PC-1500/1501用カナテープ CE-156

PC-1500シリーズおよびCE-150のプロッタプリンタはカタカナ入力/表示/印字機能をサポートしていますが、標準状態ではカナのROM(LCD表示用のフォントと、CE-150プロッタ用のベクトルデータ)を持っていません。このため、カタカナを利用するにはオプションのフォントを組み込む必要がありますが、そのためには2つの方法が用意されていました。まず一つ目が、カナROMと4KBのRAMを一体化した「カナモジュール CE-157」、もう一つがテープからRAM上にフォントデータを読み込む「カナテープ CE-156」です。CE-157のほうは組み込んで即利用できるので非常に使い勝手がよいのですが、RAMをこれ以上増設できなくなるというのが欠点でした(とはいえ、PC-1501 + CE-157だと12.5KBのRAMが利用できるので、ほとんどの用途ではこれで十分な気がします…)。これに対してCE-156は最初にテープからフォントを読み込む必要はありますが、RAMは最大容量まで(PC-1501 + CE-161だと24.5KB)増設できるという利点がありました。で、最近入手したのがこのCE-156です。(マニュアルをこちらにアップロードしておきました。)
CE-156

試しにCE-159を組み込んだPC-1501にCE-150を接続し、読み込んでみました。マニュアルにはCE-159使用時の操作方法は載っていませんが、以下のように操作することで問題なく利用できました。(NEW命令の引数はRAMの先頭アドレス+790H、CLOADM命令の引数はRAMの先頭アドレスを指定します。) この時点でのBASICフリーエリアは12372バイトとなります。
 NEW &2790
 CLOADM &2000
ちなみにCE-161だと以下のように操作します(パッチを当てる必要があります)。
 NEW &794
 CLOADM 0
 POKE &790,9,19,82,195
 POKE &446,7,144

写真はロード中の画面。
ロード中

CE-157の場合は電源投入時に自動的にROMが検索されてカナが利用可能になりますが、CE-156の場合は電源投入後すぐには使用できるようにはなりません。カナ機能をONにするには CALL &C5+256*PEEK &7863 を実行する必要があります。
CALL命令

CALL命令実行後はこのようにカナが使用可能となりました。CALL命令が少し面倒くさいと感じるかもしれませんが、リザーブキー[!]に自動的に登録されるので実際にはさほど不自由はしないと思います。プログラムの先頭に ARUN :CALL &C5+256*PEEK &7863 と入れておけば通常の使用ではあまり意識しなくてもよさそうですしね。
カナ利用中

CE-156はRAM上にフォントデータを展開するため、このデータを改造してひらがなテープを作った方もおられました。LCDフォントのみならずプロッタ用のベクトルデータも含んだかなり本格的なもので、工学社から出ていたPC-1500のマシン語解説本に載っていたように思います。残念ながら処分してしまって残っていませんが…。
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tag : SHARP ポケットコンピュータ PC-1500 PC-1501 カナテープ CE-156

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