SHARP PC-1500

本日紹介するSHARPPC-1500は、唯一発売当時に新品で購入した(オークションで手に入れたのではない)ポケコンです。SHARPが初のBASIC使用可能なポケコンPC-1210/1211を発売した後に上位機種として発売されたものです。グラフィック表示が可能なこと(156×7ドットという低解像度ですが…)、機械語が使用できること(早期からメーカー公式のマニュアルが出ていました)、増設RAM(4/8/16KB)・カラープロッタプリンタ・カナ表示・RS-232Cなど豊富なオプションがあることなど、当時としては高級機の扱いでした。ちなみに私は機械語とグラフィックが使用できることからこの機種を選びました。(比較対象となったSHARP PC-1251はグラフィックの扱いが限定的であったこと、CASIO PB-700は機械語が使えなかったことで、候補から外れました) 標準装備のメモリは3.5KB, CPUはLH-5801です。ちなみに上位機種のPC-1501はメモリが8.5KB(そのうち1KBはPC-1500には存在しない機械語専用エリアでした)となっています。この他のバリエーションとして、カナモジュールCE-157(カナROM+4KB RAM)を標準添付され液晶周りの色が薄紫のPC-1500Dというものありました。
PC-1500

LCDを拡大するとこんな感じで、キャラクタとキャラクタの間に隙間がないグラフィックディスプレイになっています。グラフィック表示には、GPRINT命令を使用します。ビットマップパターンを16進数で表現した文字列を指定することによってグラフィックパターンの表示が可能です。逆に、単純に点を打ったり線を引いたりという命令はありません。
LCD表示

このポケコンはサイズ的にはかなり大きく、VX-3よりもさらに少し大きいです。このサイズの大きさからか、オークションでもほとんど人気がなく、1000円も値段がつくかどうか、という状態です。後継機のPC-1600Kは大画面で漢字表示が可能ということもありかなりの人気なのですが…。サイズが大きいということは、裏を返せばキーは打ちやすいということで、PC-1500やVX-3を使い慣れた身にはPC-1262のキーは打ちにくく感じます。
PC-1500とVX-3

私はこれを買った当初、プリンタ・カセットインターフェースCE-150, カナモジュールCE-157, RS-232C・パラレルインターフェースCE-158を揃えていましたが現在ではCE-157以外は処分してしまっています。せめてCE-158ぐらい残しておけばPCと接続がしやすかったのにと後悔しています。PC-1500のプログラムをPCに保存する方法として、CE-150・サウンドカード経由でWAVEで保存するという方法がよく利用されているようなので、今ではCE-150の入手を考えています。CE-158がオークションに出ていたのも見つけたのですが、かなりの人気で高値がついていたので断念したこともありますし…。PC-1500/1501についてはBLUESS Laboratoryさんが詳しいですので、興味がある方は見てみてください。オークションでも安いので入手はしやすいですよ。
(下の写真はCE-157です)
CE-157

最後に、紹介した4台のポケコンのスペック比較表を載せておきます(RAM容量は非改造時です)。
 VX-3VX-4PC-1262PC-1500
CPUHD61700
(910kHz)
HD61700
(910kHz)
SC61860
(768kHz)
LH5801
(1.3MHz)
RAM8KB
(Max 40KB)
8KB
(Max 40KB)
10KB3.5KB
(Max 19.5KB)
LCD192x32ドット
(32文字x4行)
191x32ドット
(32文字x4行)
24文字x2行156x7ドット
(26文字x1行)
大きさ
重さ
192x78x23mm
348g
192x78x23mm
348g
135x70x10mm
85g
196x86x25.5mm
735g
電源単3乾電池x4単3乾電池x4CR2032x2単3乾電池x4
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tag : SHARP ポケットコンピュータ PC-1500 CE-157

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No title

通りすがりの者です。

PC-1500で作ったプログラムの保存方法ですが……

TIのグラフ電卓みたいにUSBでPCと接続してプログラムを転送…みたいな方法はありませんか?

御存知でしたら、教えてください

Re: No title

残念ながら簡単にはできないようです。

純正の周辺機器なら、CE-158を用意してUSBシリアル変換ケーブルを接続すれば可能だと思いますが、残念ながらCE-158は入手困難です。

手軽な方法としては、転送速度は遅くなりますが、CE-150を使用してPCのオーディオ入出力を利用するという方法もあります。この場合、The Pocket Computer Museumというサイトにあるツールを利用して、ASCIIテキストファイルとの変換を行うことが可能です。(アドレスは http://pocket.free.fr/index.html になります)

また、PC-1500は外部バスが出ているのでUARTを自力で接続すればCE-158の代用にはなると思いますが、その場合転送プログラムも自作する必要があります。
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