SPALMP - N-08Bがポケコンに!?
ブログのデザインをシンプルなものに変えてみました。
先日Androidでプログラミングを楽しめる、BASIC!+SQLの紹介をしましたが、iアプリでプログラミングができる環境はないのかと探していたところ、SPALMというのを見つけました。いくつかバリエーションがあるようですが、今回はその中からSPALMPというものをN-08Bでダウンロード、インストールしてみました。ダウンロードは携帯端末でこちらのアドレスにアクセスしてください。SPALMは言語仕様としてはCやjavaなどに似ていますが、簡便性という点ではBASICに通じるものがあると思います。データ型としては整数と文字列が使用できるようです(小数が使用可能なバリエーションもあるようです)が、型変換などは意識しなくても良きに計らってくれるようです。

例えば、BASICで以下のようなプログラムと同等の動作は…
10 REM 数字を順に表示する
20 INPUT "最初の数:",A
30 INPUT "最後の数:",B
40 IF B<A THEN C=B:B=A:A=C
50 CLS
60 FOR I=A TO B
70 LOCATE I-A,I-A
80 PRINT I
90 NEXT
100 END
SPALMPではこのように書きます。(' 'の間はコメントになります)
(注:このソースは不等号・スペースに全角を使用していますので、そのままコピペしても動きません)
'数字を順に表示する'
text("最初の数字を入力してください:",10,10,0); 'メッセージの表示'
input(); 'キー入力待ち'
a=inputdlg("0",0); '入力ダイアログ'
text("最後の数字を入力してください:",20,10,0);
input();
b=inputdlg("10",0);
if(b<a) {
c=b; b=a; a=c;
}
clear(0,0,200,200); '描画領域のクリア
for(i=a;i<=b;i++) {
text(i,(i-a)*10,(i-a)*10,0);
}
input();


実行するとこのようになります。なんとなく雰囲気が伝わったでしょうか。N-08Bの横長画面に対応していないのが唯一残念な点ではありますが…。

作成したプログラムはこのアプリ専用の領域に保存できますが、N-08Bの場合はテキストエディタやブラウザとの間でコピー&ペーストを行うことで、外部とのやり取りが可能です。
SPALM Wikiには言語仕様の紹介や、多くのサンプルプログラムが掲載されていますので、参考にするとよいと思います。
これが利用できればN-08Bはまさにポケコン(ポケットコンピュータ)になりますね。昔、ポケコンやプログラム関数電卓の全盛期だった頃、シャープのPC-1500でよくBASICのプログラムを作って遊んでいましたが、これからはこれが代わりに使えそうです。SPLAM自体は普通のガラケーでも問題なく利用できますが、やはりフルキーボード付きのN-08Bにはもってこいのアプリではないでしょうか。
PC-1500とN-08Bを並べてみました。性能は比較にならないほどアップしているのに一回り小さく薄くなっていますね。

入手困難なポケコン代わりにいかがですか?
先日Androidでプログラミングを楽しめる、BASIC!+SQLの紹介をしましたが、iアプリでプログラミングができる環境はないのかと探していたところ、SPALMというのを見つけました。いくつかバリエーションがあるようですが、今回はその中からSPALMPというものをN-08Bでダウンロード、インストールしてみました。ダウンロードは携帯端末でこちらのアドレスにアクセスしてください。SPALMは言語仕様としてはCやjavaなどに似ていますが、簡便性という点ではBASICに通じるものがあると思います。データ型としては整数と文字列が使用できるようです(小数が使用可能なバリエーションもあるようです)が、型変換などは意識しなくても良きに計らってくれるようです。

例えば、BASICで以下のようなプログラムと同等の動作は…
10 REM 数字を順に表示する
20 INPUT "最初の数:",A
30 INPUT "最後の数:",B
40 IF B<A THEN C=B:B=A:A=C
50 CLS
60 FOR I=A TO B
70 LOCATE I-A,I-A
80 PRINT I
90 NEXT
100 END
SPALMPではこのように書きます。(' 'の間はコメントになります)
(注:このソースは不等号・スペースに全角を使用していますので、そのままコピペしても動きません)
'数字を順に表示する'
text("最初の数字を入力してください:",10,10,0); 'メッセージの表示'
input(); 'キー入力待ち'
a=inputdlg("0",0); '入力ダイアログ'
text("最後の数字を入力してください:",20,10,0);
input();
b=inputdlg("10",0);
if(b<a) {
c=b; b=a; a=c;
}
clear(0,0,200,200); '描画領域のクリア
for(i=a;i<=b;i++) {
text(i,(i-a)*10,(i-a)*10,0);
}
input();


実行するとこのようになります。なんとなく雰囲気が伝わったでしょうか。N-08Bの横長画面に対応していないのが唯一残念な点ではありますが…。

作成したプログラムはこのアプリ専用の領域に保存できますが、N-08Bの場合はテキストエディタやブラウザとの間でコピー&ペーストを行うことで、外部とのやり取りが可能です。
SPALM Wikiには言語仕様の紹介や、多くのサンプルプログラムが掲載されていますので、参考にするとよいと思います。
これが利用できればN-08Bはまさにポケコン(ポケットコンピュータ)になりますね。昔、ポケコンやプログラム関数電卓の全盛期だった頃、シャープのPC-1500でよくBASICのプログラムを作って遊んでいましたが、これからはこれが代わりに使えそうです。SPLAM自体は普通のガラケーでも問題なく利用できますが、やはりフルキーボード付きのN-08Bにはもってこいのアプリではないでしょうか。
PC-1500とN-08Bを並べてみました。性能は比較にならないほどアップしているのに一回り小さく薄くなっていますね。

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