Lumia 1020にWindows Phone 8.1 Developer Previewを導入してみました
Windows Phoneの最新版はWindows Phone 8.1(WP8.1)となっており、Nokia Lumia 630など実際に搭載した製品が発売されています。その一方で、Windows Phone 8.0(WP8.0搭載のスマートフォンに対するアップデートの提供時期は7月下旬~8月になるとも言われています。私はLumia 1020を持っており、WP8.1のダウンロード提供をじっと待っていましたが、ついに待ちきれなくなってしまい開発者向けの評価版である"Windows Phone 8.1 Developer Preview"をダウンロードしてみることにしました。このダウンロードのやり方が少しわかりにくかったのでメモを残しておこうと思います。なお、開発者向けOSをインストールすることは端末の文鎮化のリスクがあり、しかも端末メーカーやMicrosoftの保証・サポートも受けられなくなってしまいます。作業をされる方はこれらの点に留意して慎重に行ってください。
ダウンロードするにはMicrosoftにWindows Phoneの開発者として登録を行う必要があります。開発者のアカウントには2種類あり、年会費を払う代わりに自由にアプリを開発してストアで配布できるもの、無料で自分のスマホにのみ自作のアプリをインストールできるものがあります。今回は後者を利用することにしましたが、登録するためには"Windows App Studio"というサイトにアクセスします。App Studioというのは各種のアプリのテンプレートをもとに部品を配置していくだけで簡単なWindows PhoneアプリやWindows 8対応のMetroスタイルアプリが作成できるというオンラインサービスです。これについてはまた機会を改めてじっくりやってみたいと思いますが、今回はとりあえずこちらのサイトに登録のみ行います。登録するのは簡単で、右上の"Start new project"をクリックしてMicrosoftアカウントのメールアドレスとパスワードを入力するだけです。

ログインして登録が完了するとこのようにアプリのテンプレートを選択する画面になりますが、今回はアカウントを作成するだけの目的ですので、ここでPCの作業は終了してLumiaでの操作に移ります。

Lumiaで最初に行う作業は、アプリストアから"Preview for Developers"というアプリをダウンロード・インストールすることです。これを行うことにより、開発者向けの評価版のOSがダウンロードできるようになります。

インストールするとアプリ一覧にアイコンが現れるので、タップして起動します。

Microsoftアカウントの認証画面になりますので、さきほどPCで登録したのと同じアカウントでサインインします。

Enable Preview for Developersにチェックを入れて完了です。

この操作により「設定」アプリの「電話の更新」で評価版OSがダウロードできるようになりました。

まずダウンロードされるのは"Microsoft Update 8.0.10521.155"というものです。

更新完了。

再起動すると歯車のマークが回ってOSが書き換えられるのでしばらく待ちます。

次にデータ移行中の画面。こちらも結構時間がかかります。

これで終わりかと思ったのですが、この時点ではまだWP8.0のままです。どうやらWP8.1のインストールの前段階としてWP8.0にいくつか更新パッチを当てていくようです。次に更新作業を行うと、"Windows Phone 8.0.10532.166"がインストールされます。これによりようやくWP8.1への移行の準備が完了するようです。

インストール完了。

この状態で更新作業を行うとようやくWindows Phone 8.1をインストールする画面が表示されます。私のLumiaではこの辺りで動作がとても重くなり、フリーズしたのかと思って強制再起動を繰り返したりしてしまいましたが、重い場合は待っておれば次の画面に進んでくれます。文鎮化させてしまったかと思ってとても焦りました…。

インストール開始画面(サービス規約への同意を求められます)。

インストール完了。ここまで来るのに結構時間がかかりました。このあとLumiaを再起動すればWP8.1で起動するようになりました。

とりあえず本日の記事はここまでです。次回で実際に操作してみて変わった部分などを書いてみたいと思います。
ダウンロードするにはMicrosoftにWindows Phoneの開発者として登録を行う必要があります。開発者のアカウントには2種類あり、年会費を払う代わりに自由にアプリを開発してストアで配布できるもの、無料で自分のスマホにのみ自作のアプリをインストールできるものがあります。今回は後者を利用することにしましたが、登録するためには"Windows App Studio"というサイトにアクセスします。App Studioというのは各種のアプリのテンプレートをもとに部品を配置していくだけで簡単なWindows PhoneアプリやWindows 8対応のMetroスタイルアプリが作成できるというオンラインサービスです。これについてはまた機会を改めてじっくりやってみたいと思いますが、今回はとりあえずこちらのサイトに登録のみ行います。登録するのは簡単で、右上の"Start new project"をクリックしてMicrosoftアカウントのメールアドレスとパスワードを入力するだけです。

ログインして登録が完了するとこのようにアプリのテンプレートを選択する画面になりますが、今回はアカウントを作成するだけの目的ですので、ここでPCの作業は終了してLumiaでの操作に移ります。

Lumiaで最初に行う作業は、アプリストアから"Preview for Developers"というアプリをダウンロード・インストールすることです。これを行うことにより、開発者向けの評価版のOSがダウンロードできるようになります。


インストールするとアプリ一覧にアイコンが現れるので、タップして起動します。

Microsoftアカウントの認証画面になりますので、さきほどPCで登録したのと同じアカウントでサインインします。

Enable Preview for Developersにチェックを入れて完了です。

この操作により「設定」アプリの「電話の更新」で評価版OSがダウロードできるようになりました。

まずダウンロードされるのは"Microsoft Update 8.0.10521.155"というものです。


更新完了。

再起動すると歯車のマークが回ってOSが書き換えられるのでしばらく待ちます。

次にデータ移行中の画面。こちらも結構時間がかかります。

これで終わりかと思ったのですが、この時点ではまだWP8.0のままです。どうやらWP8.1のインストールの前段階としてWP8.0にいくつか更新パッチを当てていくようです。次に更新作業を行うと、"Windows Phone 8.0.10532.166"がインストールされます。これによりようやくWP8.1への移行の準備が完了するようです。

インストール完了。

この状態で更新作業を行うとようやくWindows Phone 8.1をインストールする画面が表示されます。私のLumiaではこの辺りで動作がとても重くなり、フリーズしたのかと思って強制再起動を繰り返したりしてしまいましたが、重い場合は待っておれば次の画面に進んでくれます。文鎮化させてしまったかと思ってとても焦りました…。

インストール開始画面(サービス規約への同意を求められます)。

インストール完了。ここまで来るのに結構時間がかかりました。このあとLumiaを再起動すればWP8.1で起動するようになりました。

とりあえず本日の記事はここまでです。次回で実際に操作してみて変わった部分などを書いてみたいと思います。
※本サイトで紹介する内容は、すべて個人的研究の範囲内で行っていることです。ここに書かれた内容を実行したことによる、データ(クラウド上を含む)・ソフトウェア・ハードウェアの障害および金銭的損害について、私が責任を負うことはできません。重要なデータはあらかじめバックアップを行い、内容を十分に理解したうえで、ご自身の責任の下で行ってください。 ※また、Lumia 1020には技適マークがついていません。このブログの目的はあくまでも研究であり、技適マークのない端末の利用をお勧めするものではありません。 |
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