安価なユニバーサルプログラマMiniPro TL866CS

前回AVRプログラマを紹介したついでに、本日もプログラマ(ライタ)の話題です。最近はマイコンやPLDの書き込みもISPやJTAGなど、基板上に実装された端子から書き込む方法が主流となり、以前UV-EPROMが主流の時代に使用されていたようにICを専用書き込み機のソケットに差して書き込むこともほとんどなくなってしまいました。しかし、私はいまだにUV-EPROMやOTP-EPROM、GALなどを所有しており、これを書き込む手段が欲しかったこと、また、マイコンもヒューズ設定によってはISP書き込みができなくなりいわゆる「パラレルプログラミング」が必要になる場合もあることも考えて、aitendoで売られている安価なユニバーサルプログラマMiniPro TL866CSを購入してみました。このプログラマは、ROM、 各種マイコン(AVR, PIC, MCS51など)、GALなど幅広いデバイスに対応しているのが特徴です。
MiniProパッケージ

付属品はCD-ROMのみ。CD-ROMの内容はaitendoの製品ページからもダウンロードできます。
パッケージの中身

まずは手持ちの骨董品27128をセットしてみました。ICソケットは40ピンDIPタイプのZIFなので、SOPやPLCCなどのICは別途変換アダプタを用意する必要があります。
27128をセット

書き込みソフトを起動して、ICの品種名を選択します。
EPROM選択画面

内容を確認することができました。書き込みもしてみましたが、問題なく可能でした。ただ、ICの種類によっては書き込み電圧(VPP)の設定が正しくないことがあったので(バージョンアップで改善されているかもしれませんが)、大切なICに書き込む場合にはデータシートで確認したほうが良いかもしれません。
EPROM書き込み画面

次に、ヒューズビットの設定を誤ってクロックが供給できなくなってしまい、ISPで書き込みができなくなってしまったATmega168Aを救済してみることにしました。
ATmega168Aをセット

AVRマイコンもこの通り、主要なものは網羅されています。
AVR選択画面

マイコンはプログラムフラッシュメモリ、データEEPROM、ヒューズビットのそれぞれの参照、書き込みが可能です。”Config”ボタンを押すとこのようにヒューズビットの設定画面が表示されます。CKSELビットを正しい値に設定しなおし、無事に復活させることができました。
AVRヒューズビット設定画面

このATmega168A、実は液晶表示時計を開発中だったのですが、内蔵オシレータである程度開発のめどが立ったため、水晶発振子に切り替えるためにヒューズをいじっていて書き込み不能となってしまいました。なぜかAVRWRT3でクロックを供給してもうまくいかず、こちらの出番となったわけです。製作中の時計はこちら…。


この時計は現在電池駆動にして、電池の持ちや精度などについて長期間のテストに入っています。実用性がありそうと判断したらまた製作記事を書きたいと思います。

今回使用したようなユニバーサルプログラマ、ちゃんとしたメーカー製品なら共立エレショップなどでも販売中ですが、価格が一桁違います。もちろん仕事で使うなどであれば信頼性を考えてこういうものにすべきでしょうが、私のような趣味の工作にこんな高価なものは必要ないと思ってこちらのMiniProを買いました。安価ですしいざという時には役に立つこともあるかと思いますので、マイコン工作を趣味にされている方は検討してみてはいかがでしょうか。

こちらでも購入可能です。
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テーマ : 電子工作
ジャンル : 趣味・実用

tag : ユニバーサル プログラマ MiniPro TL866CS マイコン AVR EPROM aitendo

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