AliExpressで購入したもの(5) - USBマイコンCH552G
今日はまたAliExpressで購入した電子部品を紹介したいと思います。はくら様のブログでUSBインターフェース内蔵の安価なマイコン、CH552が紹介されていますが、面白そうなので買ってみました。CH551/CH552は、USBシリアル変換チップCH340Gの製造元であるWCHの製品で、24MHz動作のMCS51(i8051)のコアに、様々なペリフェラルとUSBインターフェースを集積したものですが、非常に安価(1個数十円)なのが特徴です。今回は内部RAM 256B+拡張RAM 1KB、プログラムフラッシュ16KB搭載で、SOP16パッケージのCH552Gを購入しました。CH552GにはペリフェラルとしてUSBのほか、UART、ADC、アナログコンパレータ、タイマ、PWMなど必要なものは一通り入っています。
今回購入したのはProfessional BGA chip Factoryというセラーからで、5個入りで送料無料、200円でした。包装は非常に簡素なもので、チップがそのまま透明なビニール袋(帯電防止かどうかも不明な)に入っているだけでした。(写真はうち4つを手持ちの帯電防止袋に移し替えたもので、イメージです)

チップ単体だとこんな感じで、CH340Gなどと見た目は変わりません。

SOPでそのままでは使いにくいので、Aitendoで購入したピッチ変換基板に装着しました。この基板、面白いことにチップ型のコンデンサなどを取り付けられるパターンが2か所ありますので、これも利用しました。ただこのコンデンサを付けてしまうとブレッドボードで使うのには支障が出てくるので、場合によってはつけないほうが良いかもしれません。

簡単な開発用ボードを作ってみました。回路図は下記の通り。下側のコネクタはSPIのポートが引き出してあり、キャラクタLCDを接続できるようにしてみました。あとはブードローダ起動用のPGMボタン、リセットボタン、GPIO接続でプログラムから使えるBTN1, BTN2とLEDを接続しました。LEDの電流制限抵抗は大きめ(1KΩ)としたので、ちょっと暗めです。実際にはショートプラグを挟んでLEDを切り離せるようにしたので、もうちょっと低い抵抗値(200Ω程度)のほうがよかったかもしれません。

出来上がりはこんな感じ。

とりあえずLチカは動きました。
開発環境の作り方などは次回の記事で書きたいと思います。USBを使いこなそうとするとそれなりに知識が必要になりますが、単に安価なMCS51マイコンとしても充分実用になると感じました。1個40円程度と非常に安価ですし、マイコン好きな方は検討してみてはいかがでしょうか。
今回購入したのはProfessional BGA chip Factoryというセラーからで、5個入りで送料無料、200円でした。包装は非常に簡素なもので、チップがそのまま透明なビニール袋(帯電防止かどうかも不明な)に入っているだけでした。(写真はうち4つを手持ちの帯電防止袋に移し替えたもので、イメージです)

チップ単体だとこんな感じで、CH340Gなどと見た目は変わりません。

SOPでそのままでは使いにくいので、Aitendoで購入したピッチ変換基板に装着しました。この基板、面白いことにチップ型のコンデンサなどを取り付けられるパターンが2か所ありますので、これも利用しました。ただこのコンデンサを付けてしまうとブレッドボードで使うのには支障が出てくるので、場合によってはつけないほうが良いかもしれません。

簡単な開発用ボードを作ってみました。回路図は下記の通り。下側のコネクタはSPIのポートが引き出してあり、キャラクタLCDを接続できるようにしてみました。あとはブードローダ起動用のPGMボタン、リセットボタン、GPIO接続でプログラムから使えるBTN1, BTN2とLEDを接続しました。LEDの電流制限抵抗は大きめ(1KΩ)としたので、ちょっと暗めです。実際にはショートプラグを挟んでLEDを切り離せるようにしたので、もうちょっと低い抵抗値(200Ω程度)のほうがよかったかもしれません。

出来上がりはこんな感じ。

とりあえずLチカは動きました。
開発環境の作り方などは次回の記事で書きたいと思います。USBを使いこなそうとするとそれなりに知識が必要になりますが、単に安価なMCS51マイコンとしても充分実用になると感じました。1個40円程度と非常に安価ですし、マイコン好きな方は検討してみてはいかがでしょうか。
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