることができるようです。

再起動後、無事にLTEでつながりました。アンテナマークの横の"L"がLTE接続であることを示しています。ファームウェアのバージョンによっては"4G"表示となる場合もあるようです。ちなみにLTE対応のデータ通信専用SIMを利用している場合は、3G接続となった場合は圏外表示になってしまいます。これはLumiaの仕様のようでどうにもなりませんが、圏外表示であっても3Gの電波を掴んでおればデータ通信自体は可能なことが多いです。

大体は以上の手順で使えると思いますが、どうしてもうまくいかない場合はいったん地域設定を「米国」に変更してから「日本」に設定しなおすといいとの報告もあります。いずれにせよやはり通話可能なSIMよりは不安定な印象はぬぐえません。何とか利用はできているのでよしとしようとは思いますが…。
※本サイトで紹介する内容は、すべて個人的研究の範囲内で行っていることです。ここに書かれた内容を実行したことによる、データ(クラウド上を含む)・ソフトウェア・ハードウェアの障害および金銭的損害について、私が責任を負うことはできません。重要なデータはあらかじめバックアップを行い、内容を十分に理解したうえで、ご自身の責任の下で行ってください。 ※また、Lumia 820には技適マークがついていません。このブログの目的はあくまでも研究であり、技適マークのない端末の利用をお勧めするものではありません。 |
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