Outlook Connetctorを利用してOutlook.comからWindows CEへ同期
以前、Jornada 690にクラウドの予定表や連絡先を同期するのに、Windows 8側のOutlook 2013からデータをエクスポートし、VMware側のOutlook 2003で読み込むという方法を紹介しました。今回は、VMwareにWindows XPをインストールしたことによりOutlook Connectorが利用できるようになったので、これを用いて同様の作業(今回は、Outlook.comの予定表と連絡先をWindows CE機に同期する)をしてみたいと思います。まずは準備として、Outlook ConnectorでOutlook.com(Hotmail)のアカウント設定を行い、メールの送受信ができるようにしておいてください。
Outlook 2003にOutlook Connectorをインストールし、アカウントの設定が完了すると、ローカルフォルダ(個人用フォルダ)以外に、Outlook.com(Windows Liveと表示されます)のフォルダが作成され、その中に受信トレイ、連絡先、予定表などのフォルダが作成されます。ActiveSyncの同期対象としてこれらのフォルダを指定できればよいのですが、残念ながらそれはできない(ローカルフォルダとしか同期できない)ので、結局はOutlook.comフォルダのデータをローカルフォルダにコピーする必要があります。以下に、その手順を簡単に書いておきます。
まずは予定表から。Outlook 2003の予定表を開き、左上の「個人用の予定表」の一覧から「Windows Live内の…のカレンダー」を選択します。次に、メニューから「表示」-「並べ替え」-「現在のビュー」-「分類項目別」と選択し、予定表の項目をすべて表示します。

この状態で予定表の項目を全選択(予定表のペーンのどこかをクリックして[CTRL]+[A])してから右クリックして左上のローカルの「予定表」のところまでドラッグし、「コピー」を選択します。これでOutlook.comの予定表がローカルフォルダにコピーされました。

連絡先のコピーも同様です。左上の「個人用の連絡先」の一覧から「Windows Live内の連絡先」を選択して連絡先一覧を表示し、全選択してローカルの「連絡先」にコピーします。

この状態でWindows CE機から接続操作を行うと、ActiveSyncが起動してCE機に同期が行われます。なお、この方法だと2回目以降は同じ項目がダブってコピーされることになるので、ローカルのほうを予め全削除する必要がありますが、Windows 8側のOutlookを介さなくてもよい分少しは使い勝手が向上するのではないかと思います。
Office 2003もOEM版ならまだ入手可能です。
Outlook 2003にOutlook Connectorをインストールし、アカウントの設定が完了すると、ローカルフォルダ(個人用フォルダ)以外に、Outlook.com(Windows Liveと表示されます)のフォルダが作成され、その中に受信トレイ、連絡先、予定表などのフォルダが作成されます。ActiveSyncの同期対象としてこれらのフォルダを指定できればよいのですが、残念ながらそれはできない(ローカルフォルダとしか同期できない)ので、結局はOutlook.comフォルダのデータをローカルフォルダにコピーする必要があります。以下に、その手順を簡単に書いておきます。
まずは予定表から。Outlook 2003の予定表を開き、左上の「個人用の予定表」の一覧から「Windows Live内の…のカレンダー」を選択します。次に、メニューから「表示」-「並べ替え」-「現在のビュー」-「分類項目別」と選択し、予定表の項目をすべて表示します。

この状態で予定表の項目を全選択(予定表のペーンのどこかをクリックして[CTRL]+[A])してから右クリックして左上のローカルの「予定表」のところまでドラッグし、「コピー」を選択します。これでOutlook.comの予定表がローカルフォルダにコピーされました。

連絡先のコピーも同様です。左上の「個人用の連絡先」の一覧から「Windows Live内の連絡先」を選択して連絡先一覧を表示し、全選択してローカルの「連絡先」にコピーします。

この状態でWindows CE機から接続操作を行うと、ActiveSyncが起動してCE機に同期が行われます。なお、この方法だと2回目以降は同じ項目がダブってコピーされることになるので、ローカルのほうを予め全削除する必要がありますが、Windows 8側のOutlookを介さなくてもよい分少しは使い勝手が向上するのではないかと思います。
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