CASIO fx-5000F

最近仕事が忙しいこともあってブログのネタも切れ気味なキョロです…。そんなわけで電卓の紹介ばかりしていますが、本日もCASIOの科学公式内蔵電卓fx-5000Fを紹介します。以前にも似たようた公式内蔵電卓であるfx-50Fを紹介ましたが、こちらがfx-3600Pvをベースにしている可能性があるのに対して、このfx-5000Fはどうやらfx-3900Pをベースにしているようです。機能的にはfx-50Fの23公式に対してこちらは128公式を内蔵しており、ユーザープログラムエリアもfx-50Fの2プログラム29ステップより大幅に多く12プログラム(P0~P9, PA, PB)675ステップとなっています。ディスプレイはfx-4500Pのような2行表示で、上段がドットマトリクス14桁、下段が7セグメント10桁となっています。(英文マニュアルをこちらにアップしてあります。)
fx-5000F

fx-3900P(左)と並べてみました。デザインやキー配列は似ていますね。
fx-3900P & fx-5000F

内部も調べてみましたが、CPUもfx-3900Pと同じHD62001でした。右下のHD61914というチップはPB-100などに使用されているのと同じ8Kbit(2048×4bit)の同期SRAMです。
fx-5000Fの内部

公式を利用するには公式番号を入力して[FMLA]キーを押します。するとこのように変数の値の入力を促されます。このあたりの操作はfx-50Fと似ていますね。
公式呼出

数値を入力して[EXE]キーを押すと結果が表示されます。
計算結果

ユーザプログラムは12組675ステップと大容量ですが、制御構造は一切利用できません。プログラム命令自体はfx-3900Pと共通の部分もあり、たとえば[:]はステートメント区切り、[◢](環境依存文字ですが、右下に直角のある直角三角形です)は一時停止となっています。また、変数への代入自体は[→]でfx-3900Pと同じですが、通常の計算で使用できるのは定数メモリK0~K9の10個となります。変数A~Z, a~zはユーザープログラム中またはマルチステートメントで区切られた1行の数式の中では有効ですが、計算が終了すると内容は破棄されるので注意が必要です。上記の命令以外は共通点は少なく、たとえば変数への数値入力待ちは[?][→][x]ではなく、単に初出の変数名があると入力が促されるようになっています(EL-5020と同様ですね)。また、[」]があるとそれまで値が割り当てられていた変数(定数メモリであるK0~K9は除く)がすべてクリアされるようになっています。

面白いのは128の内蔵公式をユーザープログラムエリアにコピーできる機能でしょう。ポケコンFX-860Pvcにも似た機能(隠し命令を使う必要がありますが…)がありましたが、fx-5000Fも内蔵プログラムをユーザーエリアにロードして編集することができるようになっています。以下に操作手順を示します。まずは公式番号を入力し[FMLA]キーを押して公式を呼び出します。
公式呼出

[MODE][2]と操作して"WRT"モードに切り替えます。
WRTモード

[←][→]キーでプログラム番号を選択して[EXE]を押して確定します。"S=0"は当該プログラムエリアの使用済ステップ数が0であることを示しています。
プログラムエリア選択完了

もう一度[FMLA]キーを押します。これで選択したプログラムエリアに公式がコピーされました。
公式コピー完了

ざっと大まかにはこのような機能です。プログラム関数電卓として見た場合にはさほど多機能とはいえませんが、科学公式計算を多用される方、それを応用してさまざまな計算をされる方には便利な電卓かと思います。興味をもたれた方はマニュアルを参照されてみてはいかがでしょうか。
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テーマ : プログラム関数電卓
ジャンル : コンピュータ

tag : プログラム関数電卓 CASIO fx-5000F fx-3900P fx-50F

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