電卓ネタが続いたついでに…

ここ最近CASIOの電卓を続けて取り上げたついでというわけでもないのですが、SHARPプログラム関数電卓EL-5120にはどんなチップが使用されているのかまだ調べていなかったので中を開けてみることにしました。
EL-5120

裏ぶたを開ける前に電池ボックスをあけて気づいたのですが、この機種もfx-6300Gと同様、もともとはバックアップ電池を取り付けられる設計になっているようですが、実際にはプラスチックでふさがれています。
電池ボックス

メイン基板には電解コンデンサが一つ、チップ部品が数個とメインのチップが載っています。チップは他の最近の電卓と同じようにモールドされていますが、"JT6B86"とシルク印刷されています。
JT6B86チップ

この"JT6B86"をGoogleで検索すると、東芝ヨーロッパのサイトにあるPDFファイルがヒットします。中身を確認してみると生産完了となった半導体のリストのようで、その中に"JT6B86~"という型番のチップがいくつか含まれているのが確認できます。このことから考えると、どうやらこれは東芝製のチップの可能性が高そうです。いくつか似たような型番があることからするとゲートアレイなのかもしれませんね。前にも書いたことがありますが、SHARPのポケコンPC-850VSなどもCPU(Z80互換)はゲートアレイで構成されているようなので、十分ありうることだと思います。というわけで、Kyoro's Roomの電卓データベースのスペックにも"JT6B86"をCPU型番として入れておきました。ただし、あくまでも素人考えの推測にしかすぎませんので、詳しい方がおられれば正確なところを教えていただければありがたいです。
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tag : SHARPプログラム関数電卓JT6B86EL-5120

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