Lumia 820でのネットワークサービスの使い勝手は?
スマートフォンを日常的に利用するためには、キャリアの提供するネットワークサービスや、いろいろなWebサービスを快適に利用できるかどうかが重要となってくると思います。そこで、今日は、Nokia Lumia 820でいろいろなサービスを利用してみた感想を書いてみたいと思います。
1. docomoの留守番電話サービス
電話アプリを起動すると、左下にカセットテープのマークのボタンがあります。このボタンは留守番電話のメッセージを再生するためのものですが、初回起動時には留守番電話サービスセンターに接続するための番号の入力を求められます。docomoであれば"1417"を入力します。

試しにメッセージを録音してみました。ロック画面の上方には新規メッセージを通知するためのSMSが、下方には不在着信の件数と、メッセージが録音されていることを示すアイコンが表示されます。

スタート画面の電話アプリのライブタイルにも同様に表示されます。

メッセージアプリでSMSを確認したところ。当然ですがXperiaなどとまったく同じです。日付が5/26なのがよくわかりませんが…。

再生操作は先ほど設定した電話アプリのボタンから行えますが、呼出時間などのその他の設定は"1419"などそれぞれの番号に発信する必要があります。よく利用する番号は電話帳に登録しておけばさほど不便ではないでしょう。
2. 迷惑電話ストップサービス
日本のキャリアから販売されている携帯やスマホには、着信拒否の機能がついていますが、海外モデルではiPhoneも含めそのような機能がついていないものがほとんどです。海外では迷惑電話は少ないのでしょうか…?
幸い、docomoは「迷惑電話ストップサービス」を無料で提供してくれていますので、これで代用することになります。使い方は簡単で、"144"に発信してメッセージに従うだけです。最大登録件数は30件で、最後に着信した番号を登録することも簡単にできます。ちなみに下の画像の一番下のあえてモザイクをかけていない番号は迷惑電話(不動産のセールス)です。もちろん真っ先に登録したのはいうまでもありません。しかし、こういう業者はいったいどこで番号を入手するのでしょうかねえ。

3. dメニュー
dメニュー自体はWi-Fi専用のdtabなどでも利用できるようになっており、アクセス制限はかかっていません。認証はdocomo IDとパスワードで行うようになっているため、Lumia 820のInternet Explorerからでも利用が可能です。もちろん中には利用できないサービスもあるでしょうが…。

ログインしたらSPモードメールの設定などもできました。LumiaからでもiモードメールとSPモードメールの入れ替えなどが可能なので便利ですね。

4. ノキアアカウントとノキアメール
ここからはdocomo以外の提供するサービスとなります。設定アプリの「Nokiaアカウント」というものを選ぶと、日本からでもアカウントを作成することができます。アカウント管理のためのサイトは初期状態では当然英語なのですが、言語で日本語が選べるようになっています。ノキアは日本市場への再参入も考えているということなのでしょうか…(だといいなという願望でもありますが…)。
ノキアアカウントを作成し、ユーザーネームを設定すると、"ユーザーネーム"@nokiamail.com というメールアドレスを作成することができます。これがノキアメールです。ノキアアカウントの設定完了後にノキアメールのサイトにアクセスすると作成されます。このノキアメールはアメリカのYahoo!メールのインフラを利用しているようであり、通常のIMAPでのアクセスが可能です。

5. EPARK
携帯でレストランなどの順番予約が取れる便利なサービスです。登録にはキャリアメールのアドレスが必要なのでキャリアから販売されている機種で登録するのが無難ですが、登録してしまえばLumiaでも利用できました。ただ、なぜか画面中央付近の「マイショップ」「お店を探す」のタブをタップしても効きません。

この問題を回避するには、いったん店名をタップして開き、画面左上の「すべてのジャンル」をタップすると検索結果一覧が開くので、一番下の「再検索」をタップすれば無事に検索画面にたどり着けます。このページをブックマークしておくとよいかもしれませんね。

いろいろなサービスを利用してみて、Lumia 820でもそれなりに便利に利用できそうだという感触を得ました。ただ、何度も書いているようにLumiaは技適を通していませんので、日常的に使用するのは電波法違反になってしまう可能性があります。はやく国内で技適を通したSIMロックフリーのWindows Phoneが発売されるといいなと思いました。
これでLumia導入シリーズはいったん終了としますが、今後はアプリの紹介などを適宜行っていきたいと思います。
1. docomoの留守番電話サービス
電話アプリを起動すると、左下にカセットテープのマークのボタンがあります。このボタンは留守番電話のメッセージを再生するためのものですが、初回起動時には留守番電話サービスセンターに接続するための番号の入力を求められます。docomoであれば"1417"を入力します。

試しにメッセージを録音してみました。ロック画面の上方には新規メッセージを通知するためのSMSが、下方には不在着信の件数と、メッセージが録音されていることを示すアイコンが表示されます。

スタート画面の電話アプリのライブタイルにも同様に表示されます。

メッセージアプリでSMSを確認したところ。当然ですがXperiaなどとまったく同じです。日付が5/26なのがよくわかりませんが…。

再生操作は先ほど設定した電話アプリのボタンから行えますが、呼出時間などのその他の設定は"1419"などそれぞれの番号に発信する必要があります。よく利用する番号は電話帳に登録しておけばさほど不便ではないでしょう。
2. 迷惑電話ストップサービス
日本のキャリアから販売されている携帯やスマホには、着信拒否の機能がついていますが、海外モデルではiPhoneも含めそのような機能がついていないものがほとんどです。海外では迷惑電話は少ないのでしょうか…?
幸い、docomoは「迷惑電話ストップサービス」を無料で提供してくれていますので、これで代用することになります。使い方は簡単で、"144"に発信してメッセージに従うだけです。最大登録件数は30件で、最後に着信した番号を登録することも簡単にできます。ちなみに下の画像の一番下のあえてモザイクをかけていない番号は迷惑電話(不動産のセールス)です。もちろん真っ先に登録したのはいうまでもありません。しかし、こういう業者はいったいどこで番号を入手するのでしょうかねえ。

3. dメニュー
dメニュー自体はWi-Fi専用のdtabなどでも利用できるようになっており、アクセス制限はかかっていません。認証はdocomo IDとパスワードで行うようになっているため、Lumia 820のInternet Explorerからでも利用が可能です。もちろん中には利用できないサービスもあるでしょうが…。

ログインしたらSPモードメールの設定などもできました。LumiaからでもiモードメールとSPモードメールの入れ替えなどが可能なので便利ですね。

4. ノキアアカウントとノキアメール
ここからはdocomo以外の提供するサービスとなります。設定アプリの「Nokiaアカウント」というものを選ぶと、日本からでもアカウントを作成することができます。アカウント管理のためのサイトは初期状態では当然英語なのですが、言語で日本語が選べるようになっています。ノキアは日本市場への再参入も考えているということなのでしょうか…(だといいなという願望でもありますが…)。
ノキアアカウントを作成し、ユーザーネームを設定すると、"ユーザーネーム"@nokiamail.com というメールアドレスを作成することができます。これがノキアメールです。ノキアアカウントの設定完了後にノキアメールのサイトにアクセスすると作成されます。このノキアメールはアメリカのYahoo!メールのインフラを利用しているようであり、通常のIMAPでのアクセスが可能です。

5. EPARK
携帯でレストランなどの順番予約が取れる便利なサービスです。登録にはキャリアメールのアドレスが必要なのでキャリアから販売されている機種で登録するのが無難ですが、登録してしまえばLumiaでも利用できました。ただ、なぜか画面中央付近の「マイショップ」「お店を探す」のタブをタップしても効きません。

この問題を回避するには、いったん店名をタップして開き、画面左上の「すべてのジャンル」をタップすると検索結果一覧が開くので、一番下の「再検索」をタップすれば無事に検索画面にたどり着けます。このページをブックマークしておくとよいかもしれませんね。

いろいろなサービスを利用してみて、Lumia 820でもそれなりに便利に利用できそうだという感触を得ました。ただ、何度も書いているようにLumiaは技適を通していませんので、日常的に使用するのは電波法違反になってしまう可能性があります。はやく国内で技適を通したSIMロックフリーのWindows Phoneが発売されるといいなと思いました。
これでLumia導入シリーズはいったん終了としますが、今後はアプリの紹介などを適宜行っていきたいと思います。
※本サイトで紹介する内容は、すべて個人的研究の範囲内で行っていることです。ここに書かれた内容を実行したことによる、データ(クラウド上を含む)・ソフトウェア・ハードウェアの障害および金銭的損害について、私が責任を負うことはできません。重要なデータはあらかじめバックアップを行い、内容を十分に理解したうえで、ご自身の責任の下で行ってください。 ※また、Lumia 820には技適マークがついていません。このブログの目的はあくまでも研究であり、技適マークのない端末の利用をお勧めするものではありません。 |
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ジャンル : 携帯電話・PHS
コメント
No title
Nokia Lumia 820 を所有し、docomo で利用しています。ドコモショップで、spモードでは利用できないと言われて、mopera U で利用していますが、上記の記事を拝見すると、Nokia Lumia 820 でspモードが使えるということでしょうか。
No title
ご指摘の通り、Lumiaではspモードは利用できません。上記の内容は、spモード経由でなくてもspモードメールの設定サイトにログインできたというだけのことです。現時点ではまだXperia SXとSIMを差し替えながら使用しているので、spモードを解約していないのです。