AliExpressで購入したもの(1) - 2SJ178
最近AliExpressで電子部品をちょくちょく買っていますので、その中からいくつか紹介していきたいと思います。AliExpressはSoftbankグループも出資している中国のアリババグループの通販サイトで、電子部品、携帯電話、家電製品から、子ども用品、ファッション関連まで、様々な商品を扱っています。日本で言うとちょうど楽天市場みたいな感じで、AliExpressの用意したサイトに個々のセラーが出店している形になっています。中国ということで、電子部品でも偽物をつかまされたり、品物が届かなかったりというトラブルもあるようですが、消費者保護のシステムもしっかりしているので、少し気を付ければほぼ問題はありません。ただ、配送には時間がかかります。国内の通販サイトのように注文から2-3日で届くことはなく、航空便であっても最短で2週間、長いと1か月は見ておいたほうがよいでしょう。
今回購入したのはP-MOS FETの2SJ178、100個入りで3300円ぐらいでした。P-MOS FETは、電源スイッチ的に使用したりアノードコモンのLEDを駆動したりなど、あれば便利な部品だと思いますが、TO-92タイプの小信号用P-MOS FETはほぼ絶滅状態となってしまっています。2SJ178は、ルネサス(NEC)製のFETで最大ドレイン電流(Id)が1A流せ、スレッショルド電圧(Vgs off)は-2V前後です。3.3V系のシステムで使用するのは難しいですが、5V系のシステムでスイッチングに使用するには申し分のない性能です。
航海購入したのは“Double lung electronic”というお店です。荷姿はこんな感じ。かなりくたびれた小型の段ボールで届きました。2SJ178は無造作に袋に詰められ、エアパッキンでくるまれていました。残念ながら静電気への対策は全くされていませんでした。


本体のアップ写真。リードの下のほうに色がついて見えるのは、テープをはがした痕なのでしょうか。そのままテープで送ってくれたらいいのに…。マーキングに怪しいところはなさそうでした。

下から見た様子。国産の本物のトランジスタのTO-92パッケージの多くは、断面の前部が台形ではなく、円を切ったような形であることが多いといわれていますが、これもそのような形ですね。

簡単にテストをしてみました。Vgsを動かすとちゃんとIdが変化します。

Idが流れる出すか出さないかのVgsを計測すと-1.9Vでした。データシート上のVgs offと矛盾のない値です。

小信号用P-MOS FETは偽物を作ったとしてもあまり商売として美味しくはなさそうですし、今回チェックした結果からも本物の可能性が高いと思います。すべてを確認したわけではないので不良品などが混じっている可能性は否定できませんが…。このお店ではほかにもいろいろなトランジスタを扱っているようです。興味のある方はチェックしてみてはいかがでしょうか。
今回購入したのはP-MOS FETの2SJ178、100個入りで3300円ぐらいでした。P-MOS FETは、電源スイッチ的に使用したりアノードコモンのLEDを駆動したりなど、あれば便利な部品だと思いますが、TO-92タイプの小信号用P-MOS FETはほぼ絶滅状態となってしまっています。2SJ178は、ルネサス(NEC)製のFETで最大ドレイン電流(Id)が1A流せ、スレッショルド電圧(Vgs off)は-2V前後です。3.3V系のシステムで使用するのは難しいですが、5V系のシステムでスイッチングに使用するには申し分のない性能です。
航海購入したのは“Double lung electronic”というお店です。荷姿はこんな感じ。かなりくたびれた小型の段ボールで届きました。2SJ178は無造作に袋に詰められ、エアパッキンでくるまれていました。残念ながら静電気への対策は全くされていませんでした。


本体のアップ写真。リードの下のほうに色がついて見えるのは、テープをはがした痕なのでしょうか。そのままテープで送ってくれたらいいのに…。マーキングに怪しいところはなさそうでした。

下から見た様子。国産の本物のトランジスタのTO-92パッケージの多くは、断面の前部が台形ではなく、円を切ったような形であることが多いといわれていますが、これもそのような形ですね。

簡単にテストをしてみました。Vgsを動かすとちゃんとIdが変化します。

Idが流れる出すか出さないかのVgsを計測すと-1.9Vでした。データシート上のVgs offと矛盾のない値です。

小信号用P-MOS FETは偽物を作ったとしてもあまり商売として美味しくはなさそうですし、今回チェックした結果からも本物の可能性が高いと思います。すべてを確認したわけではないので不良品などが混じっている可能性は否定できませんが…。このお店ではほかにもいろいろなトランジスタを扱っているようです。興味のある方はチェックしてみてはいかがでしょうか。
チープカシオのワールドタイム時計AE-1200WHDを買いました
久しぶりに腕時計を買ってみました。かなり昔にセイコーが、LCD上に世界地図が表示され、そこからタイムゾーンを選んで世界の時刻を表示できるタイプのものを売っていました(これだと思います)。たまにヤフオクにも出品されることがありますが、かなり値があがってしまうので買えずにいました。最近、いわゆるチープカシオの海外モデルで同じように世界地図が表示されるものを見つけたので、買ってみました。最初はAliExpressで見つけたのですが、Amazonのほうが安かったのでそちらで買いました。

箱を開けるとこのような形で本体が入っています。

本体はビニール袋にくるまれ、ディスプレイ用のスタンドにセットされています。

説明書はスタンドの下の台の部分に入っていました。海外専用モデルなので、多国語でしたが日本語はありません。どうやら2種類のモデルで共用の説明書のようです。

本体の画面構成はこんな感じで、下半分がメインのデジタル表示、左上にアナログ表示、右上に世界地図となっています。世界地図の上の細い領域には、アラームや時報などの状態が表示されるようになっています。世界地図は日本国内で見るものと異なり、ヨーロッパが中心に描かれています。主にヨーロッパ地域で販売されているものなのでしょうか。写真では少しわかりにくいですが、表示中のタイムゾーンに相当する地域が地図上で濃く表示されるようになっています。ライトもついていますが、G-SHOCKなどで主流となっているELバックライトではなく、LED式のサイドライトになっており、ややレトロな雰囲気を醸し出してくれます。

腕につけてみました。思いのほか大きく存在感があります。本体はプラスチック製ですが、さほど安っぽさは感じられません。

結論から言って、かなり気に入りました。3000円程度で購入できる安価な腕時計としては十分だと思います。仕事にもレジャーにも使える時計だと思いますので、ちょっと変わった時計が好きな方は検討されてみてはいかがでしょうか。
右側の電卓付き時計もなんか懐かしい感じでいいですね。

箱を開けるとこのような形で本体が入っています。

本体はビニール袋にくるまれ、ディスプレイ用のスタンドにセットされています。

説明書はスタンドの下の台の部分に入っていました。海外専用モデルなので、多国語でしたが日本語はありません。どうやら2種類のモデルで共用の説明書のようです。

本体の画面構成はこんな感じで、下半分がメインのデジタル表示、左上にアナログ表示、右上に世界地図となっています。世界地図の上の細い領域には、アラームや時報などの状態が表示されるようになっています。世界地図は日本国内で見るものと異なり、ヨーロッパが中心に描かれています。主にヨーロッパ地域で販売されているものなのでしょうか。写真では少しわかりにくいですが、表示中のタイムゾーンに相当する地域が地図上で濃く表示されるようになっています。ライトもついていますが、G-SHOCKなどで主流となっているELバックライトではなく、LED式のサイドライトになっており、ややレトロな雰囲気を醸し出してくれます。

腕につけてみました。思いのほか大きく存在感があります。本体はプラスチック製ですが、さほど安っぽさは感じられません。

結論から言って、かなり気に入りました。3000円程度で購入できる安価な腕時計としては十分だと思います。仕事にもレジャーにも使える時計だと思いますので、ちょっと変わった時計が好きな方は検討されてみてはいかがでしょうか。
右側の電卓付き時計もなんか懐かしい感じでいいですね。
テーマ : 腕時計
ジャンル : ファッション・ブランド
HUAWEI Mate 20 Liteを購入しました
またまた久しぶりになってしまいました。もともとスマートフォンが大好きで、現在では普段遣いのキャリアモデルとしてdocomoのXperia XZと、主に自宅でwebブラウズやゲームをするためのHUAWEI honor 8を使っています。今回、honor 8を息子に譲ることになったので、代わりのSIMフリ機として、同じHUAWEIのMate 20 Liteを購入してみました。このモデルは名前の通り、HUAWEIのハイエンドモデルであるMate 20シリーズの廉価版という位置づけになり、国内ではビックカメラグループの専売モデルとなっています。SoCとしては、ミドルレンジモデル用のKirin 710を搭載、RAMは4GB, 内部ストレージは64GBで、256GBまでのmicro SDXCにも対応しています。(メーカーサイトのスペック表はこちらです。)
というわけで、今回はビックカメラの通販で購入しました。外箱はこんな感じで、黒一色の高級感のあるデザインです。

一緒に購入したケースとフィルム。

箱を開けたところ。

本体を取り出すと、その下に充電器、USBケーブル、クイックスタートガイドと、画面保護フィルムがついています。今回はこのフィルムは使用せず、別途購入したものを利用しました。

画面は6.3インチ Full HD+ (2340 x 1080ドット)のTFT液晶で、上部にノッチのあるデザインです。インカメラもデュアルカメラとなっています。

honor 8と並べてみました。横幅はあまり変わらない印象ですが、少し縦に長くなっていますね。ベゼルが狭くなったこともあり、かなり表示領域は縦長になっていることがわかります。

裏面。honor 8と同様に、指紋センサーは裏面にあります。カメラは指紋センサーの上部に、縦に並んで配置されています。筐体はhonor 8と同様に微細加工がしてあり、角度を変えるとキラキラと輝きます。

本体下側には、honor 8と同様にスピーカー、USB Type Cポート、イヤホンジャックがついています。

しばらく使用していますが、画面が広くて美しいこともあってかなり快適です。SoCのスペックで見るとhonor 8のKirin 970よりは格下ではあるのですが(比較はこちら)、3DゲームはポケモンGOぐらいしかしないのでさほどストレスは感じません。実売価格で4万円を切っていることを考えると、なかなかコスパのよいモデルだといえるのではないでしょうか。
Amazonの並行輸入品。
というわけで、今回はビックカメラの通販で購入しました。外箱はこんな感じで、黒一色の高級感のあるデザインです。

一緒に購入したケースとフィルム。

箱を開けたところ。

本体を取り出すと、その下に充電器、USBケーブル、クイックスタートガイドと、画面保護フィルムがついています。今回はこのフィルムは使用せず、別途購入したものを利用しました。

画面は6.3インチ Full HD+ (2340 x 1080ドット)のTFT液晶で、上部にノッチのあるデザインです。インカメラもデュアルカメラとなっています。

honor 8と並べてみました。横幅はあまり変わらない印象ですが、少し縦に長くなっていますね。ベゼルが狭くなったこともあり、かなり表示領域は縦長になっていることがわかります。

裏面。honor 8と同様に、指紋センサーは裏面にあります。カメラは指紋センサーの上部に、縦に並んで配置されています。筐体はhonor 8と同様に微細加工がしてあり、角度を変えるとキラキラと輝きます。

本体下側には、honor 8と同様にスピーカー、USB Type Cポート、イヤホンジャックがついています。

しばらく使用していますが、画面が広くて美しいこともあってかなり快適です。SoCのスペックで見るとhonor 8のKirin 970よりは格下ではあるのですが(比較はこちら)、3DゲームはポケモンGOぐらいしかしないのでさほどストレスは感じません。実売価格で4万円を切っていることを考えると、なかなかコスパのよいモデルだといえるのではないでしょうか。
Amazonの並行輸入品。
FC2ブログにCのソースコードを貼り付けてみる実験
他の方々の書かれているブログを見ていると、プログラムのソースコードをきれいに埋め込んであるのをよく見かけます。当ブログでも何度か短いコードを乗せたことはありますが、先頭の半角スペースを全角に変えたりなどいろいろと面倒くさいうえ、そうしてしまったがためにそのまま載せたコードをコピペするだけでは使えないなどの問題があり、何とかならないものかなあと思っていました。
そこで色々調べていて見つけたのが”<pre>”というタグです。”<pre>”と”</pre>”の間に挟まれた部分については半角スペースがそのまま出力され、しかも等幅フォントで表示されるとのことだったので、試してみました。今回は、以下の書式で使用しました。
<pre style="color: #ffffff; background-color: #000000; overflow: auto; white-space: pre-wrap; word-wrap: break-word;">
</pre>
その結果がこちら…。(コード自体はAVRで68系パラレルバスから読み込みを行うための関数で、大したことはしていません。)
FC2の場合はなぜかご覧のとおりプロポーショナルフォントで表示されてしまっていますが(汗)、Cのソース程度であればこんな感じでそこそこきれいに仕上がります。しかし、残念ながらHTMLタグはそのまま実行されてしまうので、HTMLタグを含むようなコードは貼り付けられません。また、ブラウザによっては不等号が特殊文字扱いになってしまうため文字化けのリスクもあります。
そこで次に試したのがGitHubの提供しているgistというサービス。これはさすがに専用のサービスだけあって、この通りかなり見やすく表示されます。(こちらはシフトJISコードをJISコードに変換する関数です。)
こちらは利用するのにGitHubに登録する必要があります(無料で登録できます)が、一旦gistにコードをアップロードしてしまえば、このようにwebサイトに埋め込んだり、他人と共有したりといったことが簡単にできるようになります。アカウント登録後の操作手順はとても簡単です。まず、右上のメニューから”Your gists”を選択します。

入力画面が開くので、左上のボックスにファイル名、その下のテキストエリアにコードを入力あるいは貼り付けます。すべて入力が終わったら、右下の”Create public gist”をクリックします。

これでコードが公開された状態になりました。右上の”Embed”ボックスに表示されているコードをブログに貼り付ければ完成です。

今後、当ブログでも短いコードを載せたいときなど、gistを利用していこうと思います。
そこで色々調べていて見つけたのが”<pre>”というタグです。”<pre>”と”</pre>”の間に挟まれた部分については半角スペースがそのまま出力され、しかも等幅フォントで表示されるとのことだったので、試してみました。今回は、以下の書式で使用しました。
<pre style="color: #ffffff; background-color: #000000; overflow: auto; white-space: pre-wrap; word-wrap: break-word;">
</pre>
その結果がこちら…。(コード自体はAVRで68系パラレルバスから読み込みを行うための関数で、大したことはしていません。)
uint8_t p68_readbyte( void )
{
// 1バイト分のデータを読み込む(データバスDDRは入力に切り替わる)
uint8_t data;
uint8_t sr;
uint8_t es = P68_E0_PIN;
#if P68_CSNUM
uint8_t cs = P68_CS0_PIN;
#endif
sr = SREG;
cli();
#if P68_ENUM == 2
if( p68_cs ) {
es = P68_E1_PIN;
}
#endif
#if P68_CSNUM == 2
if( p68_cs ) {
cs = P68_CS1_PIN;
}
#endif
#if P68_CSNUM
_p68_setctl_0( cs );
#endif
P68_DATADDR &= ~_p68_DATABIT; // データバスを入力に設定
_p68_setctl_1( P68_RW_PIN );
_delay_us( P68_TASE );
_p68_setctl_1( es );
_delay_us( P68_TDDRE );
data = _p68_indata();
_delay_us( P68_PWEH - P68_TDDRE );
_p68_setctl_0( es );
#if P68_CSNUM
_p68_setctl_1( cs );
#endif
if( sr & ( 1 << SREG_I ) ) {
sei();
}
return data;
}
FC2の場合はなぜかご覧のとおりプロポーショナルフォントで表示されてしまっていますが(汗)、Cのソース程度であればこんな感じでそこそこきれいに仕上がります。しかし、残念ながらHTMLタグはそのまま実行されてしまうので、HTMLタグを含むようなコードは貼り付けられません。また、ブラウザによっては不等号が特殊文字扱いになってしまうため文字化けのリスクもあります。
そこで次に試したのがGitHubの提供しているgistというサービス。これはさすがに専用のサービスだけあって、この通りかなり見やすく表示されます。(こちらはシフトJISコードをJISコードに変換する関数です。)
こちらは利用するのにGitHubに登録する必要があります(無料で登録できます)が、一旦gistにコードをアップロードしてしまえば、このようにwebサイトに埋め込んだり、他人と共有したりといったことが簡単にできるようになります。アカウント登録後の操作手順はとても簡単です。まず、右上のメニューから”Your gists”を選択します。

入力画面が開くので、左上のボックスにファイル名、その下のテキストエリアにコードを入力あるいは貼り付けます。すべて入力が終わったら、右下の”Create public gist”をクリックします。

これでコードが公開された状態になりました。右上の”Embed”ボックスに表示されているコードをブログに貼り付ければ完成です。

今後、当ブログでも短いコードを載せたいときなど、gistを利用していこうと思います。
Dynabook TX/66JYDのSSD換装とWindows 10インストール
前回の記事で、拾い物のDynabook TX/66JYDを初期状態にリカバリするところまで行いました。動作は特に問題なさそうでしたので、SSDへの換装とWindows 10のインストールを試みることにしました。
まずはSSD換装から…。Dynabook TXのHDDスロットは、本体裏面の左下の部分にあります。ねじを外して蓋を開けるとHDDが見えます。

左側が外したHDD。東芝製の500GBのものが搭載されています。右側が交換予定のSSD。拾い物のPCに高価なSSDを購入するのも本末転倒な気がするので、使用頻度が少なくなったネットブックから外した250GBのものを利用しました。

ちにみにDynabook TXの裏面には右下にも謎のスロットがあります。左端にSATAのコネクタが付きそうなランド、上側に電源端子のようなものが見えます。ここにセカンドバッテリやらHDDやらが増設できるようになっていたのでしょうか。

SSDを本体にセットしたら、まずはリカバリを試みました。前回作成したWindows VistaのリカバリDVDでPCを起動します。最初はスムーズに進行しましたが、途中で「PREINST4.SWM が読み取れません。」とエラーが表示されて進まなくなってしまいました。リカバリDVDを作成する際にはベリファイも行いましたし、試しに他のPCでも読み込みをしてみましたが、当該ファイルは問題なく読み込めます。もともとのHDDから半分程度の容量のSSDにリカバリしようとしているため、容量が足りなくなった可能性も考え、リカバリディスクの利用はあきらめることにしました。

仕方がないのでWindowsをクリーンインストールすることにしました。最終的にWindows 10にアップグレードを行いたいので、今回はWindows 7 Home Premiumのアップグレード版DVDを利用することにしました。アップグレード版のインストール方法をすっかり忘れてしまっていたので、うっかりWindows XPやVistaをインストールせずにそのままDVDから起動してしまうと…。

特にインストールは問題なく進みましたが、最初の再起動後のプロダクトキー入力の部分で躓きました。メディアのケースに貼ってあるプロダクトキーを入力しても無効と言われてしまい先へ進めません。Windows 7のアップグレード版はここで製品版とアップグレード版の区別をしているようです。この状態では再起動も何もできない状態なので、仕方なく電源ボタンを長押しして強制的に電源を切りました。

この状態ですでにWindows 7のインストールはほぼ完了しているので、ここで再度アップグレードDVDからインストールを行うとアップグレードチェックをパスできるという話を聞いたことを思い出し、再度DVDから起動しインストールを試みました。インストール種別としては「アップグレード」は選べない(Windows上から起動しろと言われる)ので、通常通り「新規」を選びます。

この時点ですでにアップグレード対象OSのチェックは済んでいるので、SSDのパーティションはすべて初期化しても問題ありません。

今度は再起動後のプロダクトキー入力も無事にパスしました。Windows 7インストール完了後のデバイスマネージャの様子。無線LANアダプタとSDカードスロットなど一部のデバイスが認識されていませんでしたが、無線LANアダプタ以外はWindows Updateからの更新でドライバが自動的にインストールされました。

Windows 7のインストールが完了したら、最後にWindows 10へのアップグレードを行いました。Microsoftのサイトから最新版(1809)のイメージをダウンロードしてUSBメモリからインストールを行ったところ、問題なくアップグレードされライセンス認証もOKでした。Windows 7/8から10への無償アップグレード期間は公式には終了しているのにもかかわらず、実は今でも可能であるとの噂は聞いていましたが、どうやら本当のようです。このPCで過去にアップグレードが適用されたことがないという証拠はないので、断言はできませんが…。

デバイスの認識についても、デバイスマネージャを開いてみたところ、WiFiのドライバも含めてすべてきちんと認識されていました。ただ、IEE1394インターフェースがデバイスマネージャに表示されておらず、SDカードスロットにカードを挿入するとカードスロットのインターフェースと一緒にデバイスマネージャに現れ、カードを抜くと消える、という謎の挙動をしています。
キーボード上部のタッチキーについては、左端の[+]/[-]以外は問題なく動作しました。[+]/[-]についてはもともと画面のズーム機能などが割り当てられていたようなので、専用のユーティリティーをインストールしないと動作しない可能性が高いと思われます。

目についた点としてはこの程度で、おおむね問題なく利用できています。この記事もこのPCで書いていますが快適です。インストール台数が緩和されたOffice 365や開発ツール類もインストールしたので、家庭内でサブ機として活用していきたいと思います。
まずはSSD換装から…。Dynabook TXのHDDスロットは、本体裏面の左下の部分にあります。ねじを外して蓋を開けるとHDDが見えます。

左側が外したHDD。東芝製の500GBのものが搭載されています。右側が交換予定のSSD。拾い物のPCに高価なSSDを購入するのも本末転倒な気がするので、使用頻度が少なくなったネットブックから外した250GBのものを利用しました。

ちにみにDynabook TXの裏面には右下にも謎のスロットがあります。左端にSATAのコネクタが付きそうなランド、上側に電源端子のようなものが見えます。ここにセカンドバッテリやらHDDやらが増設できるようになっていたのでしょうか。

SSDを本体にセットしたら、まずはリカバリを試みました。前回作成したWindows VistaのリカバリDVDでPCを起動します。最初はスムーズに進行しましたが、途中で「PREINST4.SWM が読み取れません。」とエラーが表示されて進まなくなってしまいました。リカバリDVDを作成する際にはベリファイも行いましたし、試しに他のPCでも読み込みをしてみましたが、当該ファイルは問題なく読み込めます。もともとのHDDから半分程度の容量のSSDにリカバリしようとしているため、容量が足りなくなった可能性も考え、リカバリディスクの利用はあきらめることにしました。

仕方がないのでWindowsをクリーンインストールすることにしました。最終的にWindows 10にアップグレードを行いたいので、今回はWindows 7 Home Premiumのアップグレード版DVDを利用することにしました。アップグレード版のインストール方法をすっかり忘れてしまっていたので、うっかりWindows XPやVistaをインストールせずにそのままDVDから起動してしまうと…。

特にインストールは問題なく進みましたが、最初の再起動後のプロダクトキー入力の部分で躓きました。メディアのケースに貼ってあるプロダクトキーを入力しても無効と言われてしまい先へ進めません。Windows 7のアップグレード版はここで製品版とアップグレード版の区別をしているようです。この状態では再起動も何もできない状態なので、仕方なく電源ボタンを長押しして強制的に電源を切りました。

この状態ですでにWindows 7のインストールはほぼ完了しているので、ここで再度アップグレードDVDからインストールを行うとアップグレードチェックをパスできるという話を聞いたことを思い出し、再度DVDから起動しインストールを試みました。インストール種別としては「アップグレード」は選べない(Windows上から起動しろと言われる)ので、通常通り「新規」を選びます。

この時点ですでにアップグレード対象OSのチェックは済んでいるので、SSDのパーティションはすべて初期化しても問題ありません。

今度は再起動後のプロダクトキー入力も無事にパスしました。Windows 7インストール完了後のデバイスマネージャの様子。無線LANアダプタとSDカードスロットなど一部のデバイスが認識されていませんでしたが、無線LANアダプタ以外はWindows Updateからの更新でドライバが自動的にインストールされました。

Windows 7のインストールが完了したら、最後にWindows 10へのアップグレードを行いました。Microsoftのサイトから最新版(1809)のイメージをダウンロードしてUSBメモリからインストールを行ったところ、問題なくアップグレードされライセンス認証もOKでした。Windows 7/8から10への無償アップグレード期間は公式には終了しているのにもかかわらず、実は今でも可能であるとの噂は聞いていましたが、どうやら本当のようです。このPCで過去にアップグレードが適用されたことがないという証拠はないので、断言はできませんが…。

デバイスの認識についても、デバイスマネージャを開いてみたところ、WiFiのドライバも含めてすべてきちんと認識されていました。ただ、IEE1394インターフェースがデバイスマネージャに表示されておらず、SDカードスロットにカードを挿入するとカードスロットのインターフェースと一緒にデバイスマネージャに現れ、カードを抜くと消える、という謎の挙動をしています。
キーボード上部のタッチキーについては、左端の[+]/[-]以外は問題なく動作しました。[+]/[-]についてはもともと画面のズーム機能などが割り当てられていたようなので、専用のユーティリティーをインストールしないと動作しない可能性が高いと思われます。

目についた点としてはこの程度で、おおむね問題なく利用できています。この記事もこのPCで書いていますが快適です。インストール台数が緩和されたOffice 365や開発ツール類もインストールしたので、家庭内でサブ機として活用していきたいと思います。
※本サイトで紹介する内容は、すべて個人的研究の範囲内で行っていることです。ここに書かれた内容を実行したことによる、データ(クラウド上を含む)・ソフトウェア・ハードウェアの障害および金銭的損害について、私が責任を負うことはできません。重要なデータはあらかじめバックアップを行い、内容を十分に理解したうえで、ご自身の責任の下で行ってください。 |