ネットブックをWindows 10にアップグレードしてみました(前編)
またまた記事を書くのをさぼってしまってすみません。仕事が忙しかったこともありますが、AVRマイコンで7セグメントLEDを制御するプログラムを作るのが楽しくなってしまい、次々と機能を追加することに熱中してしまっていたということもあります。こちらについては完成したらまた記事にしたいと思います。
さて、本題ですが、Windows 10の無償アップグレード期間があと1週間となりました。当初はアップグレード後PCの構成を変更したら認証が通らなくなるなどの問題点が指摘されていましたが、8月2日に公開予定のAnniversary Updateではこの問題点が解決されるとの情報もあります(ソースはこちら)。私もこれまで自作デスクトップPC3台とVAIO Tap 20, Let'sNote AX2をアップグレードし、特にトラブルもなく使用していますが、使用頻度の少ないネットブック2台が完全に後回しになってしまっていました。しかし、さすがに期限が2週間を切ったあたりからは焦りが出てきて、順次アップグレードを行うことにしました。
まずはこちら、HP mini 110から。Atom N550 1.5Ghzを搭載し、HDDは250GBです。RAMはもともと1GBでしたが、2GBものに換装してあります。OSはWindows 7 Starterでしたが、他のPCで作成したUSBメモリ経由で特に問題なくWindows 10 Homeにアップグレードできました。なお、アップグレード時に最新の更新をダウンロードするかどうかの選択がありますが、非力なネットブックではやたら時間がかかるので、避けたほうがよいかもしれません。(あまりにも進まないのでキャンセルしたら、キャンセルするのにもかなり時間がかかりました。)

こちらは家族が利用できるようにセットアップしてあったので、アップグレード完了後はWindows Updateのみ行って完了です。無線LAN、サウンド、グラフィックス、カメラ、ホットキーなど、独自のハードウェアも全く問題なく動作しました。また、もともとこのPCにはOffice 2003をインストールしてありましたが、アップグレード後もライセンス認証や起動自体は問題ありませんでした。(MicrosoftはOffice 2003についてはWindows 10非対応としていますので、すべての機能が動作する保証はありませんが…。) 動作は重たいと感じることがしばしばあり、特にedgeでTwitterなど重いサイトを表示していると、スクロールが遅いと感じました。

次にアップグレードを試みたのは、EPSONのEndeavor Na14sです。スペックはHP miniとほぼ同じで、Atom N550 1.5GHzを搭載しています。こちらは親からもらったもののあまり起動することもなく眠っていたものでしたが、せっかくなのでWindowsのアップグレードとハードウェアの強化を行い、活用を図ることにしました。

まずHDDをSSDに交換することにしました。少し前に購入したSanDiskの128GBのものが余っていたので利用します。

Na14sのメモリスロットとHDDスロットはいずれもキーボードの下にあります。キーボードの上辺にある爪を精密ドライバーで押し込むとキーボードを外すことができます。次にキーボードのフレキシブルケーブルをコネクタから外し(テープで固定してあるのでこれもはがします)、放熱用の金属板を外すとこのようにスロットが現れます。(メモリスロットだけならケーブルや金属板を外さなくても大丈夫です) 画像はすでにHDDを外したところです。

SSDをブラケットにねじ止めして差し込みます。

次にメモリ交換です。もともとは1GBのSO-DIMMが刺さっているので外します。

交換用の2GBのメモリは相性で動作しないこともあるようなので、今回は動作報告のあったCFDのD3N1333PS-2Gを選びました。価格は1400円程度。

メモリを取り付けて、あとは元通り組み立てて終了です。

その後、付属のリカバリディスクでWindows 7 Starterをインストールします。このリカバリディスクは実はWindowsをクリーンインストールするのみのものなので、通常のインストールディスクとほぼ同じ操作でインストールを行います。その後、ドライバCDとアプリケーションCD(必要であれば)、Officeインストールディスクを利用してEPSON独自のソフトウェアをインストールするという流れになります。

ここまではスムーズに行き、Windows 7のライセンス認証も自動的に完了しました。

しかし、HP miniに用いたのと同じUSBメモリを差して、アップグレードインストーラを起動すると、以下のような表示が…。何度やり直しても同じ結果です。

ここから長い戦いが始まるわけですが、本日の記事も少し長くなってきたのでここまでとして、続きはまた明日の午前中にでもアップししたいと思います。
右側は今回使用したメモリです。
さて、本題ですが、Windows 10の無償アップグレード期間があと1週間となりました。当初はアップグレード後PCの構成を変更したら認証が通らなくなるなどの問題点が指摘されていましたが、8月2日に公開予定のAnniversary Updateではこの問題点が解決されるとの情報もあります(ソースはこちら)。私もこれまで自作デスクトップPC3台とVAIO Tap 20, Let'sNote AX2をアップグレードし、特にトラブルもなく使用していますが、使用頻度の少ないネットブック2台が完全に後回しになってしまっていました。しかし、さすがに期限が2週間を切ったあたりからは焦りが出てきて、順次アップグレードを行うことにしました。
まずはこちら、HP mini 110から。Atom N550 1.5Ghzを搭載し、HDDは250GBです。RAMはもともと1GBでしたが、2GBものに換装してあります。OSはWindows 7 Starterでしたが、他のPCで作成したUSBメモリ経由で特に問題なくWindows 10 Homeにアップグレードできました。なお、アップグレード時に最新の更新をダウンロードするかどうかの選択がありますが、非力なネットブックではやたら時間がかかるので、避けたほうがよいかもしれません。(あまりにも進まないのでキャンセルしたら、キャンセルするのにもかなり時間がかかりました。)

こちらは家族が利用できるようにセットアップしてあったので、アップグレード完了後はWindows Updateのみ行って完了です。無線LAN、サウンド、グラフィックス、カメラ、ホットキーなど、独自のハードウェアも全く問題なく動作しました。また、もともとこのPCにはOffice 2003をインストールしてありましたが、アップグレード後もライセンス認証や起動自体は問題ありませんでした。(MicrosoftはOffice 2003についてはWindows 10非対応としていますので、すべての機能が動作する保証はありませんが…。) 動作は重たいと感じることがしばしばあり、特にedgeでTwitterなど重いサイトを表示していると、スクロールが遅いと感じました。

次にアップグレードを試みたのは、EPSONのEndeavor Na14sです。スペックはHP miniとほぼ同じで、Atom N550 1.5GHzを搭載しています。こちらは親からもらったもののあまり起動することもなく眠っていたものでしたが、せっかくなのでWindowsのアップグレードとハードウェアの強化を行い、活用を図ることにしました。

まずHDDをSSDに交換することにしました。少し前に購入したSanDiskの128GBのものが余っていたので利用します。

Na14sのメモリスロットとHDDスロットはいずれもキーボードの下にあります。キーボードの上辺にある爪を精密ドライバーで押し込むとキーボードを外すことができます。次にキーボードのフレキシブルケーブルをコネクタから外し(テープで固定してあるのでこれもはがします)、放熱用の金属板を外すとこのようにスロットが現れます。(メモリスロットだけならケーブルや金属板を外さなくても大丈夫です) 画像はすでにHDDを外したところです。

SSDをブラケットにねじ止めして差し込みます。

次にメモリ交換です。もともとは1GBのSO-DIMMが刺さっているので外します。

交換用の2GBのメモリは相性で動作しないこともあるようなので、今回は動作報告のあったCFDのD3N1333PS-2Gを選びました。価格は1400円程度。

メモリを取り付けて、あとは元通り組み立てて終了です。

その後、付属のリカバリディスクでWindows 7 Starterをインストールします。このリカバリディスクは実はWindowsをクリーンインストールするのみのものなので、通常のインストールディスクとほぼ同じ操作でインストールを行います。その後、ドライバCDとアプリケーションCD(必要であれば)、Officeインストールディスクを利用してEPSON独自のソフトウェアをインストールするという流れになります。

ここまではスムーズに行き、Windows 7のライセンス認証も自動的に完了しました。

しかし、HP miniに用いたのと同じUSBメモリを差して、アップグレードインストーラを起動すると、以下のような表示が…。何度やり直しても同じ結果です。

ここから長い戦いが始まるわけですが、本日の記事も少し長くなってきたのでここまでとして、続きはまた明日の午前中にでもアップししたいと思います。
※本サイトで紹介する内容は、すべて個人的研究の範囲内で行っていることです。ここに書かれた内容を実行したことによる、データ(クラウド上を含む)・ソフトウェア・ハードウェアの障害および金銭的損害について、私が責任を負うことはできません。重要なデータはあらかじめバックアップを行い、内容を十分に理解したうえで、ご自身の責任の下で行ってください。 |
右側は今回使用したメモリです。
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