CITIZEN Penスクエア C112P
昨日に引き続き、本日も古いPDA、CITIZENの「Penスクエア C112P」を紹介します。この機種については非常に情報が乏しく詳細なスペックについては不明ですが、触ってみた感じ(画面構成や操作体系など)からはSHARPの液晶パッド WizシリーズのOEMの可能性が高いように思われます。ただ、Wizは基本的にタッチパネルのみで操作するようになっていますが、こちらのC112Pは一部ハードキーを使用するようになっています。

裏面には増設RAMカードのスロットがついており、512KBの増設が可能だったようです。

本体下部にはシリアルポートがついており、専用ケーブルを購入することでPCとの通信が可能です。

PA-Z800と並べてみました。写真はカレンダー表示ですが似ていますね。一部の操作にハードキーを使う関係上、UIは少し異なっている部分があります。

こちらはアドレス帳。手書き文字認識のウィンドウも、一度に入力できる文字の数は異なりますが非常に似ています。LCDの解像度は一見PA-Z800よりは低く見えますが、数えてみたところ(汗)159x241ピクセルのようであり、PA-Z800の159x240ピクセルとほぼ同等です。

メモ帳のフォーム選択画面。

Wizの特徴であるクイックメモと同様の機能も「クリップメモ」という名称で搭載されています。Wizのものと同様、このようにカレンダー画面にピン止めされて表示されます。

Wizとの違いとして、ゲームなどの機能がついている点があげられます。リバーシや五目並べができるようです。また、
「直子の代筆」のような手紙用語辞典も搭載しています。

内部も調べてみました。WinbondのW24257Sというチップが載っていますが、これは256Kbit(32Kx8)のSRAMですので、内蔵RAM容量は32KBということになります。

このように、C112PにはWizとの類似点が数多くある一方、細かい点(ハードキー搭載、RAMを増設可能、搭載アプリケーションの違い)で異なっている部分もあります。このことから考えるとWizをベースとしてCITIZEN向けにカスタマイズを施したものと考えるのが妥当かと思われます。

裏面には増設RAMカードのスロットがついており、512KBの増設が可能だったようです。

本体下部にはシリアルポートがついており、専用ケーブルを購入することでPCとの通信が可能です。

PA-Z800と並べてみました。写真はカレンダー表示ですが似ていますね。一部の操作にハードキーを使う関係上、UIは少し異なっている部分があります。

こちらはアドレス帳。手書き文字認識のウィンドウも、一度に入力できる文字の数は異なりますが非常に似ています。LCDの解像度は一見PA-Z800よりは低く見えますが、数えてみたところ(汗)159x241ピクセルのようであり、PA-Z800の159x240ピクセルとほぼ同等です。

メモ帳のフォーム選択画面。

Wizの特徴であるクイックメモと同様の機能も「クリップメモ」という名称で搭載されています。Wizのものと同様、このようにカレンダー画面にピン止めされて表示されます。

Wizとの違いとして、ゲームなどの機能がついている点があげられます。リバーシや五目並べができるようです。また、
「直子の代筆」のような手紙用語辞典も搭載しています。

内部も調べてみました。WinbondのW24257Sというチップが載っていますが、これは256Kbit(32Kx8)のSRAMですので、内蔵RAM容量は32KBということになります。

このように、C112PにはWizとの類似点が数多くある一方、細かい点(ハードキー搭載、RAMを増設可能、搭載アプリケーションの違い)で異なっている部分もあります。このことから考えるとWizをベースとしてCITIZEN向けにカスタマイズを施したものと考えるのが妥当かと思われます。
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