Eye-Fi Pro X2を買ってみました
以前、Wi-Fi機能付きのSDカードである東芝のFlashAirを試しましたが、今度はE-PL3用に多機能なEye-Fi Pro X2を購入してみました。で、これが届いたパッケージです。外から見える一見Eye-Fiカード本体のように見えるものは実はニセモノです。

パッケージを開けると本物のEye-Fiカードは付属のUSBカードリーダに挿入されているのでそのままPCに接続します。そして、\START HERE\Windows にあるsetup.exeを実行してEye-Fi Centerアプリケーションをインストールします。インストールの際には常にネットから最新のバージョンが自動的にダウンロードされるようになっています。

Eye-Fi Centerを起動すると、ウイザード形式で初期設定が始まります。まず最初に画像の転送先をモバイル端末(AndroidまたはiOS)にするか、PCにするかを選択します。「ダイレクトモード」を用いてEye-Fiカードからモバイルデバイスに画像を送信したい場合はモバイル端末を、モバイルデバイスを利用せずパソコンに転送したい場合は「マイ コンピュータ」を選びます。今回は、「マイ コンピュータ」を選んでみました。ちなみにこの設定は後からでも切り替えられます。

家庭内の無線LANのアクセスポイントを設定します。これにより、カメラが無線LANの圏内に入ると、自動的に画像を転送してくれるようになります。

Eye-Fi Centerを起動し、設定画面を開きます。ダイレクトモードも利用したい場合は、「ネットワーク」タブ → 「ダイレクトモード」タブでダイレクトモードを有効にしておきます。また、ダイレクトモードを積極的に利用したい場合は、公衆無線LANの電波を拾ってしまうとダイレクトモードが動作しなくなるので、「ネットワーク」タブ → 「公衆無線LAN」タブで公衆無線LANは無効のままにしておきます。逆に、ダイレクトモードを利用しない場合は、公衆無線LANを有効にすることにより、公衆無線LAN経由でも画像を転送してくれるようになります。

次にEye-Fi Viewの設定をしておくと便利です。これはクラウドストレージで、無料プランでも7日間画像を保存でき(容量は無制限)、有料プランにすると保存日数の制限もなくなるというものです。無料プランであっても週に一度PCを起動してダウンロードしておけば問題ないので、通常は無料プランで充分でしょう。
「写真」タブ → 「パソコン」タブでPCへのアップロードを有効にし、「Eye-Fi View」タブでEye-Fi Viewを有効にしておくと、新たに撮った写真はカメラが無線LAN圏内に入った時に自動的に(PCを介さずに直接インターネットにアクセスして)Eye-Fi Viewにアップロードされ、Eye-Fi CenterをインストールしたPCを起動すると自動的にEye-Fi Viewから画像がダウンロードされるようになります。

設定が終わったらカードリーダからカードを取り出します。

E-PL3はEye-Fiに正式対応しているので、試してみることにしました。

E-PL3のEye-Fi設定はすこしわかりにくいところにあります。設定の「その他」を開きます。

「Eye-Fi設定」でON/OFFを切り替えられます。

ところが、実際に使おうとするとE-PL3の動作がおかしくなってしまいました。なぜかAFのフォーカスロック音が鳴らず、緑色の枠も表示されなくなってしまいました。よくよくOLYMPUSのサイトを見てみると、ファームウェアのバージョンアップで解決するようです。私のE-PL3はもっとも初期のVer 1.0でした。

早速Ver 1.4のファームウェアをダウンロード(こちらで可能です)し、バージョンアップしてみました。

これでAFの動作も問題なくなりました。実際に写真を撮影していくと、無線LAN圏内でカメラの電源がONになったときに自動的にEye-Fi Viewに接続しアップロードを始めます。左上に緑色のアイコンが表示されますが、接続→ログインまではアイコンが点滅し、アップロード中はアニメーションに変化します。

Eye-Fi Viewに未ダウンロードの画像があるときにPCを起動すると(あるいは、PC起動中に新しい画像がアップロードされると)、このように右下にサムネイルが表示され自動的にダウンロードされます。

ダウンロードされた画像は自動的に指定フォルダに保存され、Eye-Fi Centerでも閲覧できるようになります。

実際にE-PL3で何枚か撮影してみて気づいたことを挙げておきます。
1. アップロード中に撮影などの操作したりすると中断され、操作をやめてしばらくすると再開されます。
2. 画面がスリープ状態となっても転送は続行されているようです。
3. 無線LANアンテナの感度はかなり悪い。
この 3. ですが、他のWi-Fiデバイスは2階でも接続が安定していますが(私の自宅では無線ルーターは1階にあります)、E-PL3+Eye-Fiではルーターの近くでないと接続が安定しませんでした。接続が安定しているとそれなりの速度でアップロードしてくれるので、アップロードしたいときはルーターの近くに置いておくのがよいようです。E-PL3はおそらく構造的に感度が悪いのでしょうが、そのあたりがFlashAirが対応機種と認定しなかった理由なのかもしれませんね。

これで、SDカードを取り出さなくても画像の保存ができるようになったのでかなり便利になりました。次回はダイレクトモードも試してみたいと思います。

パッケージを開けると本物のEye-Fiカードは付属のUSBカードリーダに挿入されているのでそのままPCに接続します。そして、\START HERE\Windows にあるsetup.exeを実行してEye-Fi Centerアプリケーションをインストールします。インストールの際には常にネットから最新のバージョンが自動的にダウンロードされるようになっています。

Eye-Fi Centerを起動すると、ウイザード形式で初期設定が始まります。まず最初に画像の転送先をモバイル端末(AndroidまたはiOS)にするか、PCにするかを選択します。「ダイレクトモード」を用いてEye-Fiカードからモバイルデバイスに画像を送信したい場合はモバイル端末を、モバイルデバイスを利用せずパソコンに転送したい場合は「マイ コンピュータ」を選びます。今回は、「マイ コンピュータ」を選んでみました。ちなみにこの設定は後からでも切り替えられます。

家庭内の無線LANのアクセスポイントを設定します。これにより、カメラが無線LANの圏内に入ると、自動的に画像を転送してくれるようになります。

Eye-Fi Centerを起動し、設定画面を開きます。ダイレクトモードも利用したい場合は、「ネットワーク」タブ → 「ダイレクトモード」タブでダイレクトモードを有効にしておきます。また、ダイレクトモードを積極的に利用したい場合は、公衆無線LANの電波を拾ってしまうとダイレクトモードが動作しなくなるので、「ネットワーク」タブ → 「公衆無線LAN」タブで公衆無線LANは無効のままにしておきます。逆に、ダイレクトモードを利用しない場合は、公衆無線LANを有効にすることにより、公衆無線LAN経由でも画像を転送してくれるようになります。

次にEye-Fi Viewの設定をしておくと便利です。これはクラウドストレージで、無料プランでも7日間画像を保存でき(容量は無制限)、有料プランにすると保存日数の制限もなくなるというものです。無料プランであっても週に一度PCを起動してダウンロードしておけば問題ないので、通常は無料プランで充分でしょう。
「写真」タブ → 「パソコン」タブでPCへのアップロードを有効にし、「Eye-Fi View」タブでEye-Fi Viewを有効にしておくと、新たに撮った写真はカメラが無線LAN圏内に入った時に自動的に(PCを介さずに直接インターネットにアクセスして)Eye-Fi Viewにアップロードされ、Eye-Fi CenterをインストールしたPCを起動すると自動的にEye-Fi Viewから画像がダウンロードされるようになります。

設定が終わったらカードリーダからカードを取り出します。

E-PL3はEye-Fiに正式対応しているので、試してみることにしました。

E-PL3のEye-Fi設定はすこしわかりにくいところにあります。設定の「その他」を開きます。

「Eye-Fi設定」でON/OFFを切り替えられます。

ところが、実際に使おうとするとE-PL3の動作がおかしくなってしまいました。なぜかAFのフォーカスロック音が鳴らず、緑色の枠も表示されなくなってしまいました。よくよくOLYMPUSのサイトを見てみると、ファームウェアのバージョンアップで解決するようです。私のE-PL3はもっとも初期のVer 1.0でした。

早速Ver 1.4のファームウェアをダウンロード(こちらで可能です)し、バージョンアップしてみました。

これでAFの動作も問題なくなりました。実際に写真を撮影していくと、無線LAN圏内でカメラの電源がONになったときに自動的にEye-Fi Viewに接続しアップロードを始めます。左上に緑色のアイコンが表示されますが、接続→ログインまではアイコンが点滅し、アップロード中はアニメーションに変化します。

Eye-Fi Viewに未ダウンロードの画像があるときにPCを起動すると(あるいは、PC起動中に新しい画像がアップロードされると)、このように右下にサムネイルが表示され自動的にダウンロードされます。

ダウンロードされた画像は自動的に指定フォルダに保存され、Eye-Fi Centerでも閲覧できるようになります。

実際にE-PL3で何枚か撮影してみて気づいたことを挙げておきます。
1. アップロード中に撮影などの操作したりすると中断され、操作をやめてしばらくすると再開されます。
2. 画面がスリープ状態となっても転送は続行されているようです。
3. 無線LANアンテナの感度はかなり悪い。
この 3. ですが、他のWi-Fiデバイスは2階でも接続が安定していますが(私の自宅では無線ルーターは1階にあります)、E-PL3+Eye-Fiではルーターの近くでないと接続が安定しませんでした。接続が安定しているとそれなりの速度でアップロードしてくれるので、アップロードしたいときはルーターの近くに置いておくのがよいようです。E-PL3はおそらく構造的に感度が悪いのでしょうが、そのあたりがFlashAirが対応機種と認定しなかった理由なのかもしれませんね。

これで、SDカードを取り出さなくても画像の保存ができるようになったのでかなり便利になりました。次回はダイレクトモードも試してみたいと思います。
※本サイトで紹介する内容は、すべて個人的研究の範囲内で行っていることです。ここに書かれた内容を実行したことによる、データ(クラウド上を含む)・ソフトウェア・ハードウェアの障害および金銭的損害について、私が責任を負うことはできません。重要なデータはあらかじめバックアップを行い、内容を十分に理解したうえで、ご自身の責任の下で行ってください。 |
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