NTT DoCoMo Mobile Z
本日は再び古いPDAを紹介したいと思います。本日紹介するMobile Zは、SHARPのZaurus PI-8000のOEMとしてNTT DoCoMoから発売されました。性能的にはPI-8000とほぼ同等ですが、デジタル携帯電話(PDC)の通信機能を内蔵している代わりに通常のFAXモデムが省略されています。デジタル携帯電話は付属の「16芯ケーブル」で15ピンオプションポートに接続するようになっていたようですが、通常のZaurusのオプションとして販売されていたCE-DA4と同じものなのかどうかは不明です。

内蔵アプリケーションもPI-8000とほぼ同じですが、「通信」メニュー内に「ポケベル送信」や「10円メール」などDoCoMo向けサービスのアプリケーションが入っています。いずれも今となっては終了してしまったサービスではありますが…。

PI-8000と並べてみました。筐体は全く同じものを利用しているようですが、PI-8000の左上にあるFAXモデムポートの場所はMobile Zでは蓋のようなものでふさいであるのがわかります。色はMobile Zのほうはグレーとなっています。

こちらは開いたところ。やはりFAXモデムポートの蓋と色以外は全く同じといってよさそうですね。

製造元は「シャープ株式会社」と明記してあります。

今でこそスマートフォン1台ですべて賄える時代になってしまいましたが、この当時は各キャリアとも携帯電話やPHSと接続してWeb、メールなどのサービスを利用してもらうためにカスタマイズされたPDAを数多く出していました。NTT DoCoMoだとこのほかにブラウザボード(MIザウルスのアーキテクチャを持つ「コミュニケーションパル」のOEM)やWindows CE機であるシグマリオン、ポケットポストペットなどが有名ですね。

内蔵アプリケーションもPI-8000とほぼ同じですが、「通信」メニュー内に「ポケベル送信」や「10円メール」などDoCoMo向けサービスのアプリケーションが入っています。いずれも今となっては終了してしまったサービスではありますが…。

PI-8000と並べてみました。筐体は全く同じものを利用しているようですが、PI-8000の左上にあるFAXモデムポートの場所はMobile Zでは蓋のようなものでふさいであるのがわかります。色はMobile Zのほうはグレーとなっています。

こちらは開いたところ。やはりFAXモデムポートの蓋と色以外は全く同じといってよさそうですね。

製造元は「シャープ株式会社」と明記してあります。

今でこそスマートフォン1台ですべて賄える時代になってしまいましたが、この当時は各キャリアとも携帯電話やPHSと接続してWeb、メールなどのサービスを利用してもらうためにカスタマイズされたPDAを数多く出していました。NTT DoCoMoだとこのほかにブラウザボード(MIザウルスのアーキテクチャを持つ「コミュニケーションパル」のOEM)やWindows CE機であるシグマリオン、ポケットポストペットなどが有名ですね。
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