SHARP 電子システム手帳 PA-L1
今日からは久しぶりにSHARPの古い電子手帳を紹介していきます。本日の機種は少しマイナーな機種と思われるPA-L1です。この機種はwebで検索してもあまりヒットするサイトがなく、不明な点が多いです。機能的にはPA-X3に近いと思われ、時計内蔵、漢字辞書搭載、5行表示可能となっていますが、カードスロットは搭載していません。他の機種と同様に手帳型をしていますが、右側(カバー側)にはキーがなく、小型のキーがびっしりと本体に並んでいるデザインとなっています。プラスチック製の筐体は雰囲気としては比較的最近の関数電卓や実行専用ポケコン(PC-V510, PC-V220など)に似た印象です。内蔵メモリはマニュアルによると32KBとのことです。分解が難しそうだったのでCPUは確認できていませんが、おそらくSC61860(ESR-H)でしょう。SC61720という可能性も完全には捨てきれませんが…。

カバーを閉じたところ。

側面には他の電子手帳と同様、4ピンコネクタがついており、オプションのプリンタ・カセットインターフェースCE-50PやPCと接続したり、他の電子手帳とのデータのやり取りができるようになっています。

液晶画面。PA-X1などに比べるとコントラストが低いものになっています。

電池は、動作用電池、バックアップ電池ともにCR2025を使用するようになっています。

この機種の特徴(LCDのコントラストが低い、カバー側にキーがない、カードの非対応)の多くがコストダウン目的なのではないかと考えると、おそらくPA-X3の廉価版(=PA-6500の後継?)として発売されたのではないかと思われますが、電子手帳の歴史に比較的詳しい「シャープ電子手帳の歴史」さんにも記載がなく、詳細は不明です。本体やマニュアルをみても製造や発売の年月を示すものがなく、発売年も不明です。ICカードは使用できませんので機能は限られてきますが、時計・カレンダー・漢字辞書つきの電卓と考えれば、用途を限れば充分使用できるのではないでしょうか。

カバーを閉じたところ。

側面には他の電子手帳と同様、4ピンコネクタがついており、オプションのプリンタ・カセットインターフェースCE-50PやPCと接続したり、他の電子手帳とのデータのやり取りができるようになっています。

液晶画面。PA-X1などに比べるとコントラストが低いものになっています。

電池は、動作用電池、バックアップ電池ともにCR2025を使用するようになっています。

この機種の特徴(LCDのコントラストが低い、カバー側にキーがない、カードの非対応)の多くがコストダウン目的なのではないかと考えると、おそらくPA-X3の廉価版(=PA-6500の後継?)として発売されたのではないかと思われますが、電子手帳の歴史に比較的詳しい「シャープ電子手帳の歴史」さんにも記載がなく、詳細は不明です。本体やマニュアルをみても製造や発売の年月を示すものがなく、発売年も不明です。ICカードは使用できませんので機能は限られてきますが、時計・カレンダー・漢字辞書つきの電卓と考えれば、用途を限れば充分使用できるのではないでしょうか。
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